市政への姿勢

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なんと9月も今日でおしまい。

あと3ヶ月で今年もおしまいと考えると時間が流れていく速さに驚くばかりです。

毎日気持ちのいい空が広がっています、なーんていい季節を喜んでる間にあっという間に寒い冬になるのでしょう。

今日は休み明け月曜日の月末ということで何かと気ぜわしい一日を過ごしました。

昼からは明日から始まる着工現場に向けての説明を二件、泥棒にはいられたビルの防犯対策のご相談など夕方まで神戸市内を走り回りました。

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夕方からは珍しく政治系のミニ集会に参加。

もうすぐ告示される市長選挙に立候補予定の方のお話を聞きにいきました。

神戸は全国でも特異だと言われる位、役所出身の人が市長になり続けています。

神戸にずっと住んでいると副市長、前の呼び名で言うところの助役が引退する市長の後を引き継ぎ当選するのが当たり前のようになっていました。

私も子供の頃はそう思っていましたし、市長って、そんなもんなんやろ、と思っている神戸っこは多いのではないでしょうか。

私たちが中学生の頃、ポートピア81という市を挙げて企画された大きなイベントが成功し、旧居留地などの開発を上手に行い神戸市株式会社と呼ばれてもてはやされていた頃はそれでよかったんかもしれません。

神戸は自治体経営の成功モデルとまで言われていました。

しかし震災による大きな打撃を受け、その後の復興事業もまぁあまりうまくいってるとは言えない現在、旧態然の箱モノ行政での経済の活性化では行き詰まっているというのは神戸市民も感じ始めている様です。

現在、神戸市が抱えている負債は2兆3千億円。

あまり表立った報道もされておらず、破綻してもおかしくないような財政難を認識している市民がどれくらいいるかというと非常に疑問ですが、そろそろお役所任せだった神戸市政を私たち市民が自分達で考え、参加してなんとかしていかないといけない時期に来ている様な気がします。
前回の神戸の市長選挙の投票は30.51%。
コレでは話にならないのは確かです。
選挙で立候補される方は皆さん、こんなことを実現します。と暮らしが良くなるような公約を掲げて自分への投票を促します。
高齢者のバスの運賃無料化など、実際の暮らしに直結することもたしかに大事ですが、行政サービスには財源が必要です。
先ずは、財源を如何に確保するかについて、具体的でリアリティーのある案を持っておられる方に市政を預けてみたいと思います。
そして、私個人的には成長戦略よりも止まる事無い人口減の局面をしっかりと見つめて、マイナス成長の中でいかにして暮らしの安心と安定を見いだしていくか?という現実を直視した総論を持った方に(出来れば)一票を投じたいと思っています。
ま、地味ーな考え方なので、そんな主張をされる政治家の方はあまりお見受けしませんが。。。
もうすぐ闘いの火ぶたが切って落とされる、神戸のコレからの運命を変えるかも知れない市長選挙、興味を持って見守りたいと思います。
ま、とにかく皆さん、選挙は行きましょう!

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創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。



設計する者として真剣・誠実にお客様のご要望に耳を傾け、最善のプランを作成します。 工事する者として日々切磋琢磨し、技術・サービス・管理能力の向上に努め、その結果としての低価格への挑戦をし続けます。 工事店として>全ての方に「知って良かった」と言っていただくまで、諦めないサービスに努めます。 建築のプロとして建物の長寿命化を果たします。 日本の伝統工法の継承者として次世代の育成に努めます。 人として常に良心に従った行動をとります。

私達が誓うこの憲法に従いお客様に安心と安全そして心地よい環境を提供致します、それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を通して社会に貢献することを目的としているから。

業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。


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ロジカルじゃないシンキングと見えない化。

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気持ちいい天気が続きます。
今日は朝からマンションの外壁改修の調査へと向かいました。
今が旬?と言っても過言でないくらい、少し前からの消費税増税を睨んでの需要と、涼しくなって天候がいいのとの相乗効果で、ビルの外装改修工事はこのところ非常に多くなっているみたいです。
そろそろ足場が足らなくなって来た、と、とある足場の大手業者が言っておりましたが、安倍総理の狙い通りに足場からでデフレ脱却は始まる様です。
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ま、消費税が上がり切った後は揺り返しで今よりもっと酷いデフレが待っているかも知れませんが、その時はそのとき、今に焦点を合わせてその時に備える事に致しましょう。(笑)
昼からは京都を経由して湖西線にゴトゴト揺られて月に一度の茶の湯のお稽古。
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今日は花所望というお稽古でした。

