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屋久島研修レポート。#ひょうご木づかい王国学校 #同じ理念

令和2年9月9日 雨のち晴れ時々曇り

屋久島研修旅行

神戸空港から朝一番の飛行機に飛び乗って鹿児島空港を経由して、昼前に屋久島に着きました。今回は、ひょうご木づかい王国学校学校のメンバーとともに、提携している「屋久島森と生きる協議会」の総会が屋久島町役場で開催される予定だったので出席するはずでしたが、コロナの影響で総会自体は中止となってしまいました。しかし、メンバーさんと屋久島さんのフローリングを取り扱うにあたり、産地の見学を行うべく、研修会と言うことで予算を組んで有志メンバーと強行突破?、屋久島に乗り込んだ次第です。詳しくは、職人起業塾の塾生でもあり、ひょうご木づかい王国学校のメンバーでもあり、次世代を引っ張ってくれる予定の私の後を継いでもらう次期会長候補でもある株式会社宮下の浮村くんのFacebookに書いてくれているので、以下に転載します。(写真もby 浮村くん)


ひょうご木づかい王国学校の活動

九州の鹿児島県屋久島町にやってきました。屋久島は国内の最南端の杉の生産地です。
もう今日は屋久島町役場に行けたことが嬉しく、新たな発見として、写真では絶対にわからない、屋久島町が屋久島地杉を使うということをトコトンどこまでも貫いた凄い建築物だ!ということがわかりました。言葉や写真では伝わらないストーリーやそこに掛かる想いや葛藤を経て、実現されたことがヒシヒシと伝わってきました!

【屋久島になぜ来たのか?】

㈱宮下とひょうご木づかい王国学校も調印している屋久島共同宣言で深く関わりを持っています。

林業が衰退しはじめ、木材の価値や木を使った家づくりがされなくなってきています。屋久島町も例外ではなく、切り出された原木が島外に安価で持ち出され、加工・流通しており、林業が衰退していました。
その中で町長自らが、屋久島地杉を全国へ流通させる!その為の協力を!と声掛けをしたことが始まりで、屋久島共同宣言の調印、さらには反対意見も含めた議論を経て、大手ゼネコンのRC造町役場の計画まであったのを、それではだめだ!と屋久島地杉と屋久島町の技術で屋久島町役場を建てる!を実現されました。

ひょうご木づかい王国学校は、林業のトップブランドでもある屋久島でさえこういう状況になっていること、それの解決をめざした林業モデルに賛同して調印させていただくことになりました。

 

【ここまでが前置きでして】

本日は、その後、屋久島共同宣言に関して、一同に会す総会が予定されており、それに参加するため、高橋会長、太田社長、小谷社長と共に屋久島町へと向かいました。
総会はコロナウイルス等の関係で開催中止で書面のみとなってしまいましたが、屋久島地杉を島内で製材する製材所、製品を加工する加工場、屋久島地杉をふんだんに使ったホームセンター、圧巻の屋久島町役場、を山本太郎さんにご案内させていただきました!という盛りだくさんな1日になりました!

【豆知識】

屋久島の杉は樹齢や、自生または植林かで呼び方が変わります。
屋久杉は天然記念物にも指定されていて、有名ですが、実はその中でも樹齢1000年に満たない屋久杉は屋久島小杉と呼ばれています。
屋久杉は新たな切出しによる流通はされていないですが、すでに流通または倉庫に眠っているものが市場に流れています。
植林された杉は屋久島地杉と呼ばれています。屋久島共同宣言の中で、屋久島町内で製材・加工された『ヤクイタ』があります。㈱宮下木材が在庫を置き、流通の中継点となることで、兵庫県でもヤクイタを使った家づくりが行われています。


転載ここまで。

木づかい王国メンバーへの感謝。

最後に私自身の言葉で感謝の気持ちを書いておこうと思います。現在、不肖私が代表を務め、ひょうごの山と街を繋いで、循環型社会への歩みを進めたいとの想いで地道に活動しているひょうご木づかい王国学校は元々、兵庫県の林務課と兵庫県木材連合組合が立ち上げた活動です。国からの助成金で施設を作り、県民に木のある暮らしの良さを感じてもらえる啓蒙活動の場として始めましたが、助成金の枯渇と共に運営が出来なくなり、私たち民間企業でなんとかして貰えないかとオファーを受けて引き受けました。志の高い工務店経営者さんや賛同してくれた関連事業者さんからの資金提供を受けて、また足らずはクラウドファンディングなどで支援を募ってなんとか現在も活動を続けております。そして、ここに来てメンバーの太田社長が製品化に成功した多可町産ヒノキの高品質なフローリングを流通させるなど、やっと山と街を繋ぐ事業が具体的に進む様になってきました。長きに渡り、お付き合い下さっているメンバーに心から御礼申しあげたいと思います。

屋久島とのご縁に感謝。

そして、今日の盛り沢山の研修の締めくくりの懇親会でも話しましたが、私たちと屋久島が深い関わりを持つ様になったのは木づかい王国賛助会員のメンバーでもある山本太郎さんのおかげです。太郎さんは明石出身でひょうごにゆかりがあるとは言え、神奈川在住で事業所も関西には有りません。にも関わらず、木づかい王国の民間運営に転換する資金難の際に、私の依頼を受けて、なんの躊躇も無く賛助会員として決して少額ではない会費を振り込んでくださいました。それだけでは無く、2ヶ月に一度開催している定例会にも毎回の様に参加して、様々な情報提供や意見を言ってくださっています。そんなベースがあった上で、屋久島での林業再生の先進的な取り組みの情報を聞かせてくれ、「屋久島森と生きる協議会」による共同宣言への批准にお声がけ頂きました。事務所の床の前面に屋久島の杉フローリングで仕上げている私だけでは無く、定例会議の常連のメンバーがのめり込む様に屋久島への憧憬と親近感を抱き、行かねばなるまい。と9月の忙しい中、研修旅行に来る事になったのもごく自然な流れです。そしてやっぱり屋久島は最高に素晴らしい。この様なご縁を繋いでくださった太郎さんには本当に心から感謝の言葉を(言ってませんが、笑)述べたいです。

謝辞と神の法則を感じに屋久島に!

今だけ、金だけ、自分だけのチンケな思考に決別し、良き心を持ちたいと願い、良き行動を選択すれば、良き人と絶好のタイミングで出会うことになり、そのきっかけが良き人生に転換させる。私自身が良き人かどうかはさておき、ひょうご木づかい王国学校の活動は完全に利益度外視の活動で有り、持続可能な循環型社会への礎を作って今より少しでいい世の中を次世代を担ってくれる若者に渡したいとの想いだけです。それに共感してくれた正会員、賛助会員合わせて50社の皆様とのご縁全てが、良き事に繋がる因果に繋がっている様に思います。そして、残念ながら今回ご一緒できなかった事務局の池川さんの献身的な働きぶりのおかげで、会の実体が保たれていることを最後に付け加え、謝辞としたいと思います。来年の夏はもっと大勢で神がいる屋久島に戻りたいと思います。太郎さん、池川さん、そしてメンバーの皆様、せっかくのご縁ですので、ひょうごと屋久島の絆を太く固く紡いで参りましょう!


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