職人上がりの経営者的中庸思考。

平成30年3月5日 雨のち曇り

今日は仙台へ。

昨日までの気持ちのいい晴天とは打って変わって今日の神戸は朝から雨。が、しかし、気温は昨日にも増して高くなり、なんと朝から16度!と言う4月下旬の暖かさ!仙台も暖かかったらいいなーなんて呟きながら神戸空港に向かうバスに飛び乗りました。神戸空港からフライトする時点で神戸は土砂降り、「雨の日の出張は億劫やなー」なんて思いながら機上の人となりましたが、仙台空港に着いたら全く雨は降っておらず、「ツイテル、今日も良い日になりそうや」とポジティブシンキングに浸りました。(笑)

イベント来場ありがとうございました!

昨日の日曜日は土曜日に続き『トッザニア』と称した子供向けの超体験型イベントを開催、私は2日間共イベント会場に詰めて子供上棟体験の手伝いをしておりました。昨日も子供達の楽しそうな笑顔に包まれて私自身にとってもとてもいい時間を過ごさせて貰いました。沢山の御来場を頂きまして誠にありがとうございました!

超職業体験イベント

私達すみれは上棟体験ブースをメインに担当しましたが、その他にも様々なブースで盛りだくさんの企画で子供達に楽しんでもらいつつ、建築の仕事に慣れ親しんで貰おうとイベントメンバー各社さんが頑張っておられました。TOTO社の提供による水栓組み立て体験や電気回路組み立てセットを使ったテスターを製作して電気が通るモノ、通らないものを計測してもらったり、少しマニアックではありましたが、子供達にはモノづくりの楽しさを色々な側面から感じていただけたのではないかと思います。

子供が書いた絵が持つすごい力

YKK ap社からは窓から見た景色のスケッチを子供達に描いてもらう企画も。なかなかの秀逸な作品が集まっておりました。子供が描いた絵は見る者の心を和ませる偉大な力があるものだと改めて感じながら見入ってしまいました。それにしてもこのブースもあっという間に用意していた額が足らなくなるくらいの盛況ぶり、たくさんの子供達が参加してくれたものです。本当にありがたいことです。

子供の絵で交通事故撲滅運動!

今回はもう一つ、子供に絵を描いてもらうブースがありました。それはこのTOTO西神店会のメンバー主催で毎年行なっている自主上映会からの繋がりで、ひょんなご縁を頂いた「子供ミュージアムプロジェクト」で、わざわざ大阪からコラボ企画としてご参加いただきました。このプロジェクトは大阪の運送会社が自社のトラックで起こした死亡事故をきっかけに二度とこの様な悲しい出来事が起こらないようにとの願いを込めて、トラックに子供達が描いた(主にお父さんを応援する)絵をラッピングシートで貼る事で運転手に優しい気持ちになってもらい、安全な運転をしてもらうことで交通事故を撲滅しようという素晴らしい試みで、元トラック運転手でもある私としては甚く共感して即、プロジェクトに参加することにしました。その取り組みを広く知ってもらおうと今回、イベントへのご参加をお願いした次第です。

小さかった頃の娘との思い出

子供達が書いたお父さんへのエールを添えた絵を見て、私も起業したての頃、娘にもらった言葉を励みにして仕事に没頭していたことを思い出しました。個人事業主から法人に組織変更する直前のタイミングで娘が生まれ、自分の命よりも大事なものがこの世に出現したことに驚きながらも、全く先行きの見えない駆け出しの職人の親方だった私は娘を無事に育てることができるのか?と自問自答を繰り返しながら、自分自身の頼りなさ、見通しの無さにに慄いたのを今も鮮明に覚えています。それでもなんとかせねばと、昼も夜もなく(家庭を顧みず)働き出したのもその頃からで、実は今もその延長線上で走り続けています。

 

 

親の責任のパラドックス

人生の目的を考えた時、人の親であるという立場は非常に大きな割合を占めており、子供を立派に育て上げたい、というよりも絶対に子供がひとり立ちできる様になるまで責任を持って育て上げなければなりません。その為に必死になって働き続けて来ましたが、家庭を守る為に家庭を顧みずに働き続けるという大きな矛盾に陥ってしまいました。娘がある程度大きくなった時に家族で遊びに言った写真が皆無なのに気がつき、長年、本末転倒の間違った生き方をしたのではないかと随分と悩み、苦しみましたが50歳を過ぎた今は私の様な学もなく無一文で、徒手空拳から起業家として生きていくには致し方なかったのかな、と素直に思える様になりました。実際、後悔しても何にも始まりませんし。。

 

目的を果たす人生を目指したい

ライフワークバランスを整えることが人生を豊かに過ごす為には大切だとよく言われますが、私の様なプライベートが全くなく、仕事との区切りがないボーダレスな働きかた、生き方が不幸かというと別段そうでもないと思っています。事業を起こし、スタッフやその家族に対する責任を背負い、顧客との約束を守ることは人生を賭けて行ってもいいと思えるくらい意義があることですし、目の前の人を幸せにすることに命を使っても勿体ないとは思いません。人それぞれの価値観によって違うとは思いますが、私は一度しかない人生を目的を持って、その目的を達することに使いたいと思うのです。手段である毎日のワークライフバランスなど些細なことです。(笑)

 

とはいえ、結局は、自分一人で何も出来ていない

数年前まで、(ていうか最近も、)家庭をほったらかして仕事に没頭し続けて来たことに後悔の念を持っていましたが、娘もこの春から大学に進学することになってホッと一息ついたこともあり、子供と雖も彼女には彼女の人生があり、私の人生とは別物だと改めて認識することになりました。ただ、妻に対しては20年に渡って家庭のことを全て丸投げし、迷惑をかけ続けたのは本当に申し訳なく思うと共に、支え続けて来てくれたことに感謝するばかり、偉そうに仕事に没頭して来たと言っても彼女の助けがあってこそだと思っています。結局、一人では何も出来ていないということです。

 

プライオリティー思考自体がナンセンス

そんな私に最近ちょっとしたパラダイムシフトがありました。長年に渡って限られた人生の時間の配分、仕事での志、家庭、子育て、個としての自分、それぞれのプライオリティー(優先順位)について悩み続けておりましたが、そもそも優先順位などつけなくても良いのだと閃いたのです。私の人生は一つですが、そこにある役割は幾重にも重なっており、それぞれの役割に置いてなすべきことがある訳で、プライオリティーを考えるとは役割の重要度を決めることに他なりません。しかし、父親としての役割と経営者としての役割を並べて比べること自体がナンセンスだと(今更ながら)気づいたのです。

 

