どうせ無理。なんかじゃねーよ。

11月20日 秋晴れ

伊川河川敷
伊川河川敷

久しぶりに青空を見た気がします。
昼間は暑いぐらいの陽射しでアイドル犬チャックもニャロ部長もご機嫌さん。
楽しそうに二匹でじゃれているのを横目にデスクワークに励みました。(笑)

チャックとニャロ
チャックとニャロ

今日は事務所にて、知的資産経営報告書の最終打ち合せと協力業者さんとのプロジェクト会議の下打ち合せ、実行委員会の会議でした。
会社にいたらいたでやる事は色々とあるものです。(笑)

 

知的資産経営報告書完成とイベント案内

知的資産経営報告書については、以前このブログにも書きましたが決して独自の技術や特許を守るためのものではなく、(そんなものそもそも持っていない、笑)これから10年先を目指して後継者育成に取り組むにあたり中小企業でありがちな経営者の頭の中にだけあるノウハウや考え方を明文化してスタッフ全員と共有するために作成しています。
中小企業、特に建築業では珍しい取り組みということで今月29日には大阪行政書士会での講演とパネルディスカッションに呼ばれています。参加費無料との事ですのでお時間があれば遊びに来てください。

知的資産経営イベント
知的資産経営イベント

参加費無料との事ですのでお時間があれば遊びに来てくださいね。

 

 

スミレプロジェクト胎動中

夕方からのプロジェクト会議の実行委員との打ち合わせは来年、新年早々に協力業者さん全員にお集まりいただいて新たに取り組む課題について話し合いました。

WIN-WINの関係構築から1歩踏み込んで、顧客、取引先、すみれの『三方よし』の関係性を築き上げるために共に取り組む課題についての方向性をまとめました。

取引いただいている協力業者さんは1人親方と言われる職人さんをはじめとする零細企業がほとんどです。後継者どころか若い職人の育成さえままならないのが現状で、これからの職人不足への対応とともに誰もが未来に希望を持って働ける環境作りを作り上げたいという思いです。

いつも忙しい、と言っている左官の親方に、そんなに忙しいのなら、若い衆雇って育てましょうよ、と進言すると、「いや、そう思うねんけど、いつまで忙しいかわからんし、暇になった時の事を思うとそんな責任ようとらんしな、」と言われます。

人を雇い入れる事は、その人の人生を左右する事に繋がる、真面目な職人さん程、将来の事を考えて若者をこの業界に引き入れられないと言う現実があり、それは建築の世界のどの業種にも当てはまります。

現在の建築業界にどっかりと横たわる根本的な問題は、5年後10年後の売り上げが全く予想、予定できないこと。常に漠然とした不安を抱えながら目先の仕事に一生懸命ならざるを得ないと言うのが現状です。そして、誰も取り組もうとしなかったし、出来るとも思わない不可能だと諦めて来た大命題でもあるのです。

この問題を解決しない限り、『今だけ、金だけ、自分だけ』という目先のことしか考えられない様になり、信頼を裏切り、信用を失っていく負のスパイラルに陥っていくと思っています。

ここに我々の住む建築業界の根本的な問題があるとして、その問題解決を建築現場に関わる全ての人と共に図ろうと言うのがすみれプロジェクトの1番大きな趣旨となっています。

そのための具体的なアクション=何をやるか。

そして、

それをどう継続するか=どうやるか。

を皆で考え、実践しよう!という壮大な目的を掲げたプロジェクトです。

左官の大西委員長を筆頭に、美装の西口委員、給排水設備の高橋委員、電気設備工事の北川委員、すみれからはよーへーと大ちゃんの6名を中心に1年間かけてなんとか形作っていきたいと思っています。

すみれプロジェクト会議実行委員会
すみれプロジェクト会議実行委員会

 

イチローの金言

イチローがかつて言った言葉、

準備というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていく。byイチロー

私たちのような中小零細企業は10年先の売り上げまで見込めるような仕組みを作るのは非常に難しいと言うより至難の業です。やもすれば取り組むことすら諦めてしまうほど。
しかし、未来、将来がどうでもいい訳は無く、「だって、しょうがなかったし、」と言い訳をしたところでなんにもなりません。
未来を形作ることこそ、人生において最も重要だと認識してそれが安心出来るモノにすべく今、準備をするべきです。

また、イチローはこんなことも言っています.

『努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。』

できないこと、難しいことが山ほどあろうとも努力を継続することで無理だと思っていたこともできるようになると示唆してくれています。

「どうせ無理、」と諦めることを排除して考え、取り組み、業界ではありえないことをたくさんの仲間とともに実現して幸せの循環を何とか皆で手に入れたいと思います。

大西委員長はじめ、実行委員の皆様、気張っていきましょう!

宜しくお願いします!

 

以前にも紹介した植松さんのプレゼンをもう一度。

 

1万時間の法則と『無理の排除』

11月19日 曇り

やっぱりイマイチな天気が続きます。
今日は一日、話し、聴く忙しい一日でした。

 

 

月刊 米満杉山の頭脳の取材を受けました。

朝から月刊 米満杉山の頭脳の取材を受けて、午前中はガッツリとしゃべるしゃべる。(笑)
販促とビジネススキルの会員型情報配信サービスの取材という事で、今まで自社で実践して結果がでた事を抽出したヒアリングを受けました。

とは言え、すみれは現在、一切のマスメディア系の販促活動をやめてしまっているので、販促ノウハウの情報配信をされているメディアには少し趣旨が違う感じも否めませんでしたが、、
ま、ドラッガー博士曰く、『マーケティングとは一切のセールスを不要とするもの』という言葉を考えると、販促のノウハウの先にマーケティングの理論構築があるという私の持論はそれなりに楽しんで頂けた様に思います。(笑)

米満様、杉山様、遠方よりわざわざお越し頂きありがとうございました。生憎、時間にあまり余裕が無く、せっかく来て頂いたのに神戸の案内も出来ずにスミマセンでした。
次回、機会がありましたら、(神戸っこの私のアテンドで)是非とも神戸の夜を堪能して頂きたいと思いますので、また遊びに』来て下さい。(笑)

月次会計報告会議
月次会計報告会議

財務は一番のリスクヘッジ

昼からはメインバンクの担当者さんにも参加頂いて会計事務所さんとの月次決算報告会議。
今年も(決算的に)残り2ヶ月となり、これまでの実績を計画との差異のチェックをして年末の決算に向けての課題の確認をしました。
今期もなんとか計画通りの着地が出来そうな内容になっており、一同和やかな雰囲気の中、改善点の抽出と対策についての前向きな意見を交わす事が出来ました。財務指標の細かなチェックは本当に大事やなー、と改めて感じつつ、財務を経営に即反映できる綿密な資料を作ってくれる顧問会計士事務所の方に感謝する事しきりです。

いつもありがとうございます。

 

 

保険は2番目のリスクヘッジ(笑)

月次決算の会議に続き、会計士さんを交えて、決算が近づいて来ている事もあり、保険のやり手営業マンの田中さんを交えて、あたらめて保険の見直しの提案を受けました。
目から鱗の情報も頂けて、更なるリスクヘッジの取り組みへの方向を見いだしました。

