インプットの週末@Xデザイン学校京都ステージ日台合同ワークショップ

平成30年11月30日 曇り

諫早から京都へ。

昨夜は諫早での職人起業塾開講の後、恒例の懇親会で大いに盛り上がり、居酒屋で散々ビールを飲んだ後、古めかしい昭和の匂いがプンプンするスナックで夜中遅くまで痛飲、未来を熱く語り合う楽しくも良い時間を過ごしました。そんなよりも若干引きずりながら夜明け前には長崎空港に向かい、朝一番のフライトで神戸に戻り一瞬だけ帰宅して小一時間ほど事務所に出社、週末に開催されるXデザイン学校のワークショップの配布資料だけ(運営側の一員として)準備してまたすぐに事務所を飛び出して、昼からは京都に来ています。明日からの二日間に行われる日台合同のUXデザインワークショップに先立って、台湾からの時代にチームを迎え、地域の企業や海外の大学と頻繁に交流を行うており、関西では高い評価を得ている京都工芸繊維大学のラボに見学と、プロトタイピングの企業としては非常に有名なソフトデバイス社への訪問に来ています。

もはや技術だけの職人は必要ない。

京都工業繊維大学では、学び考えそれをすぐにプロトタイプとして作ってみる、失敗や改善点をすぐに次の思考にフィードバックすると言う作りながら学ぶ環境を整えている意味と意義のレクチャーを聞いた後、実際に学生さんたちが物づくりに励んでいるラボを見学させてもらいました。木工のラボでは、パネルソーやプレス機など私たち工務店にとっては慣れ親しんだ機会が並んでおり、結構本格的にものづくりをしているんだなぁと感心する程度でしたが、デジタルラボに備え付けられた3Dプリンターやレーザーカッター、自動刺繍機に織物機など、既に普及している事を知ってはおりましたが、コンピューターの中でデザインしたものがそのまま現物となって生み出される光景には少なからず感動させられました。私はよく「技術では絶対に機械に敵わない、われわれは近い未来、そして人間だけが持つ心や魂を鍛える家では社会に必要とされないとなる。」とよく味がしていますが、温めてそれを肌感覚で実感した次第です。

プレゼンテーションとはストレートに自分の想いを伝える場。

京都工芸繊維大学での見学を終えた後は北山に場所を移して、プロトタイピングの先駆者として有名なソフトデバイス社のラボにて同社の取り組みやプロダクト開発の考え方を聞かせてもらい、ミートアップと言う名の懇親会的な食事をとりながらビールを飲んでリラックスした雰囲気に和んだ後、台湾から来日されたメンバーたちのライトニングトークを聞かせてもらいました。夏に台湾に研修に行った際も感じましたが、台湾のデザイナーさん達は明確に自分の主張や価値観を持っており、それをストレートに表現される印象を受けました。ライトニングトークとは言い方を変えるとショートプレゼンテーションといっても過言ではなく、それはコミニケーションではないし、これぐらいはっきりと自分の考えを伝える事が必要なのだと、彼女たちのトークを聴きながらプレゼンテーションで自分もショートプレゼンテーションの場ではコンセプトを持って伝える事をもっと明確にしなければならないと少し反省した次第です。

刺激的なインプットの京都での週末。

そんなこんなで夏の台湾での研修の続きでもある日台合同ワークショップの京都ステージは様々な気づきと共に幕を切りました。今日から三日間、もう一度フィールドワーク出て今までに気づいていなかった価値を見出し、分析することでパタンを見出し、再現性があり社会の問題を解決に結びつけるようなサービスデザインを作るワークショップにしたいと思います。また、研究生として「UXデザイン×建築」のテーマの仕上げもそろそろ行わなければならない段階に差し掛かっており、ぐずぐずしているわけにはいきません。この週末二日間のワークショップを通して、そろそろまとめるきっかけを見出せればと思っています。チームメンバーの皆様何卒よろしくお願いいたします。(^ ^)

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日時:2018年12月6日木曜日 14:00〜17:00
会場:PARM-CITY131貸会議室 Room 5C
住所:〒980-0811 宮城県仙台市青葉区 一番町3−1−16
受講料:3000円(受付にて職人進化論。を見たと言って頂ければ無料)
定員20名、先着順。
申し込みFacebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/736186536724033/
問い合わせ先:一般社団法人職人起業塾 〒650-0012 兵庫県神戸市中央区北長狭通5-2-19–503(MYU) Tel: (078)381-5884 メール:お申し込み/ オフィシャルページ:https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

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現場を知れ、コミニケーションを取れ。@長崎職人起業塾

平成30年11月29日快晴

【第13期】職人起業塾@長崎開講

抜けるような雲1つない青空と澄み切った空気の朝、諫早の駅から車で15分程の所にある株式会社クロダ社の本社横に併設されるセミナールームにて記念すべき長崎初となる一般社団法人職人起業塾の15回半年コースの開講日でした。関西を飛び出して鹿児島の霧島で全国展開の皮切りとなる初めての出張講座を行った時も、ひょんなご縁の連続で霧島の山あいの集落、牧園町に半年も通うことになるなんて不思議なものだと思いましたが、今回も長崎市街から結構離れている、工務店稼業しかしていなければ一生来ることがなかったであろう諫早市に半年間も通い続けることになり、「思えば遠くに来たもんだ」と、ついつぶやいてしまいました。とにかく、「ぜひ長崎で職人起業塾を開講してほしい!」と熱心に読んでいただいた今回のご縁に応えれるように精一杯気張りたいと思います。

研修受講の高揚感と習慣化のスタート。

一般社団法人職人起業塾の研修は北は仙台から南は鹿児島まで全国5カ所で順繰りに開催をしています。研修の内容は基本的に全国どこでも同じですが、時事ネタを加えてと言うとベタですが、アウトプットと同量のインプットを心がけている(つもりの)私があちこちに出かけたり、本を読んだりして仕入れて来た最新の情報を講座の内容に折り込んだり、理解が薄そうな部分については補足説明を付け加えており、また、塾生からのフィードバックを改善点として反映させたりしてもして、常に研修カリキュラムのブラッシュアップを続けています。開催回数を追うごとに説明するPowerPointの枚数が増えて内容が濃くなって完成形に少しずつ近づいていると自負しています。今回も丸一日の研修講座を終える最後に次回の私の講座まで毎日欠かさず行って見る30日チャレンジの発表をしてもらった際には、今日を境にして現場マネジメントを圧倒的に変える取り組みに一歩を踏み出すと、力強く宣言された方が少なからずおられました。次回、諫早に来るのが本当に楽しみです。

教学一体

研修内容を回数を重ねるごとにブラッシュアップしているというのは裏を返せば私が塾生さん達に学ばせてもらっているということに他なりません。全国各地で研修を行っていると、やはり地域的な特徴や特色があるもので、地方に行けば行くほど職人の比率が増えて、都市部での開催はリフォーム会社の施工管理兼営業等の営業系の職種の塾生が増える傾向にあります。今回の長崎塾はと言うと、元請け工務店やリフォーム会社などの所謂B2Cビジネスではなく、顧客が工務店になる商社の営業職の方々も研修に参加してくれています。リアルに工務店経営者でもある私としてはこれまでいつも顧客目線に立つことをイメージしながら研修を行っておりましたが、今回はリアルに顧客の立場になるわけで、自分が商社や代理店に常日頃から求めることをストレートにぶつけることができて非常にやりやすいというか、嬉しい研修となっています。(笑)

