(バカみたいに)続ける。


今日は今年最後の茶の湯のお稽古でした。
年末の慌ただしい日常をしばし離れ、ゆっくりと流れる時間の中に体を預けて心を落ち着かせる時間を持ちました。
遅々としてなかなか上達しないお稽古事ではありますが、続けるということを守るだけで、それなりに少しずつ身に付いてくるものもあるもので、今年の1年間を振り返ると確実にやってきただけのことがあると思ったり、、
できの悪い弟子を根気よく教え続けてくださる先生や、諸先輩には感謝するばかりです。

続けること。
毎年、年の瀬が近づいてくるとやっぱり1年間の振り返りをしたりします。
今年の成果はどうだったか?
という自分に対する問いはもちろんありますが、もう一つ、決まって毎年いつも問い掛けるのは続けることができたか?という問いです。
曲がりなりにも経営者としてスタッフやお客様そして取引業者様に対しての責任を担っている立場を改めて考えると今の私はあまりにも無知で無力だと思うのです。
もっと溢れる才覚を持ち、あらゆる問題をサクサクと解決に導いてご縁をいただいた周りの人たちを幸せに導きたい、いや、導ければいいなと思うのですが、非常に残念ながらそこまでのスキルや才能を持ち合わせておりません。
そんな私にできること、それが(自分で決めたことを)続けることだと思っています。
努力あるのみ。です。。(苦笑)
人より才覚が劣る分、補うのはそこしかないのかと。

夕方から参加した「理念と経営を考える経営者の会」では私が前から尊敬して止まない、ステージケアの真田社長の会社に訪問させていただきました。
魂の経営者(私は勝手に言っている)の真田社長は老人のためのホームヘルパーによる介護事業から障がい者の若者に対する就労支援まで、すべての人がいきいきと高いクオリティの生活が実現できるように、という理念のもと精力的に事業を展開されています。
あらゆる人にすばらしい可能性が秘められている。という今日の社長のお話は正直胸が熱くなりました。
結局私たちが目指すべきものも同じでは無いのかと思ったのです。

その勉強会の場で、今年を振り返り、感想を漢字一文字で表すとという話題になり、私が出した答えは、
省みる
の「省」と言う漢字でした。
省みたからといってすべて是正できたわけではもちろんありませんが、今まで気づいていなかった自分の弱点と言うか、悪しき習慣にずいぶん目を向けた年となったのは間違いないと思います。
そんなことを思うことも毎月コツコツと学びの習慣を守り続けてきたおかげ様、今の環境をありがたいと感謝しつつ学びを無駄な時間に終わらせないように来年につなげたいと思います。
勉強会でご一緒いただいている皆様、今年1年本当に有り難うございました。
来年も精進してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
深謝。

 

変化と安定と最適化。

JUGEMテーマ:日記・一般

久しぶりの朝から本格的な雨でした。
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厚い雲は放射冷却を止めて寒さを緩めるかと思いつつ、そんなこと無いですね。。
雨と共に寒くなるそうです。
雨の中、昼からは姫路へ、
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月に一度の建築の研究会ということで全国の同業の皆様と学ぶ機会を持たせてもらいました。
小田社長、ありがとうございました。
今まで知らなかったいろんな面を見ることが出来てとても勉強になりました。
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同じ建築の事業を行いながらも皆それぞれに常に最適化を目指して変っていきその都度、仮説と検証を繰り返します。
そのような仲間にまみれることによっていろいろな会社をケーススタディーとして見続けることが出来るというのは素晴らしいことだと思っています。
今年も随分と学ばせて頂くことが出来ました。
皆様、ありがとうございました。
 

お題目は『変った』ことで結果を出した明るい?ニュース2つから、

「脱オランダ風」で最高益 ハウステンボス、9月期決算

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131214-00000003-asahi-bus_all

予定よりも早く経営再建を成し遂げたということで、長崎市からの資金支援を5年も前倒しで断った。

中国自動車市場、日系メーカーが“最先端”投入で攻勢、シェア拡大を図る―中国メディア

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131216-00000025-xinhua-cn

トヨタ、日産、ホンダ共に倍増の勢いでシェアを伸ばしているのは、ハイブリッド車の先端技術を中国に持ち込んで合弁会社で生産を始めたことに起因する。
 

ハウステンボスが変ったのは、来場者に喜んでもらえるように、と『オランダ風』というあやふやな価値観を脱ぎ捨てて、アトラクションやイルミネーション等、大人から子供までが楽しめる価値の向上に全社で取り組まれた結果であり、これこそテーマパークが目指すべき本質の価値の実現の結果だと思いました。
素晴らしい経営再建の例だと思います。

翻って中国での日本車のシェア拡大のニュースは混迷する日中関係の中、世界最大の市場で存在力を失って行くことに危機を募らせた結果、とうとう、なりふり構わずに目先の売り上げをとりに世界最高と言われる最先端技術を現地生産に持ち込んだとのことです。

中国での現地生産で先端技術を公開した結果、あとで大きな痛手を被ることになるというのは私の様な素人目からみてもそう見えるし、今までもの家電業界をはじめ同じ様なケースで世界中の企業が中国企業に対して競争力を失った歴史を繰り返すだけのように見えてしまいます。