田中さん、忙しい中わざわざ会議に出席、ありがとうございました。(笑)

月次会計報告会議
月次会計報告会議

 

理念と経営を考える経営者の会

夕方からは毎月欠かさず通い続けて来年でなんと9年!通い続けている大阪の職人の街、庄内へ、『理念と経営』を考える経営者の会なる勉強会への参加です。18時前にしてすっかり暗くなった庄内の街を歩きながら、今は亡きS社長に誘われて勉強会に参加し始めた頃の事をふと思い出しました。

その頃のすみれは、本社ビルを新築し、脱下請けの旗印のもと完全元請化を図って派手に宣伝広告を繰り返し、毎月の様に社屋で販促のイベントを始めた頃で、とにかく必死で走り廻っておりました。そして移転から1年目で結果を出して大工の雇用形態を日給月給から正規雇用へと社会保障をつけた適法の状態へと移行した頃ではなかったかと思います。
初めてこの勉強会に参加した時の(なつかしい)様子はこちら、
得たいならば積極的に捨てよ、「代償なくして」得るものは無し。考、

 

 

1万時間の法則

昔のブログを読んでみると、まだまだ社内外に多くの問題を抱え、悩み苦しみながら必死になってなんとかビジネスモデルの構築をしようと四苦八苦していたのがまるで昨日の事の様に思い出されます。それにしても、9年近く、(理念と経営を考える実務とは一切関係のない勉強会に)毎月大阪に通い続けているオレってホントにしつこい性格っていうか、、(苦笑)
ま、納豆の日生まれで粘りが身上、そして、継続する事の他になんの取り柄も無いだけにそれはそれで良いのだと思っておりますが、それにしても再来年には10年を迎える訳ですので、『理念と経営』に対する理解や実践に対して一仕事行なった感を持つことが出来るかも知れません。

どんな道でも1万時間の積み重ねでプロフェッショナルになれる、とよく言われます。
所謂、『1万時間の法則』ですが、毎月2時間のこの勉強会で、往復の移動時間と、設問に対する予習を3時間、振り返りを1時間、社内に落とし込む為に会議に諮ったり、社内研修で学んで来た事をシェアする時間を5時間持って来たとして、10年間で1800時間を『理念と経営』を考える時間として費やして来た事になります。モチロン、この程度の時間でプロフェッショナルになる訳ではありませんが、10段の階段の2段程度を登った事は、ひょっとしたら知らず知らずの内に、結構な実力がついているのかも知れません。

 

企業の持続継続は『無理の排除』=理のある経営

今まで余り意識をしていませんでしたが、すみれのこの10年の取り組みは実はこの勉強会と共にあったと言って過言ではないと改めて感じた次第です。
月に一度、実務を離れ『なんの為に事業を行うのか?』という大命題に取り組む事の重要さと共に。

今日の勉強会のテーマにも登場しましたが、会社を持続継続させる為に必要な事は『無理の排除』だと思っています。それは即ち、『理のある経営』を目指すことであり、そのヒントがこの勉強会の中に無数にあるのだと思います。今更ながら通い続けて来た価値はあったと。

とにかく、株式会社SHIMADA社には素晴らしい学びの場を提供し続けて頂けることに心から感謝致します。また、継続出来ているのも共に学ぶ素晴らしい仲間がいてくれてこそ。
ここまで育てて頂いた皆様には本当に感謝しています。

ありがとうございます。

心謝。

スキルVS人間力、磨くべきはどっちや?

1118日 曇りのち雨

天気予報は1日中雨との事でしたが、朝の間はなんとか持ってくれ、アイドル犬チャックとのお散歩は雨に降られることなく行くことができました。朝からツイテル、今日もきっと良い事がある!なんていつもながらのバカポジティブな思考を巡らせました。(笑)

キャルファームにて
キャルファームにて

今日も朝から畑へ、

ですが農作業ではなく、いつになくスーツを着込んでいつもお世話になっているキャルファームさんで行われる【畑DE研修】と銘打たれた企業向け農業研修説明会にクライアントのアテンド係として同行させて頂ききました。

すみれでは年間通してスタッフ全員で農業に取り組んでおり、その指導を研修と言うカタチでキャルファームさんに行ってもらっています。

工務店がどうして農業?と思われる方はこちらをどうぞ、笑

農耕型工務店的在り方。

とにかく、『当たり前を当たり前に行う会社』を標榜している私たちにとって土を耕し農作物を育て、収穫した作物を食するというプロセスを体感すして身体の奥底までその摂理を浸透させる事が非常に重要だと思っており、そのお手伝いをキャルファームさんにいただいていると言うわけです。
そんな中、TPPの大筋合意、就農者の激減等、建築業界並みに多くの、そして深刻な問題を抱えて居る農業のこれからのあり方を真摯に模索するキャルファームの代表、大西さんは畑を使った企業向けの研修を広めたいということで、今回(畑で研修)の企業説明会を行われることになりました。

詳しくはこちら、

作る×加工する×販売する×共有する=地方の10次産業化@キャルファーム

今回はすみれのクライアント先のT社長がすみれの農業研修を通して大西さんの取り組みに興味持って下さり、自社の社員研修にも取り入れる事を検討してみたいと申し出て頂き、良い機会がありますよーと私がアテンドさせていただいた次第です。(決してTVに映り込みたい訳ではない!笑)
またまたNHKのニュース番組の取材クルーも来ておられ、大西さんの素晴らしいプレゼンの様子をガッツリと取材されており、説明会の参加企業にも色々と質問をされておりました。

キャルファームにて
キャルファームにて

学ばせたいのは原理原則?!

「畑での研修が実際の業務にどんなふうに役に立つと思いますか?」

とか、

「どのような問題解決につながると思いますか?」

とか、ずいぶん不思議そうな面持ちで、「一体なんで畑やねん、」という雰囲気で質問を繰り返されおりました。(笑)

面白かったのは、インタビューを受けていた皆さんの口から、『原理原則』『自然の摂理』と言う言葉が何度も飛び出していた事。

私の中では違和感はありませんが、よく考えると、普段の生活の中でそれらの言葉を口にする機会はふつーはあまり無いと思うのです。いわば、使わない言葉、です。

インタビュアーの北郷さんも若干、不思議そうな顔をされておられましたが、一般的には企業が社員研修や社員教育に取り入れるのは、スキルや技術、モチベーション等、すぐに成果に結びつき、今抱えて居る問題を解決出来る様にする事が殆どです。

なのに、畑で種を撒き、野菜を育て、収穫をする、なんて実務に全く関係ないし、しかも地味。(笑)
教育するという概念からはずいぶん離れた内容になっている事に疑問の念を抑え切れない様に見受けられました。

キャルファームにて
キャルファームにて

まず身につけるべきは小手先のスキルではないはず。

「農作業を黙々とスタッフにしてもらって、企業になんのメリットがあるんかしら?」と思われても仕方が無いかも知れませんが、今日お集りの皆さんは既にその価値を十分に理解して、大西さんの、『土をつくり、人をつくり、未来をつくる。』というプレゼンテーションに納得、共感、そして感動さえしておられました。

昨日のブログにも書きましたが、経営者、従業員に関わらずまず身に付けるべきは小手先のスキルではなく、人間としての魅力=人間力であり、日々の暮らしの中で毎日繰り返す選択や判断に正しい基準を持つことから始まると思っています。農作業を通して体感する自然の摂理、原理原則こそ、その入口になり得ると思っているし、そんな考え方を共有する人々が世の中に増えていく事は本当に喜ばしい事だと思います。

キャルファームさんの先進的な取り組み、精一杯応援していきたいと改めて思いました。

T社長をはじめ、本日お集まりになって頂いた皆様、本当にありがとうございました!
心から感謝申し上げます。

心謝!

