祝!神戸ラーメン紀行Vol.100!

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結局、昨夜は関空に到着したのは午前1時半、第一ターミナルまで臨時のシャトルバスで移動したら2時になってました。
隣接する全日空ホテルにチェックインするのも面倒になって、生まれて初めて空港で夜を明かしました。
出張と悪天候、なぜだかよく重なります。(苦笑)
ま、あまり遭遇する事のない良い経験になったということで、、
お陰で今日の予定はぐしゃぐしゃ、TOTO西神シールームで行なっているイベントに顔を出す時間もなく、三宮で行なっている工事の完工を見に行ったり、新しい店舗改装の物件調査を2件廻ったりと神戸中を走り廻りました。。
時間には限りが有る様ですが、落ち着いて考えるとどこまでも続いていく様にも思えます。
焦ってもしょうがないと、焦る気持ちを抑えながら、クライアントの期待に添える様にがんばりたいと思います。
さて、お題目はとうとうやって来た例のヤツ、記念すべき100回目の更新です。
記念すべき100回目ということで、何か特別な企画を、と考えたのですがこれといっていい考えも浮かばなかったのですが、いつもと同じでは少し寂しい気もしますので、今回はこのところ足繁く通っている台北のラーメンを総ざらえで特集したいと思います。
そんなことの為に海外まで出張に行っている訳ではないのですが、コツコツと積み重ねて来たのが結構溜まっているということで、一度アップした画像も含めてまとめてみたいと思います。
以前のアップも含めて、台湾ラーメン紀行、まとめてみます。
まずは一人で初めて台湾に着いてふら~と入ったお店、
味噌湯麺 50元— 場所: 富爸爸豬腳大王
 

写真: 味噌湯麺 50元?(^_^;)

観光街ではない市場の中でしたが味噌は完全に日本人向けでした。
お次は、現地では高級な部類にはいる、有名店。
紅焼牛肉麺 180元 — 場所: 艾家清真黃牛肉麺館
 

写真: 紅焼牛肉麺 180元
さすが高級店!人気通りの美味しさでした。
続いては台北ステーションの本拠地近くの朝ご飯も食べれるお店、
鮮蝦大雲呑湯50元 — 場所: 御廚房精緻雲吞料理

ホッとしてしまう程あっさりでした。
トッピングのラー油で辛さを調節する文化なのをここで理解できました。
次は

餛飩麺 40元 — 場所: 華陰街

現地の方が食べる一般的な麺ですね、日本円で約120円、グッドプライスです。
あまりの行列に興味を持ってつい入ってしまった日式のラーメン店。
東京豚骨拉麺 180元 — 場所: 屯京拉麺 TONCHIN (台灣)

写真: お試しかっ
東京豚骨拉麺 180元

なんてことない、トンコツラーメン、ぬるいのには若干閉口。
市民大道から金物屋街に入っていったところにある涼麺の専門店のあたたかい麺。
牛肉麺 70元 — 場所: 十五年老店

写真: 牛肉麺 70元

牛肉のラーメンが人気が高いのは意外でした。
ちなみに、帰りにいつも立ち寄る桃園空港のフードコートのラーメン店は一通り制覇しています。(笑)
紅焼川味拉麺 138元
 — 場所: 里品蔬食

写真: 締めくくりは、ベジタブル。<br />紅焼川味拉麺 138元

非常にさっぱり、ベジタリアン向けです。
meatball麺 85$ — 場所: 桃園機場第一航廈美食廣場

ミートボールはモチモチでした。ラー油無しでは若干もの足らない程のあっさり度、台湾の方が日本のラーメンが辛いと言われるのが良く分かりました。
肉骨茶麺 140元 — 場所: 西堤斯 星馬料理

写真: 食べ納め。(^_^)
肉骨茶麺 140元

記念すべき100回目の更新を締めくくるのは牛骨の一品。
台湾ラーメンというカテゴリーからは少し外れそうですが、1/3が牛肉系ということで、現地のスタンダードの意外な一面をご紹介出来たかと思います。
モチロン、どれもはずれ無し。
さすが本場!と言える美味しいラーメンばかりでした。
店名をクリックでお店の場所は確認できますので、訪台の機会には是非行ってみてください。
最後に、100回ものくだらないブログアップにお付き合い頂きました皆様、ありがとうございました。
心から感謝申し上げます。
今後もボチボチと更新を続けていきますので、宜しくお願い致します。
特に、しょうちゃん、いつもご声援ありがとう!
 