中庸とは決めつけないこと。

「割り切りは魂を弱くする」という(人生は魂を磨く道場だと思っている)私が大好きな言葉の観点から見ると優先順位を明確にして緊急度、重要度の高いものから順番に片付けていくなどという思考はある意味割り切りであり、優先順位の低いものに対して慮る心を押し殺してしまうことになりかねません。AI(人工知能)にないもので人間にあるものは『心』であり『魂』です。機械には出来ない、思い悩み、思考を巡らし、日々刻々と変わる状況の中で、自分が受け持つ全ての役割に対して心を残し、常に全体の最適を探索することこそ、人として、職業人としてあるべき在り方、考え方ではないかと思う様になりました。それが2000年以上も読み継がれ、語り継がれている論語にある中庸の考え方に結びつくのではないかと思ったのです。決めることも大事ですが、決めないこと、心を残すことも魂を磨くという人生の大命題を考えればそれ以上に大事だと思う今日この頃です。

 

今日にアタリマエ

  • 親としての責任を全うするのは人として最低限
  • 人生における様々な役割を果たそうと足掻くことは人生の意義を深く、大きくする
  • 様々な役割に対して優先順位をつけるのは割り切りにつながる
  • そもそも人生における役割とは並立すべきもので順序をつけるべきものではない
  • 思い悩み、思索を重ねること、心を残すことで機械には出来ない人間としての存在意義が見いだせる。
  • 中庸とは決めないことでもある。

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経験をデザインするには「楽しい!」を共有するところから。

3月3日晴れ

イベント日和!

神戸は朝からきらきらの太陽が昇る気持ちのいい晴天となり、まるで3月下旬の暖かさ。絶好のイベント日和となりました。今日と明日は10年以上も継続して毎年開催し続けているお楽しみイベント、TOTO西神ショールームでの春のTDYフェア、スタッフと共に私も朝からイベント会場に詰めました。今回の企画はトットニアなるタイトルをつけて、キッザニアをモチーフというかパロディー?にして子供たちに建築のものづくりにまつわる様々な職業体験をしてもらおうと言う斬新かつ、職人不足にあえぎ、若者の入職が非常に少ない建築業界においては未来の職人希望の若者のタネを植える意義の深いイベントです。

経験を提供するイベント。

スタンプラリー形式で子供たちにいろんな職業を体験してもらおうと言う今回の試みは、水栓部品の組み立てや、電気回路を組み立ててテスターの製造など、趣旨を凝らして様々な体験ブースを用意しました。我々大工チームとしては「やっぱりここは上棟体験でしょう!」と言うことになり、2分の1スケールの在来軸組み工法の構造体を子供たちと一緒に組み立てることになり、私としては将来大工になりたいと言ってくれる貴重な人材が育つ様に子供達にモノづくりの楽しさを体験してもらう絶好の機会と言うことで大いに張り切った次第です。(笑)

才能溢れる子供たち

イベントが始まってみると多くの子供たちが集まってくれて、基礎パッキン敷きから土台据付、柱を立てて桁、梁をかけ、束を立てて母屋、棟を上げ、垂木を流すまでみんな積極的にしかもとても楽しそうに作業に励んでくれました。驚いたことに、初めにいろはにほへと、と桁行き、一通り二通り三通りと、妻行きの番付を説明すると柱や梁、束などの部材を手渡すとその番付通りの位置にちゃんと持って行って立ててくれました。それも始まって早々にすばやく通りの並びを覚え、「いの三はあそこや!」とあっという間に悩むことなく持っていくようになった事です。「君達すごいなー」とお世辞ではなく素直に声に出てしまいました。(笑)

最高の着地点。

子供向けのワークショップ等のイベントではすっかりアタリマエになってしまったくらい「君すごいなぁ、才能あるなぁ」と今日も私はいつも通り褒めちぎったのですが、これ見よがしでも褒められる度に子供たちもまんざらでは無い様子。何かにつけ承認されるのは誰しも悪い気がしないものです。(笑)
無事に棟を上げ、垂木を流し終わり、ちびっこ大工さん達に集まってもらって記念写真を撮ったあと、「楽しかった?」と聞いてみると多くの子供達が元気に「うん」と答えてくれました。私はすっかり調子に乗って「大きくなったら大工さんになりたい?」と聞いてみたところ「うん、大工さんになりたい」との嬉しい言葉。目論見通りの素晴らしい着地点となりました。(笑)

一社ではできないことができる環境。

私たちの上棟体験ブース以外にも、日常生活にはない様々な体験を子供たちにしてもらい、それぞれとても楽しんでくれている様子が伺えました。このような大々的なイベントを企画、運営が出来るのも、TOTOをはじめとした、DAIKEN、YKK、ノーリツなどの住宅設備メーカーさん達の協力と同じ地域で切磋琢磨しながら活躍されている志の高い同業者さんが多くおられるおかげです。また、とりのすけさんをはじめとした地域の飲食店さんが今回も出店してくださり、美味しい食事や飲み物で大いにイベントを盛り上げてくださいました。関係各位には子供たちに素晴らしい体験を提供できたことを心から感謝したいと思います。ちなみに、明日も引き続きイベントは開催しておりますのでご近所の方はぜひお気軽にお立ち寄りいただければと思います。

ものづくりではなく経験を作る。

私たちすみれでは常日頃から「建築、もしくは建築工事自体には価値はなく、出来上がった建物でのお客様の楽しい暮らしや経験こそが我々が提供すべき本質的な価値だ」と言い続けています。あくまで工事は手段に過ぎず目的はお客様の安心できる楽しい暮らしです。そんな考え方を体現するために毎月様々なイベントの企画を行っており、ご縁をいただいたお客様の暮らしがより良く充実したものになるためのお手伝いをしています。今回のイベントもその活動の一環であり、年間通じて毎月何かしらのイベントのご案内を行っています。建築業界に於いてこれまで常識だったものづくりの工務店は時代の変化、成熟と共に「経験を作る工務店」への変化、変容を進めるべきだと思っており、お客様に楽しい暮らしを手に入れてもらうためにはできるだけ多く「楽しい経験」を共有してその経験を建築設計、デザインに落とし込める様にならなければと思っています。
※今月は畑での野菜の収穫祭とベジランチイベントもありますこちら→「すみれ暮らしの学校♫春の収穫祭」

建物では無く、経験をデザインする工務店へ

未来の大工候補へのタネ植えもできたし、ブースの準備から段取り、運営を任せた若手のスタッフの成長も見れたし、私自身久しぶりに子供たちと一緒に作業に勤しんで楽しかったし、子供達が一生懸命作業に勤しむ姿を見ているお父さん、お母さんは幸せそうだったし、子供と雖も結構作業の手伝いをしてもらえる事も分かったし、金物のボルトを締める様な地味な作業でも楽しそうにしてくれる事も分かったし、自分たちが携わった建物が出来上がると歓声をあげて喜ぶ姿も見れたし、これから私たちが命題として掲げようとしている「お客様に喜んで貰いながら一緒に楽しい経験としてモノづくりと暮らしをデザインするには?」へのヒントを感じられた様な気がします。その辺りはこれからUXの思想と手法をを取り入れながら進めて行きたいと思っていますが、とにかく、参加してくれた子供達、関係者の皆様、本日は本当にありがとうございました。明日も引き続き宜しくお願いします!