要するに茶の湯の席で、何らかの理由がある時に亭主が客人に花を活けてもらうというお稽古です。

で、所望された主客、もしくは次客が茶席にて花を生ける。

細かな所作や順序、間の取り方と、学ぶべきことは色々とあるわけですが、今日のお稽古はそのカタチを教えて頂くだけでなく、日本人としての心、気持ちとしてどうあるべきか?という

茶の湯の根底に流れる価値観に触れることになり、頭を花入れで殴られたような衝撃を受けました。

いつもお稽古に行く前には教本を読んで予習をしていくのですが、書物には型と所作の他に余分なことは一切書いておりません。

正直、よくわからんしきたり?やなー、なんて不届きなことを考えたりしてしまっていたのですが、

実際にお稽古をつけて頂くと、なるほど!と目から鱗のご教示を頂きました。

そこで教えられたのは、絶対に文字や書物に著してはしてはならない暗黙知としての価値観であり、『きまり』や『ルール』と言った見える化をすることによって価値を失ってしまうもの。

形式の奥深くにある心の在り方としての価値観が悠久の歴史を超えて現代まで受け継がれており、私の様な無学で無知で粗雑な若輩者に対しても、その門戸を開けて教えを受けることが出来るようにして頂けることに今更ながら驚きと感謝の念が込み上げました。

決して見える様にすることが出来ない価値。

それこそが日本の伝統文化の根底に流れている価値観なのだと少しだけ気がついた気がします。

見えないものを見る、

もしくはカタチになることの無いものの価値を認める

極めて東洋的な思考になりますが、ずいぶん難しい世界に足を踏み入れようとしている様な気がします。

しかし、大げさにいうと、この部分の真理を読み解くことが、行き詰まり感に包まれている欧米式自由資本主義を越えて、日本独自の次の社会の価値観を作って行くことになるのではないでしょうか。

ま、大げさすぎました、スミマセン。。

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それにしても、今までずいぶんとロジカルシンキング、見える化と言った論理的というよりは実は欧米的思考に浸り切ってやって来たなー、と、気付くと共に、そんな中で解決出来なかったことの解消への糸口が見つけられるかもしれないな、なんて思いました。
ま、『道』はどこまでも果てしなく、気が遠くなる程、遥か遠くまで続いており、答えまで辿り着けるかさえも分かりませんが、とにかくなんとか、少しずつでも歩んでいきたいと思います。
しかし、いつまでたってもお点前上達しませんなー、(涙、)

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消費税増税に伴う住宅関連税制とすまい給付金の乱暴なまとめ。