キャルファームにて
キャルファームにて

魅力的な人になる139の条件(笑)

11月17日 曇りのち雨

平成二十七年日吉大社献茶祭
平成二十七年日吉大社献茶祭

平成二十七年日吉大社献茶祭

今日は毎年恒例の表千家の献茶祭の日。例年通り滋賀の比叡山の麓、総本山日吉大社に参ってきました。

平成二十七年日吉大社献茶祭
平成二十七年日吉大社献茶祭

毎年、本堂の前の能舞台で奉じられる献茶の義を観させて頂く際はシンシンと冷気がおりて来て、時折雪も舞う事もあるのですが、今年は例年にない暖かさ。そのせいでしょうか、例年に比べて紅葉の色が紅くなっていないような、、
寒ければ寒いと文句をいい、暖かければそれはそれで、紅葉の色づきが遅いと文句を言う。そんなバチがあたってお茶席で薄茶を頂いて外に出てみると、結構な雨。着物で参られている方が多かったので、皆さん大変そうでしたし、私は洋服ですが傘を忘れて来てびしょ濡れ、散々な目に遭いました。やっぱり、いかなる時も文句を言わず、感謝の心を忘れずに日々過ごさねば、と反省しきりです。(苦笑)

平成二十七年日吉大社献茶祭
平成二十七年日吉大社献茶祭

昨夜は『第27回職人起業塾』

昨日は毎月恒例のすみれ本社3階のセミナールームで開催しているマーケティング・グループコーチング、『職人起業塾』の開催日でした。
11月の忙しい時期にも拘らず、北は宍粟市や京都から、南は和歌山まで30名弱のメンバーさんにお集り頂き、今月もワイワイと賑やかに開催しました。
この勉強会では事前に課題の設問をお渡しして、皆さんの回答を全員でシェアしています。今回は『魅力的な人の十ケ条』を考えて来て頂きました。

 

スタートアップに必要な事。

私たちの様なスモールビジネスのスタートアップ、もしくは維持継続の為に必要な事はたくさん有ります。『USP』といわれる『強み』を見いだす事であったり、『セグメント』といって対象とするマーケットを絞り込んだり、マーケティングを学び売上げが上がるシクミを構築したりと、やるべき事はてんこ盛り。
はて、どれから手を付けたら良いものやら、と迷ってしまう事もしばしばですが、まず始めに考えるべき、取り組むべき事は、『魅力的な人になること』ではないかと思うのです。

 

魅力があれば大体イケル。

小さな商売程、経営者の人間的な魅力や、スタッフの人間力である程度の売上げは出来てしまうのは誰しも認めるところではないでしょうか。可愛らしい看板娘のいるお好み焼き屋さんはいつも繁盛している、みたいな感じです。(笑)
だとすれば、(別に経営者でなくとも、)職業人になるにあたり、まず『魅力的な人』にどうしたらなれるか、なってもらえるかを考えて然るべきだと思います。しかし、その定義は余りにも曖昧で、人の主観によって千差万別、つかみ所が無いのが実際のところで、これでは何に手を付けていいか分からないままです。
そんな訳で、皆さんにその条件を10ヶずつ考えて頂きました。
その回答を重複無しで発表して頂いたのがこちらっ。(※私的に補足しておきました。笑)

 

魅力のある人の条件

  1. 人の話を聴く
  2. 人によって態度を変えない
  3. 謙虚で味方が多い
  4. 名前を覚える人
  5. 約束を守るヒト
  6. 笑顔がステキで前向き
  7. 勇気があってチャレンジする
  8. 向上心があって常に成長している
  9. 愛情豊か
  10. 素直
  11. 何がしたいか分かりやすい
  12. 共感出来る
  13. 知性がある
  14. 所作に品がある
  15. ツッコミどころがある
  16. 穏やか
  17. 言行一致
  18. 人の目を見て話す
  19. ポジティブにさせてくれる
  20. 壁を感じさせない
  21. ひとつ一つ楽しめる
  22. 次の一手を考える
  23. 人を動かせる
  24. 自分に無い考えを持っている
  25. 自分に興味を持ってくれる
  26. 段取りいい
  27. 要領がいい
  28. 誰とでも仲良く出来る
  29. 尊敬できる
  30. 慕われるひと
  31. 嘘をつかない
  32. 自分の意見を言える
  33. 夢と目的、目標を話せる
  34. 健康な人
  35. 自分に厳しい
  36. 柔軟さ
  37. 人の自己重要感を満たす
  38. 好奇心旺盛
  39. ユーモアセンス
  40. 家族を大切にする
  41. 自分に自信を持っている
  42. 出来ない事を言える
  43. 生存本能が強い
  44. 気配りができる
  45. 自分を信じれる
  46. 相手の立場に立って考える
  47. 圧倒的な専門性知識
  48. 説明が上手
  49. 提案力がある
  50. 人間らしい喜怒哀楽がある
  51. ストイックな人
  52. 自分自身に向き合える
  53. イメージ力がある
  54. 受け入れ態勢が出来ている
  55. 冷静
  56. ルックスがいい
  57. スタイルがいい
  58. 経済力がある
  59. 発想力がある
  60. 周りをワクワクさせる
  61. 深い人
  62. 色気がある
  63. ぶれない人
  64. 気が利く人
  65. 清潔な人
  66. 勉強する人
  67. 出来ない事でも教えてもらいする
  68. 技量がある
  69. ありがとうが言える
  70. ゴメンナサイが言える
  71. 嘘がうまい人
  72. 白黒ハッキリ
  73. 時間を守る
  74. 威圧しない
  75. 法律遵守
  76. 目も笑っている人
  77. 親孝行
  78. 家族孝行
  79. 整合性がある人
  80. 動じないヒト
  81. 諦めない人
  82. 童心を持っている
  83. 何かに打ち込んでいる
  84. 自分を理解してくれる
  85. 価値観を共有できるヒト
  86. 情がある
  87. 行動範囲が広い
  88. すぐやる
  89. 続けられる
  90. 食欲旺盛
  91. 内面から優しさが溢れ出す
  92. 仕草や素振りが美しい
  93. 言葉遣いがきちんと
  94. 身だしなみがきちんと
  95. 努力する人。
  96. 器が大きい
  97. 誠実
  98. 軸がある
  99. 人に尽くせる
  100. 見返りを求めない
  101. 魂を磨かれている
  102. 凡事徹底
  103. 自分の弱さを曝け出す
  104. 修羅場を多く経験
  105. 異性にもてる
  106. フルマラソン完走出来る人
  107. 人見知りをしない
  108. 等身大である
  109. 聞き上手
  110. 独自の世界観
  111. 情熱的
  112. モノを丁寧に扱う
  113. 周りの評価に振り回されない
  114. 他人を信じる
  115. 覚悟がある
  116. 肝が座っている
  117. 柔軟性がある
  118. タフでパワフル
  119. 本音でモノを言う
  120. 心を開いている人
  121. 志がある
  122. 信念を貫く
  123. 感受性ゆたか
  124. 姿勢がいい人
  125. 堂々として声が大きい
  126. 心から楽しんでいる人
  127. 人が集まって来る
  128. 同性にも異性にも同じ態度
  129. 姿勢が良い
  130. 力持ち
  131. 抜けたところがある人
  132. 思いやりがある人
  133. 目力がある人
  134. 伝える力がある人
  135. 自省出来る人
  136. 本質を見抜ける人
  137. 陰徳を重ねる人
  138. 義を欠かない人
  139. 人は変われるんや、と信じている人。