楽しい暮らし、楽しい経験を提供する「すみれ暮らしの学校」はこちらから→https://sumireco.co.jp/event/life-school.php

今日のアタリマエ

  • 若者に不人気業種の建築業は若者や子供に親しんでもらえる機会を作るべき
  • 子供の頃の楽しかった経験は大人になってもいい印象となって残る
  • モノづくり自体はとても楽しい仕事
  • 木を組み合わせることに子供達は興味津々
  • 顧客の楽しい経験を作りたければ顧客の楽しい経験を知るべし、機会を作るべし。
  • 楽しい暮らしの家を作るには顧客と楽しい家づくりをするべき
  • 顧客の楽しい経験を作りたければ経験をデザインする理論、思考、哲学を学ぶべし。

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子供達の「オレ、凄い!」を作るイベント@子供上棟体験やります!

平成30年3月2日快晴

上棟体験イベントやります!

暖かい日が続き、神戸はすっかり春の風情です。明日、明後日はtoto西神ショールームにて春の恒例イベントTDYフェアが開催されます。そのイベントの中ですみれ(と一般社団法人職人起業塾)は子供上棟体験と称して、2分の1スケールの木造在来工法の構造体を組み立てる文字通りワークショップを行ないます。子供たちにものづくりの楽しさを感じてもらえればと考えています。お時間がある方は是非子供さんと一緒に遊びに来てください。イベント情報はこちら→子供上棟体験@超体験イベントトッザニア!!

ちょっとした成功体験

子供の頃の体験で(2分の1スケールとはいえ)実際に家を建てるなんて事はそう滅多に有るものでは無いですが、普段の暮らしではあり得ない家という大きな物を実際に自分達で作るというのは子供達にとって大きな達成感を感じると共にちょっとした成功体験になるのでは無いかと思っています。本音はモノづくり、特に大工の仕事に興味を持って貰いたいのですが、そうではなくてもそれが子供達が大人になって行く過程で少しくらいはいい影響を与える可能性もあると思っています。

セルフイメージを上げろ!

昨日の職人起業塾@大阪の講座の冒頭でも塾生さん達に熱く語りましたが、人生を変容させるには自分のセルフイメージを高く持つ事が非常に重要で、「オレはこんなもんじゃ無い」オレはもっと活躍できる」「オレは変われる!」と思う事が必要不可欠だと伝えました。要するに、高いセルフイメージと現状の自分とのギャップに焦り、苦しむことが意識を変えて行動を呼び起こすモチベーションになると思うのです。子供の頃のイベントでのちょっとした成功体験は「自分は普通では出来ないコトが出来た、出来る人や」とセルフイメージを高める効果があると思うのです。以前の上棟体験イベントの様子はこちら→https://shokuninshinkaron.com/?p=2309

子供上棟イベント
子供上棟イベント

キッカケをチャンスに転換

高いセルフイメージを持つと、自然に自分の現状に対する焦りが募り始めます。しかし「オレは出来るんや」と思ったぐらいで人生が変わる事はなく、チャンスをモノにする必要があります。日経新聞の人気コラム「私の履歴書」に登場された経済界だけではなく、スポーツ、芸能と幅広い各界の著名人が人生の変遷を書かれた中で共通しているキーワードは「たまたま」「ひょんなことで」「運よく」と言った偶然の賜物でチャンスを手に入れて成功への足掛かりをつけられたとのこと。不断の努力の結果、卓越した実力を身に付けて成功するべくして成功したとは誰も書かれていない様です。その成功者たちがこぞって言われるのは、ものにしたチャンスは大したものではなく、人との出会いとか一冊の本との出会いとかささいなきっかけをチャンスに転換させたとの記述が多く見られます。

チャンス=(セルフイメージ-現状)×キッカケ

では、ちょっとしたきっかけをチャンスに変えるにはどのようにすれば良いのか、その答えがセルフイメージにあると私は考えています。高いセルフイメージを持って現状の自分とのギャップに焦ることがきっかけを探すアンテナを伸ばすことにつながり、そのアンテナにふとしたきっかけが引っかかってご縁が広がりチャンスに変わるのではないかと思うのです。自分自身を振り返って考えてみると、大した成功したわけではありませんが、学もカネももコネもない、そもそもどうしようもない不良少年だった私が、徒手空拳で起業して小さいながらも3つの法人の代表となり、なんとかまっとうな人生を送るようになれたのは暗中模索の中、きっかけを探し、1冊の本(7つの習慣)に出会い、そこに書いてあった概念を愚直に実践することで、様々な人との出会いに広がりご縁をいただき、紡いできたことで、今の自分があるように思います。

子供達の「オレ、凄い!」をサポートしたい

自分自身、何の努力もせずにチャンスが転がり込んできたとは思いませんが、「今の俺は本当の俺じゃない」との思いから必死になってあがき続けていったことがささいなきっかけをチャンスに変えてくれたのは間違い無いように思います。そして、小さな成功体験はさらに自分のセルフイメージを高めることにつながり、さらなる努力、習慣を継続させるモチベーションを手にして行動を起こし続けさせてくれます。「知識に価値はなく実践で裏打ちしてこそが知恵や哲学となる。」という出光佐三氏の至言は高いセルフイメージとギャップを埋めたいという欲求があってこそ奏功するのだと思うのです。明日のイベントでは日本の未来を担う子ども達にちょっとした成功体験を提供して、「オレ、凄い!」と思ってもらえる様に全力でサポートしたいと思っています。神戸界隈の方は是非子供さんと一緒に遊びに来てください!