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朝夕はめっきり涼しくなって来ました。
今朝は(なぜか裸で寝ていたからか、)寒くて目を覚ますと言う少し前までには考えられない事がとうとう起きました。
季節は確実に秋に移っている様です。
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今朝は早くから近所のお寺さんの改修工事の着工現場へ、
電気工事の平山プロと配線経路などのこまかーい納まりについて相談と指示をして、最も美しいと思える仕上げになるように二人頭をつきあわせて知恵を絞りました。
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おかげさまで、予定していた天井点検口をつけることもせずに照明器具の増設に成功!
コストを抑えながら、スッキリとした仕上がりとなりました。
きっとご住職も門徒さんも喜んでくれると思います。
こんな些細なことが実は非常に大事なこと、工事の大小に関わらず、誠心誠意精一杯の工事に務めているからこそ、何度も繰り返しのご注文を継続して頂けるのだと思います。
やっぱり、現場で答えを出し続けることですね、私たち建築会社にとって重要なことは。
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さて、お題目は連日のように安倍首相が決断した、と報道されている消費税増税にまつわる住宅の話です。
一体、首相は何回決断したら気が済むのだろう、なんて思ったりもしてしまいますが、アレはきっとマスコミが勝手に決断しているのでしょう、(笑)
とにかく、やっぱり増税は確実な様です。
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住宅はその金額が大きいが故、消費税増税の影響が大きいと言われています。
政府はその(業界団体の?)声を聞いて、なんとかその影響を軽減させるようにと、様々な施策を打ち出しています。
一見、分かりにくい『消費税増税に伴う住宅関連税制とすまい給付金』ですが、ここで分かりやすく整理出来るように(乱暴なくらい)超簡単にまとめておきたいと思います。
まず、増税の経過措置について、
①安倍首相が10月1日に決断しても、来年3月までに工事が終われば5%のままです。
②注文建築の場合、9月中に契約をしていれば、税が上がる来年3月以降の引き渡しになっても消費税は現状の5%です。
なので、大手住宅メーカーでは今月の契約数は軒並み過去最高を記録しています。
次は来年の3月までの引き渡しを目指して建築ラッシュとなる模様です。
次に、増税に間に合わなかった場合の軽減措置は、
③住宅ローン減税が(また)拡充されます。
コレは高額の住宅ローンを組んだ人が得をするシクミで、長期優良住宅の場合、現在300万円控除されているのが500万円控除となります。高額の住宅を購入される人には大きなメリットですね、
それにプラスして、今回新しく作られる制度としては、
④すまい給付金があります。
年収の低い人の方がたくさんもらえるシクミで、
年収425万円以下=30万円
475万円超 510万円以下=10万円
その間は20万円となっています。
その他に、
⑤投資型減税というものもあります。
住宅ローンを利用せずに、自己資金で取得する人向けですが、条件があります。
対象は、長期優良住宅と低炭素住宅ということなので、性能をしっかりと担保している建築会社であれば普通に控除を受けることが出来ます。
8%にあがったあとでは、50万円、10%にあがると65万円が最大です。
⑥リフォーム減税(投資型)も拡充されます。
居住時期がH25.1~H26.3ならば、耐震=20万円 省エネ=20万円 バリアフリー=20万円で同時施工での最大は40万円、太陽光発電を設置するとさらに10万円が上乗せされます。
⑦リフォーム減税(ローン型)もあります。
H26.3までなら最大60万円が5年間控除されます。住宅ローン減税より多いかも、です。
とりあえずはここまで。
他にも補助金や助成金の公募も行なわれておりますので、すまいに関する工事の内容によっては減税以外に現金が国から支給されることも多くあります。
一番は地域型ブランド化住宅で、100万円、今なら国産木材利用ポイントで60万ポイントももらえます。
そんなにお金を配れるなら消費税アップなんてしなければいいのに、、なんて思ってしまいますが、、
とにかく、盛りだくさんの施策が乱れ飛んでおりますので、今、もしくはコレから住宅の取得や工事をお考えの方は良く情報収集をして取り組んで頂きたいと思います。
ちなみに、整理しやすいようにずいぶん乱暴にまとめておきましたので、細かな要件についてはしっかりと御確認頂きます様お願いします。
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もうちょっと、細かく丁寧な説明が必要な方は、お気軽にタカハシまでお問い合せ下さいね~。
国交省発行の『虎の巻』持ってますので。(笑)

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日本式オンリーワン戦略

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今日も神戸はいちにち素晴らしい天気、気持ちよく走り回りました。

最近なぜか海沿いのお客様からのお声がけが多く出て行くたびに海岸沿いを走っているような気がします。
午前中は垂水漁港のすぐ近くのお客様宅にリフォームのご相談に、
最近どこのお宅に行ってもワンちゃんにwelcomeな感じて迎えてもらえるのがとてもうれしいです。

すみれのアイドル犬チャックと仲良くしているからかも知れません。(笑)

昼からはいよいよ来月に着工が迫った新築のご契約にお客様にお越しいただきました。

ずいぶん昔に少しだけ内装の工事をさせてもらっただけのお客様が何年も経ってまた私たちに家を建替えるといったとても大きな工事をご依頼頂けるというのは本当に嬉しいことです。

H様、誠心誠意これからの人生を楽しんでいただける家を作らせていただきます。

引き続きよろしくお願いいたします。

さてお題目は夕方からの勉強会でのこと。

月に1度、疾走するような毎日から足を止めて自分の会社の理念と経営について考える習慣の日でもあります。

なんと今回はすみれのテラスでの開催となりました。
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いつもは大阪で開催されるこの勉強会ですが、ひょんな話の流れからすみれで受け入れている中国からの実習生の手料理が上手すぎるという話になり、ぜひいちど食べてみたいというオファーを受けて彼らに諮って見たところ、

「ぜひ料理作らさせてください」

と気持よく即答。

勉強会の本題とは関係ないようにも思いますが、たまには場所を変えて見るのもいいだろうと言うことですみれでの開催となりました。

勉強と言うよりも懇親会がメインとなったような今回の勉強会ではありましたが、実はしっかりと勉強もしております。

今回の学び、1番の気づきです。

中小零細企業はオンリーワン戦略を立てるべき、というのをよく耳にしますが、オンリーワン戦略には広義のものと狭義のものと2つある、そのそれぞれに対しての考察を述べよ。という設問がありました。