何をやるかではなくどうやるか。

マーケティングの基本は物売りではなくコト、すなわち顕在化している、していないに拘らず、顧客が抱えている問題を解決するソリューションの提供であり、建築業界ではその糸口は必ず現場にあると言っても過言ではありません。建材やサッシ等の営業マンは旧態依然のまま、事業所に訪問して新しい商品の説明を聞いてもらう、または定期的に訪問してカタログの在庫をチェックするなどの物売りを脱却して、工事現場に足を運び、問題を見つけて解決する姿勢が必要だと以前から思っていました。とは言え、商社の営業マンが数多くある工務店の現場をぐるぐると回っていては仕事にならないのも事実で、以前からメーカーや商社の営業の方が事務所に頻繁に方をされるのを見てマーケティング的な思考に立った仕組みが何か必要だと思っておりました。今日の30日間チャレンジの発表を聞いていると、顧客訪問の回数を目標値に設定されておられる営業マンがいました。まずは簡単な習慣から始めましょうと言いましたが、マーケティング的思考に則っていない習慣は仕事の上では大した意味はありません。

現場を知ること、コミニケーションをとること。

人間が持つあらゆる問題や悩みは全て人間関係に起因すると心理学の大家アドラーは言われましたが、コミニケーションをとらずして人間関係の改善はあり得なく、逆にコミニケーションをとることで解決できる問題は山のようにあります。そして建築会社が抱える問題も答えも全て現場にある。この2つの原則から上記の営業マンに対して、直接顧客先に足しげく行くだけが能ではなく、現場に商品を届ける配送の人たちとコミニケーションをとってまず現場にある問題点が、素晴らしいところをピックアップしてもらい、現場を知るところから始めたらどうかとアドバイスをしておきました。私を含めて工務店経営者はなかなか現場に顔出すことができませんが、全員が全員、現場がうまくいっているか、高い品質を保っているか、お客さんとのコミニケーションは取れているかが心配でしょうがないものです。このような顕在化する前の問題をピックアップして顧客が安心できるように何かしらのアドバイス、ソリューションを考えることこそマーケティング思考、アクション、仕組み作りの入り口となります。「やってみます」と元気よく言われておりましたし、私としても(顧客の立場としても)次回に30日間チャレンジの結果を聞くのが本当に楽しみで仕方ありません。長崎塾の皆さん、大いに期待しておりますので、盛大に気張ってください。(笑)

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職人の働き方改革 〜効率化と決別しなければならない理由〜(その1)

平成30年11月27日 曇り

火曜日は朝活の日。

ですが、今朝はいつもの倫理法人会ではなく、水曜日の朝活のBNIのゴルフコンペが催され、やっぱり早朝から自宅を飛び出しました。11月も終わりというのに非常に良い天候に恵まれ、日中は少し暑いくらいの絶好のゴルフ日和、残念ながらスコアはいつも通り振るいませんでしたが、メンバーさん達と和気藹々のとても良いグリーンコミュニケーションができました。幹事を務めて頂きました角岡キャプテンはじめ、メンバーの皆様ありがとうございました。

伝えているつもり、じゃダメ

話は変わって、先日、詰まりまくったスケジュールの合間を縫って夜遅くに淡路島に古民家再生プロジェクトの打ち合わせに行きました。一緒に同行いただいた古民家再生のプロフェッショナルであり、今回も構造検討を担当して頂く建築士の鶴谷先生との帰りの道すがらの会話の中で、「高橋さんて全国飛び回って忙しそうやけど、職人起業塾って要するにどんな研修やってるの?」と改めて聞かれました。私としては何度も繰り返ししつこい位に自分達が行なっている内容の情報発信に努めているつもりですが、情報が氾濫する今の時代、おいそれと伝えたい事は伝わらないのだと改めて思い知りました。一応、事細かに説明をしておきましたが、再度、ここで少し概要の整理をしておきたいと思います。

忍び寄る暗黒

私が代表を務める一般社団法人職人起業塾では仙台から鹿児島までの全国5カ所で職人、施工管理などの建築実務者に15回、半年間にも渡る研修を行なっています。一言に概要を言い表すと建築業界の中で地域を守る役割を担っている地域工務店が抱える構造的問題を根本的に解決するお手伝いとして現場実務者に夢と志を持ってもらう研修といっても過言ではないかと思っています。全国どこに行って訊いても、工務店経営者さん達は現在の職人、施工管理の人員不足を口にされます。そして、もっと危機感を覚えておられるのは、近い未来にやって来る圧倒的な職人不足で、施工能力がない会社はいくら契約をもらっても工事にかかれない、もしくは工事が終わらないと売上げは上がりません。現在の建築実務者の年代別の就業者数の分布を見せると皆さん暗澹たる暗い目をされます。建築業界が抱える問題は数多くありますが、目線を少しあげて若者がこの業界に喜んで入ってくれるようにならなければ、建築業界に未来はありません。

もう職人に職人は育てれらない。

職人不足の解消は、これまで3Kと言われ、不安定かつ社会的保証の無い上に住宅ローンの審査が通らず、自分の家さえ持つことが出来ないと忌み嫌われた業種を若者に入職してもらえる状態に業界のスタンダードを変えなければなりません。そして、現在、職人には若者を受け入れて育てる体力(収入)は持てなくなっており、法人の元請け建築会社しか、若手育成をすることが出来ないことを認識すべきです。若手育成の為にまず初めに行うべきは、他業種に比べて遜色のない最低限の保証です。日給月給制が当たり前の建築業は悪天候が続いたり、体調を崩したり、少し暇になったりすると一気に収入が激減するという不安定極まりない給与体制を排し、最低限、月給制、社会保険、厚生年金の加入という企業としての義務を果たすべきです。そして、肉体労働である職人が年齢を重ね、体力的に生産性が落ちてからも変わらぬ所得を得続けることが出来るキャリアパスを構築しなければ、今まで通り、職人を使い捨ての道具のように扱ってきた業界から脱出できることはありません。

やりたくても出来ない職人育成。

こんな当たり前のことは誰しも分かっておりますが、実際に職人の正規雇用、育成に取り組んでいる会社はほんの一握り、全体からの比率で見ると無いに等しい位の微々たる数の工務店しかおりません。その背景を探ると、決して職人育成をやりたく無いと思っている訳ではなく、やりたくても出来ない事情が垣間見得ます。それは、簡単に言えば、コストが合わないのが最も大きな理由で、現在の受注単価、利益率を鑑みた時、売上利益に寄与しない素人の若い職人の育成に踏み切る、もしくはその前段階として現在付き合いしてくれている大工を社員化するのにかかる金額を捻出することが出来ないからだと考えています。何年も先までゲインが帰ってこない莫大な先行投資をするには工務店を取り巻く環境はあまりにも先行き不透明で、出来るだけ企業の体力温存したい、固定費を増やしたく無いという思いは、同じ工務店経営者として私もわからないでもありません。