そう言えば、新幹線のニュースはまだ記憶に新しいですね、、

中国、日本の新幹線技術を国際特許出願

http://biz-journal.jp/2013/06/post_2406.html

ダーウィンの進化論では最後に生き残るものは変化、適合することが出来た種である。

とされていますが、生き残ることだけが最終的な価値として考えるのならば、それはイグアナと同じレベルです。
 

人として、国単位、地方単位、会社単位、家庭単位で豊かな暮らしを実現して生き残って行く為には、企業は、目の前の適合、迎合ではなく、将来を見据えた価値の創造と提供を目指すべきだと思います。

優れた技術を公開することは決して悪いことでありませんが、強みを生かして自助することをしないとグローバル資本主義社会では生き残って行けない現実があるのも事実。
拡大も縮小も、どちらも非常に難しい選択だとは思いますが、大手自動車メーカーが揃って同じように最先端技術の移転のリスクを背負った背景には、きっと次の一手が考えられているのだと信じたいと思います。
変化することは安定を目指すことであり、
安定は変化し続けなければ保てない。

 

私たちの様な小さな会社であろうと、常に最適を目指して変化していかねばと、改めて思った次第です。
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すみれ建築工房の目指すサイクル

 

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。



 

お客様に安心と安全そして心地よい環境を提供して、また次の仕事へと繋げていく。

それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を果たして社会に貢献することを事業の目的としているから。


自然の摂理に逆らうのではなく、アタリマエの連続で自然な流れを作って行く。

だからこそ、業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。

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モンサント社の噂は本当らしい。

いやー、今日はいろいろと勉強になりました。
午前中は今年最後のコーチングセッション。
今年の振り返りと来年への展望をしっかりと整理することができました。
昼からはマーケティング事業部のミーティング。
私がイメージした通りの成果が上がらない理由を担当者に実際の顧客の声を聞いて深掘りし、大いに反省をする時間となりました。
顧客にオファーを受け取っていただくためには大まかなプランやしくみだけではなくディティールが大事ということなのだと思います。。。
夕方からはひょうご新民家21と言うNPO法人の研修会に行ってきました。
講師はなんとムシのプロフェッショナル。
奥村さんという方で気候変動やハウスシック法の施行によって住宅建材が健康に留意された事による影響で住宅にとっての害虫が非常に繁殖しているという話でした。
人の健康にも優しいものは、虫にも優しい。
当たり前のような話ではありますか健康に留意した住宅にしたがため、その家の中でシロアリやキクイムシなどの虫が繁殖するなんてやっぱり気持ち悪いものです。
てか、仲良く一緒に住むなんてやっぱり無理ですよね。
今日はその被害の実例、そして対策を事細やかにレクチャーしていただきましてずいぶんと認識を新たにすることができました。
建築業界の常識は虫の業界では非常識。
我々が当たり前になっていることがすべて正しいとは限らないということをもう一度再認識する良い機会となったとともに、自分たちがやっていることが大きく間違っていないことも再度確認することができてとても良かったです。
ただ、シロアリやキクイムシの大きな自然のサイクルの中では重要な役目を担っている重要な生き物であることもしっかりと認識して、ただ駆除すれば良い、という短絡的な考え方だけではなくて、上手に共生する道を探るべきだとも思いました。
しかし、まぁ、この忙しい年末に研修会に顔を出し、その後の忘年会にも顔を出してということが続くとこんなことやってていいのかと(若干)思ったりもしてしまいますが、常に学び続けることをスケジュールに組み込んでいる以上、守っていくことはとても大事なのだと改めて感じた次第です。
当たり前のことを当たり前に行うというのは非常に難しいという話があります。
楽天の三木谷会長が少し前に記者会見で言ってました。
それ自体も意識をしないとなかなかできないことではありますが、当たり前になっている事を常に疑い続けるということはもっと難しく重要なことなのかもしれません。
当たり前なだけに疑いにくいということを含めて。
我々住宅業界にいるものはお客様の一生に1度の買い物を担うという重責がある以上、常に最新の技術、最新の情報を得ながら研鑽を続けていかなければならないと思っています。
今日のコーチングでも今年の1つのテーマとしてその部分の研究を進めたということが振り返りとしてでていましたが、今年1年間で整理できたことが結構たくさんあるように思います。
今日もまたその一日となりました。
出会いに感謝。
そしてご縁に感謝するばかり。
奥村さん本日は本当に有り難うございました。
ああ、お題目ですが、外資系の農薬会社にて第1線で活躍されていたという奥村さん曰く、
モンサントの遺伝子組み換え種子と農薬のセット販売のビジネスモデルはネット上で問題視されている通り、非常に危険である。
また、住宅の防蟻薬剤として長年使われ続けているネオニコチノイドの害はヨーロッパ諸国が禁止するのが妥当な位、環境に対する負荷が大きい。
ときっぱりと言い切ってくださいました。
反対側の立場にいた方の意見はやっぱり貴重、重みが違いました。
どうもTPPはいただけないようです。
よろしければ見てみてください。
映画『モンサントの不自然な食べもの』
http://www.uplink.co.jp/monsanto/about.php

 

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創業時から変わらない私達の“想い”