マーケティングの理論と呼ばれるものは大家コトラーから世界一と言われるジェイエイブラハムまでどれもが全て顧客目線を重要視します。

顧客視点を忘れたとき、企業は市場からから見離される。

と彼らは声を揃えて言っております。

それは確かに正しいと思いますし、私もそれに非常に気を配りながら今までやってきたのも事実です。

しかしこれはアメリカ式の思考であり日本的な価値観とは完全に一致するものでは無いと以前からなんとなく思っていました。

それはもっと狭い意味でのオンリーワン目指すという日本人独自の価値観です。

お客様が見てどう思うかとは別の世界で自分がとことん納得するまで物事を極める。

といった職人的なこだわりを持つのがそれだと思っています。

いわゆる『道』という考え方。

顧客の視点とはかけ離れた自己満足の世界かもしれないですが、とことん道を極めると言う自分の魂を描くようなことを志すことも実はとても重要ではないのか。

それが新たな価値を生むことにはならないか。

これこそが日本人的価値観と融合したマーケティング理論にならないのか、

と改めて感じ、私たちの取り組みも実はそんな側面があったりするということにも気がつきました。
そんな学びもありながら、 やっぱりメインは懇親会(笑)

皆さん、はるばる神戸の西の果てまでお越しいただきましてありがとうございました。

とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

では次回は岸本社長よろしくお願いいたします!(^^)

共に学ぶ仲間にご縁を頂けたことに心から感謝致します。
心謝。

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総論オッケー各論意義あり考。

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大阪で迎えた朝は少しひんやりしてました。
昨夜の勉強会は本当に嬉しくて、若干調子に乗ってしまったこともあり、結局終電に間に合わず大阪泊、朝一番の電車に飛び乗って帰って来ました。
久しぶりの深酒となってしまいましたが、ホテルのベッドでしっかり寝たので、朝から快調、いつもの通り筋トレで汗を流してから何事も無かったような顔して出社、ほんとうに、肝臓が元気って素晴らしい!(笑)
ま、あまり調子に乗っててはいけないことは重々承知の助ではありますが、、(苦笑)
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昼からはみっちりとお客様宅を廻って、完工後の集金や、新規のご依頼を頂いたり、長年家族ぐるみでお付き合いをしている妹のようなアッコちゃんのご実家の工事の打ち合わせなど、今日もおかげさまで忙しくさせて頂きました。
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夜はいつものお習字教室。
消費税増税がいよいよ現実味を帯びて来たこともあってか、同業の社長さん達は全員お休み。
きっと忙しいのでしょうが、休んでしまうとまた元に戻ってしまうことを心配するばかりです。
という私も前回は出張と重なってお稽古に参加出来ず、丸ひと月ぶりに握る筆は散々でした、、
トホホ、、ないいとこなしのお稽古となってしまいましたが、唯一ちゃんと出来たね、と言って頂いたのは『説』の字のはらいだけ、
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継続することの重要性を今一度噛み締めることとなりました。。
お題目は、(下手くそすぎる)習字のお稽古をしながら思ったこと、
実は、今の私は、未だ筆の使い方、運び方の練習をしているレベルで、起筆、点節、はらい、トメなど、局部の筆の運び方を延々と教えられています。
いわゆる、小学校レベル、と言う事になるのですが、出来ないものはしょうがないのです。(涙)
で、この跳ね方はうまく行った、とか、この筆の入りは良かった、とか細かなことに一喜一憂している訳ですが、1枚書き終えて半紙をみると、見るも無惨な残念な字が並んでいます。
そもそも、重要なのは全体のバランスなのですよね、、、
そんなことを考えながら少し前に私が主宰する『職人起業塾』のテーマとして考えていたことを思い出しました。
それは、

『総論オッケー、各論意義あり』

です。

良く議論の中で出てくる言い回しでありますが、普段の生活、人との関わり合いを鑑みてみると、人と人との会話の中で非常に重要な部分がこれだと思うのです。

特に、経営者が集まる会議では、全く同じ考え方を持った者同士の話し合いというがなかなかなく100%と言って良い程、各論では意見が分かれるということが当たり前です。
しかし総論にはオッケーしているという前提さえあればどんなに意見が対立しても、最終的にはうまく着地点が見つかるものです。
そしてこれは、どんな人間関係においてでも当てはまると思うのです。
個々で意見が違うという事は絶対にあります。
しかし、方向性が違って細かい意見も違うということと、細かいところは調整が必要ですが方向性が一致しているというのは表面的な見え方は同じですが実際には最終的に出される結果は180度違います。

そう考えると総論の持ち方、伝え方によって結果はおのずと決まってくるということにならないでしょうか。

と、考えると誰にでも受け入れられる総論を持つことは非常に重要なこととなります。
ではそもそも、総論というものを持っているかということについて考えてみると、コレが簡単な様で難しく、大きな方向性を指し示して、誰もが支持してくれるようにならなければ持ってても意味が無い訳で、、、