答えは現場にあり。

これらのパラドックスに陥っていると言っても過言でない、難しい問題を解決するアプローチが私達、一般社団法人職人起業塾が提供している現場実務者にマーケティング理論を叩き込む、経営者感覚、営業感覚を持って現場で作業だけでなく顧客とのコミュニケーションを担ってもらい、リピート、紹介の顧客の集客装置として現場を活用する仕組みとその実践者への研修です。これまでなかなか為されなかった職人の正規雇用により、教育を施すの職人や施工管理の役割を増やすことで、現場での利益率の増加、また、顧客との信頼関係を強固にすることによって外部環境に左右されにくい集客の質の向上を図り、宣伝広告などの販促費を減らすことによって、職人に付加する社会保障、福利厚生費を捻出できれば、安定した収入、有給休暇が取れる他業種にも決して引けを取らない職人という働き方に変えることが出来ます。要するに現場のマネジメント改革を行わなければ、工務店に未来はなく、それは職人の意識を変え、働き方、実務の内容を根本的に見直さなければなりません。職人による現場作業の効率化と言った目先ではなく、職人が経営理念を理解して、顧客接点で効果性を大きくする取り組みこそが工務店の未来を作る根本的問題解決へのアプローチだと思うのです。もう少し具体的な事例は長くなるので、続きは明日のブログに書きます。(^ ^)

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職人の働き方改革 〜効率化と決別しなければならない理由〜(その2)

水曜日も朝活の日

今朝も張り切って始発のバスに乗り込み、朝のビジネスMTGに参加してメンバーとの交流、情報交換の場を持ちました。今日のメインプレゼンは電気工事業の林さん、流石に電気を専門とされているだけに、新電力や太陽光発電を使った蓄電池、電気自動車など、最先端の情報を実際にご自分で利用、実践されておられ、改めて電気、エネルギーのお得な使い方についてレクチャー下さいました。そろそろ雨後の筍の様相を呈していた新電力のサービス合戦も落ち着いたみたいですし、改めて、新電力への契約変更、考えてみる事にします。BNIの後はそのまま新幹線に乗り込んで九州、古賀市へ、福岡労働局による卒塾生への助成金支給のヒアリングへの立会いを行いました。濡れ衣を着せられ、不支給になりかけていた助成金申請の誤解が溶けて、わざわざ神戸から行った甲斐がありました。真っ当な事業をしているのが理解されて良かったです。

職人の働き方改革

さて、昨日のブログでは建築業界が抱える構造的な問題について書きました。3K無保証と蔑まれる職人の働き方を変えて魅力的な職業にしなければ、深刻さを増し続ける職人不足は解決せず、「完工無くして売上げ無し」の大原則に則って、需要の縮小よりも早く職人不足による工務店の破綻が続出する可能性があります。かといって闇雲に何も出来ない素人を大量に雇い入れる訳にも行かないのが工務店の現実で、私がよく口にする「職人は効率化を進めるのではなく、効果性を高めなければならない」との考えを進めなければならないと考えています。職人が決められた作業を行うだけではなく、役割を広げ、ひとりの職人がいる事による効果を増す事は、施工管理や営業と言った人員を増やす事なく、工事量を増やし、利益率を高めることにつながりますし、何より、職人の所得を増やし、年齢を重ねた後のキャリアプランを見出す事に繋がります。

職人不足解消に効率化が無意味な理由

これまで建築現場では散々効率を上げる事に取り組んできました。しかし、いくら効率を上げたところで労働集約型の施工現場では、早く工事が進む様になれば、その期間あたりの単価に市場価格が引き戻されます。分かりやすい例では、鉄筋工が鉄筋を結束する手作業に代わって結束機なる機械が開発されて、土間筋の結束の時間が劇的に短縮されました。その結果、5名かかっていた作業を一人で出来る位の早さに効率化されましたが、鉄筋工の受け取る所得が上がったかというと、そんなことはなく、結局、機械を購入する費用が賄えるか賄えないか程度しか金銭的なメリットは無く、効率化の恩恵を職人が得る事はありませんでした。これは大工仕事にしても同じで、丸ノコ、釘打ち機、インパクトドライバーなどの電動機器が普及して圧倒的に作業効率は上がりましたが、大工の日当、請負単価は上がるどころか下がり、却って道具代が大工を圧迫するようになりました。効率化は職人の地位向上には全く寄与して来なかったのです。

大工は元請けであるべき論。

建築主を頂点として元請け、下請け、孫請けとピラミッド型の多重構造となっている建築業界では、アッパーの金額から元請けから順番に利益を取り、残りを下請けに回していく方式が定着しており、最も末端の職人に発注される金額はなんとか日当になる程度に絞られてしまいがちです。職人不足により少しは単価が上がるのでしょうが、元請けの請負金額が増えるかというと、それもなかなか難しく、市場の通り値が上昇するには時間を要します。根本的な問題解決にはやはり、手間受けという多重構造をもっと簡略化して職人が元請けに直結し、手間をかける事が未来に繋がる様に、手間を省く事が利益に繋がる手間受けという構造的問題を解消すべきだと思います。社員、常庸、個人事業主とカタチは様々でも、大工と言った工事全般を取り仕切り、その意識次第で品質に大きな格差が生じる職人は元請けの掲げる事業の目的を共有した顧客目線に立った仕事ができる環境を整えなければ、建築業界に未来は無いと思うのです。2日間に渡って、職人の働き方改革について書きましたが、このブログの内容について「もっともだ、でもどこから手をつけるべきなのか?」とお悩みの方はお気軽に私(高橋)までご連絡を頂ければと思います。(^ ^)

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「真実の瞬間」のもう一つの側面。

平成30年11月26日 曇り

年末風情。

先週は東京、九州への出張から丹波での古民家リノベーションワークショップ開催と息つく暇も無く疾走する一週間となりました。三連休最終日の昨日だけは暫し日常を離れ滋賀の和邇まで茶の湯のお稽古に通いましたが、3時間半の正座のお稽古を終えて夕方神戸に戻るとその足で淡路島へと車を走らせ、古民家リノベーションの打ち合わせ、夜遅くに事務所に帰ってから日が変わる手前まで残務処理と結局、普段よりハードな一日となりました。すっかり年末風情堪能してます。(笑)

状態管理は気合い。

今週も、今日は午前中1件の打ち合わせを済ませ、後は終日NPOの会合、明日は朝活メンバーとのゴルフコンペと元祖職人起業塾の開催、水曜日の朝活を終えた後は九州に出張、福岡、長崎回ってそのまま京都で台湾から来られるUXデザインチームとの合同フィールドワークと、一瞬たりとも事務所に出社どころかデスクに座る時間もない強行スケジュールとなっておりまして、絶対に風邪もひけない、体調を崩すどころか寝坊することさえ許さない状況に(自分で自分を)追い込んでしまってます。(苦笑)そんな一週間の立ち上がりの今朝は気合を入れるのと、体調を整える意味合いを込めて朝ランに出て汗を流しておきました、気合いと根性で年末まで走り続けます。(笑)

言われた事しかやらない職人

先日、とある工務店経営者から「職人の意識がなかなか変わらない、いつまでたっても言われた事をただやるだけ、なかなか変わらない」と相談を受けました。職人を正規雇用している会社から非常によく耳にする悩みです。私的には、セルフイメージが低い職人はなかなか行動が変わらないが、誰しもが胸の奥には「良き心」を持っており、それを引き出す機会さえ作れば自ずと変わると思っています。