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建築屋、ホットカーペットを売る。

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月曜日は現場着工の日。
というのが、大体のパターンで朝から現場に行くことが多いのですが、このところすっかり出張にあてることが多くなってしまってます。
ま、現場に行く、というのは同じなのですが、、
そんなこんなで今朝はひかりに乗って静岡へ、
来年早々、消費税増税前に工事を終わらせてオープンさせるべき店舗の物件調査へと向かいました。
あまり乗ることが無いひかり、込み合うコトも無く、喫煙席があるのはなかなか素敵です。(笑)
さて、お題目はそろそろシーズンということで、熱心にご購入を奨めている電気カーペットについて。
建築屋がなぜに?
という疑問が浮かぶかと思いますが、電気カーペットって結構普及していて、使っておられる方も多く、実際にお客様宅に訪問した際にも使っておられるのをしばしば見かけます。
じつは、電気を熱に変えて温める電熱式の製品は結構高い数値の(低周波の)電磁波を発生させます。
低周波の電磁波は少し(60cmくらい)距離を置くと身体に全く影響がないので、家電製品から悪影響を受けることは(使い方さえ間違わなければ)全くと言って良い程ありません。
しかし、身体にくっついてしまう製品には注意が必要で、例えばパソコンのように長時間身体が触れ続ける物についてはアースをとって、余分な電気を地中に逃がすことが必要です。
殆どのパソコンにはアース線が出ていますので、取り扱い説明書通りに使えば問題ないということです。
で、電気カーペットですが、電気を使う発熱体に身体がべったり、となってしまいます。
パナソ◎ック製で電磁波カットと大きく表記してある製品もありますが、実際にお使いになられているお宅で測定してみると、磁場はカットされていましたが、電場は全くのノーカット、高い数値を示しており、購入されたお客さんは随分怒っておられました。
(※電磁波とは、電場と磁場の両方を組み合わせた言葉で、2種類の放射線が含まれます。)
微弱な電場の影響を受け続けるというのは、簡単にいうと、接骨院の低周波電気治療器を弱い出力で繋ぎっぱなしにしている様な物です。筋肉の芯がこわばったり、静電気を身体に発生して空気中の塵や埃を寄せ集めたりしながら過ごすという事に他なりません。
微弱なだけに、劇的に悪くなることはありませんが、長い期間それを繰り返すことはやはりおススメ出来るはずもなく。。
キッチリと気密をとって、しっかりと断熱施工をして、無垢のフローリングを使う等、住宅の環境を整えれば、電気カーペットなんか必要ないあったかな住宅になるので、建築屋としてはそのような提案をしたいのはやまやまですが、皆さんそんな訳にも行きません。
そんなこんなで、建築工事をしなくてもあったかで、安心出来る暮らしをして頂こうという想いから電気カーペットの販売を一生懸命にしているという訳なのです。
ちなみに、こんな製品です!
らくなちゅらるホットカーペット

http://www.binchoutan.com/denziha/carpet.html?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=original&utm_contents=らくなちゅらるホットカーペット
すみれの新築では標準仕様となっているオールアース住宅®の電磁波カット技術を転用したこの商品、開発元も販売元も非常に仲良くして頂いているいわば『仲間』なので、直接インターネットで購入して頂いても一向に構いませんが、私にお声掛けを頂ければ、実際のお宅での電磁波測定にも伺います。
その方がより安心出来ると思いますので、お気軽にお声掛け下さいね。
ワタクシが、電気カーペットを持って参上致します。(笑)
あんしんで、ポカポカ暖かな年末年始をお過ごし頂ければ幸いです。
 

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ヤマダ電気41億円の赤字に沈む。

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毎日ドタバタとしているうちに日が流れて行くような気がします。
毎日のタスクをこなすのがやっと、、
という感じになりつつありますが、やると決めたことは守るべき、と、なんとか日々を乗り越えています。(苦笑)
そんな中、今日は朝からリフォームのご相談にお客様宅へ、帰ってからは新築現場の構造見学会と、(引き渡しを終えてすでに住んでおられる)オーナー様宅へのバスツアーということで大忙しでした。
工事中の現場では建てるプロセス、電磁波対策の具体的な施工方法と、実際に数値を計測して電磁波の発生状況を見て頂きました。
お住まいになっているオーナー様宅への訪問では、自然素材と一緒に暮らした実感や、高気密高断熱住宅に住み替えて暮らしが変ったこと、そして太陽光発電システムが家計を実際に楽にしてくれている、などの実際の声を聞かせて頂きました。
ご参加頂いた、これから家づくりに取り組む皆さんには随分と参考にして頂けたのではないでしょうか。
T様、G様、お忙しい中無理を聞いて頂きましてありがとうございました。
皆さんにとても喜んで頂きました。
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バスツアーの運転手を終えたあとは間髪入れずに勉強会のファシリテーター。
第4回目となる『職人起業塾』の開催日。さすがに年末の忙しい時期ということで参加者は少なめとなりましたが、その分内容の濃い勉強会となった気がします。
事前課題は、最近のこんなニュースネタから、