 

魅力的な人の条件を全て身に付ける

さて、いくつ当てはまったでしょうか。(笑)
30名もの大の大人が頭を寄せあって考えた魅力的な人の条件の最大公約数をクリアする事が出来れば、きっと魅力溢れる人になるのはまず間違いないと思われます。(笑)
もの凄くたくさんの条件が出揃い、その解釈や見方も様々かも知れませんし、誰からも好かれなければならない事もありませんが、魅力的な人になるのと八方美人は意味が違いますし、人としての魅力を身につけるとこは悪い事ではないと思うのです。
いや、どちらかと言うと、(それを使いまくるかどうかは別として、)人間としての魅力は出来る限り身につけるべきだと思います。

 

魅力的な人になる方法。

とにかくこれらの条件を満たせば『魅力的な人やなー」と言ってくれる人が必ずいるという事です。そして、その内容をつぶさに見てみると、

  1. 既に出来ている
  2. 簡単に出来る
  3. やる気になれば出来る
  4. 計画を立てれば出来る
  5. 意識を転換すれば出来る
  6. 教えを請えば出来る

の6つに分類されると思います。
そして、全てに共通して言える事は、出来ない事など何も無いってこと。
あれこれと書籍を読んだり、あっちこっちにセミナーに行ったり、成功している人の話を聞きに行ってみたり、そんなことも大事なのかも知れませんが、とにかくまずは自分の魅力を磨く事から取り掛かるべきべきだと思うのです。

 

インサイドアウトと言う大前提

敬愛してやまないスティーブン・R・コヴィー博士は著書『7つの習慣』の中で、『インサイドアウト』と言う概念を原理原則に沿った生き方の大前提として紹介されました。
それは、自分自身の内面を見つめ、自省し、変わり成長する事からまず始めよう、という事でした。自分自身が変わり、パラダイムシフトをすれば世界が変わると。問題は全て自分の中に有るのだと教えてくれました。

 

魅力的な人になるきっかけもある無料の勉強会。

せっかくの機会ですので、私も上記の『魅力的な人の139の条件』を分類し、全てクリア出来る様に計画を立ててみたいと思います。
それにしても(私がいうのもなんですが、、)非常に面白く、為になる勉強会でした。

ここまで読んで頂いた皆様も良ければご一緒に輝く未来を作る自分磨き、如何でしょうか。(笑)
『職人起業塾@すみれ建築工房』は毎月参加費無料で開催しておりますので、ご興味がある方はお気軽にタカハシまでご連絡くださいねー。
人としての魅力を磨くきっかけを得る事もあるかも、ですので。(笑)

第27回職人起業塾
第27回職人起業塾

作る×加工する×販売する×共有する=地方の10次産業化@キャルファーム

1117日秋晴れ快晴

1週間の立ち上がりの月曜日神戸は気持ちの良い青空となりました。

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秋空の下の農業研修

絶好の農作業日和ということで今日は朝からいつもお世話になっているキャルファームさんの農場へとスタッフと一緒に農業研修に向かいました。
もうそろそろ1年を越した頃だと記憶していますが、毎月スタッフと一緒にプロの農家さんに農業を教えてもらっているのは会社の研修事業の一環です。ずっと前からナチュラルハーモニーの河名社長や、岡山のわらの船越さんの影響もあって食と農業への関心が高まると同時に自分の手で安心な食べ物を作りたい、それを家族や仲間と共有したいと言う思いが強くなり、あれこれ試行錯誤を繰り返した挙げ句、近所で農家を営まれている大西さんに相談して農業体験の研修事業を行って頂く事になりました。それも気付けばそれももう一年以上前の事。

おかげさまで、スタッフもですが、お客様とも一緒に畑で収穫祭を行ない盛り上がったりする事もスミレの中で当たり前の行事になり、畑やオーガニックな野菜をすっかり生活の中に溶け込ます事が出来るようになりました。非常にありがたく思っています。
大西さん、キャルファームの皆さん、いつも本当にありがとうございます!

キャルファーム農業研修
キャルファーム農業研修

 

新しい農業の取り組み

今後の農家のあり方として国が推奨してるのは6次産業化としての農家です。
6次産業化とは、

作る(1)× 加工する(2次)× 販売する(3次)=6次産業

という事の様で、畑で作物を作るだけではなく、加工して製品化したモノを直接消費者に届けることで新たな価値を創造するという考え方でして、実際に新しい産業として根付き、地方経済の活性化に繋がっている事例もいくつもあります。
しかし、「餅は餅屋にまかしとき、大事なのは効率化やろ、」的な賛否両論もあるのも確かですが、私は非常に大きな可能性を持っている考え方だと思っています。
それがこの大西さんかかると更に進化して、業界では誰も行なっていないレベル(多分)新しい価値を付加されて農業を10次産業として全く新しい挑戦をされ、また早速結果を出されています。

今日の農業研修ではそんな噂を聞きつけたテレビ局が取材にこられておりました。
私も(一応)取材を受けましたが、いつものように大きくカットされてしまうと思います。。(苦笑)

さて、キャルファーム大西さんの、どの辺りが先進的かと言うと、

作る(1)× 加工する(2次)× 販売する(3次)× 共有する(4次)=10次産業

という新たな取り組みとして国が指し示す方向(6次産業)を飛び越えて、それらの体験をソフトとして研修事業を行なったり、収穫を通して婚活や子供や家族のふれあいの場を提供されています。
今まで作物を作っていただけの畑を自然とふれあえる体験、研修の場としてシェアして、そこを『楽しめる場』『安心出来る場』に変えてしまった事です。

本物の時代。

また、情報過多といっても過言ではない今の時代、人々の関心が安心で安全な食生活に向いているのは確かだと思います。本物、100%信頼できる情報というのはインターネットの中にあるのではなく、やっぱり人と人との繋がり、信頼関係から生み出されるもの。そんな時代の流れを考えると、実際に畑に行き、作物を育て、収穫したモノを口にする、これ以上確かな事はありません。
しかもそれを『楽しみながらやりませんか?』と提案されているのは、時代の流れとマッチした素晴らしいビジネスモデルだと思いますし、だからこそNHKが取材に来られたのだと思います。