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台湾における電磁波の人体への影響について。

台北出張最終日。
関西では大雪に見舞われたとかで、航空便の発着が遅れにおくれ、ターミナルで足止めを食らってます。(涙、)
無事、帰れるのでしょうか。。

今回の出張中は結局、(天気予報通りでは有りますが、)一度も青空を見る事無く、滞在はずっと雨。
しかも、気温も8℃から10℃くらいと、期待していたよりも暖かくなく、気温に関係なくクーラーがかかり続けるホテルに憤りを募らせる事となりました。
ま、湿気対策なのかも知れませんが、、
工事の方は天候の回復を待って、取付を行なう外部のサインを残して、ほぼ完了。
結局、全てを最後まで確認する事は出来ませんでしたが、「あとは任せてくれ!」という孫さんを信頼してお願いすることに。
孫さん、(次回の台湾周遊旅行と共に)宜しくお願いします。
全員満面の笑顔で完工の記念写真を撮って、市民大道の現場をあとにしました。

さて、今回の出張での私のもう一つのミッションは台湾でのオフィスの電磁波環境を確認する事でした。
台湾は日本とほぼ同じ、低い電圧(110V)で送電されているということで、電線から流れる電流(アンペア数)が多くなっています。
国民の電磁波に対する意識は日本と違い強いみたいなので国の法律での規制は厳しく設けられている様ですが、日本の電化製品がそのまま使えるという事はインフラの問題とは別のレベルでどうしても低周波の電場が強く発生することになります。
住宅は日本と違い、鉄筋コンクリート造が多い様なので、寝室や子供部屋などでの負荷はさほど心配する程でもないと思いますが、オフィスの環境は日本とかなり近いのではないか、と思い、この度測定器を持って行ってみました。

測定値=270V/m
案の定、北欧の基準値からすると10倍以上の数値になっておりました。
こちらはネットで見かけた台湾の電磁波問題のニュース、

不滿電磁波 民眾赴行政院抗議

http://www.youtube.com/watch?v=kleyWlR_x_s



このニュースの様に問題になっているのは主に磁場やケータイやWifiの高周波の様ですが、低周波の人体への帯電の影響も問題視されるのはそんなに遠い事では無さそうです。
今回台北で立ち上げを行なっている事業は店舗の設計デザインと施工が主になりますが、それに付帯したサービスとしてオフィスの電磁波測定と対策も取り組んでみようかと思います。
自分自身の経験からいっても、この数値で長時間のデスクワークはやっぱりまずいでしょうしね、、

ドラッガー博士が言っていた、「経営とは顧客の創造である。」という言葉は、現在問題にもなっていない問題を明らかにして、潜在的な不満を解決することでもあると思います。
とても親切にしてくれた台湾の皆さんへの恩返しという意味も込めつつ、新たな取り組みにチャレンジしてみようと思います。
もうすぐ『すみれTAIWAN』の登記が終わるはずですから、待っててくださいねー。
 

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運と縁、

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台湾3日目は少し早起きして、日曜日走れなかったツケを返しておこうと小雨の台北の街を少しだけ走りました。

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なんとなーくホテルの廻りを走っていたら、立派な建物が見えて来て、
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期せずして、少しだけ観光気分を味わう事が出来ました。
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ま、雨に濡れた格好で広場を走り抜けただけなんですけどね、、
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今回が年末から四回目の台湾への渡航となり、いよいよ海外で初めての工事の完成確認と引き渡しです。