あの「ヤマダ電機」も赤字撃沈、ネット通販の「猛威」…住宅事業と提携、捲土重来を期す家電量販店の“逆襲戦略”とは

ニュースの内容をかい摘んでまとめてみると、
家電量販店の盟主、ヤマダ電気は最低価格保証を掲げ、大量仕入れ大量販売で業績を伸ばしてきた。
しかし、ここに来て地デジ&エコポイントの需要先食いの影響で業績は低迷、41億円もの赤字を見込んでいる。
その原因はバブルの崩壊だけではなく、インターネットによる最低価格の値崩れで無理な安値販売をしていることもあるという。
このニュースが意味するのは、
同じモノを買うなら安い方がいい、というのは絶対的な顧客のニーズであり、簡単に無視をすることは出来ないが、限度を超えると企業として成り立たなくなる。
インターネット、スマートフォンの普及で個人が簡単に情報を手に入れれるようになった今、表示する価格を少し間違うと初めから検討のテーブルにさえ乗れなくなる。
顧客ニーズを叶えることと、企業の持続継続を両立することが望ましいが非常に難しく、悩ましい問題です。
そんな難しい問題について意見をたたかわせながらディスカッションを繰り返したのですが、結局行きついた先は、(ありきたりの出口ではありますが、)『セグメント』と、『ポジショニング』と言う事になりました。
次回はその2点について深堀をしていこう、ということで今回はディスカッションを終えましたが、そのありきたりとも言える、答えをこれから起業しようとしている職人の口から出てきたのは、素晴らしいことだと思いました。(笑)
セグメント=自分が圧倒的に優位に立てる得意な分野を絞り込む。
ポジショニング=自分の強みを遺憾無く発揮出来る立場を作ること。
(規模が小さいので、経費もかからんし、)とにかく他社よりも安く、というのは起業したときに陥りやすいパターンですが、価格勝負だけではそのうち疲弊してしまうのは目に見えており、出来ることならその辺りの戦略を整理してからスタートを切ってもらいたいと思います。
しかし、、なんだか、私の方が勉強させてもらった感じです。(笑)
職人起業塾、来年もさらにパワーアップして開催を継続させていきたいと思います。
ご参加頂きました皆さん、ありがとうございました。
 

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神戸ラーメン紀行Vol.94

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今日は朝から姫路のまだ西の方へと車を走らせました。
事務所から1時間圏内とさせて頂いている新築、リフォームの施工範囲のギリギリいっぱい。
私たちにお声掛け頂いたのも何かのご縁という事で、じっくりとお話を聞かせて頂きました。
築20年数年のご自宅を新築で建て替えるか、もしくはリフォームをして今の暮らしを改善しながら住み続けるか?
という非常に難しい選択で悩まれておられました。
私たちが相談を受けさせて頂いたからと言って、簡単に解決するなんてコトは全くありませんで、住宅の使い勝手やデザインはモチロンですが、資金計画のこと、ランニングコストのこと、子育てのこと、ライフスタイルという人生そのものについてご家族の想いを丁寧に整えて行かなければ答えは出て来ないと思います。
建築、資金計画のプロとして、少しでもお役に立てたら幸いです。という言葉を残してお客様宅を後にしました。
せっかく、近くまで来たのだから、と、立ち寄ったのは大好きなここ。
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住宅に使う木材を山に見に行きましょ!というバスツアーの際にいつも立ち寄る道の駅です。
いつ行っても瀬戸内海の豊かさと美しさを感じられるとてもいい施設、食事も充実しておりますのでおススメですよ。
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さて、お題目は年内に100回目の更新までやり切って、一度お休みにさせて頂くつもりだった『神戸ラーメン紀行』。
残念ながらその目標には達することが出来ない様なので、来年もダラダラと続けることになりました。。。
年末恒例の神戸ラーメンアワード2013の発表前に、もう一回だけ更新しておきたいと思います。(笑)
一杯目は生田新道にオープンして間もなくいきなり改装していたお店。

お次は冬におススメの一杯。
少し高いですが大粒の牡蠣と塩のスープとのマリアージュは至福の一杯と言っちゃって良いでしょう。
【冬季限定】岡山・日生産牡蠣ラーメン 塩 980円
 — 場所: 季風軒
写真: 急に寒くなったし、
【冬季限定】岡山・日生産牡蠣ラーメン 塩 980円

上沢の本店、リニューアル後初めて行きました。
三番目は密かにラーメン王国という噂の新潟で食べた一杯。

坦々麺 680円 — 場所: 坦々麺屋
写真: 坦々麺 680円

専門店が派生するのもラーメン店の層が厚いからかも、ですね。
次は孔明に絶対行きます。
4つ目は大倉山のお店、いつの間にか新しく変っていました。

富士ラーメン ですと、あっさり680円 — 場所: 天風
 

写真: 山は富士 味は火の国 富士ラーメン ですと、あっさり680円

なんでも、熊本の今は亡き有名店の味を再現したとのこと。
良く分かりませんでしたが、とにかくイケました。(笑)