私の習字のお稽古と同じように細かなコトに囚われていては全体は見るも無惨な結果を招きます。
要は全体のバランス、デザインをする力を培うことが重要だと思うのです。
それは、人間関係に於いても、ビジネスの世界に於いても然り、
では、そのスキルはどうしたら磨くことができるのか?
長くなるので、今日はここまでにします。(笑)
具体的な方法論などの細かなお話はまた次回でご紹介したいと思います。
なるほど、深堀をしてみたいなーと、思われる方は是非、10月の『職人起業塾』にご参加してみて下さいね~。

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職人時代の夜明け@jack関西

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秋らしい爽やかな朝が続きます。
秋分の日も終わり、9月もあと1週間と少し、季節はゆっくりとしかし確実に寒い冬に向かっているはずですが、天気予報では今日も真夏日になるとのこと。
連休の立ち上がりということで、忙しい1週間の始まりに気合いをいれようと朝からしっかりと身体を動かして汗をかき、心も身体も目を覚まさせてから出勤しました。
今日はJACKという120社を越える全国の同業者さんとの勉強会@関西に参加。
大阪は八尾へと向かいました。
今日のテーマは『自社でリフォーム職人を育成するノウハウ作り』です。
なんて素晴らしいテーマなのでしょうか!
創業以来の私の悲願である『職人の地位向上を果たす』というミッションの入口にあたる、職人の直接雇用に向けて、全国のメンバーが動き始めたという事なのです。
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(私の個人的な見解ですが、)リフォーム業界には大きな流れがあります。
修繕、増改築、と言われた工務店、大工が請け負う建築工事から、もっと親しみやすいサービス業と融合した業態として『リフォーム専門店』という専門業種が生まれました。
それは、営業のノウハウなど無くても仕事はいくらでもあった時代から少子高齢化の波が押し寄せて、新築の着工棟数が落ち始め、建築不況と言われだした時代背景と相俟って、一気に業界の主役に躍り出ました。
その当時のリフォーム業は営業することからスタート、先ずは訪問販売する会社が現れ、地域の住宅を一軒ずつ廻って潜在的な需要を掘り起こしました。
ただ、訪問販売をする会社には建築の知識を一切持っていないようなただ契約をする、売り上げをあげることだけに特化したような会社も多く、コレが後の悪徳リフォーム問題に発展します。
次に主役となったのはチラシによる販促をかける、反響型と言われる営業スタイルです。
すみれでも一時は毎月のように自社社屋でイベントを行い、チラシでの告知を続けていたこともありました、現在もリフォームと言えばチラシ、と言ったイメージが定着していると思います。
初めのうちはもの凄い反響でした。
訪問販売と同じように地域の人の家を直したい、きれいにしたい、使いやすくしたい、という潜在需要を積極的に集める業種がそれまでいなかったこともあり、全国に急成長する会社が続出しました。
しかし、全てのものは陳腐化する、とかのドラッガー博士は言われましたが、チラシに書いてある金額と全く違う請求をする業者が多く現れたりしたこともあり、チラシに対する反響は徐々に落ちて来ているのが近年の流れです。
そこで、今現在から次の時代にかけてどのような流れになっているかというと、
『情報化とクオリティーと本質の時代』
だと思っています。
インターネットの普及により、誰もが手軽に情報を収集出来るようになりました。
チラシを見て、電話をかけて問い合わせをする前に、その会社のホームページを確認するようになったのです。
また、付き合うに当たってはその会社の風評や口コミを丹念に調べる様になったのです。
要するに、いい加減なことをしている会社はその悪評を隠し通せなくなったのです。
そこで、重要になって来るのは、契約を取る為だけの口先だけの営業スキルではなく、リフォーム工事を終えてからも顧客満足を継続して得ることが出来る全てにおいてのクオリティーの高さです。
元々、建築業界の中で意識の薄かったサービス業的な考え方を取り入れて新しい業態として社会に認知されたリフォーム業ですが、ここに来てもう一度、原点であるモノを作るという本質に目を向けなければならなくなったのです。
そして、モノづくりの本質に目を向けると、実際に工事に携わる職人の質というものの重要性を否が応でも認識せずにはいられません。
このリフォーム業界の新しい流れ(というか本質)を敏感に感じた経営者の方は早速、職人の直接雇用、育成に対する取り組みを始めています。
そして、それはクオリティーを高めることと共に、真のコストダウンを図ることにもなることをその経営者の方々は気付いておられます。
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10年近く前、
『大工を全員社員として正規雇用し、労働法に適合する環境で働いてもらうんです。』
と、私が言いだした時、