_____以下は告知です____________________ 

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概念のアップロードで未来を標榜する。@UX/サービスデザイン概論

平成30年3月1日 曇り

春の嵐

昨夜から未明にかけて神戸を駆け抜けた台風の様な低気圧は激しい風雨となり空気中の塵や埃を全て洗い流してくれたようでした。嵐の後の青空が広がったお朔日の今日は大阪にて【第九期】職人起業塾の第4講の講師として大阪のTOTOショールームに朝から向かいました。駅に着いてみると昨夜から懸念していた通り、激しい風雨によるトラブルが発生していたようでJRのダイヤが乱れておりました。お朔日参りを早めに切り上げて余裕を持って自宅を出て大正解。と、イメージ通りの行動と結果に朝からご満悦です。(^_^)

USPと第二領域

今日の【第九期】職人起業塾の講義は「スモールビジネスの鉄則」と題してマーケティングの基礎的なレクチャーを行い、一度に大きな費用をかけて集客するのではなく自然に顧客に来て貰う仕組みを在り方から構築して成果に結びつける、時間の経過と共に確実に力を蓄積する第2領域(緊急性の低い重要な事象)に対する取り組みと、マーケティングを考える上で欠かせない、USP、コアコンピタンスと呼ばれる自社独自の強み、個人的な強みについて塾生さん達に自分の行動を振り返りつつ考えて貰いました。

強みを発揮するべくは顧客接点

「企業は人なり」の大原則を鑑みれば、顧客接点(の担当者)の強さがそのまま企業の価値と捉えられるとも考えられます。建築業で最も濃厚で長期に渡る顧客接点とは現場で作り上げる建築物であり、その品質、デザインや収まりの最終確認者である現場実務者が担う責任は非常に重いものがあります。設計図書で決まった通りの建物を作るという最低限の仕事ではなく、現場で作業を進めながらも、最終チェックを行い、机上ではなく現場で最高のものづくりを心がける事で真の顧客満足を勝ち得る事が出来、それがセールスの世界とは全く異次元の集客チャンネルとなり、次の受注に繋がるという職人的マーケティング論の根幹をなす部分です。塾生の皆さんには今日をきっかけに改めて自分達がいかに重要な役割を担っているかを認識して実務にあたってもらえると思います。

はじめに言葉あり

とは、新訳聖書の冒頭の言葉ですが、同じ様なニュアンスで成功法則として有名なナポレオン・ヒルは「思考は現実化する」と言われました。私が尊敬してやまないスティーブン・R・コヴィー博士は「全てのモノは二度作られる」と世界で最も多くの人に読まれたビジネス書「7つの習慣」に書かれています。人生を成功に導く為の法則というか真理として、まずは頭の中で考え、それを実践する事が重要だと先人達がこぞって指し示されています。「海賊と呼ばれた男」で一躍有名になった出光興産の創業者、出光佐三氏は観念、概念を持たずにまず動く者を「行動バカ」と一笑に付しました。そう考えると世でいうノウハウといった目先の行動指針ではなく、本質的な概念を学ぶ事が非常に重要だと考えらます。

概念を学ぶ

私が主宰している職人起業塾の15回コース半年研修では、研修対象を建築現場実務者に絞っている為、品質の担保やクレームの撲滅、顧客満足を得る状態を担う信頼をベースにした集客チャンネルを作り上げる為のマニアックな建築実務についてのレクチャーも行いますが、実は大半の時間は前述の第2領域やUSPなどの概念を伝え、その考え方に対して実際に現場でどの様な行動に落とし込むかを塾生自ら考えて貰います。「概念を学び、実践で裏打ちすれば知恵になり、哲学が生まれる」と言ったのも海賊と呼ばれた男、出光興産の創業者であり海外大資本、メジャーの石油カルテルと戦い続けた民族系経営者、出光佐三氏ですが、まさにこれから混迷の時代を迎える建築業界において勝ち残る知恵を身につけて哲学に昇華させてもらう取り組みを行なっています。

陳腐化を防ぐには学び。

観念や概念、理論がいくら原理原則に即した普遍的なものであっても、時代に即した価値観や方向性を無視した計画や行動では使い物になりません。変化に対応すべく新たな概念を学ばずにいると古い固定観念に縛られた、自己満足を得る為だけの思考に凝り固まってしまいかねません。「不易流行」「温故知新」と先人達は新しいことと伝統は常に表裏一体だと述べられておりますが、最新の情報の収集を行ったり、新しい学びを得なければ原理原則をいくら理解していたところで、それを実際の現場実務で使うことなどおぼつきません。激しい変化に晒されている現代を勝ち残るには常に新たな概念、概論を学び続けることが不可欠だと思っています。

マーケティングの次の概念は経験

そんなこんなで私が2年前からマーケティング理論の次に重ねる概念として学び続けているのがUXデザインです。モノからコトへ、とコトラーが提唱したマーケティングはプロダクトではなくライフスタイルに焦点を合わせることで商品、サービスの提供する価値の本質に迫るべきだと強烈に示唆されましたが、それも今は昔、すっかりアタリマエの理論になりました。顧客に提供する「新しいコト」(=顧客がまだ知らない素晴らしい経験)をデザインする事がこれからの建築設計、プランニング、そしてアフターフォローやメンテナンスを含めた建築会社のビジネスモデル全体に不可欠だと考えてこの2年間、熱心に学び続けているという訳です。

前期のUX KANSAIでのセミナーの振り返り一覧。

そんな私が通い詰めた前期に受講したセミナーの振り返りの一覧、以下のブログを覗いてもらうと建築業とUXの関係性が少しはご理解頂けるのでは無いかと思います。

UX KANSAI #9「アクティングアウトと発表」

UX KANSAI #8 ペーパープロトタイピング

UX KANSAI #7ストーリーテリング

UX KANSAI #6 ユーザー情報の可視化と日本絶滅。

UX KANSAI #4/5 質的調査(記述と分析)その2

UX KANSAI #4/5 質的調査(記述と分析)

UX KANSAI #3 ビジネスインタビュー 目指すのは新しい顧客体験

天命を知る日と、UX KANSAI #2 オブザベーション

UX/サービスデザイン概論 2017

UXD LTと日記の破壊力。

Xデザイン学校大阪分校公開講座:UX/サービスデザインの今とみらいを考える

そんな平成の次の時代を標榜する建築会社の経営者、設計者に是非とも体験して貰いたいUX概論の公開講座が今年も大阪で行われます。建築業界でもエクスマ塾(エクスペリエンス マーケティング塾)と言ってユーザー体験を切り口にした集客、販売促進の手法の研修が一部で盛り上がりを見せておりますが、その本質的な概念であるUX(ユーザー エクスペリエンス)をビジネスモデルに組み込みたいとお考えの方は是非とも参加されるコトを強くお勧めします!お申込みはこちらから↓

https://peatix.com/event/351114/
https://peatix.com/event/351114/

詳細

■趣旨:毎年大阪でお話をさせて頂いておりますUX/サービスデザイン概論を、今年も開催したいと思います。サービスデザインの導入から実践的な活用な時代となり、エモーショナルな顧客体験作りのサービスデザイン、IoTやAIを活用したサービスデザイン、共創型のサービスデザイン、サービスデザインのプラットフォームなど、これからのサービスデザインとして考慮すべきことが変化してきています。今回は、UX/サービスデザインの今と未来についてお話しするとともに、後半は「UX/サービスデザインを自分の未来に如何に活かすか」、参加者の皆さまと一緒に考えるためにアンカンファレス方式のワークショップを行いたいと考えています。また、最後にXデザイン学校大阪分校2018年度コース説明会もあわせて開催します。みなさまのお越しをお待ちしています。