真実の瞬間

職人起業塾では顧客にとって、この会社を選んで良かった、このサービスを受けて良かった、これからもこの会社に頼もう!と思ってもらえる瞬間のことを「真実の瞬間」だと定義しています。そして、あらゆる物事、世の中はすべからく表裏一体と言う原理原則を鑑みた時、その裏側にある真実の瞬間に目を向けなければならないと思うのです。それは、誰しもが持っていて、必ずしも表面に現れていない、「人の喜びは自分の喜び」と言う原則です。顧客の真実の瞬間に触れるた時、サービスを提供した側も心が震える真実の瞬間があると思うのです。

潜在意識の活用法

古から、様々な学者や知識人が手を変え、色を変え、切り口を変えて自己暗示によって実現する大きな成果を繰り返し言及されておりますが、潜在能力を高める方法論として、自分に言い聞かすことを多くの人が推奨してきました。私も実際、少なからずその方法を試したり使ったりしてきましたが、潜在意識とは言い方を変えるとセルフイメージのことであり、それを膨らますには想像力とともに成功体験が欠かせません。セルフイメージが低い人が行動を変えるには、強制的に小さな成功体験の機会を持たせる事の有効性を説かれることはよくあります。

セルフイメージが志を作る

「私は日々段々と良くなる、」「私はできる、必ずできる、絶対できる、」等々、自分のセルフイメージを高めるためにアファメーションを使う事を多くの人が推奨されてきましたが、そんなことよりもやはり自分自身の経験として「できた!」「できる!」と言う小さな成功体験を更に想像力の力を活用して大きく膨らますことこそセルフイメージを書き換える最も効果的な入り口だと思うのです。そして、自分はこんなもんじゃない、まだまだできる、やるべきことがあるはずだ!とセルフイメージを膨らます事で使命感や自分の役割の大きさを認識することがモチベーションを継続させるには何より重要で、それを日本式に言い換えると「志を掲げる」との一言に集約されるのではないかと思っています。

入り口は小さな成功体験。

「志をもって万事の源となす」とは吉田松陰先生の言葉ですが、志を掲げるとはすなわち、それを成し遂げるセルフイメージを書き換えるのがセットであり、そこにはまず小さな成功体験が必要だと思うのです。言われたことしか出来ない職人の話に戻ると、意識を変えてもらう入り口は、とにかく顧客の前に引っ張り出して、顧客の要望、何のために工事をするのかという目的をお客様に直に聞く機会を持たせる事が有効だと思っています。たとえ上手に話せなくても職業人として、顧客のオーダーにプロとしての対応が出来れば顧客は厚い信頼を寄せて感謝の言葉を口にしてくれるはずで、そこにサービスを受ける側、提供側の両面の真実の瞬間が生まれ、仕事に対するやりがいが見えて、承認欲求が満たされ、自己実現への光が差すのを私自身、職人をしていた頃感じていました。理論を学ぶのももスキルを身につけるのも大事ですが、「まず、やってみる。」というチャレンジ無くして変化はありません。世の職人達が低すぎるセルフイメージを変えてくれる事を心から願いつつ、今週も全国を駆け巡りたいと思います。

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◆今年最後のオープンセミナー@仙台開催します。(残り10席になりました!)

職人起業塾@オープンセミナー@仙台「建築業における真実の瞬間」

日時:2018年12月6日木曜日 14:00〜17:00
会場:PARM-CITY131貸会議室 Room 5C
住所:〒980-0811 宮城県仙台市青葉区 一番町3−1−16
受講料:3000円(受付にて職人進化論。を見たと言って頂ければ無料)
定員20名、先着順。
申し込みFacebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/736186536724033/
問い合わせ先:一般社団法人職人起業塾 〒650-0012 兵庫県神戸市中央区北長狭通5-2-19–503(MYU) Tel: (078)381-5884 メール:お申し込み/ オフィシャルページ:https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

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丹波古民家から再生プロジェクトday2

平成301124日快晴

古民家から再生プロジェクト進行中!

昨日からスタートした古民家再生DIYワークショップは、大勢の人が集まってくれて賑やかに楽しく進んでいます。昨日と今日の二日間で、今年度内に改装する予定の浴室やトイレの解体工事を行い、年明けからは最近見ることがなくなったモルタル作りの研ぎ出し仕上げのお風呂とキッチンをワークショップで作る予定です。昨日の解体工事ワークショップも予定通りに進み、気持ちよく作業を終えて丹波の国領温泉の露天風呂に汗を流しに行き、日がとっぷりと沈み星が満天に広がり、街灯が要らないくらいに輝く月明かりの下、工事中の古民家で家で鍋をつつきながら、丹波産の純米吟醸酒を飲むと言う贅沢な時間を過ごしました。

丹波の冷え込みパンパない。

昨夜の晩飯は古民家再生プロジェクトのコアメンバー、藤本兄弟とすみれの若手大工のレン君とFacebookを見て飛び入り参加をされた、古民家大好きと言う増井さんとの食事は随分と盛り上がり、時の経つのを忘れて話し込みましたがDIYイベント2日目の準備もあると言うことでほどほどで切り上げて解散。いつもに比べると少し早い事もあり、私は少し仕事をしようとストーブの近くに陣取ってパソコンに向き合いました。しばらくすると、背中のスースーと寒くなり始め、ストーブににじり寄ってもストーブに向いてる面以外は寒くて仕方ありません。これはかなわんと諦めて寝袋に潜り込み、読書をすることに切り替えました。

無断熱無機密住宅の恐ろしさ。

夜が更け、風が吹きだすにつれ室内の気温はどんどん下がって行き、寝袋に入っていても寒くてしょうがない状態になってきて、奇しくも読んでいたのはエベレストへのアタック中に滑落事故で亡くなった栗城さんが以前に、滑落してクレバスに落ちる事故に遭い、寒さに震えて凍死する覚悟を決めた際のことを書かれた本でした。これしきの寒さで弱音を吐いてどうするねんと自分自身を励ましながらその「弱者の勇気」と言う本を読了しシェラフにすっぽりとくるまって眠りにつきました。しかし、ストーブをつけていても少し離れると全くもって意味をなさず、外で風が吹くとすきま風がシェラフから出ている顔を突き刺し、寒さに震えて何度も目を覚ましました。建物の気密が全くとられていない無断熱無機密古民家の凄まじさを痛いほど体感する夜となり、それまで日本の住宅はもともと局部暖房の文化やし、囲炉裏とストーブを設置したらいいか、と、どうしようかと思い悩んでいた断熱気密改修工事を、念には念入れて行うことを固く決心した次第です。(笑)