ちなみに、キャルファームさんではすみれの農業研修の様に企業に大きな負荷をかけずに、出来る範囲で社員と一緒に農業を学びながら、収穫した野菜をシェアできる研修事業の参加企業の募集を行なっておられます。随時事業者向けの説明会を行なわれておりますので、ご興味がある方はお気軽にお問い合せ下さい。
また、少し急ですが明日の10時からもキャルファームさんにて合同説明会が催されるようですよ。

HPはこちら→http://www.calfarm-kobe.com

 

地域創生は地域に住む人々の参加から。

畑で学べる事は非常にたくさん有り、私としては常日頃口にし続けている『原理原則』を実体験として身体と心に浸透させる効果があると思っています。おまけに美味しい野菜が食べれるし、まさに良いことずくめ。(笑)

大きく時代が変わろうとしている今、これからは間違いなく地域の時代です。
地域の時代とは地産地消に代表される、各地の小さなコミュニティーで自立循環出来るシステムが構築出来る事に他なりません、それはやはり、食に直結する農業、漁業などの一次産業と切り離す事は出来ません。そして私たちの様な地域の企業や地域の住人が一緒になって初めて10次なる新しい価値の創造が出来ると思うのです。

地域と共に10次産業への参画、強くおススメします!
御一緒に如何でしょうか?(笑)

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知らずに歩む、ぼったくりリフォーム会社への道。(涙)

1114日曇りのち雨

うはらホールより
うはらホールより

朝目覚めたら神戸は雨上がり。
少し肌寒い位ではありましたが、落ち着いたいい朝やなぁ、
なんて思ってたら、土曜日ですが振り替えで投稿日だった娘が寝過ごしたとのことで、ドタバタと学校まで送らされる羽目になりました。まぁ、父親らしいことなんて全くしてないので唯一の活躍の場でもありますし、いいと言えばいいのですが、、(苦笑)

今日はアウトプットの日

昼からはNPO法人兵庫安心リフォーム推進委員会の活動で、市民向けの公開セミナーの講師として東灘区の会場に向かいました。

私の担当は、『安心リフォームのコツ』と言うことで、これからリフォームをしようかと考えておられる方向けに(実体験を下に蓄積した経験に基づいた)失敗しない方法をレクチャーさせていただきました。
コツといっても、そんなに難しいことではなく、リフォームを計画するにあたって大まかに2つの点に留意していただければ失敗することがないという当たり前の話です。

ひょうご安心リフォーム推進委員会
ひょうご安心リフォーム推進委員会

たった2つのコツ

1つ目は、「良い業者を選びましょう」と言うこと。

NPO法人兵庫安心リフォーム推進委員会では独自に安心リフォーム基準なるモノを設けておりして、「最低限このラインはチェックして下さい」と、提案しているのは、建設業の許認可を持っている事、神戸市や兵庫県の認定事業者登録をしている事、損害賠償保険に加入していること、瑕疵担保保険の登録業者であること、等々、至ってありきたりの当たり前の事ばかりです。しかし、リフォームで失敗して後悔されている方のほとんどはこんな当たり前のチェックができていない方がほとんどです。

後は事業所の規模の大きい小さいではなく、自分がイメージしているリフォームにあった工事ができる業者かどうかということ。簡単に言ってしまえば「相性」ということになるのかもしれませんが、いたって個人的な住宅の工事ですので、工事を任せる担当者や会社との相性が合う、合わないも非常に大きなファクターです。出来れば実際に施工してお客さんが住まれている住宅に案内してもらうのが一番良いのではないか、そうすれば実際の仕上がり具合もお客さんとの信頼関係も垣間みる事が出来ると思うのです。

2つ目は、見積もりや契約書の内容をしっかり把握しましょう。
と、これをまた当たり前のこと。

とは言え、一般消費者の方々が普段あまり見ることのない建設業の見積書を把握するのはそんなに簡単ではありません。専門用語が羅列されてあるということもあるし、何枚もときには数十枚にもなるような見積もり明細を見てチェックするのは非常に労力のかかる面倒な事であるのは間違いありません。

しかし、建築とはそもそも建築主(お施主さん)の責任において行われるものでありますし、大事な家を改造するのに「どうやってするのか、」「何を使ってするのか」「どんな人がするのか」も把握してないままでは上手くいきようもないと思います。面倒で、大変だと思いますが見積書や契約書に書かれてある事の内容を把握して納得できるまでひつこく業者に尋ねることが重要ですとお伝えしました。

ひょうご安心リフォーム推進委員会
ひょうご安心リフォーム推進委員会

安心出来るリフォーム

私がセミナーの受講者の皆さんに叶えていただきたいのは、失敗しないリフォームではなく、安心できるリフォームです。それは、契約まで安心できるというわけではなく工事中も安心ができて、工事終了後も安心して住み続けれるリフォームと言う意味です。

事業所の規模の大小や名前が売れているとか売れてないとか、そんなことではなく、責任を持って終始、誠意ある対応をしてくれるのか、工事が終わってからの暮らしを考えて工事の品質だけではなく、近隣に気を配りafter serviceをしっかりする仕組みを持っているのか、そして何より、顧客の思いをしっかりと汲み取る姿勢と能力があるのかが重要だと思っています。このあたりの判断になると、ヒトを見て、という事になりますので、じっくりとコミュニケーションを取って、人となりを確認しながら打ち合せを重ねて頂く事が大事、と言うことだと思っています。

あと、リフォームに価格破壊は無いと言われますが、商品代の違いや施工費の差異はあれども労働集約型の建築工事の一環である以上、費用面でそんなに大きな開きがある事は考えにくい業態です。見積もりの表紙に書かれてある金額の高い安いだけではなく、安心した暮らしを担保してくれる人や会社であるかをよく見極めてくださいと締めくくりました。

身近なぼったくりリフォームの話

セミナーの後、1人の方が寄ってこられて、「金額はどこも大して変わらんて言ってたけど、そんなことないで」とのこと。その方のおっしゃった話は、非常に身につまされる示唆に富んだお話でした。以下はその時のやり取りです。

私「何かそんな経験があったんですか」

受講者さん「神戸で1番大きなリフォーム屋さんにちょっとしたドアの修繕を頼んだら15,000円って言われたのよー、」

私、「そうなんですか、」

受、「でも、30分ほどで終わるのにあまりにも高いからシルバー人材に頼んだら5,000円で済んだのよー、酷いでしょ、頼むところによって値段は全然違うのよ!」

私、「小さな工事は職人の会社と職人を手配する会社で違うこともありますよねー」

と苦笑いしながら説明しましたが、その方は全く納得される様子はなく。

「それにしても3倍やんか!」

と憤慨されておりました。

ま、印象としては、その方にとって神戸No1の売上げ規模を誇るリフォーム屋さんはぼったくりの会社、ということになっているようでした。(苦笑)

2つの道

顧客接点での仕事は常に2つの道に分かれていると常日頃から思っています。
1つは未来を創る選択、もう1つは将来を食いつぶしてしまう選択です。
目先の売上げ、利益はさておいて、道を誤り、食いつぶす方向に進むと確実に未来はじり貧になっていき、そのうち破綻してしまう、そんな会社を今まで数多く見てきました。