頭おかしいんちゃう、」
「あほやろ、」
「そんなんむりやで、」
「そんなんしても、猫に小判や、」
「経営を圧迫するだけですやん、」
と、ずいぶんケチョンケチョンに言われた記憶があります。
売り上げが下がっても利益を残せる体質を作ろう、というのがアタリマエの時に完全に業界の流れに逆流していたと自分でも良く分かっていましたが、将来のすみれの事業を見た時、コレが出来ずに将来は無い、と自分に言い聞かせたものです。
時流は確実に本物の時代へと向かっています。
決意と覚悟、そして勇気を持って進んでいきたいと改めて思える素晴らしい勉強会となりました。
星野社長、ありがとうございました。
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心謝!

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中小企業オオオオオオオ~っ!

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秋分。
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そして、3連休の最終日にして彼岸。
今年もキッチリとタイミングを計って咲いた曼珠沙華を見て、また一年を積み重ねたんだな、なんて思ってしまいました。
暑さ寒さも彼岸まで、といいますが、コレから年末にかけてリフォーム業界はいわゆる繁忙期を迎えます。
今年は、来年3月からの消費税アップがほぼ決定的になったのを受けてか、例年よりも激しくお問い合せを頂く3連休となりました。
私はモチロン今日もお仕事で、事務所に籠って新築をご検討の方や、中古住宅を購入してリフォームされる方のご相談など、おかげさまで忙しくさせて頂きました。
3連休の最終日ということで、なにかとご予定もあるはずなのにも拘らず、わざわざご来店頂いたお客様には心より感謝致します。
ありがとうございました。
さて、お題目は(珍しく見てた)昨夜のTV番組のこと、もの凄い視聴率を誇って話題の的になっているアレではなくて、その前に放映していた『矛×盾』です。
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どんな金属にも穴を明けれるドリルと、どんなドリルをもってしても穴があくことが無い超硬金属との熾烈な闘いでした。
今まで、3回(か、4回くらい?)対決して勝ち続けた無敵を誇って来た日本タングステン社の金属に見事穴があいた歴史的瞬間を目にしてはっきり言って興奮してしまいました。(笑)
仕事柄、金属の加工をすることも良くあり、ドリルと呼ばれる先端工具についての知識も少しは持ち合わせているのと、実際硬い金属に穴を明けることで苦労したことも実体験として持ち合わせている私としては、昨夜のこの対決はほんとに感動的でした。

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絶対王者と言われて来た、日本タングステン社は東京証券取引所二部・福岡証券取引所に上場している押しもおされぬ大企業、モチロン日本でトップクラスの研究開発の設備を持ち、資本投資を行なえるいわば巨人。

そして、その王者を引きずりおろしたのは全国の中小企業が集まって知恵と技術を出しあって作った、ドリル連合軍という得体の知れない会社の集団でした。
言ってしまえば、ありんこの集まり、といったところでしょうか。

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それがこの結果!

やっぱり、日本の経済の根底を支えているのは私たち中小企業であり、モノづくりの会社であり、そこがイノベーションをおこし、ブレークスルー出来るように日々切磋琢磨することによって日本の経済を建て直す原動力にならんといかんってこと。

日本の底力を垣間みた、非常に胸がスーーーッとした瞬間でした。

久しぶりに大好きなモンスターエンジンの鉄工所ラップを聴きたくなりました。(笑)

良かったら、どうぞ!

鉄工所ラップ - YouTube

何度聞いても最高です。(笑)

設計する者として真剣・誠実にお客様のご要望に耳を傾け、最善のプランを作成します。 工事する者として日々切磋琢磨し、技術・サービス・管理能力の向上に努め、その結果としての低価格への挑戦をし続けます。 工事店として>全ての方に「知って良かった」と言っていただくまで、諦めないサービスに努めます。 建築のプロとして建物の長寿命化を果たします。 日本の伝統工法の継承者として次世代の育成に努めます。 人として常に良心に従った行動をとります。

私達が誓うこの憲法に従いお客様に安心と安全そして心地よい環境を提供致します、それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を通して社会に貢献することを目的としているから。