解体工事DIYがスムースに進んだ理由。

室内温度氷点下の厳しい夜が明け、朝陽が昇ってくると、あたり一面を真っ白に覆っていた霜が溶け始め、ポカポカ陽気の絶好のDIY日和となりました。昨日に引き続き参加してくれたメンバーと、今日新たに但馬への移住を考えているとか、古民家再生プロジェクトに興味がある、私たちの取り組みを手伝いたい!といった心優しい人たちが大勢集まってくれて今日もにぎやかに解体工事に勤しみました。昨日に引き続きではありますが、全く建築工事に経験がない人ばかりが集まって、解体工事のDIYがうまくいくのかしら? と、と私は実は少し心配をしておりましたが、いざ、蓋を開けてみると意外にスムーズに作業が進み、今日も余裕で目標とする部位まで終わらせることができました。意外とうまくいくものや、と我ながらご満悦でしたが、よく考えてみると、これまでズブのど素人の若衆が何人も入社して来て、その度に玄能やバールの使い方から教えてきた事を考えると当然の結果かもしれません、無駄な時間と思っていた事も後になるとそれも一つの経験となる、人生に無駄な時間など無いのだと改めて感じた次第です。

取っ掛かりとコツだけ知れば簡単だ。

それを一番感じたのは、台所の壁に打ち付けた胴縁を大バールで取り外す作業を藤本さんがしていて、フンフン息をあげながらどーしてもうまく取れないと困っているのを傍でみていて、バールの使う向きが逆だよ、と教えた時です。「平たい方の先ではなく、カギ型に曲がった方で梃子の原理を使えばほら、一瞬で外れるやろ、」と私が実演してみると、なるほど!と得心されて、それから一気に作業が進みました。床の解体にしても、キッチンを外すにしても、初めのとっかかりを示して、やり方だけ教えればあとは単純作業なので、誰がやってもかかる時間は同じです。で、その経験を持っていれば、今回のワークショップに参加された方は自宅の改装をDIYでやろうと思った時に、意外と費用が嵩む解体工事くらいは自分でできる様になります。取っ掛かりとコツを教える事がワークショップの本質なのだと再認識し、解体工事のワークショップという地味で面白くなさそうなイベントに多くの人が参加してくれた理由が少しわかりました。もちろん、皆さん技術を学びに来ただけではなく、昨日のブログにも書きましたが、現場で一緒に作業して、同じ釜の飯を食うくらい濃密なコミュニケーションは無い訳で、人との繋がりを求めて来られた人も大満足頂けたとの声も聞く事が出来ました。

DIYイベント参加者、常時募集しています!

丹波の古民家プロジェクト、いよいよ、次からは研ぎ出しの風呂とキッチン、左官仕上げの壁塗り、兵庫県産の杉のフローリング貼り、基礎を作らないに耐震補強と、元の姿を表すための壊す工事から新たな価値を吹き込む、創る工事へと進みます。毎回、同じ価値観を持って協力いただける方々と共に汗を流しながら丹波の地に誰もが気軽に使える古民家を作り上げる歩みを進めて行きます。お手伝い頂いた方には参加費と同等の利用権が配布される仕組みになっており、創るプロセスに携わってもらうと、もれなく出来上がった古民家を盛り上げて行く取り組みもご一緒できる様になっています。これから毎月の様にDIYイベントを継続して参りますので、少しでも興味があるよ、という方はお気軽に私(高橋)までお声がけください。老若男女問わず、大歓迎です!
冬の丹波、少し寒いですが、美味しいものもいっぱいで、超楽しい経験になる事、請け負います!

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丹波古民家から再生プロジェクトday1

平成30年11月23日 勤労感謝の日 晴れ

九州から丹波へ。

昨日は博多でのパナソニックリフォームクラブ九州ブロック向けの研修を終えた後、お気に入りの博多駅前の温泉付きホテルに泊まる予定でしたが、今日の朝から打ち合わせを1本ねじ込んだこともあり、夜中の新幹線で神戸に戻ってきました。ゆっくりと中洲で飲んで、温泉につかってリフレッシュするのは来年の楽しみに取っておこうと思います。そんなこんなで、今朝は朝1番から事務所を飛び出し、メーカーのショールーム改装の詳細打ち合わせと確認を行ってから、寝袋を車に積み込んでいよいよ古民家再生のDIYワークショップがスタートする丹波へと車を走らせました。もちろん、ドライブのお供はベートーベンの交響曲第九番です。
https://www.youtube.com/watch?v=HV7bgY626rU&feature=share

脱、建築請負業

今日、明日と泊まり込みで但馬の古民家に詰めるのは、職人としてではありますが、メインはDIYをされる人たちに、技術指導というか、解体のやり方を教えるのが中心です。いつもの建築会社として工事を請け負うのではなく、耐震補強などの専門工事以外のできる限りを地域の方と、これからゲストハウスとして生まれ変わる古民家を活用したいと思われる方によるDIYで作る計画で、私はどちらかと言うとDIYの技術指導を中心に関わらせてもらっています。これまでの建築請負業と言う業態から考えると自らの売り上げを手放すおかしな取り組みではありますが、50年後にはほとんどの地方自体が消滅すると言われている今、世代を託す子供たちのためにも地域活性化の取り組みに私達にできることで協力したいと言う想いで引き受けた次第です。

DIYワークショップサポートを行う2つの理由

いよいよ今日から本格的に古民家再生の事業がボランティアの人たちと一緒にスタートを切ったわけですが、そんな、丹波での古民家再生の事業に中心メンバーとして関わっているのにはいくつか理由があります。まずは、上述のように限界集落となって寂れていく日本の田舎を活性化するための取り組みを手伝いたいと言う事、大げさかもしれませんが、日本の伝統的な暮らしを色濃く残す建物を再生して利活用する事は日本の未来を明るくする一助になるかもしれないなんて思っています。もう一つは、工務店は時代の流れとともに業態を変化しなければならないと思っていて、これから急激に進む人口減、世帯数減、そしてシェアリングエコノミーに慣れ親しみ、所有することに魅力を感じないと言われるミレニアム世代が顧客の中心層になる時代、建築請負業は圧倒的に社会に必要とされなくなると思っています。そして、あらゆる情報がインターネットで取得出来る今の時代、簡単な工事ぐらいなら専門業者に頼まなくても誰にでもできるようになります。私たちが提供するのに価値があるのは、インターネット上で手に入らない、機械には替えられない現場での経験とノウハウ、それらを専門知識に混ぜ込んだ専門家としての知見です。本当に価値のある部分だけを抽出した業態はすなわち請負業ではなくサポート業に転換しなければならないとではないか思っています。

DIYワークショップday1

そんなこんなで、今日は新卒3年目の大工の廉と2人で張り切って解体工事(指導)を行いました。今日は地域のメンバーは元より、Facebookのイベントページを見て参加しました!という初めましての方や、岐阜や名古屋の遠方から「自分のモノサシを見直すツアー」なる丹波で個性的な取り組みをされている人やグループを見学に来られた方々等、大勢の人達がワークショップに参加下さり、予定の作業以外の以前から気になっていた、以前住んでおられた方が残されていた不用品の処分や掃除も大いに捗り、どーしようもない使えない古家が一気に色んな使い方が出来る大きな可能性を秘めた古民家へと歩みを進める事が出来ました。人と人との繋がり、また同じ様な価値観を持った人が気軽に繋がれるテクノロジーの進化に驚くと共に感謝するばかりです。