上述した神戸No1リフォーム会社の営業さんが悪意を持ってぼったくろうとしたのではないと思います。単に会社で決まったルール、マニュアル通りに見積りを作成して提出しただけかも知れません。しかし、憤慨されていた受講者さんはこれから築50年経った家を全面的にリフォームをしなくちゃならないとのことでしたが、二度と絶対にそこに声をかけることは無いでしょうし、あの勢いなら、知人、友人にきっと「あそこはぼったくりやで、」と言いふらして廻っておられると思います。

この営業マンはほんのちょっとした事ですが、少しの対応を間違えただけで確実に将来の大きな売上げを失ってしまっています。それは顧客の声を真摯に受け止め、しっかりと要望を汲み取るという姿勢が少し足らなかっただけなのだと思いますが、未来を創る道を選択出来なかったことは間違いありません。
そして、この受講者さんのお話は決して他人事ではなく、自分自身、そしてスタッフの全員と共有して他山の石として肝に命じたいと思います。

ひょうご安心リフォーム推進委員会
ひょうご安心リフォーム推進委員会

 

理解してから理解される

顧客接点でのやり取りは、日々にこのような選択に溢れていて、チャンスも落とし穴もそこら中にあると考えると、毎日を丁寧に過ごすことの重要さを身に沁みて考えさせられました。

スティーブン・R・コヴィー博士は『7つの習慣』のなかで、『理解してから理解される』という原則を習慣に落とし込む事を提唱されました。顧客の真意、想い、要望をしっかりと理解する事に努めることで、未来を創る選択をする事ができるのではないか、と改めて感じた次第です。

市民向けセミナーの講師として、今日はアウトプットの日かと思いきや、逆に学びと気付きを頂く一日になっちゃいました。(苦笑)

ありがとうございました。

心謝。

おまけ、

夕方からはアフターメンテナンス担当の和田さんと一緒に新築引き渡し後2ヶ月点検へ

シンボルツリー
シンボルツリー

点検というよりも、どちらかと言うとサービス工事の職人になり切ってしまいましたが(笑)、
引っ越し後に家電が入ってからの電磁波チェックと強い低周波が発生している部位についてはその場で対策を施して安心してお住まい頂ける環境を整えることが出来ました。

パソコンの電磁波対策
パソコンの電磁波対策

H様、ありがとうございました!

大工100人。守り育てる工務店訪問記。

11月13日 金曜日 曇り

名古屋にて。

国が目指す方向を知る。

昨日に引き続きJBN(日本工務店協会)の全国大会に参加。今日は政府関連の各関連省庁の方々を講師に招いてのシンポジウムでした。
林野庁、資源エネルギー庁、環境省地球温暖化対策課、国交省住宅局、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局と、建築業界に関わる4つの省庁の方々からまとめて現状の問題点や今後の政策の方向性を聴けるという希有な機会に恵まれました。(表面的ではありますが、)業界のこれからの動向、政策で誘導される全体的な流れを知る事が出来たのは非常に良かったと思います。

国の施策が全て正しいとは言いませんが、それはそれ、政策とは予算を配分して、法律を作って産業を誘導する事だと考えると最低限その内容を理解、把握して消費者にしっかりと説明を出来なければ話になりません。情報収集としてはこれ以上いい機会は無かったと、満足出来る内容ではありました。

JBNシンポジウム
JBNシンポジウム

大工100人の工務店

昼からは北名古屋市に本社を構える『新和建設』さんへ企業訪問。
100人以上の大工を抱え、大工の学校を運営しながら次世代の大工育成にも注力されている業界トップクラスの工務店です。
自社で育てた大工による施工を全面に押し出したプロモーションで、今年度はグッドデザイン賞を受賞されたり、そのビジネスモデルをワールドビジネスサテライトで取り上げられたりと、名実共にトップランナーとして走り続けれている企業です。

新和建設本社
新和建設本社

工務店のやるべき事

吉村副社長に昼からガッツリと半日お時間を頂き、大工の育成、その後のキャリアプラン、そして大工工務店として創業していまや売上高80億円を越して100億円を目指すと言われるビジネスモデルの全体像の説明まで細やかに御対応頂き、非常に多くの事を学ばせて頂きました。
とにかく、子飼の大工の仕事を確保する事を考え続けて今では大工百人、従業員二百人という工務店の枠組みを飛び越した規模にまで成長し、そして売上げを維持されているそのシクミとプロモーションには圧倒的な強さを感じました。
常に告知、認知を広げ、消費者の需要が顕在化した時にすぐに思い出されて声がかかる様にするべき、というマーケティングの王道を実践すべく、総合展示場への出店、数多くの個別展示場の運営、TVCM、雑誌、チラシなどのマス媒体も駆使して圧倒的な集客をされているのは、既に中小企業という枠に収まり切れていない程で、おいそれと真似の出来ないレベルには正直驚かされました。
そして、自社でも取り入れられる事、と言うより出来ていない事があまりにも多い事に愕然としながらも、モノづくりの本質を守る、職人を守り、育てることで世の支持を受けられる事が改めて確認出来たことは今まで私たちが行なって来た事業の方向性が間違っていなかったのだと、大きな勇気を頂けた気がします。

ちなみに、圧巻のHPはこちら。

新和建設HP
新和建設HP

しぶーいTVCMも。

責任と覚悟と目指す方向。

規模拡大が全て良い事だとは思いませんが、吉村副社長の、「大工の仕事を確保する為に必死でやってたらこの規模になった。」という言葉には正直胸が熱くなりました。そして、「若い大工を育成して循環し続けるモデルにするにはもう少しやらないとだめ、」と、その為にまだまだ新しい事に貪欲に挑戦し続ける姿勢は工務店経営者としての大きな責任と覚悟を感じさせられました。

新和建設 個展モデルハウス
新和建設 個展モデルハウス

それにしても、、世の中は広く、凄い人はまだまだたくさんおられるもんです。
規模感はずいぶん違いますが、私たちすみれも自分達にあった、三方よしを叶えながら自立循環出来るちょうどいい事業規模の確立を目指してこれからも気張っていこうと心に誓う大切な日となりました。

吉村副社長、新和建設の皆様、本日は本当にありがとうございました。
心から御礼申し上げます。

心謝。

新和建設 個展モデルハウス
新和建設 個展モデルハウス

時代の流れは、名古屋モデル?!@JBN全国大会

11月12日 晴れ

伊川の朝
伊川の朝

少し肌寒い朝、少し早めに起き出して、新幹線の駅へと向いました。名古屋で開催されるJBN(ジャパン・ビルダーズ・ネットワーク)の全国大会への参加です。

名古屋 栄
名古屋 栄

名古屋に着いた頃にはすっかり青空が広がり、栄駅をおりて会場となる名古屋東急ホテルまでの10分程度の道のりを歩くだけでも汗ばむ陽気。一日中ホテルの中に閉じこもるのがもったいない様な天気になりました。

