日別アーカイブ: 2020年9月8日

無料学習塾「つばめ学習会」#サードプレイス #子供の貧困 #ボランティアの本質

令和2年9月8日晴れ

火曜日は朝活の日。

昨日はBNIのトレーニング後の懇親会で思いのほか盛り上がり、気づいた時には既になかなかいい時間になっていました。結局、定宿の神戸サウナ泊、夜中と明け方に新しくなった本格フィンランド式サウナでふた汗流してデトックスした後、神戸ポートピアホテルの神戸市倫理法人会モーニングセミナーの会場へと向かいました。今朝はBNIでも一緒に活動している山本悠弁護士のご紹介で、経済的に厳しい環境に置かれた子供たち向けの無料学習塾を運営されている「つばめ学習会」の庄司理事長を講師に招き、今まで私があまり目を向けることがなかった子供たちの教育環境についてのお話を聞かせていただきました。

深刻化する子供の貧困

近年、日本人の貧困率が高まっているとの報道はしばしば目にするようになりました。小中学校に通う義務教育日の子供たちの貧困率の調査では、なんと貧困率が20%近くになるとのことで、先進国では最下位レベル。シングルマザー、シングルファーザーのいわゆる片親世帯の中での統計で見ると約半数近く!が貧困にあえいでいると言う結果が出ているそうです。その様な家庭ではおのずと、子供の教育に回す費用を簡単には割けません。庄司理事長はその様な学校以外での塾や家庭教師等の学力を身に付ける場に通えない子供たちのために、無料で学習塾を運営されているとの事でした。FBページはこちら→https://www.facebook.com/hanshin.tsubame

中卒がいない世界。

現在、中学生の高校への進学率は98.8%にまで高まっており、ほぼすべての子供が高校までは進学するようになっているようです。私のような中卒で社会に飛び出す様な者は今の若者には皆無だと言う現実に若干驚いたり、だからこそ中卒で大工になれよ思ったりもしましたが、とにかく「それなりの学歴」が備わっているのが普通の世の中になった今の時代、親世代の所得差が子供たちの学力差、学歴差になってしまっている現実をなんとか食い止めたい。経済的に厳しい環境に置かれている子供達に明るい未来を見せてあげたいとの思いで無料学習塾を立ち上げられたとの事でした。庄司理事長、かなり熱い男です。

居場所(サードプレイス)

「つばめ学習会」は完全に無料の学習塾だけに、当然講師の先生方も手弁当のボランティアでの活動になるわけで、仕事帰りのサラリーマンが夕方に立ち寄って講師を務めたり、現役大学生がボランティアとして教壇に立たれたりしておられるようです。そんな心優しく温かな心を持った大人たちが集う場は、子供達にとっても単に勉強を教えてもらって学力を向上させるだけの学習塾ではなく、彼ら、彼女らにとって安全な「居場所」としての機能を果たしているとの事でした。今、話題になっている、歌姫中島みゆきさんの名曲「糸」を題材にした映画でも子ども食堂を「場」とした交流が重要なシーンで取り上げられている様ですが、子供達にとって家庭と学校以外のサードプレイスが必要な時代になりつつあるのかも知れません。


NPO法人 阪神つばめ学習会fbページより拝借

良き行いをすれば、良きタイミングで、良き出会いがある。

庄司理事長が披露してくれた無料学習塾での数あるエピソードの中で、とても印象に残ってているのは、東京大学の理系に進学を希望する学生が「受験勉強を助けて欲しい。」と問い合わせてこられ、さすがに東大の理系を教えるスキルを持った講師がいないと躊躇していたら、日を置かずして理系、現役の東大生からボランティアの申し出があったとの話で、「良き行いをすれば、良きタイミングで、良き出会いがある」との、まるで倫理法人会での学びそのまま、全く同じようなことが実際に数多く起こるとの体験談でした。庄司理事長は倫理法人会に入会はされておられませんが、結局、原理原則は同じなのでと、これには思わず胸が熱くなるほど感銘を受けました。
私は子供たち向けではありませんが、無料の私塾を8年越しで開催し続けており、庄司理事長の講話を拝聴しながら、ふと我が身を振り返ってみれば同じような奇跡だと思えるような出来事がこれまで何度も繰り返し身の回りに起こり、助けられた覚えがあります。その奇跡的な運の強さ、ツキがある事について、深く原因を考えた事はありませんでしたが、結局、庄司理事長が言われていた原理原則に基づいた因果応報、縁起だったのかと今更ながら感じた次第です。

ボランティアに行こう!

もう一つ、庄司理事長が熱心に行われているボランティアの語源について興味深い話がありました。ボランティアの直接の語源は、“聖書の副詞形ウォルンターテ「自ら進んで」からラテン語ウォルタースを経て英語の volunteer となった。英語の volunteer の語の原義は十字軍の際に「神の意思」(voluntas) に従うひとを意味した志願兵であり、現在でも「ボランティアをする(人)」のほか志願兵の意味でも使用されており、徴集兵を意味する forced,drafts とは対義の関係にある。”(出典:Wikipedia)とあり、一緒にしてしまいがちな、「奉仕」や「修練」とは切り離して考えるべきだと庄司理事長は口にされました。ボランティアは決して苦しい思いや義務感に駆られて行うべきものではなく、自ら進んで、楽しみながらやって下さい!とのこと。私も災害復旧の時だけではなく、出来る範囲で、身近な所から楽しめるボランティアに参加してみたいと思います。庄司理事長、そして山本先生、本日は本当に貴重な学びをありがとうございました!


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