業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。


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目的と結果とプロセスと在り方についての考察。

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先週に引き続いての3連休は先週末の台風による大荒れの天気とはうってかわって秋晴れの素晴らしい朝から始まりました。
燦々と降り注ぐ太陽と爽やかな風。
絶好の運動日和となった今日は神戸一円の小中学校では体育祭が行なわれていた様です。
我が家のお嬢の通う中学校でも例外無く行なわれてたということで、忙しい週末の時間を割いて少しだけのぞきに行ってみました。
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躍動する若さとでも言うのでしょうか、
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少しの時間だけしか見れませんでしたが、弾けるような笑顔で懸命に縁起をする子供達は眩しいような印象さえ持ちました。
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それにしても、毎年のこととはいえ、先生方が一生懸命創意工夫をされているのか、私たちが子供の頃には見たことの無いような演目?の多いこと。
子供達が楽しんで体育祭を作って行けるように色々と考えて下さっているのだろうな、なーんて思い、しきりに感心すると共に、ありがたいなー、と感謝の気持ちで一杯になりました。
なんだかんだといっても、一生に一度しかない中学時代、思い切り楽しんでもらいたいと思います。
盛り上がっている運動場に後ろ髪を引かれつつ、昼からはみっちりと、お・し・ご・と。
リフォームの打ち合わせやマンションリノベーションの現場にお客様とそのご友人たちと一緒にプチ完成見学会に行ったりと、神戸市内を走り廻りましたよ。
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ファイヤーキングの食器の似合う小部屋。
ど昭和な間取りの和室主体のマンションがいい感じの部屋にすっかり変わって、元々賃貸に出すつもりだったのが、もったいなくなってお施主様がご自分で使うことにしたという物件です。(笑)
完成写真はまた改めてご紹介したいと思いますが、工事のプロセスが見れる工事日誌はこんな感じ、
リノベーション工事をしてどんな風に変わったのか?というビフォー&アフターを見るのはとても面白く、参考になると思いますが、この工事日誌のようにどんな工程を経て変わったか?というプロセスを知ることも重要な一面を持っていると思います。
私の場合、モノづくりに携わる者として、
どんなものを作れるか?
ということと、
どのようにして作れるか?
という問いは同じくらい重要なことだと思っています。
先日、名古屋での勉強会でカリスマK社長がこのところ熱心に考察を重ねている、結果とプロセスについての価値観が個人的な属性によるものだ、という話を聞いて、自分はどっちだろうか?という問いについて考えてみました。
簡単に羊を逃した羊飼いの話に例えると、

あるところに、2人の羊飼いがいて、それぞれ羊を率いて放牧に行きました。

ところが、二人とも帰ってくると羊を逃がしてしまった、というのです。

一人は、「昼寝をしているうちに逃がしてしまいました」と言い、

一人は、「勉強しようと読書に夢中になっていました」と言います。

結果は同じ、しかしプロセスは違います。

カリスマK社長はtype A 、 typeBと、人間のタイプを分けることによって結果を重要視するのと、プロセスを重要視するものに属性が分かれるものだと結論づけられました。

結果こそすべてと結果に重きをおくtypeAとプロセスこそ重要であり結果が全てでは無いと思うtypeB。


しかし、結果が伴あわない仕事というのは結局評価する訳にも行かないのも事実。

非常に面白い話でした。

私自身の本質的な属性はどっちだ、という事はさておいて、こと建築という仕事の範疇で考えると、プロセスこそが重要ではないかと思います。

それは、プロである以上、一定の結果を出すのはアタリマエという大前提とセットでもあるのですが、結果が良かったからと満足していては進歩も発展も期待出来ないようになり、逆に考えると結果にコミットしすぎることで、そのプロセスの中に目に見えないリスクが増えていく可能性も有ると思うから。

難しい問題ではありますが、要はどちらも重要で、片方を正として単純化して選択することは出来ないということ。

しかし、自然の摂理、原理原則に則って考えた時、その選択は、

どの様なものを、

どのようにして、

どの様な人が、

どの様な想いで、

どの様な目的で作ったか?

という5Dのプロセスの積み重ねこそが目的(=最高の結果)を叶える唯一の方法論をエビデンスとして行なわれるようになるのではないでしょうか。

人生は選択の連続であり、人は常になにかしら判断を求められます。

しかし、選び方では無く、在り方というもっと根源的な部分に視点を向けると、全く違うパラダイムがそこにはある様な気がします。

世の中はすべからず表裏一体。

陰と陽、光と影、表と裏それぞれに目を向けるということはそのつなぎ目にも目を向けるという事でもあり、それが在り方とか、中心とか、心の奥底に目を向けることになり、魂を磨く行動に人を駆り立てるのではないでしょうか。