JBN全国大会@名古屋
JBN全国大会@名古屋

青木会長のお話

式典の冒頭にあった青木会長の挨拶では印象的な言葉がいくつかありました。
一つは、近年JBNが取り組んで来た工務店の長期優良住宅へのシフトが一段落したが、その波に乗り切れなかった工務店が多くあったという事。2020年の改正建築基準法の施行に向けて、移行期間の今の内に法適合出来る設計、施行をしておかなければならないにも拘らず、多くの工務店がその波に乗り遅れてしまったことに非常に残念がっておられ、工務店であるにも拘らず、新築が建てられない様になってしまわないかを心配されておられました。

もう一つはやっぱり大工人口の急激な減少のこと。
全国で若年層の大工の数が2000人を切っているというのは、破滅的な数字であり、どんな産業でもここまで酷いのはあり得ない、このままでは建築業界に未来は無い。との事でした。その対策としてはやはり若者の大工への正規雇用、社会保障をしっかりと担保しながら、安心して働ける場を提供するところから始めるしか無い、ということで私たちすみれがこれまで取り組んで来た方向性と全く同じであり、『職人起業塾』で推し進めている職人を守る事、と職人自体が意識を変えて守られるべき人材になること、その為の教育を一体として進めなければならない事を改めて確認させて頂きました。

牛窪恵氏による基調講演
牛窪恵氏による基調講演

マーケティングライター牛窪恵氏の基調講演

基調講演はマーケティングライターの牛窪恵氏による、『今、何が売れるか、誰が買うか?』というマーケティング調査に基づく市場全体のトレンド動向についてとその対応、対策について。
なんでも、日本全体が名古屋を代表される『東海型モデル=母娘族、メリハリ消費、地縁コミニティ』になりつつあるとの事。独自の視点での帰着はなかなか面白いモノがありました。

ちなみに、ここ最近の消費動向とは、

①意外なモノが売れた。民泊で法律を変えるくらいのニーズを産む『インバウンド効果』
②アナ雪、ハリポタのヒット。団塊ジュニアによる『二世代・三世代消費』
③レイコップ、ヨナナスメーカーのヒット。『お家ハッピー、家中ハッピー』
④先端技術&呟き好き、モバイルで充実生活=『モバ充』
⑤ジェルボール、ミラカール、ツムツムの流行。働く女性&デジタル世代=『時短&スキマ消費』
⑥高級かき氷、ドライプレムアムは週末プチハッピーに代表される『メリハリ消費』
⑦七つ星、希少糖、Jコンセプト=団塊世代「O-65世代」『ネオシニア消費』

とのこと。

 

 

今後のマーケットへの対応策

これらの消費動向をまとめてみると名古屋人特有の消費動向と一致するとのことで、そこから導き出される工務店が留意すべき方向性をまとめられて下さっておりました。

『母娘族』新築を建てるのは奥様の実家近くに建てるので、実家、親世代への繋がりを積極的に取り組むことで、次の需要をキャッチする事が出来る。

『メリハリ消費』コスト感覚に厳しいが、良いと思うモノ、ブランドには惜しみなくコストをかけるのでブランド構築を目指すべき。

『地縁コミニティ』地元愛に応えるにはやっぱり地域に密着すること、地域の人々と一体になるコミュニティーの構築が不可欠。

以上で、一億総名古屋人時代への対応が出来るとの結論に達しました。(笑)

少し切り口は違いますが、消費者ニーズの本質を考えたとき、その結論は常々私たちが行なっている当たり前の事をしっかりと行い、精度を上げていく事で対応ができちゃうんや、と言うのが私の感想でした。

それにしても、、牛窪さんのマシンガントーク、凄い勢いだったっす。
正直、その話の早さにびっくり。(笑)

『下町ロケット』に見る中小企業の強みって?

11月11日 快晴

久しぶりの青空を目にして何となく心も晴れやかな朝を迎えました。
暦では冬になっているとは言え、暑くも寒くもない今の季節の天気のいい日は最高です。
水曜日につき、すみれ事務所は定休日。こんな日はゴルフ場で歩き回るに限る、なんて思いつつも残念ながら朝からガッツリとオシゴトな一日でした。(苦笑)

 

スーパーコンピューター”京”の街にて。

昼からは電磁波測定士として、師匠である日本唯一の専業電磁波測定士の青山哲久氏と、先日FPの会の研修会に講師としてお呼び頂いた際にご縁を頂いた、1級電磁波測定士でもある中谷社長と連れ立って、日本で初めて民間で電磁波測定の認証機関として総務省から認定された高周波電磁波の測定、認証機関を訪問させて頂きました。

お忙しい中お時間を割いて頂いた先方様には非常に興味深い内容のお話を聴かせて頂いたりと、ある意味記念日になるくらい衝撃的な日となりました。御対応頂きましたT部長、H様、N様、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げると共に、今後とも何卒宜しくお願い致します。
また、今日は奇しくも我らが電磁波測定士のリーダー、日本電磁波協会の土田専務理事の誕生日。記念日に花を添えれたと思います。土田社長、おめでとうございます。(笑)

その内容はあまりにも濃く、しかもマニアックかつ難しい内容も多かったので、まとめは(青山さんのレポートが出来てから)改めてアップしたいと思います。

先進的なハイテクノロジー企業が集まるポートアイランド。
先進的なハイテクノロジー企業が集まるポートアイランド。

 

仲良し同業者のおっさんの会での話題

昨夜はTOTOリモデルクラブの勉強会、定例会後の恒例の懇親会に参加、仲良し同業者の経営者さんたちと、情報交換やお互いの悩み?を相談しあったりと夜更けまで経営談義に花を咲かせました。その中で出て来た話題の一つが、最近世の中小零細企業経営者のオッサン達を毎週号泣(大げさか、笑)させているともっぱらの噂のTVドラマ、『下町ロケット』の事。
私も録画を取ってもらって毎週欠かさずに見ています。(笑)

TOTOリモデル大学にてHP勉強会。
TOTOリモデル大学にてHP勉強会。

 

大企業VS中小企業

先週のドラマの中で、世界トップクラスの大企業のシステム化されたオートメーションでの機械部品の製作と比べて、下町の中小企業が手作りの職人の技でその精度を凌ぎ、バカにされ続けた溜飲を下げると言うシーンがありました。私も思わず目に涙を浮かべてしまったのですが、多くのオッサン達がそのシーンに感動していたようです。(笑)

佃製作所という町工場を舞台に『佃品質、佃プライド』という大きな横断幕を事務所に張り、その言葉を胸にモノづくりの原点を守るのだ!という社員さんの言葉には規模や業態は少し違いますが、モノづくりに携わる職業人として、胸に迫るものがありました。

そのドラマを見ながら考えた事は、大企業から下町の中小企業とバカにされていながらも、世界トップレベルの卓越した技術力、圧倒的な強みを持つこの企業が羨ましいな、という事です。

 

中小零細企業が持つ絶対的な強みなんてあるか?