■タイトル:Xデザイン学校大阪分校公開講座:UX/サービスデザインの今とみらいを考える

■日時:3月24日(土)13:00-18:00(開場12:30)

■会場:ヤフー株式会社 大阪グランフロントオフィス

■住所:大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪 タワーA 37階

■主催:株式会社経験デザイン研究所

■協力:Xデザイン学校、ヤフー大阪

■プログラム:

13:00-15:30 UX/サービスデザイン概論

・講師:浅野智(Xデザイン研究所共同創業者CEO/経験デザイン研究所代表)

16:00-17:45 ディスカッションワークショップ

17:45-18:00 Xデザイン学校大阪分校2018年度コース説明会

■定員:100名

■参加費:5000円

https://peatix.com/event/351114/

 

私も運営スタッフの一員として会場にてお手伝いをしておりますので、ご質問等あればお気軽に私(高橋)までお問い合わせください。

______________以下は告知です____________________

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◆IT、情報革命による本物しか生き残れない時代に圧倒的な職人不足の到来、消費税増税後のマーケットの縮小と建築業界は非常に先行き不透明な状況です。混迷の時代を乗り越えるのは品質とコミュニケーション力を掛け合わせた現場力だと考えています。現場マネジメントの見直しでの根本的問題解決のアプローチこそ未来を開く扉です。
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今に向き合い、未来を作る“50の質問”

平成30年2月28日晴れのち曇り

2月は逃げる

2月も今日でおしまい。今年も早、一年の6分の1が過ぎ去りました、やっぱり光陰矢の如しです。
今日も昨日に引き続きいい天気で昼からは雲も出ましたが、3月へと月が変わると共に春の訪れを感じさせるような暖かな1日となりました。水曜日も朝会の日と言うことで、今朝も夜明けとともに自宅を飛び出ましたが、もはやジャケットの上に上着はいらない暖かさ、春近し。です。

第54回元祖職人起業塾

昨日は月に1度、すみれ本社で開催しているマーケティングの無料勉強会、第54回元祖職人起業塾を開催しました。今回も新しく御縁をいただき、参加されたメンバーさんもおられ、尊敬して止まない、いつも私が逆に勉強させてもらってる日本左官の会の植田親方にもご参加いただき、今回も大入り満員の大盛況となり大いに盛り上がりました。毎月忙しい中、遅い時間に遠く神戸の片田舎までお集まりいただくメンバーさんには感謝するばかりです。

習慣は惰性と表裏一体

この勉強会では普段から習慣を積み重ねることの重要性を解き続けておりますが、それと同時に私が欠かすことが出来ないと訴えているのは習慣をブラッシュアップをし続けることです。「現状維持は緩やかな破滅への道」と言われるように、習慣も何年も続け、慣れ親しんでしまうと、続ける事自体が目的かのような履き違えが生まれ、惰性に流されてしまいがちです。「何をやるか」よりも「どうやるか」のほうがはるかに重要なことを考えれば、定着した習慣は何度も見直しその度にもう1段高いレベルへの革新をし続けることが非常に大切だと思っています。ヘーゲルの弁証法のような螺旋的発展のイメージを持ち続けなければ、どのような習慣もあっという間に陳腐化してしまいます。

基礎代謝が下がり続ける肉体。

私は6年以上にわたって毎朝欠かすことなく5分間の筋トレを続けています。始めた当初は何年も運動を怠っており腹筋10回、腕立て伏せ30回しかできないダメダメのデブオヤジだったのが、毎日続けていると1年もしないうちに腹筋100回、腕立て伏せ50回を5分間でできるようになりました。毎週1回のランニングと併せて、運動する習慣で壊れていた肝臓を直し、25キロぐらい体重を減らして健康な体を取り戻し、フルマラソンも難なく走れるようになりました。その習慣でさえ、長い間続けていると体に感じる負荷は徐々に軽減し、最近は少しずつ体重、体脂肪の管理が難しくなってきています。年齢を重ねるとともに基礎代謝は落ちていくもので、定期的に運動量を増やし続けなければ健康でスマートな体を維持することができないのを実感してます。

訪問数が減り続けるブログ

10年以上も続けているこのブログは現在、月間30,000件から40,000件のプレビューがあります。今現在、というより数年前から日本ブログ村と言うブログランキングサイトで工務店ビルダーランキングPV数ナンバーワンとなっておりますが、これまで幾度となくアクセス数が下がるたびにブログの内容や、書き方をブラッシュアップし続けてきました。10年前のブログを書き始めた当初の記事を読むと赤面するほど内容が薄く、読みにくい更新となっており穴があったら入りたい的な内容になっておりますが、ビフォー・アフター的な成長の記録として公開したままにしています。
書き続け、学び続け、革新、刷新を繰り返してきたからこそ今も多くの人に訪れてもらえるブログとして機能しているのだと感じています。まさに現状維持は緩やかな破滅への道です。

グループコーチングからワークショップへ

そんなわけで5年目に突入した元祖職人起業塾でも今年は大きなブラッシュアップを図ることにして、これまでとは全く違うスタイルのワークショップを取り入れることにしました。それはホットシートと呼ばれるワークショップで、メンバーさんの中からサンプル企業を選出し(今回は立候補でした。笑)その企業に熱い席(=ホットシート)に座ってもらい、ビジネスモデルのプレゼンテーション、解決したい問題の発表をしてもらい、グループに分かれたメンバーさん達がそれらに対する解決のアイディアをディスカッションとビジネスモデルキャンバスのフォーマットを使ったワークショップを通して考案し提言するというものです。今回は初めての試みと言うこともあり、私のタイムマネジメントが全くなっておらず時間内に結論を見出せたグループがないと言うとんでもない結果に終わってしまいましたが、他社のビジネスモデルをじっくりと聞いた上で、問題解決のアイディアを出し合うと言うのはあまり機会がないだけに、「良い刺激になった」と救いの言葉を頂きました(苦笑)

