日別アーカイブ: 2020年6月17日

幕末維新の暗号

令和2年6月17日快晴

夏到来。

梅雨の中休み、天気が回復したと思ったら、日向に立っているだけでじりじりと肌が焦げるような真夏の暑さになりました。季節はもうすぐ夏至、本格的な夏はすぐそこまできています。先週に引き続き、中学校の木造校舎の建て方を行っており、私は今日も相変わらず大工として現場作業に励みました。先週足場から落ちかけて痛めた肩は痛みが少しマシになってきていましたが、連日の作業で負荷をかけすぎたのか、違うところの筋肉が張ってしまい、足場の上り下りがきつくなってきました、そろそろもう一度ゴットハンドで診てもらわなければなりません。なんといっても職人は体が資本、状態を整える習慣が非常に重要だと身を以って感じた次第です。

終わり良ければすべて良し。

夕方までみっちり現場で汗を流した後、事務所に帰って別の進行中の現場の担当者と打ち合わせをしたりして、結局帰宅したのは結構遅い時間になってしまいました。遅い夕食を摂り、気づけば日付が変わっておりましたが、いつもの癖でそれから深夜遅くまで読書とNetflixのドラマを見て非日常の世界にどっぷりはまり込みました。終わりよければ全てよし、と言いますが、1日の終わりに面白い本やドラマを見ることで、眠りにつく頃にはいつも、今日も面白い1日だったと思えるようにしています。毎日いろんなことが起こりますが、夜の2〜3時間のプライベートの時間を待つことでリセットして翌日を迎える効果があると思っていて、いくら体が疲れていても毎日本を読む、もしくはドラマや映画を見る習慣は欠かせません。そのせいで万年睡眠不足に陥っておりますが、とにかく毎日楽しく暮らせています。(笑)

好みは小説仕立ての歴史本。

現在、熱心に読んでいる本は、読書家の岡橋社長がブックカバーチャレンジで紹介されていた「幕末維新の暗号」なる小説で、明治維新の激動期の英傑たちが一堂に会した1枚の集合写真をもとに、斬新な視点で史実を紐解いている歴史考証的なノンフィクションに近い感じの小説仕立てになっており、非常に興味深く、面白く読んでいます。この手の作品は完全なフィクションよりも刺激的で興味をそそられます。歴史は繰り返すと言いますし、今の世界の文明はこれまでの長い歴史を土台にして発展してきたことを考えると、第4次産業革命が進行していると言われている激動の変化にさらされている現代を生きる私たちは、もっと歴史に学ぶべきではないかと思っています。特に、ちょんまげに帯刀と東洋の蛮族と見られていた、鎖国して外の世界と大きな隔たりを持っていた日本が、産業革命後の、すでに地下鉄が走っていた西欧諸国によるアジアの植民地化の流れに逆らい、世界の列強と肩を並べるまで奇跡の隆盛を誇るまでになった明治維新には今学ぶべきものが多くある様な気がします。以下にその本の紹介をしておきます。

幕末 維新の暗号

内容説明

歴史は“すり替え”られていた。物言わぬ写真たちの“声”を聞け。

目次

1 「フルベッキ写真」の謎(「四六人撮り」と「二四人撮り」)
2 「志士たち」の正体(被写体の人物比定;四つの謎を追う;明治政府を動かした“怪物”の正体)
3 明治天皇と南北朝(万世一系のトリック;北朝と南朝―その正統性をめぐる暗闘;革命軸は南朝;明治天皇の謎)
4 坂本龍馬の黒幕(長崎に上陸した異人・グラバー;日本と明治維新とフリーメーソン)
5 消された英雄(「一三人撮り」と西郷の影武者;不透明の国)

著者等紹介

加治将一[カジマサカズ]
1948年、札幌市生まれ。米国でビジネスを手掛ける。ベストセラー『借りたカネは返すな!』(アスキー)をはじめ、日本初のメンタルセラピー小説『アルトリ岬』(PHP文芸文庫)、Amazonランキング1位(投資読み物部門)を記録した『カネはアンティーク・コインにぶち込め』(東洋経済新報社)など、つねに話題作を発表しつづける。ユニークな歴史観、世界観からテレビ出演や講演も多い。アメリカ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

“禁断の歴史シリーズ”(既刊5作)中、『龍馬の黒幕』『幕末 維新の暗号』『西郷の貌』3作から、ビジュアル要素を1冊に凝縮。

累計50万部(単行本、文庫版)を突破した“禁断の歴史シリーズ”(既刊5作)から、『龍馬の黒幕』『幕末 維新の暗号』『西郷の貌』3作を選び、幕末期の古写真を中心にビジュアル要素を1冊に凝縮。宣教師・フルベッキが明治政府に与えた影響とは? なぜ西郷隆盛の顔写真は「消された」のか? 70枚の写真が明治維新という革命の裏面史を浮かび上がらせる。

1 「フルベッキ写真」の謎
2 「志士たち」の正体
3 明治天皇と南北朝
4 坂本龍馬の黒幕
5 消された英雄

【著者紹介】
1948年、札幌市生まれ。米国ビジネスを手がけ、帰国後、執筆活動に入る。『ビバリーヒルズコンプレックス』で作家デビューし、『企業再生屋が書いた 借りたカネは返すな! 』『石の扉』など、多岐にわたるジャンルの作品を発表。祥伝社から「禁断の歴史シリーズ」として、『あやつられた龍馬』(文庫版『龍馬の黒幕』)『幕末 維新の暗号』『舞い降りた天皇』『失われたミカドの秘紋』『西郷の貌』上梓する一方、『陰謀の天皇金貨』で国際金融・政治の闇を暴いた。

事実は一つ、視点は無限。

先日、新撰組の土方歳三を主人公にした「燃えよ剣」を読んで、明治維新の倒幕、尊王攘夷派と佐幕、公武合体派の志士が表裏一体の紙一重の存在だったのだと感じて、事実は一つでも視点や角度を変えてみることの大事さを痛感しました。建築業界、職人の世界を変えるべく私塾を主宰している私としては吉田松陰先生の「志を以って万事の源となす」至誠にして動かざるものは、未だこれあらざるなり」との論語から脈々と引き継がれてきた心の在り方を起点にした原理原則論に随分傾倒しているのですが、松陰先生を単なるテロリストの扇動者だと言われる方もいますし、京都に血の雨を降らせた新撰組をアバン極まりない殺戮集団と評する人もいます。日本を西欧列強による植民地化から救った明治維新の英雄達も白人の力を借りたおかげで革命を成し遂げた、もしくは西欧諸国のスパイや工作員の売国奴だったとこき下ろす意見もす散見されます。その真実はさておき、様々な角度から事象を見て、自分なりに信条や信念と重なる人物の生き方を知るのはとても大事なことだと思います。(小説ではありますが、)衝撃の明治維新の解説書、強くお勧めします。(笑)


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