本日の最後を飾るのは超弾丸で行って来た博多、天神にて食べた一杯。

昔ラーメン 630円 — 場所: 久留米 大砲ラーメン 天神今泉店
 

写真: あの、ラーメン侍のモデルとな。
昔ラーメン 630円

なんと、映画ラーメン侍のモデルとなったラーメンらしいです。

昔からの屋台のスープを大事に継ぎ足して(半世紀くらい、?)守っている、とのこと。
スバラシイ!としか言いようの無い伝統の味、久留米ラーメンにしては食べやすいマイルドトンコツでした。
たぶん、プロパーの更新はこれが今年最後となると思います。
次回は今年のNo1を(勝手に)決定するラーメンアワードの発表となると思います。
ラーメンファンの皆様、楽しみにしていて下さい!(笑)

 

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私たちすみれ建築工房は
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を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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続・続・続・続・ 3匹の羊の物語


今朝はずいぶんと冷え込みました。
朝曇りの雲の切れから寒そうな青空が顔を出しているのを見て、青い色のこと寒色系とはよく言ったものだなと思ったり。
今朝は特に風が冷たくポケットから手渡せないまま朝の散歩、本格的な冬の到来を感じてしまいました。
それもそのはず、そろそろ12月も中盤に差し掛かりクリスマスまであと2週間。
年末が近づいてきたということですっかり年末恒例の風物詩となりつつあるいつもの年末助け合い運動を今年も行います。
今回で5回目を数えるこの活動、ささやかなからも皆さんのご協力のおかげで何とか継続することができております。
今年もほんの少しで結構ですので何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
今年も神戸と、宮城、福島で孤児となって施設に住まう子供たちに年越しのカニ鍋をおなかいっぱい食べてもらおう!
と言う企画になっています。
ほんのお気持ちで結構ですので、神戸、宮城、福島の厳しい環境にいる子供たちに募金を頂ければと思います。
神戸の震災孤児はもう全員が社会に出る歳になりましたが、東北ではこれから長い時間がかかります。
未だ心の傷が癒えるまでも至っていないことは想像に難くないですが、年末のひと時だけでも笑顔を取り戻してもらえるお手伝いが出来ればと思います。
震災の後、無力感にさいなまされて、
歯がゆい想いをした方も居られると思いますが、したくてもなかなか出来ない直接支援、私たちが間違いなく届けさせて頂きますので今年もよろしくお願い致します。
沢山の方にご賛同頂いておりますのでいつまでも「3匹の羊」というのもおかしいですが、初心を忘れないため、とご理解頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。
ちなみに、過去のブログはこちら。
https://shokuninshinkaron.com/?search=%BB%B0%C9%A4%A4%CE%CD%D3%A4%CE%CA%AA%B8%EC%A1%A3
そして、(再三になりますが、)少し長い3匹の羊の物語を今年もまた転載しておきます。
****ここから転載****
この話は5年前に厳つい決して優しそうでない顔をした未年生まれのオッサンに起こった実話です。
年がら年中、まだ日も昇らない早朝から起きて、中央卸売り市場で鮮魚のセリに参加、午前中は買い付けた魚を配達するのに市内を走り回り、
夕方からは飲食店のオーナーとして店に立つ。
一体何時寝ているのですか?
と、問うてみると、何も言わずに笑ってました。 
少しの時間を見つけては睡眠時間を繋ぎ合わしている様な生活。
そんな働き詰めに働くMさんの、普段に出来る手軽な息抜きというと週末の競馬。
決してたくさんのお金を賭ける訳ではないですが、ギャンブル特有のドキドキ、ハラハラ感を味わうために毎週馬券を買うといいます。
「ギャンブルなんて、負けてアタリマエ、勝ったところでどうせ悪銭、身にはつかないもの、」
と、割り切った楽しみとして続けられているのですが、
(たまに)勝って手にした配当は、誰かが負けた悔しさが染み付いた、悪い念のこもったいわゆるゲンの悪いお金。
なので、ゲン直しの為に、手にした配当の1割程度をいつも「少しでも誰かのためになれば、」と、寄付金の募金箱に入れるように心がけ、三宮のお店の近くのコンビ二のレジ横にある募金箱に入れ続けていたとのコトです。
そんなある日、その募金箱の中身が寄付金として回収され、集計された金額を書いた紙がお礼の言葉と共に張り出されていたのだそうです。
「皆様のご厚意に感謝いたします。おかげさまで募金額は1万●千●百円となっておりました」
のような文面だったのですが、Mさんはその張り紙を見て愕然としました!
「なんや、これは!」
その前の週には万馬券を当てて、1万円札をその募金箱に入れたところだったし、近々の結果も良かったのでこのところ結構な金額をその募金箱に入れた覚えがあったのです。
「そんなアホな!」
こんな、ささやかな募金さえもそれを必要としている人のところに届かずに、賽銭泥棒のような(泥棒そのものか、、)心無い人の小遣いになってしまっているとは、、、
「一体この世の中はどうなってしまっとんや、」
と怒りに震えたというよりも、情けなくなってきたそうです。
そして、調べてみるとこのような話は結構何処にでもある話で、海外への緊急支援物資などが被災者の手元に届かずに役人の利権となってしまうことがある、、というのも常識のようになってしまっているとか、、、
しかし、募金や寄付の団体が信じられなくなったMさんはくさることなく前向きに考えました。
「こんなことやったら、どうせ身につかん悪銭があるねんから、まとめて直接渡したらええんや、」
そして、
「直接渡すんやったら、やっぱりこれからの神戸を背負って立つ、恵まれていない子供達や、
お金もええけど、自分が得意なことですこしぽっちのお金よりももっと価値を上げて喜んでもらえるものにできへんやろか、、」
と、悩みながら、神戸市の窓口に行って、相談を重ねたといいます。
その結果、神戸市内の児童養護施設全てに年末に鍋を囲んで明るい食事をしてもらえたら、との願いをこめて、大量のカニを送ることにしました。
志を同じくする、昭和42年生まれ、未年生まれの友達2匹といっしょに。