ビジネスモデルを洗い出す50の質問。

そんな新たな試みのホットシートは前段階としてサンプル企業に事前に「50の質問」をお送りしてその回答を参加者全員にシェア、共有しておきます。この質問を見ると大まかな方向性やしたい事がわかるようになると言う段取りで、顧客セグメント、提供する価値、チャネル、顧客との関係、キーリソース、収入、キーアクティビティ、パートナー、コスト、と9つのビジネスモデルを構築するのに重要なが浮き彫りになります。マーケティング的思考が熟成されてあれば、この質問に対するホットシート企業の回答を見れば、手を加えるべき点が直感的にわかるようになります。今回のところは皆さんあんまりピンと来ておられなかったようですが、これから回数を重ねるに従ってマーケティングマインドに沿った鋭い視点を持ってくれるようになると思っています。ちなみに、50の質問とはこんな感じ。

Q1 今の仕事を始めた理由は?(動機、きっかけなど)
Q2 仕事を始めたとき、どうやってクライアントを得たか?販売促進の経緯は?(どんな手段や方法、行動をとったか?)
Q3 最初、クライアントは、なぜあなたから(あるいはあなたを)買ったのか?
Q4 現在、クライアントは、なぜあなたから(あるいはあなたを)買って」いるのか?
Q5 クライアントを生み出す方法のうち、今の仕事やキャリアを築き上げたのはどの方法?
Q6 クライアントや販売実績の多くは、どんなマーケティングや販売努力によって生まれたか?今のビジネスのうち何%ぐらいが、そのマーケティングの販売努力によるものか?
Q7 自分のマーケティング販売活動が、最高の結果を生み利益を生んでいるかについて、いろいろな面からテストしているか?
Q8 販売などを通じて、クライアントと上手く関係を持ち、深くかかわりあっているか?(今でも時々なんらかの便宜を図ったり、販売したり、その後のフォローをしているのか?)
Q9 いま、どんな販売努力を行っていて、それは仕事を始めた頃と比べるとどう違うか?
Q10 クライアントは、具体的にどんな年齢層か?
Q11 新しいクライアントをもっと増やしたいか?それとも、今いるクライアントからもっと利益を得る方がいいか?その理由は?
Q12 クライアントは、具体的にどんな年齢層か?従業員、家族は別にして、あなたが成功して他に利益を得る人物は誰か?
Q13 自分の利益にも強く関係するという理由で、あなたのビジネスをもっと成長させるのに手を貸してくれそうな人(同僚や業者)は何人いるか?それは誰か?
Q14 あなたがビジネスやキャリアのために新規のクライアントをつくるとき、直接的には誰のためにクライアントをつくっているのか?
Q15 あなたのビジネスやキャリアについて詳述せよ(何を、どうやって、誰に売っているか、相手の業界、業種、小分類まで)
Q16 クライアントに接する際の、ビジネス哲学は?
Q17 今のビジネスを始めた頃から、仕事の手法、製品、商圏などはどのように変化したか?
Q18 従業員一人当たりの売上高は?個人及び部門レベルの売上高は?それは同業他社と比べて、平均より上か下か、同じくらいか?
Q19 あなたの典型的なクライアントの、生涯価格(LTV=ライフ・タイム・バリュー)は?
Q20 クライアントから最大の不満や苦情は何か?その問題にどのように対処したか?
Q21 あなたのUSPは?あなたのクライアントがあなたから買う理由、すなわちあなたの製品(サービス)が、競争相手と違う点は?異なる製品(サービス)ラインや部門で一つ以上のUSPがあるか?
Q22 あなたのUSPと、マーケティングや販売活動には一貫したテーマがあるか?そうだとしたら、それはどんなUSPか?違うなら、その理由は?
Q23 あなたのマーケティング計画やマーケティング・ミックスがどう関連しているのか?(使っているマーケティングの手法すべてと、それが、どんな相互関係を持っているか。)
たとえば、セールスレター、ダイレクトメール、直接販売、社内外や業種外・市場での個人的な人脈、イエローページ、スポット広告やCMなど)
Q24 あなたの最大の競合は?競合が売り物にしていて、あなたにないものは?
Q25 競合の強みに対抗するために、どんな方法をとっているか?それはうまくいっているか?
Q26 競合する際の、あなたの最大の弱みは何か?それをどうやって埋め合わせているか?
Q27 あなたのクライアントが本当に欲しいものは何か?なぜ、あなたにはそれがわかるか?
Q28 クライアントはあなただけから買っているか、それとも、競合からも買っているか?クライアントとの取引の大部分を制する(独占するか、優位に立つか)には、何ができるか?
Q29 あなたのかかわっている市場(全体)の可能性と、その中でのあなたのシェアは?
Q30 一人の新規クライアントを獲得するためのコストは?それが、世間の相場と比べて、一般的な額なのかどうか?
Q31 新しい仕事の最大の情報源は何か?また、あなたは、その仕事を確実に自分のものにするためにできる限りのことをしているか?
Q32 これまでのマーケティングで、最大の成功例は?(具体的なプロモーション、広告キャンペーン、セールスレターなど)
Q33 現在抱えている、マーケティングの最大の問題や難問は?できるだけ包み隠さず単刀直入に挙げよ。個人的なもの、予算的なもの、人間関係も含め、すべて挙げること。
Q34 クライアントがあなたとビジネスをしやすいように、取引のリスクを減らし、間口を広げ、ハードルを下げるいい方法は、いくつあるか?
Q35 最初の販売以降、クライアントと連絡をとって再販売するための系統だった明確な手法があるか?それは、クライアントとあなたの結びつきや関係を強めているか?
Q36 お客様の声は十分にあるか?それを得る為のシステムがあるか?それは紙に書かれたものか、ビデオテープか?それをマーケティングにどう利用しているか?
また、自分がクライアントに与えている影響の大きさを、測ったり、比較したり、量であらわしたりできるか?
Q37 これまでに紹介を積極的に求めているか?
Q38 関係の途絶えたクライアントや、以前断られた相手に、もう一度働きかけたりしてきたか?計画的に接触を続けてきたか?
Q39 これまで、自分のクライアントにならなかった人のリストを競合他社に売ろうとした経験はあるか?あるいは、競合他社を見方につけた経験はあるか?
Q40 クライアントと連絡をとって、自分の会社がクライアントに役立つ点を絶えず伝える努力をしているか?
Q41 クライアントからの売上を、どんな方法で伸ばそうとしているか?
Q42 初めて買う客で儲けなくてはいけないか?それとも、後から(再注文で)儲ける方式か?つまり、あなたのビジネスは短期戦略型か、長期戦略型か?
Q43 あなたの製品、サービス、無形の資産を、他の会社と交換したことがあるか?
Q44 取引のリスクを取り除くために、クライアントにどんな保証をしているか?その保証内容は、ライバルや、その業種全体の一般的な保証内容と比べるとどうか?
Q45 クライアントの減少率は?
Q46 クライアント、および見込み客全員の氏名、住所、電話番号をどうやって記録しているか?また、それをマーケティング計画に利用しているか?
Q47 あなたの受ける注文や取引の、平均的な量や規模は?それを増やす為に何ができるか?
Q48 新規のクライアントに対する初回販売額は、いくらか?
Q49 名簿業者やデータ業者をりようしているか?していない場合、最初にどこで見込み客のリストを入手してるか?
Q50 クライアントのリストを他の会社とジョイント・ベンチャーして使っているか?その場合、成果はどうか?