私たちのような多くの中小企業、しかも工務店のような業態の事業所は残念ながら世界に誇れるような唯一無二の技術など持ち合わせておらず、まして私のような無一文から起業して事業を始めたものはあらゆる面で弱小であり、長い歴史と豊かな実績を誇る大企業に比べて吹けば飛ぶような小さな存在です。
自社だけが持つ圧倒的な強みを胸を張って声高に叫ぶ事など非常に難しく、と言うよりそんなモノなど無いに等しく、外部環境に振り回されやすい厳しい経営環境の中にあって、さてどうしたらいいものやら、、と悩み続けてきたのが正直なところ。
それでも起業してから20年弱事業を続けて来れたのは、ひとえにそんな私たちを信頼してくださったお客様のおかげです。

経営の神様と言われるドラッカー博士はかつて言われました。

「経営者にもっとも必要なものは真摯さである」

その言葉は、世界に通用するような圧倒的な『強み』はなくても、目の前のお客様に真摯に誠実に向き合うことで私たちのようなスモールビジネスも成り立っていくという事であり、そして、小さいからこそできるきめ細やかなサービスは反対に大企業には真似ができないことだったりもします。

卓越の戦略とは卓越した真摯さから。

自社で毎月開催しているするマーケティングの勉強会の中で、非常に重要なファクターの1つである『USP』と呼ばれる「ユニークで独自の売りであり、強み」を持っているか?という話題になったとき、私がいつも口にするのは、たった1人の人に対する真摯で誠実な思いが、その人にとってかけがえのない存在になることにつながり、それが(いたって狭いセグメントの中ではありますが、)自分自身が持つ圧倒的な強みになる。と言うことです。

録画してもらったドラマを夜中に1人で見ながら、下町ロケットに登場する宇宙開発に携わるような卓越した技術力を持つ中小企業には遠く及びませんが、もっともっと狭い範囲で自分のそして自社の真摯な姿勢、誠実な態度を貫く事で、強みを磨き信頼と信用を勝ち取っていきたいと思った次第です。そして、世界一のマーケターと言われるジェイ・エイブラハム氏が掲げる卓越の戦略をその中から見いだしてみたいと思います。

とにかく、おっさんに勇気を与えてくれるテレビドラマがある事は非常に嬉しいことで、これからもドラマ『下町ロケット』で中小企業の社長と従業員の活躍をとても楽しみにしています。

こうなったら、原作も読んでみようっと。(笑)

読書のススメ。@喜多川泰ファンの集い

11月10日 曇天

秋の伊川河川敷
秋の伊川河川敷

昨夜は定時に退社して、不定期ながらも継続して開催(というより寄っている?)している読書を通じて同じ様な世界観を共有する方々との食事会でした。
ひょんなきっかけで知り合えたエグゼクティブライフプランナーに喜多川泰さんの著書を紹介頂き、今まで手に取った事が無かったジャンルの本を読む機会に恵まれて、その内容の素晴らしさをこのブログで紹介したところ、共通の友人を交えて是非一緒に食事をしながらその世界観について語り合いましょう、という運びに成り、今回で3回目となる『喜多川泰ファンの集い』なる会に集いました。

共通のパラダイムを持つ人達との時間。

本を読んで著者のメッセージを受け取り、それを単なる楽しみとしてではなく、自分の人生の糧として生かし、そして誰かの為に出来る事を探す。そんな想いを共有するメンバーさんとの時間は忙しく走り回る日常を離れ、心に一服、涼風が吹き込む様な心地よい時間であると共に、大きな気付きと学びの場でもあります。

昨夜も、人の在り方、生き方について話が展開していく中で、リーダー格(笑)のS氏から心に残る言葉を紹介されました。

********ここから引用させて頂きます。*******

「安定」と「不安定」

最近「安定」を求める若者、保護者が多い。 勢いよく回るコマは一本足にもかかわらず静止して見える。 誰かに意図的にはじかれても、偶然何かにぶつかっても、別の場所で自立し回り続ける。こういう状態を「安定している」という。 ところがこんな生き方をしようと思うと、毎日、毎日、勢いよくコマを回さなければならない。それがしんどいと感じる人は回さなくても安定しているコマを手に入れようとする。コマの足を三本足してしまう。これは静止ではなく停止。 いざコマを回したいと思っても回らない。 人生は「これをやれば将来安泰」「この職業なら一生安定」なんてものは存在しない。 頑張らなくても安定してお金がもらえる状態が続くと、自己重要感が満たされない生活がを続き、結果として自殺してしまう人がたくさんいる。 子供達には、「安定できるもの」探しではなく、毎日情熱を持って、勢いよく回るコマのような生き方ができる人になってほしい。 「金銭的安定」は「精神的安定」の上にあってはじめて意味あるものになる。多くの人は逆だと思っている。これは大きな間違い。 お金はあるけど不幸な人はたくさんいる。 逆にお金はなくても幸せな人もたくさんいる。 子供達が将来幸せになるためには、精神的安定を得られる人になることが大切。
毎日情熱を傾けて生きることができる人になることが何よりも大切。
手に入れるべき本当の安定とは、物でも、地位でも、職業でも、お金でもない。

                   by喜多川泰

*********引用ここまで**********

ローリングストーン、転がり続ける石の様な生き方をして来た私にとって改めて心に響き、同じ価値観で物事を見る、パラダイムを持つ方が身近にいて下さる事に感謝と勇気をもらえました。

読書から得たものを多くの人に知ってもらいたい。

この会に集う4名に共通した事の一つに、自分が味わった感動を人に伝え、出来る事ならそれを体験してもらいたい、という願いがあります。
S氏はその為の活動をライフワークとして取り組みたいと言われていますし、私はコツコツと人に紹介したり、このブログで拙い書評めいたものをアップして、少しでも多くの人にきっかけを持ってもらいたいと考えています。

ちなみに、これまでこのブログで紹介した喜多川泰さんの著書はこんな感じ、、

君に会えたから・・・

福に憑かれた男

手紙屋〜蛍雪編〜

書斎の鍵

「また、必ず会おうと」誰もが言った。

母さんのコロッケ。

上京物語。

どれも非常に読みやすく、それでいて人生を歩んでいく上での真理に満ちあふれています。
私など、上京物語などは手紙を添えて是非とも読んでみて欲しいと娘にプレゼントした程ですし、新入社員にも課題図書として手渡したりもしています。

本の力。

ロクに学校に通っていない私が、曲がりなりにも社会人としてまともな社会生活を送れているのは間違いなく、子供の頃から本を読み続ける環境を与えられてからだと思っています。
毎週、土曜日になると父親が本をプレゼントしてくれていた事をおぼろげな記憶の片隅に覚えているのですが、その度に本の中に繰り広げられるいわば空想の世界に遊び、本の主人公のドラマティックな人生を間接的に体験して来た事は今の私を形作る根っこの部分であることは疑う余地がありません。
私の歩んで来た人生が良かったか、悪かったかは別として、本には人生を変える大きな力があると思っています。

世の中に、人生に良い影響を与えてくれる良書は星の数ほどあると思いますが、喜多川泰さんの小説はその入口にモッテコイだと思いますので、まだ手に取った事が無いなー、と言われる方は是非御一読される事を強くおススメします。

それにしても、、ご縁は不思議で素晴らしい。

偶然の出逢い、必然のご縁に心から感謝致します。

心謝。