昨年の年末に始めて台湾に来るときまで、全くなんのアテもなく、どうなるコトかと思いながらの今回の工事でしたが、蓋をあけてみると、何とかなる物で、正直、自分でも少し驚いています。

クライアントの台湾への事業展開に引っ張られるカタチで私も台湾にやってきた訳ですが、

「日本全国で工事をやっとんねんから、台湾もいけるやろ?」

と、訊かれた際、「なんとかなるでしょ、」と軽く答えたのが始まりです。

しかし、実際に物件が決まっていよいよ工事、となったときは全くなんのルートもなく、台湾の

工事事情も全く知らないまま。。。とにかく、旅行に行った事さえも無かったのです。

それが、酒井部長の友達で日本在住の台湾事情に詳しい人を紹介してもらう所から、細い糸を手繰り寄せ、人とのご縁を重ねる度にそのいつ切れてもおかしくない様な糸が徐々に太くなっていき、言葉の壁や習慣の違いなども有りましたが、最終的には絆というちょっとやそっとでは切れない強い繋がりになりました。
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これまでの経緯を振り返ってみると、

初めての台湾訪問は昨年の12月24日。

その日に現地の工事会社の人たちをご紹介頂いて、翌日再度皆さんに集まって頂いて現場説明を行ないました。

帰国してすぐにラフプランを書いてクライアントと打ち合わせと協力頂く業者さんに見積り依頼をかけて、年明けの1月4日には金額の合意に漕ぎ着けて、7日には着工。

途中に春節を挟んだということで、工期は通常より長くなり、また私の意思がしっかりと伝わっていなかったこと等も有り、若干延びましたが、それでも大まか予定通りに完成出来そうです。

こうやって時系列に整理してみると、物件調査~完成引き渡しまでの日程は1ヶ月半くらいと、日本国内でのパターンと大きく変わりなく、自分でも初めての海外事業としては奇跡に近い順調さだったと思います。

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意外な手直し?もありましたが、(笑)

モチロン、これは私がツイているからという事(だけ)ではなく、関わって頂いた全ての人のご協力とご尽力の賜物である事は十二分に身にしみて理解しております。

片山会長をはじめ、孫さん、美保さん、王さん、蔡さん、李さん、張くん、王くん、kouさん、Sammiさん、そして多くの職人の皆さん、本当にお世話になりました。
現場の方ではもう少し残工事が残っておりますが、気持よくオープン出来ます様に最後の詰めを宜しくお願いします。

そして、台湾での事業展開は今後、現地法人を立ち上げて継続して進めていく事になりましたので、これが新たなスタートとなります。
今後とも宜しくお願い致します。

謝謝!

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郷に入ればなんとやら。

台北で迎えた朝は、残念ながらあまり暖かくなく、しかも(天気予報通り)雨。

このままでいくと、滞在している期間中、ずっと雨という憂き目に遭いそうですが、天気の事だけはしょうがないと、いつもの様に諦めてます。
朝ご飯は現場の隣の有名小籠包のお店で本場の味を楽しんで、不機嫌な空模様を払拭しておきました。(笑)

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初めてとなる海外での工事も終盤を迎え、仕上がりの確認や、出来上がりを見ての最終的な調整など、言葉の壁を越えながら現場であれこれと打ち合わせをして、何とか目処をつける事が出来ました。

しかし、本来ならばもう少しこうした方が良いのにな、と思える事も有り、また、前回の打ち合わせで決まった事が現場に反映されていない事も若干有ったりして、、

現場をまとめてくれている孫さんは一生懸命に対応してはくれているのですが、日台間の慣習のちがいというか、認識の違いが有るのはどうしても否めません。
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実は、台北での工事が始まる前に(規模は違いますが、)私たちに先駆けて海外での事業を既に行なわれている関さんに、海外で工事を行なう時において、大事な事はなんですか?と、聞いてみました。

(豪腕経営者としてきこえていた、笑)関さんの答えは、

「あきらめることです。」

との事でした。

なるほど、と思いながら今回の工事に臨んだわけですが、知り合いを通じてご紹介頂いた職人さんは非常に真面目で真摯に対応してくれて、日本での工事とあまり変わらないという印象さえ受けました。