秋の夜長ということで、そんなことを考えながらテラスで一人夕涼み。

たまには『中庸』でも読み返しながら考えごとに耽ってみたいと思います。

目的と結果とプロセスと在り方について、

非常に難しいけど案外面白いかもね。(笑)

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創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。



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モノで見ていた省エネから数値で見る省エネへ。

 

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秋晴れ。
神戸は今日も雲一つない晴天が広がりました。
やっぱり今が一年で一番いい季節なんやろなー、なんて河川敷を(アイドル犬)チャックとお散歩しながら思っておりました。
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今日は昼からお勉強の会合に出席が2本、学びの一日となりました。
まずは京阪神木造住宅協議会の定期研修会で、現在日本中で引っ張りだこと言われている、『すまいと環境社』の野池氏を講師に招き、

『平成25年省エネ基準&認定炭素住宅』

モノで見ていた省エネから数値で見る省エネへ

というテーマでご講演をして頂きました。
2020年には義務化となる予定の省エネ住宅の数値の出し方や熱移動の基本的なレクチャーなどもして頂きました。
協議会の会員のお会社はいち早く長期優良住宅や地域型ブランド化事業などに取り組まれている会社が多いので省エネ性能を満たした住宅自体は既に建てられているのですが、今までは国交省がガイドラインとして出した仕様規定でその性能が認められることになっていました。
それがこの度の改正省エネ基準に移行すると、モノではなく数値に置き換えてその性能を示さなければならなくなるということです。
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すみれでは既に熱貫流率の計算ソフトを導入して、国交省からゼロエネルギー住宅の認定を受けたりしていますので、どうってことは無いのですが、これから全ての中小工務店がコレが出来なければ建物が建てれなくなるというのは凄いことです。
まさにふるいにかけて、まともな(高性能な)住宅が建てれる工務店だけを残して出来ないところを排除するという施策です。
コレぐらい出来ないとまずいよな、
という気持ちと、コレから建築業界で起業を目指す人たちにとって、ずいぶん高いハードルになってしまいそうな気がするのと半々の微妙な感じ。。
ただ、現在の環境問題、エネルギー問題を考えた時、住宅でエネルギー消費を抑えることは不可欠だと思いますし、自立循環型の社会は、自立循環型の住宅で意識を持って暮らすことから始まるとも思います。
厳しい時代ですが、乗り切っていこうと思います。

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神戸ラーメン紀行VOL.86

日記・一般

神戸は今日も見事な秋晴れ。
雲一つない気持ちの良い青空が広がりました。
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先日の荒れに荒れた台風が嘘のよう、ではありますが、私たち地域に根を張る工務店はお客様宅の台風被害の対応にまだまだ追われています。
今回の台風は雨量が非常に多かったということで、今まで雨漏りをしていなかったところから雨漏りがした、というお宅が多く、今日もまだ何件かのお問い合せを頂いてます。
次の台風が来るまでに、キッチリ修繕をさせて頂きたいと思います。
そんなこんなで今日も朝から作業服を着込んで屋根に登りまくってました。(笑)
さて、最近は出張続きで地元のお店をご紹介することがが少なかったラーメン紀行、今回は神戸中心にいってみたいと思います。
まず初めに、シーズン終わりかけということで、、
冷やしつけ麺850円 ― 場所: 味華



















滅多に食べない冷たーいラーメン、スープ割り美味しかったです。
まだ真夏日が続いていますが、また来年お会いしましょう。(笑)



お次は神戸唯一の笠岡ラーメン、 ― 場所: 中華そば いまい
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メニューがひとつしかないということで、大盛りを頼んでみました。
次回は全粒粉の麺にチャレンジしてみます。



3つ目は神戸の一大勢力、

特製らあめん 新風 650円 ― 場所: ラーメンたろう須磨店
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名前を見て新メニューかと思いきや、以前に食したことが有った様な気がします、甘いスープが特徴の一杯でした。



西に移って魚住の知る人ぞ知る人気店、お昼はいつも一杯です。

ラーメン 690円 ― 場所: らーめん起歩
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スタンダードなTheラーメンは根強い人気も理解出来ます。


久しぶりの金虎ラーメンは新メニューチェック、

ぶっかけラーメン 780円 ― 場所: 金虎ラーメン
意外にネギは相性がいいと分かりました。。
ラストを飾るのは名古屋の名物となりつつある?台湾ラーメンの有名店。
台湾ラーメン 630円 ― 場所: 江楽
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ネギ














暑い日は熱くて辛いラーメンが最高です。
次回は担々麺ねらいでいってみます。
本日はここまで。
珍しく殆ど神戸のお店でまとめてみました~。(笑)

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