 

8年前の思考を振り返ってみる。

今回の機会に、私が8年前に答えた50の質問への回答を見てみると、なるほどなぁとずいぶんとこの質問について考え、答えることによって見えていたことの重要性に対して納得というか得心することになりました。現在の私の状況を照らし合わせて、その時に出していた答えで鍵になった部分を拾い出すとこんな感じ、

Q6 クライアントや販売実績の多くは、どんなマーケティングや販売努力によって生まれたか?今のビジネスのうち何%ぐらいが、そのマーケティングの販売努力によるものか? アナログ、WEBの両方の媒体を使い、モノづくりに対する真摯な姿勢をアピール、実際の作り手の会社ということで現場での満足度を最優先にした。80%
Q12 従業員、家族は別にして、あなたが成功して他に利益を得る人物は誰か? クライアントに還元する事と、情報公開が成長の秘訣と思っているので、同業者支援を行なう。
Q16 クライアントに接する際の、ビジネス哲学は? 『四方良し』(顧客、社員(会社)、社会、協力者)の理念が良いモノづくりの基本。
Q22 あなたのUSPと、マーケティングや販売活動には一貫したテーマがあるか?そうだとしたら、それはどんなUSPか?違うなら、その理由は? 『モノづくり』と『その後の暮らし』の2つの本質に焦点を当てること。

自分自身に向き合う時間こそが変容へのきっかけ。

8年前に書き込んでいた自分の回答を見て感じたのは、自社のビジネスモデルに向き合って、理想と現実のギャップを明確にして、そのギャップを埋めるために必死になって動き続け、学び続け、発信をし続けたのだと言うことです。当時、この質問に対して考えた事は思考となり現実化に向けて行動に駆り立てるモチベーションになったのではないかと思うのです。そんなふうに考えると、じっくりと自社のビジネスモデルに向き合う時間を持つのと持たないのでは大違い。考えることだけでも未来は大きく変わると言うことです。私が毎月無料で開催している元祖職人起業塾に「答え」はないかもしれません、しかし、少なくとも人生を変容させるきっかけぐらいは提供できているのではないかと思います。そのきっかけをチャンスに変えるも変えないのも本人次第、私が預かり知るところではありませんが、我々が勉強会で提供するコンテンツが少しでも参加いただく皆様の人生を変容させるきっかけになるならこれ以上嬉しい事はありません。まずは記念すべき第1回目のホットシートに座っていただいた株式会社デンツの青山さんのビジネスモデルを改革、刷新するお手伝いをできる限り塾生さん達と共に考えてみたいと思います。青山さん、共に気張って参りましょう。(笑)

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曇り空の人生に見えた一筋の光。@職人起業塾 卒塾生の声

平成30年2月27日快晴

春近し。

火曜日は朝活の日。昨夜はNPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会の定例会の後、懇親会の席で今リフォーム業界でホットな話題として注目されているインスペクションについての議論が熱く盛り上がり、その勢いで2次会に突入。インスペクションという言葉がまだあまり知られていない5年以上前からお客様宅の住宅診断に積極的に取り組み、予防的なメンテナンス計画の提案をしてきた私にとっては、不動産売買とそれにまつわるリフォームを受注するためにインスペクションに取り組まなければならない。という風潮がどうもしっくり来ないのが正直なところで、リフォーム会社はまず、顧客に対するフォローをすべきではないか。と熱く語ってしまいました。(笑)
そのまま(またも)神戸の都会のオアシス、神戸サウナで汗を流しデトックス。3時間の仮眠を取り、夜明け前に起き出してポートピアホテルで開催されるモーニングセミナー会場へ。明け方の冷え込みが緩んだことをありますが、夜が明けるのが早くなり春の訪れを感じる気持の良い1日のスタートとなりました。

顧客の生の声に真実がある。

話は変わって、、先週【第七期】職人起業塾@福岡は最終講を終え、(毎回ではありますが、)今回も感動のフィナーレを迎えました。私としては一つ講座が終了すると次の開催地、仙台と東京のオープンセミナーの準備などバタバタとしてしまいじっくり余韻に浸る暇がありません、残念ですが。。そんな中、福岡開催の塾生さん達から次々と受講を終えての感想文が届いてきました。彼らから受け取った想いのこもった熱い文面に私も胸を熱くして読ませてもらいました。本当に研修事業を行っていて良かったと思える瞬間です。職人起業塾と言う研修タイトルが誤解を招きやすいこともあり、一体どんな研修をしているんだろうと思われる方も少なくないようですので、以下に塾生さん達から届いた感想を紹介したいと思います。よく、商品やサービスを購入する前に確認すべきは実際にそれらを使ってみたリアルな顧客の声と言われますが、彼らが送ってくれた研修を終えての感想こそ私が研修を通して建築実務者に対して創造した価値に他ならないと思っています。

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職人起業塾を受講しての感想①

職人起業塾を受講しての感想
職人起業塾を受講しての感想

一筋の光が見えました。

今までの人生でこんなに勉強になった後期はありませんでした。心の底から生まれ買われるように感じていますし、信じるべきもの、事がわかりました。それは原理原則論で誰もが当たり前だと思っているのに当たり前にできていないことでした。よくも悪くも影響受けやすい私ですが「自分は一体誰なんだ?」と自分を持っていないような気がしていて、ずっと心は曇り空のようでしたが、職人起業塾と出会いありとあらゆる原理原則を学んだことで、一筋の光が見えました。

「学ぶことに一切の価値なし」知識→行動→定着と言うフローの大切さもブログを始めたことで(まだ定着はしていませんが、、)自分の成長をなんとなく感じていますし、フローの重要さを改めて実感しています。日々の修行として最終的には気合と根性論で継続していこうと思います!