しかし、最後になって少しモヤモヤしたものが残るのは、いつも社員の大工が張り付いて作っている店舗工事とどうしても比べてしまうからなのだと思います。

そんなことを考えながら、昼食を摂ろうと、MRTの駅の方へ歩いていくと、日本のチェーン店のラーメン屋さんが立ち並ぶ通りに出ました。ラーメンはモチロンスープが命ですが、実は麺との相性や、調理のスピードなどとのバランスも大きく味に影響します。

試しにどんなかな?と思って行列ができている店に入ってみました。
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日本式の清潔な店内に、元気のいい店員さんの声、水を汲んで出してくれる所なんかも素晴らしい!

(台湾の飲食店では基本的に水は出て来ません。)まるで日本でラーメンを食べている様な印象です。

で、結果はというと、、

やっぱり少し残念でした。

一番はスープが温かったこと。

寸胴の中のスープが温いのか、鉢を温めてないのか、調理に時間がかかり過ぎたのか、

とにかく、ちょっとしたことなのかも知れませんが、どこかのバランスが崩れてしまっておりました。

いくらカタチを整えても、魂がこもらないと、良いものは出来ないし、

いくらサービス内容を突き詰めても、見た目にいい加減な部分が有ると全体の雰囲気を台無しにしてしまいかねません。
どちらも妥協を許さずに真摯に作り込む事が絶対的に正しいことは、考えるまでもない自明の理では有りますが、そんなに簡単にこの世の中は出来ていないという現実も有り、、
悩みはつきません。

とはいえ、そのラーメン、たいそう行列が出来ておりましたよ、
目指すべき方向性はしっかり持ちつつも、郷に入れば郷に従え、という金言も有りますし、諦めではなく、許容の心を持ちながら、理想の姿に近づいていける様にしていきたいと思います。
あと一息、孫さんはじめ現地の職人さんにがんばってもらいたいと思います。
皆さん、宜しくお願いします!
 

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トイレのチカラ。

先週末は大雪に見舞われるなど、このところ厳しい寒さに見舞われており、暖かい所に行きたいなー、と、今日からの出張を少し楽しみにしておりました、
が、残念ながらそんなに暖かくなかったです。(苦笑)

しかも、ずっと雨の予報。。。
ま、観光に行くのではなく完工を見に行くという事なので、良いと言えば良いのですが、とにかくまだ外部の工事も終えていないということで、天気の回復を祈りながら機上の人となりました。

初めてのPeach、やっぱり少し窮屈で、(200円のコーヒーはインスタントでしたが、)大きな問題はなく、なかなか良かったです。

さて、お題目は昨シーズン世界一の立役者となって、日本でもずいぶんとマスコミに引っ張りだこになっていたボストン・レッドソックスの上原浩治選手が移籍してからの素晴らしい活躍について理由を聞かれての談、
「ボストンについてホテルのトイレを見たら、ウオッシュレットがついていたんです!」
と、言ってました。
それを聞いて私も、なるほど!と、納得しましたし、世のオッサンで大きく頷いた方も多かったのではないでしょうか。(笑)
世界中で、公衆トイレにウオッシュレットがついていて、しかも清潔に保たれているという国は日本以外には存在しないと思いますが、ちなみに台湾ではウオッシュレットを使うという習慣自体が未だ無い様です。
それどころか、中国と同じく使い終えたトイレットペーパーは便器に流すのではなく、脇に置いているゴミ箱に捨てるのが殆どですからそのレベルの違いには大きな隔たりがあったりします。
そんな訳で、上原選手と逆パターンとなったしまう何日間かを過ごすのですが、食べ物に気をつけながら、しっかりミッションを果たしたいと思います。(笑)
皆様、宜しくお願いします!