現場コミュニケーション

一日中現場で身体を動かし、埃にまみれ、汗をかきながら感じたと言うか、思い出したのは、現場で一緒に働くとすぐに意思疎通が出来るようになる、もしくはなりやすいという事です。昔、バリバリの職人だった頃、仕事が切れると知り合いのツテを頼ってあちこちに応援の職人として渡り歩きました。全くの初対面の人達に混じって、ロクに自己紹介もしないまま、「じゃ、この作業をやって」と作業の指示をされるがまま黙々と作業に勤しむのですが、一服の時間や昼食で職人さん達と一緒になるとすっかり旧知の仲のような感覚に馴染んでいたな、と昔を思い出してました。共に身体を動かして作業を行うのって、凄い濃密なコミュニケーションなのだと改めて思い出した次第です。

大勢の人の「俺の古民家」作り。

この度の古民家から再生プロジェクトは丹波の地域活性化の拠点として、一棟貸しのゲストハウスに古民家を再生します。事業として継続するためには、リノベーションを施してカッコいい建物にするだけでは意味はなく、多くの人に利用して貰わなければなりません。その為に出来るだけイニシャルコストを抑えて、使ってもらいやすい価格設定に出来る様に出来る限りDIYで工事を行なっているのですが、ワークショップに参加頂いた方達とコミュニティを形成するのもDIYの目的の一つで、一緒に古民家再生を行なった人達に工事が完成して出来上がった後、自分の田舎の家として使って貰いたいと言う想いがあります。今日、実際にDIYを始めての実感はその目論見は決して的外れなものではないと言うことで、現場で一緒に汗を流して心を通わせることは強い仲間意識を生むことを再認識した次第です。今日から本格的に始まったプロジェクト、一人でも多くの方と一緒に楽しみながら日本の伝統的な建物と暮らしの再生を進めて行きたいと思います。ご参加をお待ちしています!(^ ^)

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習慣とセルフイメージの深い関係。@Panasonic reform club九州

平成30年11月22日曇り

東京day3

昨日の東京での職人起業塾を終えた後は、いつになく誰ともアポイントがなく、珍しく東京で1人飲みを決め込もうと、以前に広島での古民家再生の相談を受けた際に、知り合いになりFacebook上だけでやりとりをしたことがある東京、神楽坂の33kitchinさんに向かいました。てくてく歩いていると携帯に先ほど「今日は一人飲みやねん」と教えると一緒に行きたいけど予定がある、と悔しがりながら別れた塾生から電話があり、「ご一緒させてもらっていいですか!」と弾むような声で参加表明され、期せずして個人補講を兼ねたサシ飲みとなり、うますぎる唐揚げや牡蠣等の肴と日本酒で遅くまで盛り上がりました。河野さん、坂根君、楽しい東京ナイトになりました、感謝します。

4回コース ショートバージョン研修

今朝は朝早くから羽田に移動、博多空港へと飛んで昼から開催のパナソニックリフォームクラブ主催の概論セミナー+3回連続研修会の講師を務めました。この研修は、一般社団法人職人起業塾で行っている15回研修の中の私がレクチャー&グループコーチングする部分だけを抜き出して、工務店やリフォーム会社の社員さん向けにマーケティング理論とそれを支える原理原則に基づいた行動を連続開催によるリマインド効果を使って、単にセミナーを聞くだけではなく、その内容に沿った行動を全員に促して、習慣化から仕組み化、そしてマーケティング思考を日常業務の全てに落とし込むことを目的としています。

学びに価値なし。

パナソニックリフォームクラブが参加者を募ったチラシを見ると、参加実践型の研修であるとは一言も書いておらず、受講者さん達はスクール形式の机に並んで座り、すっかり私の話を聞く体制をとっておりました。しかし、全員が全員の前に立ち1人ずつ自己紹介を行う段になって初めて何か違う!と気付かれたようでした。(笑)

いつものことではありますが、「研修を受けて知識を得ることに全く意味はなく、行動に、実践に、そしてそれを習慣化して社内の仕組みとして組み込めるかどうかが研修に参加する意味であり意義をもたらします。毎回、研修の最後に次回までに行うことを決めて、全員の前でコミットメントして、次に会ったときにその結果を報告してもらいます。」と申し上げると受講者の数名に若干の動揺の色が見られました。(笑)

あり方を正すことがマーケティングの第一歩。

私たちが提唱する原理原則系マーケティングの1番のベースは顧客との信頼関係の構築です。信頼を得るには信頼に値する人にならねばならないと言う当たり前過ぎる原則から積み重ねるには、まず自分の「あり方」を見直さなければなりません。自分が顧客にとって信頼に足る人間か否か、もし足らない部分があるのなら早々にその欠落した部分を補完しなければなりません。自分自身の足りない部分を補う努力をすれば、信頼性は増すし、何の努力もしなければ一切の売り込みを不要とする原理原則系マーケティングの組み立てはできません。特に建設業は人の命にかかわる重大な責任を負う業種であり、国家資格を持った専任の技術者が事業所にいる許認可を受けた者だけが行うことができる事業です。私はまずは専門家としての知識と技術を事業に関わる全員が身に付けるべきだと思っていて、その努力こそが信頼を得る第一歩だと考えています。

知っているけどできない、継続の壁

今日の受講者の自己紹介の中で、座右の銘として発表された方もおられましたが、仕事の上で最も効果性が高い原理原則は「継続は力なり」です。毎日たった30分の勉強を休むことなく行うだけで、1年から2年で建築に関わるありとあらゆる資格取得は間違いなく達成できます。そんなことを、ことさらもったいぶって言わなくても、誰しもが知っているのですが、今日の受講者に「継続は力なりって知ってますか?」と聞くと全員が挙手されて、続いて「自分は継続する、習慣化が得意と言う人います?」と質問すると誰1人おりませんでした。この結果を受けて私が伝えたのは、「顕在意識で潜在意識はコントロールすることができない」という法則で、自分は習慣化が苦手だと思っている人は絶対に習慣化の圧倒的な力を身に付けることができないと言うことです。

習慣化への取り組みはセルフイメージの書き換えから。

今日の研修の途中、休憩時間に社員さんを派遣されている会社の経営者さんと少し話をさせてもらった際、言われたのは「私はコンサルタントが大嫌いです。高橋さんに共感できるのは理論だけでなくご自身で事業を実際に行ってこられた事で、こうなると共感しかありません」と言うことでした。私も「実際に血の汗をかきながら日々戦ってますからね」と答えておきましたが、参加者全員にも私が長年続けている習慣について語り、何の取り柄もない私の様な人間が「継続は力なり」と言う原理原則だけで会社を経営し全国で研修事業を展開しているという事実を目の当たりにしてもらった上で、全員に次回の研修まで毎日欠かさず続ける習慣を考えて発表してもらいました。どんな小さな事でもいいのでこの研修で取り組む「60日間のチャレンジ」が成功した暁には、自分は習慣化が苦手、と言うマインドセットを外してセルフイメージを書き換えることができるようになります。次回の研修終了後には全員が「継続は力なり」を体感していると挙手されることを強く祈りながら福岡、博多の街を後にしました。受講者の皆様、健闘を強く心からお祈りいたします。(笑)

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習慣とセルフイメージの深い関係。@Panasonic reform club九州