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震災から17年が経ち、神戸の震災孤児は全員が社会に飛び立つ年齢となりました。
しかし、家庭の事情で親と別れたり、事故、病気などで親をなくした子供達はまだまだたくさんいます。
そして、それらの子供達はやはり厳しく貧しい暮らしを営んでいる現実があります。
その3匹の羊達は全員、普段は自分の生活に必死になって日々を駆け抜けるような暮らしをして、寝る間も無いほど働き続けています。
人様のことをかまっていられる時間もお金も持っているわけではないのです。
たしかに、決して人様よりも裕福とは言えない身分ではありますが、ほんの少し、少しだけの気持ちをカタチにするだけで、そこから広がる喜びは無限大でした。


Image12711.jpg

お礼の手紙の中に入っていた子供達の喜んでいる写真や、手作りの貼り絵つきの感謝の手紙をみて、少しの勇気で行ったこの些細な行動を
「やってよかった。」と心底心から思ったといいます。
その手紙には子供たち自身の字で、ありがとうの言葉と共にとてもいい思い出になったとも書いてありました。
 



****転載ここまで****



よし、年末やし少しだけでも参加したろ、と、思われた方はコメント欄、メール、電話、なんでもけっこうですので高橋までご連絡ください。



今年もよろしくお願い致します。
※昨年銀行からお振込頂いた方は同じ口座に降り込んで頂ければ幸いです、口座番号が判らない場合はお問い合わせください。

 
**************************
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をミッションとして日々社業に励んでいます。
3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
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今日は電磁波測定士。

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今日は朝からオールアース住宅の中間検査、電磁波測定士として現場に検査員として行ってきました。
通常の新築工事では、屋内の電気配線への幹線からの電気接続は工事の1番最後に行います。
オールアース住宅では工事の途中で電磁波を取り除く施工がキッチリと行なわれているかの確認の為に屋内配線が終わると1度仮に引き込み線をつなぎこんでみて室内の電磁波を測定してみることになっています。
建物の屋内配線が集まる分電盤に仮設の電源を繋ぎ込み全ての屋内配線に電圧をかけて電磁波の発生状況を調べてみます。
こんな感じ。


繋ぎ込む電線を測定してみると470V/m。高い数値を示しています。
寝室やリビングなど長時間いる場所実は導電性スパンボンドと言われるシートで電磁波を集めてアース線を通して地中に逃がすようにして人体に電磁波の影響を受けないようにします。
この緑のシートがそれ、

ここで言う電磁波とは超低周波の電場と言われるもので、通常の電線や電圧がかかった電化製品から発生する電磁波のことを指しています。
ケータイ電話から出る高周波とはまた別の種類の電波です。
低周波の電磁波を体に浴び続けることによっての健康被害は臨床の結果がはっきりと出ているわけではありませんが、整体院の低周波治療器で電気を体に通すと筋肉がこわばることを考えると、机に向かってている時や夜寝てる間中に電気をを浴び続ける事はどう考えても良い事とは思えません。
実際にすみれ事務所でデスクの電磁波対策をしてからは私を始めスタッフ全員が肩こりでの体の不調を訴えることが劇的に減りました。学会に発表は出来ていませんが、自分達の身体での臨床試験はしています。
ちなみに電磁波を集めてアース逃していないところはをこんな感じ、

230V/mを指しています。
そのすぐ下でスパンボンドで電磁波を集めてアース線で逃せばこんな数値になります。

01V/m
ほぼ完全に電磁波が地中に逃がされており、身体に余計な電気が通らない状態になります。
北欧などではれっきとした法律で室内環境を25V/mまでにするように、と決められております。
そうかんがえると、その10倍以上の影響があるところに長時間いるというのはやはり気持ちの悪いものですね。。
このように測定をしてみると電磁波というのは目に見えないわけのわからないものではなくてしっかりと数値として確認できます。日本は電圧が100Vということで、海外に比べ電流が大きくなり、電磁波の発生が大きくなっていることを考えると、早めの法整備が必要だと思いますが、ま、業界特有の諸事情があり、全く前に進んでいないのが現状です。
実は、先進国の中では世界で日本だけ電磁波に対する規制が殆ど無い状態なのです。
非常にまずいと思います。
現代病という言葉があります
その定義は非常に曖昧で症例も原因もハッキリとしていません。
しかし50年前にはなかったような原因が何かしらあり、最近になっていろんな疾患として発症しているというのは事実としてあるようです。
ネット等で調べてみると食生活の変化やストレスの負荷が増大した、という様なことが原因だと提唱される人が多く、その手の著書もたくさん出版されています。
それも確かにあると思いますが、もう一つ決定的に変ったことというのが家庭での電気の消費量と家電製品の増大、特にパソコンの普及です。
あまり知られていませんが、パソコンは電磁波を多く発生するため、必ずアースを取って下さい、と取扱説明書には書いてあります。
しかし、ちゃんとアース端子を接続して使用されている方は少ないのが現状で、その電磁波の影響は決して軽いものではないと思っています。
身体に静電気を帯びて、空気中の浮遊物を寄せつけながら長時間過ごす、という事は半世紀前には考えられなかったことですよね、原因がはっきりしない現代病の一因になっていても全く不思議ではありません。
私たち住宅を供給する会社は、住まい、という最も小さな単位での環境を提供しています。
そんな立場からすると、そのようなわけのわからない不安や原因になる可能性があるものを除いていくことが私たちの使命だと思っています。
高気密高断熱、そして自然素材だけではなくもう少し先の本当の健康住宅を目指して、私たちがつくるのはただのハコではなく、そこで住まわれる人の暮らしですから。