 

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やめること、続ける事。

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ドタバタした日が続きます。
久しぶりにドキドキするぐらいやるべきことにやれる事が追いつかないという焦りに追い詰められたりしています。
つくづく、自分1人でできる事は知れてるよなぁ、というのを実感して、今まで何とかなってきたと言うこれといって根拠のない単なる経験則でこれから先も何とかなると思っている自分を発見したりとかしています。
まぁ、日本経済や業界の動向など先を見渡せる確固たる根拠などそもそもないんでしょうけどね。
出来る事は悲観的に将来に注意を払いながら、ただ目の前のことに精一杯、真摯に取り組むべし。かと思います。
さて、お題目はすっかりお世話になっているアップル社のカリスマ、スティーブジョブズ氏が残された伝説のスピーチの中の1節。
彼は名門スタンフォード大学を1年も通わずに中退されています。
しかしその事はのちの人生に大きくプラスになったと言われました。
自分の直感に従って行動を続ければいつか『点』は『線』と繋がっていく、と伝説のスピーチの中で言われてました。
一つのきっかけ、として考えた時、いわゆるドロップアウトと言われる道を選んだからこそアップル社の今の成功があったのかもしれません。
実は、(レベルが大きく違いますが)実は私も学校を中退している口で、今振り返って考えると、あの時辞めると言う決断をした事はその後の人生に大きく影響して、ちょっとしたハンデを持っていることをバネに頑張って来れたことも多いような気がします。
常日頃、習慣こそが人生を良き物にしていく最大のツールだと言うのが私の持論では有りますが、考えればその一番始めにやめる事、が有りその反動、反作用を利用して『続ける』という価値観を持つ様になったのかも知れません。
2月も気付けばもう半ば。
今期も期末まであとひと月となりました。
対外的に所属している団体や会などはこの時期更新の手続きにはいっていきます。
続ける事はモチロン価値を生みますが、勇気を持って、直感に従ってやめる事もまた悪くないのかな、なんておもったり。
そんなことを思いながら夕方からTOTOリモデルクラブの定例会に出席してみたら、もの凄く良い情報を得る事が出来ました。(笑)
今日打ち合わせをしていた全面リフォームのお客様に、長期優良リフォームという制度は閣議で予算が固まったので、100万円の補助金をもらって高性能な住宅にリフォームする事が出来るかも知れません、と説明させて頂いたのですが、この業者登録の手続きがなかなか大変で、忙しい中どうしたモノかと悩んでおりました。
今日教えてもらった情報はなんと、JBN(ジャパンビルダーズネットワーク)に加盟している会社は団体で登録するので、個々に申請する必要がないとの事!
なんて素晴らしい!(笑)
これで、安心して温熱環境や耐久性、耐震強度の改善を含めた高性能住宅へのリフォームをお客様に勧める事が出来ます。
やっぱり、何事も続ける事が大事です。(笑)
 