平成30年11月22日曇り

東京day3

昨日の東京での職人起業塾を終えた後は、いつになく誰ともアポイントがなく、珍しく東京で1人飲みを決め込もうと、以前に広島での古民家再生の相談を受けた際に、知り合いになりFacebook上だけでやりとりをしたことがある東京、神楽坂の33kitchinさんに向かいました。てくてく歩いていると携帯に先ほど「今日は一人飲みやねん」と教えると一緒に行きたいけど予定がある、と悔しがりながら別れた塾生から電話があり、「ご一緒させてもらっていいですか!」と弾むような声で参加表明され、期せずして個人補講を兼ねたサシ飲みとなり、うますぎる唐揚げや牡蠣等の肴と日本酒で遅くまで盛り上がりました。河野さん、坂根君、楽しい東京ナイトになりました、感謝します。

4回コース ショートバージョン研修

今朝は朝早くから羽田に移動、博多空港へと飛んで昼から開催のパナソニックリフォームクラブ主催の概論セミナー+3回連続研修会の講師を務めました。この研修は、一般社団法人職人起業塾で行っている15回研修の中の私がレクチャー&グループコーチングする部分だけを抜き出して、工務店やリフォーム会社の社員さん向けにマーケティング理論とそれを支える原理原則に基づいた行動を連続開催によるリマインド効果を使って、単にセミナーを聞くだけではなく、その内容に沿った行動を全員に促して、習慣化から仕組み化、そしてマーケティング思考を日常業務の全てに落とし込むことを目的としています。

学びに価値なし。

パナソニックリフォームクラブが参加者を募ったチラシを見ると、参加実践型の研修であるとは一言も書いておらず、受講者さん達はスクール形式の机に並んで座り、すっかり私の話を聞く体制をとっておりました。しかし、全員が全員の前に立ち1人ずつ自己紹介を行う段になって初めて何か違う!と気付かれたようでした。(笑)

いつものことではありますが、「研修を受けて知識を得ることに全く意味はなく、行動に、実践に、そしてそれを習慣化して社内の仕組みとして組み込めるかどうかが研修に参加する意味であり意義をもたらします。毎回、研修の最後に次回までに行うことを決めて、全員の前でコミットメントして、次に会ったときにその結果を報告してもらいます。」と申し上げると受講者の数名に若干の動揺の色が見られました。(笑)

あり方を正すことがマーケティングの第一歩。

私たちが提唱する原理原則系マーケティングの1番のベースは顧客との信頼関係の構築です。信頼を得るには信頼に値する人にならねばならないと言う当たり前過ぎる原則から積み重ねるには、まず自分の「あり方」を見直さなければなりません。自分が顧客にとって信頼に足る人間か否か、もし足らない部分があるのなら早々にその欠落した部分を補完しなければなりません。自分自身の足りない部分を補う努力をすれば、信頼性は増すし、何の努力もしなければ一切の売り込みを不要とする原理原則系マーケティングの組み立てはできません。特に建設業は人の命にかかわる重大な責任を負う業種であり、国家資格を持った専任の技術者が事業所にいる許認可を受けた者だけが行うことができる事業です。私はまずは専門家としての知識と技術を事業に関わる全員が身に付けるべきだと思っていて、その努力こそが信頼を得る第一歩だと考えています。

知っているけどできない、継続の壁

今日の受講者の自己紹介の中で、座右の銘として発表された方もおられましたが、仕事の上で最も効果性が高い原理原則は「継続は力なり」です。毎日たった30分の勉強を休むことなく行うだけで、1年から2年で建築に関わるありとあらゆる資格取得は間違いなく達成できます。そんなことを、ことさらもったいぶって言わなくても、誰しもが知っているのですが、今日の受講者に「継続は力なりって知ってますか?」と聞くと全員が挙手されて、続いて「自分は継続する、習慣化が得意と言う人います?」と質問すると誰1人おりませんでした。この結果を受けて私が伝えたのは、「顕在意識で潜在意識はコントロールすることができない」という法則で、自分は習慣化が苦手だと思っている人は絶対に習慣化の圧倒的な力を身に付けることができないと言うことです。

習慣化への取り組みはセルフイメージの書き換えから。

今日の研修の途中、休憩時間に社員さんを派遣されている会社の経営者さんと少し話をさせてもらった際、言われたのは「私はコンサルタントが大嫌いです。高橋さんに共感できるのは理論だけでなくご自身で事業を実際に行ってこられた事で、こうなると共感しかありません」と言うことでした。私も「実際に血の汗をかきながら日々戦ってますからね」と答えておきましたが、参加者全員にも私が長年続けている習慣について語り、何の取り柄もない私の様な人間が「継続は力なり」と言う原理原則だけで会社を経営し全国で研修事業を展開しているという事実を目の当たりにしてもらった上で、全員に次回の研修まで毎日欠かさず続ける習慣を考えて発表してもらいました。どんな小さな事でもいいのでこの研修で取り組む「60日間のチャレンジ」が成功した暁には、自分は習慣化が苦手、と言うマインドセットを外してセルフイメージを書き換えることができるようになります。次回の研修終了後には全員が「継続は力なり」を体感していると挙手されることを強く祈りながら福岡、博多の街を後にしました。受講者の皆様、健闘を強く心からお祈りいたします。(笑)

_____以下は告知です!_____

◆今年最後のオープンセミナー@仙台開催します。(残り10席になりました!)

職人起業塾@オープンセミナー@仙台「建築業における真実の瞬間」

日時:2018年12月6日木曜日 14:00〜17:00
会場:PARM-CITY131貸会議室 Room 5C
住所:〒980-0811 宮城県仙台市青葉区 一番町3−1−16
受講料:3000円(受付にて職人進化論。を見たと言って頂ければ無料)
定員20名、先着順。
申し込みFacebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/736186536724033/
問い合わせ先:一般社団法人職人起業塾 〒650-0012 兵庫県神戸市中央区北長狭通5-2-19–503(MYU) Tel: (078)381-5884 メール:お申し込み/ オフィシャルページ:https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

原理原則系マーケティング理論を切り口に建築現場で働く実務者向けに全国5箇所で開催している現場マネジメント改革の研修の概論のセミナーと受講説明会。決して職人を独立起業させるための研修ではなく、現場実務者に経営者感覚を身につけてもらうボトムアップ式のカリキュラムです。職人、施工管理、リフォーム営業等の実務者が主体的に考える現場マネジメント改革を通して圧倒的な現場品質向上、コミュニケーション不全の解消、顧客満足を達成し、成果に結びつける仕組みを作る事で外部環境に左右されない工務店、リフォーム会社の持続的なビジネスモデルへのシフトを目指してもらえます。理論を現場で実践する事に特化したセミナー、研修講座です。

申し込みFacebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/736186536724033/

◆残2回となりました!仙台、東京の職人起業塾講座オブザーバー参加絶賛募集中です。

残り少なくなってきましたので、ご興味のある方は是非ご参加ください!

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◆書籍「職人起業塾」(第2刷)絶賛発売中

品薄でご迷惑をおかけしていた(6ヶ月研修のテキスト本でもある)書籍「職人起業塾」も重版から日が経って漸く流通が復活する様になって来ました。最近はAmazonでも定価で買える様です。私の希望では出来ましたら、Amazonのカートに入れて、近所の書店で取り寄せて頂くのがいいかと思います。地域ビジネスの本だけに。(笑)
もちろん、私にお声がけ頂いても送料無料でお送り致します!