 

すみれ建築工房の目指すサイクル

 

創業時から変わらない私達の“想い”

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。





お客様に安心と安全そして心地よい環境を提供して、また次の仕事へと繋げていく。

それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を果たして社会に貢献することを事業の目的としているから。


自然の摂理に逆らうのではなく、アタリマエの連続で自然な流れを作って行く。

だからこそ、業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。

ランキングに参加しています。

 

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おまけ、



年の瀬も迫った、忙しい時期では有りますが、今週末は現場見学会とイベントを開催します。







1日目は工事中の現場で構造(作る途中のプロセス)を見て頂いてから、現場から移動して、完成して既にお住まいになっているオーナー様宅へ訪問させて頂いて、高気密高断熱、即ち省エネ住宅での住み心地や、電磁波をカットされた部屋での生活の生の声を聞いて頂きます。



2日目は構造や断熱、そして電磁波を集めて地球に返す、オールアース住宅の肝である導電性スパンボンドの施工をご覧頂きながら、住宅に置ける電磁波の発生のメカニズムと、その対策について現場で施工している現物を見ながらご説明することになっています。




実際の家づくりのプロセスと結果を両方見て、体感して頂ける稀な機会となっておりますので、これから新築、もしくは大規模なリフォームをお考えの方はご参加頂ければきっと、参考にして頂ける部分があるかと思います。



予約制となっておりますので、ご興味がある方は↑のフリーダイヤルへ電話、もしくはコメント、メールにてお気軽にお問い合わせ下さいね。



スタッフ一同、ご参加を心よりお待ちしています。


 

五合庵考。

今朝は(やっぱり、)夜明け前に起きだして帰神。
感慨を抱きながらお世話になった新潟を後にしました。
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昨日は新潟大学前に完成した店舗の完工確認にオープンのタイミングに合わせて行ってきました。
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全く何の告知もせずに、いわゆるシークレットオープンのカタチをとって恐る恐る(笑)な開店となりましたが、蓋をあけてみるとパラパラとお客さんが入ってきて一時は満員御礼の活況を呈していました。
オーナーもでしょうが、私もほっと一安心。
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綿密なマーケット調査を行い、細かな計画を建てて、万全の体制で出店を決める以上、流行ってアタリマエというか、お客さんが入らない訳がない、というか、今までもそうして実績を積み上げて来たのですが、それでもやっぱりオープン初日はドキドキするものです。
後は一度来て頂いたお客さんに如何にいい印象を持って帰ってもらうか、如何に満足して帰ってもらえるかに焦点は移るので、店長はじめスタッフの皆さんの努力にお任せしたいと思います。
私はというと、現場担当のよーヘーと共に、今回の新潟での工事でお世話になった皆様に感謝の気持ちを伝えつつ、飲み。
(半分仕事とはいえ、)楽しい時間を過ごさせて頂きました。
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さて、お題目は昨日、昼前に新潟に着いて、少しだけ時間を見つけて行ってきた所で感じたことです。
昨日のブログにも新潟とのご縁を頂いたことをきっかけに『良寛』を読んでみた、と書きましたが、その良寛禅師が雲にたのみ水が流れるごとく托鉢をしながら全国を流れ歩いた後、故郷である越後に帰ってきて居を結んだのが国上寺に上る山道の真ん中ぐらいとされた『五合庵』です。
いまも当時の風情を偲ばせることが出来るように残されているということで、どうしても見ておきたくて行ってきました。
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南に向かって大きく開け放たれた開口を持つその小さな庵は麗らかな春の日や涼しくなり始めた秋の日等は随分と過ごしやすそうでしたが、厳しい雪国にあって、戸板一枚で外気の寒さを防げる訳も無く、日本海からの寒風吹く荒ぶ中すきま風と闘いながら結跏趺坐を結んで日々修行を積み重ねられていたのは随分と厳しい修行だったのだろうと、ネズミ色に朽ちた床板に上がってみて実感することが出来ました。
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地位や名誉、名声や評判でさえ全て捨てて、生きる為の最低限の食物だけは托鉢行で村人の門に立って仏法を説くことでお布施をもらう。
ただひたすらこの小さな庵で座禅を組み、漢詩を詠み、和歌を吟じた人生は実際に見てみるとあまりにもちっぽけです。
しかし、そのあまりのちっぽけさが日本中で最も愛された僧と言われ、私の様な後世の信仰とは関係のない者まで惹き付ける魅力だということでもあります。
五合庵の南向き1間半の開口は視点が小さければ小さい程世の中を広く見渡せたのかも知れません。
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一人の人間の仏法を極まるという念いを体現した生き方が精神を鍛え、魂を磨き続けることの重要さを多くの人に深い共感を呼び、後世に渡って人は何の為に生きるのかという問いを投げかけ続けるほどの大きな影響を持つ。
この度ご縁を頂いてその出所に座り、考える時間を持てたことは、私自身のこれからの人生に大きな影響を与えられることになる様な気がしました。
まさに、一期一会。
ご縁に心から感謝致します。
心謝。
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1日目は工事中の現場で構造(作る途中のプロセス)を見て頂いてから、現場から移動して、完成して既にお住まいになっているオーナー様宅へ訪問させて頂いて、高気密高断熱、即ち省エネ住宅での住み心地や、電磁波をカットされた部屋での生活の生の声を聞いて頂きます。