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行く、やめる、留まる。

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九州、博多の隣町、大橋に向かう途中の新幹線の中にいます。
毎年一回くらいはある大雪や台風や豪雨の日に出張がピッタリとあたってしまうことって、何故か結構あります。
辿り着くのか?
寝るところは有るのか?
帰って来れるのか?
お天道様というか大自然の気まぐれでいつもの日常は脆くも崩れ去り、あれよあれよと言う間にサバイバルに(大げさか、)叩き落される事って、程度の大小はあれども結構あったりする訳で、、
今日も新幹線のダイヤはグッシャグシャです。(苦笑)
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その手の話でいうと震災が分かりやすいですが。
ま、今回程度の降雪ではたぶん大した事はないだろ、と思いつつ、普段感じることの出来ないドキドキ感を楽しんでいます。(笑)
このような誰にも止め様の無いアクシデントに見舞われた時、いつも同じ判断をしている様な気がします。
自分の行動は、予定を変えず何とかなるさ、で突き進む。
廻りの人に対しては、予定を変更して考えれる中で一番安全な選択を促す。
「大丈夫やろ、行ってみ、」
と言われると、人は予定の行動をやめて踏みとどまるのが非常に難しくなります。
人間の行動や思考も慣性の法則は絶対に働いていると思うから。
逆に、外部から運動を止める力がかかってやっと、冷静な判断をして続けるべきか、やめるべきかを決める事ができるのでは無いでしょうか。
それが、人に対して変更や中止を促したりアドバイスしたりする理由です。
では、自分にはなぜそんな風に働きかけることが出来ないか?という事になりますが、それは自分の持っている慣性が常に危険or安全とか得or損とか良いor悪いなどの判断ではなく、違う価値観というか羅針盤で動いているからです。
それは、大事にするべきは自分ではなく、自分に寄せられる信頼である、ということのような気がします。
『名』の為には命なんて惜しくない。
なーんていうと戦国時代の小説の読み過ぎやろっ、といわれてしまいますが、人の信頼を裏切ってまでお金儲けをするとか、大げさにいうと、生きながらえるとか、考えられなかったりする訳です。
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東日本大震災で福一がメルトダウンしたとき、北関東で工事現場を抱えていました。
真偽の程は明らかでは有りませんでしたが、メルトダウンという事実がひた隠しにされている関東一円は放射能の影響を大きく受ける(受けている)と言われ、現地に出張に行っていたヨーヘーに今すぐ現場をほったらかして帰神する様に指示しました。
もし万が一、何十年か先に彼の身体に放射能被爆が原因で変調をきたしたとき、私にはどうする事が出来ない以上、仕事を進める様に、とはどうしても言えませんでした。
そして、1ヶ月が経ち、全く進展が見えない福一の放射能漏れにしびれを切らした様に関東では計画停電の中、再開するお店が続出して、放射能被害が心配だから、と言って工事を止めておくのが出来ない状況となりました。
当然の様に工事も再開する事に。
しかし、福一は(いまでもですが、)全く復旧どころか放射能漏れを止める兆しさえなく、ヨーヘーに戻れとは口が裂けても言える状況ではなかったのです。
で、結局解決策は私が自分自身でスーツケースに電動工具を詰め込んで職人として現場を完成させに行くことに。
家族からしてみたら、まだ大きな余震も頻発していた時で、原発の先行きも非常に怪しい状態の関東に出向くのは、やはり(一応、)心配だった様で、でっかいスーツケースを持って駅で別れを告げた時は、悲壮感も少し漂っていた様な覚えが有ります。
しかし、私にとっては何ら違和感の無い、ふつーの判断であり、それでなにかあってもまあしょうがないよね、と思っておりました。
信頼して工事を依頼してくれているクライアントにも、信頼して長年ついて来てくれているスタッフにも、ごめん~と謝る選択肢は毛頭無かった訳です。
そんなこんなで、今日も大雪の中の弾丸出張、行ってきます。
明日も予定はいっぱい。なんとか無事に帰って来れます様に。(祈)
 