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◆職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

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テーマソングは第九@栗城さん追悼コンサート

平成30年11月21日 晴れ

東京day2

今日は東京水道橋のship社のセミナールームにて第11期職人起業塾12講の研修講師、一日中、建築業界が抱える根本的問題解決について熱く語りました。東京塾も終盤を迎え、今回の講座を終えると、残すところshipの小松社長による現場実務者向けのwebマーケティング講座と横山桂子先生のコミュニケーション講座の仕上げ、私の担当は最終講のアクションプラン検証でおしまいです。6か月、15回にも渡る研修講座も振り返ってみればあっという間、本当に時間が過ぎるのは早いものです。今日はマーケティング基礎理論の最終回ということで、これまでレクチャーして来た内容を包括した全体最適化への習慣について、現場の具体的事例を織り交ぜながら熱く語り、また考えて貰いました。建築現場の品質、工程、顧客対応を圧倒的に改善する具体的なワークも行いましたし、明日からの現場マネジメントを大きく転換してくれると思います。(^ ^)

栗城さんが山に登る前に聴いていた曲

さて、今回珍しく研修日の当日の朝ではなく、前乗りで東京に来ることになったキッカケは(畏れながらも)職人起業塾の外部講師としてお世話になっている小田全宏先生にご自身が指揮をされるオーケストラのコンサートにお招き頂いたからです。先日行われた小田先生の還暦祝いパーティーに参加した際に聞かされたのは「以前から親交の深かった登山家の栗城さんが今年の5月、エベレストへのチャレンジで滑落事故に遭い、帰らぬ人となってしまったのだが、エベレストに出発する前に彼と、エベレストから無事に帰って来たらコンサートを企画するので第九を振ってくれと頼まれており、今回、その遺志を継いだ形でオーケストラのコンサートをすることになった、是非来てください。」との言葉で、世界最高峰の山に何度も阻まれ、凍傷で指を9本無くしても不屈の精神で山に挑み続けた登山家の栗城さんが登山前にいつも聴いていたと言われるベートーベンの第九を改めて聴いてみたいという気持ちもあり、ご厚意に甘えて参加させて頂いた次第です。

音楽の持つ力。

コンサートは先ず、琴の名手として活躍されている小田先生の娘さんによる琴のソロと五重奏、竜馬さんのバイオリンを中心にしたギターとドラムのセッション、栗城さんに所縁のあるソプラノ歌手によるYou raise me upのソロと4人の歌い手によるフルコーラスと、改めて音楽の持つ大きな力とその素晴らしさを再認識させられました。第二部では小田先生が指揮を執られたフルオーケストラ&フルコーラスによる小田先生作曲の交響組曲大和から「富士」とベートーベンの第九、最後は「よろこびの歌」を観客も一緒になって大合唱と少し年末風情も感じさせてもらえる素晴らしいコンサートとなりました。私は子供の頃はともかく、オッサンになってからは全く音楽に興味がなく、普段もラジオで音楽を聴くことさえありません、音楽というものと全く接点の無い生活を送っていることが、非常に勿体無いことであり、こんなに感動する時間を得られるのをみすみす逃してきた事に大きな後悔の念を抱きました。今更ではありますが、何か楽器でも弾けるようになるのは無理でも、美しい音楽を聴く耳と時間くらいは持つようにしたいと思います。

テーマソング

栗城さんが山に挑む前にいつも聴いていたというベートーベンの第九の演奏が始める際、沈黙の中で生前の栗城さんの姿、エベレストの雄大な風景、そして雪山に挑んでいく栗城さんが撮影された映像がモニターに流されました。その沈黙を破って小田先生がタクトを振り、オーケストラが音を奏でて、壮大なスケールの世界観を表現する第九の圧倒的な演奏が会場を包み込む、そんな感動的な、というよりも心が震えるような貴重な体験をこの度はさせてもらいました。深く心に残ったのは、「苦しみの数だけ喜びがある」との栗城さんの生前の言葉と共に、音楽が持つ人の心を揺り動かす大きな力です。あまり、音楽に親しみのない私も今一度、自分のテーマソングと言えるような曲を持てるようにしたいと思った次第で、第九を聴いてから死が待ち構えるかもしれないエベレストの南北壁の単独無酸素登頂という前人未到の死と隣り合わせの冒険に向かった栗城さんを想い、思い出したのは(べたすぎますが、、)子供の頃熱中した漫画の「朝太郎伝」でキツイ状況の中一人で戦いに向かう朝太郎が亡き友の骨をかじり、歌を歌いながら敵のいる場所へ向かう絵面です。人生には引くに引けない、負けるに負けられない勝負に立ち向かわなければならない事があり、私にも今まで何回かそんな場面がありました。(笑)、そんな時に気持ちを落ち着ける、もしくは奮い立たせるツールとして、音楽は大きな力を持っている事を思い出し、これからどれくらいそんな機会があるか分かりませんが、私のテーマソングを探してみたいと思いましたし、当分の間は永遠のチャレンジャーとなった栗城さんの第九をお借りしようかと思います。この様な機会を下さった小田全宏先生には心から感謝致します。いつもありがとうございます。

_____以下は告知です!_____

◆今年最後のオープンセミナー@仙台開催します。(残り10席になりました!)

職人起業塾@オープンセミナー@仙台「建築業における真実の瞬間」

日時:2018年12月6日木曜日 14:00〜17:00
会場:PARM-CITY131貸会議室 Room 5C
住所:〒980-0811 宮城県仙台市青葉区 一番町3−1−16
受講料:3000円(受付にて職人進化論。を見たと言って頂ければ無料)
定員20名、先着順。
申し込みFacebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/736186536724033/
問い合わせ先:一般社団法人職人起業塾 〒650-0012 兵庫県神戸市中央区北長狭通5-2-19–503(MYU) Tel: (078)381-5884 メール:お申し込み/ オフィシャルページ:https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

原理原則系マーケティング理論を切り口に建築現場で働く実務者向けに全国5箇所で開催している現場マネジメント改革の研修の概論のセミナーと受講説明会。決して職人を独立起業させるための研修ではなく、現場実務者に経営者感覚を身につけてもらうボトムアップ式のカリキュラムです。職人、施工管理、リフォーム営業等の実務者が主体的に考える現場マネジメント改革を通して圧倒的な現場品質向上、コミュニケーション不全の解消、顧客満足を達成し、成果に結びつける仕組みを作る事で外部環境に左右されない工務店、リフォーム会社の持続的なビジネスモデルへのシフトを目指してもらえます。理論を現場で実践する事に特化したセミナー、研修講座です。

申し込みFacebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/736186536724033/

◆残2回となりました!仙台、東京の職人起業塾講座オブザーバー参加絶賛募集中です。

残り少なくなってきましたので、ご興味のある方は是非ご参加ください!

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◆書籍「職人起業塾」(第2刷)絶賛発売中

品薄でご迷惑をおかけしていた(6ヶ月研修のテキスト本でもある)書籍「職人起業塾」も重版から日が経って漸く流通が復活する様になって来ました。最近はAmazonでも定価で買える様です。私の希望では出来ましたら、Amazonのカートに入れて、近所の書店で取り寄せて頂くのがいいかと思います。地域ビジネスの本だけに。(笑)
もちろん、私にお声がけ頂いても送料無料でお送り致します!

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◆職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

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