2日目は構造や断熱、そして電磁波を集めて地球に返す、オールアース住宅の肝である導電性スパンボンドの施工をご覧頂きながら、住宅に置ける電磁波の発生のメカニズムと、その対策について現場で施工している現物を見ながらご説明することになっています。




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越後にて、一期一会を思ふ。

JUGEMテーマ:読書


今日は朝一番のプロペラ機に乗って新潟に来ています。
日本の屋根?美しく冠雪を抱いた山並みを眼下に見ながら、広い様で狭い、遠い様で近い、そのくせまだまだ知らない世界が際限なくある日本という国の奥深さを感じながらのゴトゴトと良く揺れるフライトでした。
思わず、目を奪われた山並み。

新潟へはモチロン仕事でして、現場の完工の確認を兼ねて新しくオープンするクライアントのお店にお祝いも兼ねて向かっています。
あとは、新潟での工事を無事に済ますことが出来た感謝を、お手伝い頂いた業者さんや職人さん、そして何から何まで相談に乗って頂いて、お手伝い下さった株式会社大建建設の高橋社長と高橋部長へのご挨拶と共に伝えたいと思っています。
本当にお世話になりました。
繁忙期のど真ん中でもあり、また消費税増税前の需要が爆発している様な忙しい時に無理なお願いばかり聞いて頂いて、随分と骨を折って頂きました。
このご恩は決して忘れる事無く、倍にしてお返し出来る機会を持てるように祈っております。
本当にありがとうございました。
神戸の片田舎で地元に住まれてる方に対して住環境の提供を生業としている地域密着の工務店が、全国津々浦々まで出向いていって工事をさせて頂いているのは考えてみればちょっとおかしい感じがします。
どう考えても私のチカラで全国に活躍の場を広げている訳ではなく、それもこれも不思議なご縁を頂いて、そのご縁を紡いで来ただと思っています。
たしかに、一つひとつの頂いた仕事に真摯に向き合って信頼を勝ち取ってきたからでは有りますが、顧客に恵まれすぎるくらい恵まれて来たことは間違いないと思うのです。
結局、自力ではなく、他力。
他力本願を良く説かれたの親鸞上人の言われた『願』を叶えるという意味からすると、少し意味合いは違うかも知れませんが、自分の力の小ささを良くわきまえて、他力に任せ切るのではなくご縁を大事に紡いでいくことしか道はないのか、と思ったりします。
今回、新潟という土地にご縁を頂いたのをきっかけに、以前から興味を持っていた良寛禅師について少しだけお勉強してみました。
まさに一期一会の出逢いの賜物です。
特に良かったのはこれ、
 

良寛 下 (学研M文庫)

少々長編ですが、道元禅師の教えを体現すべく、托鉢行を通して魂を磨く意味を考え続けたその生涯を通して分かりやすく禅宗の本来の価値観を学ぶことが出来る小説となっています。
我適彼朝野、士女各有作。
不織何以衣、不耕何以哺。
今穪釋氏子、無行亦無悟。
徒費檀越施、三業不相顧。
厳しい修行を生涯続け、禅宗の本分を一心不乱に身を以て極めようとした人生を過ごしながら、捨てて来た世俗のしがらみに対して衆生の苦しみをも捨て、目を向けず、その苦しみを救うことに何の力もないことを悔やみ、負い目を感じ続けたというエピソードは天地程の違いはあるにせよ、私を含む誰しもの人生が修行の道場であるならば、常に心に留め置かなければならないことの様に思いました。
目の前の苦しみを見逃して、なんの理想、なんの理念が成り立つのか。
しかし、目の前のことばかりに囚われてしまっても、道を進むことは侭ならず、、
世の中も、人生もそんなに簡単な物ではない様ですが、心に火を点して今日を精一杯に生きることを心がけたいと改めて感じた次第です。
良書でした、おススメします。

おまけ、
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2日目は構造や断熱、そして電磁波を集めて地球に返す、オールアース住宅の肝である導電性スパンボンドの施工をご覧頂きながら、住宅に置ける電磁波の発生のメカニズムと、その対策について現場で施工している現物を見ながらご説明することになっています。




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