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絵に描いた餅、2500万円也。

今朝も随分冷え込みました。
神戸では珍しい連日の氷点下に朝の散歩に行くことに対して少しナーバスになってしまいましたが、「早くつれてけ、」とばかり愛犬チャックに見つめられるとそんなことも言っておれず、渋々いつもの河川敷へ、(^_^;)
早く暖かくならんかね、、
気持ちが落ちていたもう一つは、今朝目覚めたら、あろうことかガスメーターのエラーで火が使えないというアクシデントに見舞われて家族全員が不機嫌だったこと。
そもそもの原因はストーブを付けっ放しで寝てしまった私に有ったようで、厳しい非難に晒されてしまいました。
深く、反省しています。(T_T)
さて、お題目は午前中に見積書を提出に行って、即日発注のご連絡を頂くことが出来た鉄骨造の新築案件のこと。
K社長、気持よくご発注頂きましてありがとうございます。
実は、この先様は以前ビル一棟の改修工事で受注寸前で(たぶん価格差で、)他社に負けてしまった残念な事が有りました。
今回、また新しい案件が有るからとお声掛けを頂いて伺った際に、以前の工事は結局見積り金額を大幅にオーバーすることになってしまった、とポツリと仰っておられましたが、何となく納得をされていない印象を受けました。
建築というのは、絵に描いた餅で高額な金額の契約をしなければなりません。
車や貴金属の様に購入に踏み切る前に実物の仕上がりを確認することは不可能にも関わらず、何千万円とする様な買い物をして頂くわけで、しかも、あろう事か完成する時には予定していた金額よりも高くなってしまっていたりすることも珍しく有りません。
他の業界では考えられないような話ですが、長年建築の仕事に携わっていると、それがアタリマエの様になってくるから恐ろしいです。
逆から見ると、出来上がりを見て、こんな風になると思っていなかった、とクレームになるリスクも大きいという事になるのですが、、
なんておかしな業界だろう、と思いますが、一旦作ったモノを見て頂いて、気に入らなかったらやり直しますね、という風に出来ない現実もあり、発注者と請け負う側との認識を合わせる為に図面やパースを書いたり、テクスチャーを見て頂いたりとするのですが、本当に大事なことは論理的に突き詰めていくことではなく、もっと根本的な人と人としての信頼関係を構築することではないかと思っています。
約束した通りの物が出来たからといって、そのプロセスは関係ないでしょ、という訳にはいかないと。
そして、超高額な商品を取り扱っている以上、本来なら販促に莫大な費用がかかって然るべきなのですが、宣伝広告に多額の費用をかけることは結局、お客様への負担を増やすことにしかならない事を考えると、信頼関係を元にご縁を広げて、それを丁寧に、真摯なモノづくりを積み重ねていくことで紡いでいくことが、本来の建築会社在り方ではないかと思います。
やっぱり、重要なのは施工力、現場力といわれる絵に描いた餅を現実の世界に再現する力ではないかと思うのです。
明日は九州、また一つオーナー様の夢がカタチになっているのを確認しにいって来ます。
暖かかったらいいな、(笑)
 

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奇跡を起こす当たり前。

暦の上では春になったはずですが、気圧配置はおもいっきり西高東低、寒さはすっかり本格化。

台湾の現場から送られてくる写真を見て暖かそうなのをとても羨ましく思ったりしてます。

寒さが厳しいからこそ暖かな食事がおいしく感じられることもあるので冬も悪いことばかりはないと思っておりますが、それでもやっぱり春が待ち遠しいです。(笑)

台北の現場では春節も終わり完成に向けて急ピッチで工事が進んでいます。

現地法人の立ち上げの手続きと相まって日中は電話やメールやラインを駆使して現地とのやり取りをドタバタとしていました。

現場の職人さんに意思を伝えるのは主にLINEでの自動翻訳ですが、細かな内容になるとどうしてもうまく伝わりません。

そんな時に頼りにしているのか中国からの実習生の張くん。

建築のことがわかっている人がで通訳として社内にいるというのはとてつもなく便利なことで、彼らのおかげで何とかなっているというのが実際のところです。

お題目はこのところ大活躍しているそんな彼らの嬉しいニュース。

すみれに入社して1年経たずに受験した日本語検定2級の合格通知が来たとのこと。

それも2人とも揃って合格というめでたい結果となりました。

この調子で行くと、 3年間の実習期間の間にエヌワンと言われる日本語検定1級も合格間違いない思われるスピード合格となりました。

以前に聞いていた話しでは、配属された実習生が2人とも日本語検定1級を取得して帰国なんていうのは奇跡に近い確率だと言われていました。

ちなみに、以前受け入れていた実習先は3年間かかっても2級を合格することができませんでした。

真面目に勉強を積み重ねて努力したら当たり前のように合格できる、と言ってしまうと簡単ですが、休みの日にも出社してきて、すみれママ☆に教えてもらいながら日本語の勉強を熱心に続けてきたのは並大抵のモチベーションではありません。

地道な努力は必ず報われる。

奇跡だと思えるようなことも時間を積み重ねて自らに課した課題をやり切ることで当たり前にできるようになる。

習慣は人生を変える。ということを改めて実感できる出来事でした。

張くん、王くん、今回のスピード合格に慢心することなく、今迄通りの勤勉さを守ってがんばって!

君らなら必ず出来るよ。

N2合格おめでとう!

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気密と断熱についてのおさらい。


今日は朝から完成まぢかの新築の現場でお施主様とエクステリアの打ち合わせ。
内部は完了検査も受け終えて最後の仕上げを待つのみとなっており、出来ましたねー、なんて言いながらもお施主様と一緒に見て回りました。

引き渡し前になっていつも思うのは、家を建てられるお施主様のことを羨ましいってこと。(^_^;)
皆様それぞれに夢を叶えられているのを見て、正直そう思います。
私が言うのもなんですが、、(^_^;)
昼からは、今日も大阪へ、建築のマニアックな勉強。
NPO法人新住協の今年一発目の研修会ということで、今一度気密断熱の基礎の基礎のおさらいです。
今更ですが、非常にいい学びだったので備忘録として残しておきたいと思いますます。

気密と断熱はセット、と良く耳にしますが、その実務を改めて見直すこととなりました。
いくら高性能の断熱材を使っても、家の中に風が吹き抜けていては一向に暖かくならない、事ぐらい子供でも判ることです。
しかし、少し前までの木造建築はそんなことを見逃した設計、施工を行なって来ているのが現状です。
以下は、社内用にまとめたメモの転記です。
*****ここから*****

 

今までの寒い木造住宅の問題点は壁内の気流が止まらないことにあった。

 

壁内の空気が暖められて上に上がるのに引っ張られて、床下の冷たい空気が壁内に上がってくるのが壁内結露、断熱が効かない原因。

 

上の写真をサーモグラフィックを見ればその一目瞭然である。
 

 

少し前までの木造住宅は土台の上に根太がコロガしてあり、床下と外壁(間仕切り)が通じていることが非常に多い。

 

また、内装のボードも天井下で止まっている、もしくは胴まで張り上がっていないことも多く、また、軒天井は外気がはいってくる構造になっていれば床下から気流が起こるのも当然と言える。

 

 

逆に考えると、壁の上下の気流止めをすることによって、大して高い性能を持たない断熱材もそれなりに性能を発揮する可能性があるという事。
たとえ、ウレタン吹き付けなどの熱透過率の低い断熱材を採用しても気密が連続して取れておらず、壁内で気流が起これば暖かくならない。(数値の性能が発揮出来ない)

 

床下からの現場発泡ウレタンは非常に効果的だと思われるが、壁の上部でファイアーストップなどの処置をしなければ片手落ちだといえる。

 

 

これが、断熱と気密がセットと言われる所以です。

 

 

断熱改修を行なう際に、断熱材の見直しをしても、気密、気流止めの改善がなされなければ、室内の体感温度は変わらない可能性があるという事。

 

現場での実務としては、土台からの気流止めは床下からでも出来るが、天井との取り合いの気密層、断熱層の連続、気流を止めることが難しいので、その部分の施工をどのように行なうのかが肝になる。

計画時、施工時共に肝に命じてもらいたい。


*****ここまで*****
来期から国土交通省が肝いりで進めるのは長期優良リフォームということで、強度と温熱環境と省エネに留意したリフォームを行なえば、国から工事費に補助金が支給されることになっていますが、(諸条件あり、)この断熱と気密の関係性を良く理解しないまま、仕様材の数値計算を行なって断熱材を付加した所で、工事が終わってみたら全く暖かくも、省エネにもなっていない、という事が起こる可能性が高いです。

そもそも、住宅の性能について数値の計算が出来ないことは致命傷ですが、計画通りの性能を発揮出来る様な施工方法、施工理論を判っていなければ話にもなりません。
設計、施工共、社内のスタッフ全員と共通の認識としてしっかりと理解する様にしたいと思います。
気密断熱の基礎の基礎、非常にタイムリーな良い研修会でした、事務局の会沢さんはじめ新住協の皆様、ありがとうございました。

深謝。

 

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