本当に楽しかった後期も今回で最後となってしまいましたが、職人起業塾流の誇りを持って皆様とともに駆け上がっていけるようにこれからの人生、もっともっと邁進して参ります!本当にありがとうございました!これからもよろしくお願いいたします。

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職人起業塾を受講しての感想②

職人起業塾を受講しての感想
職人起業塾を受講しての感想

一生の宝

まずは半年間大変お世話になりました。今まで研修に行くことがありましたが、職人起業塾ほど学びの質が高いものはありませんでした。人間力がビジネスに通じていることが理解できた事はとても財産になりました。でも学びを理解するだけではなく、実践して、ブラッシュアップをして、習慣化しなければ時間とお金の無駄になり、高橋社長、会社、同僚、お客様、家族に申し訳なく自分も成長できないので一つ一つ習慣化を目標にして人生を過ごしていきます。未熟者なりに人生の目的を果たせるように生きていきます。この職人起業塾で得たご縁は一生の宝になりました。本当にありがとうございます。

高橋先生、小田先生、沢村先生、横山先生、事務局の皆様、塾生の皆様ありがとうございました。何か壁にぶつかった時は相談させていただければ幸いです。私にできることがあれば何でもしますので教えてください(無いとは思いますが、、笑)

PS、打ち上げでは飲み過ぎて申し訳ありませんでした。

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職人起業塾を受講しての感想③

職人起業塾を受講しての感想
職人起業塾を受講しての感想

この仕事で本当に頑張りたいとより思うようになりました。

半年間マーケティングを教えてくださり、ありがとうございました。振り返るとどの講習もためになりました。「意識を変える行動」から「何のために」までの9項目、すべて念頭において業務に取り組みます。学び続けることの大切さも教わりました。最初は高橋社長の話を聞いて、自分の中で「わかったつもり」になっていたことに気づきました。ようやく、理解できてきたのは後半あたりです。行動に移せていない、アクションプランも思いつかない中、カウントダウン大工として目標ができたことが何よりよかったです。目標や意識の高い研修に参加できたことで、自分の意識や考え方も少しながら変わってきた気はしてます。研修は終わりましたが、この意識とモチベーションを落とすことなく、また良い習慣は次々と取り入れて、陳腐化する前にブラッシュアップをし、常に我が人生をより良い方向に持っていきます。まずは、棟梁になる。大工見習いを始めてて3年以内に棟梁と言うのは短い期間ですが、毎日のカウントダウンは自分にとって良いプレッシャーにもなってます。必ず達成する。の覚悟、そして達成するための毎日の予習、復讐もいかに大事か、今までおろそかにしていたか思い直しました。今年は11月に2級施工管理技師を取得します。必ず受かり報告します。そして、その後は会社に貢献し、三方よしで結果的には社会に貢献できるようになります。高橋社長の講習のおかげでこの仕事で本当に頑張りたいとより思うようになりました。このマーケティング理論を実践していき、大工として成長し続けます。有り難うございました。

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MISSON

Sさん、Nさん、Tさん、長文の感想を誠に有難うございました。上記に紹介した以外にもまだまだ他の受講生から熱い受講の感想を頂いておりまして、本当は全てを書き起こしたい所ではありますが、時間の都合もあり今日はこれくらいで留めておきます。
18年前、すみれ建築工房を立ち上げた際、私はまだ大工として現場でバリバリ働いておりました。大工集団として法人成りした時に私が事業を通して叶えたいと掲げたミッションは「職人の社会的地位の向上」でした。それから紆余曲折、暗中模索の中、なんとか事業を続けてきましたが、その中で分かったことは、「職人の地位向上は職人自体が変わり、守られるべき存在にならなければ絶対に実現しない」ということでした。これは職人だけに留まらず、施工管理やリフォーム営業職なども皆同じで、現場実務者が稼げる力を身につけることが待遇を圧倒的に改善し、若者が入職しない不人気職に陥ってしまった建築業界、建築現場にやりがいと誇りを取り戻すことになると考えました。その結果、すみれでは社員大工にマーケティングの基礎理論と習慣化の重要さを説き、その理論に即した取り組みを続けてきました。その延長線上の一般社団法人職人起業塾の研修事業で遠く九州の塾生さんからこの様な熱い便りをもらえる様になるなんて、本当に塾長冥利に尽きますし、本当に幸せだと思います。それもこれも大勢の志を共にする協力者の方々のおかげです。

 

謝辞。

職人起業塾に参画頂いている企業の経営者の皆様、現地事務局の皆様、告知を熱心に手伝って頂いた各種団体の皆様、勉強会などでご一緒したご縁で応援してくれる経営者仲間の皆様、そして本部事務局のみんな、心から感謝申し上げると共に、私たちの挑戦はまだまだ続けて参りますので、引き続きのご支援をお願い申し上げます。有難うございました。

心謝。

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小春日和に考える暖かな家。

平成30年2月16日快晴

小春日和

2月もわずかでおしまい。例年に比べて随分と寒さが厳しかった今年の冬もそろそろ終わりに近づき、春の足音が少しずつ聞こえてくるようです。昨日の日曜日、いつものようにおらが町の国宝、太山寺までランニングをしていると、街路樹の冬芽がずいぶんと膨らんできているのが目に付きました。今日も朝からポカポカといい天気で、午前中は久しぶりにテラスでアイドル犬チャックと一緒にデスクワークを行いました。暖かいってほんといいものです。(笑)

高断熱高気密住宅のリアルな情報まとめサイトのご紹介。

今年の冬が例年になく寒さが厳しかったこともあり、高断熱高気密住宅に興味をもたれる方が非常に増えたと言う風なことを多く耳にします。私たちすみれも所属している断熱性能の設計施工に特化した勉強会、新住協関西支部のメンバーさんの会社にはずいぶん多くの性能に留意した住宅を建てたいと希望されるお客さんからの問い合わせが続いているようです。住宅業界全体を見渡しても、2020年の建築基準法の法改正で断熱性能の基準が定められることもあり高断熱住宅というのはスタンダードになりつつあります。しかし、実はその定義は結構曖昧で、ぼんやりとした基準のまま営業マンの「弊社の建物はあったかいですよー」というトークで性能の高い住宅だと思い込んでしまうことも少なくないようです。そんな疑問に答えるべく、新住協のコアメンバーで書き綴っているコラムに私も寄稿しましたのでいかに転載、手前味噌になりますが非常にいいサイトなので紹介したいと思います。

Q1コラム

https://chumonjutaku-q1.com/columnq1/
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________________*以下転載*__________________

高断熱住宅の定義

2月もあと少しで終わり、今週は3月に突入。2018年が始まって早くも2ヶ月が過ぎようとしています。「一月はいぬ、二月は逃げる、三月は去る」と言って昔の人も年が明けてからの数ヶ月間の時間があっという間に経ってしまう感覚を言い残されておられますが、本当にその通りだと思います。そんな例年に比べて随分と寒かった2月の終わりと3月が温かくなる事を願いつつ、今年初めてのコラムを更新したいと思います。今回は今年第1回目という事で、改めて高断熱住宅の定義についてのおさらいをしておきたいと思います。実は、高断熱住宅という言葉自体の明確な定義はありません。唯一明確な基準といえば平成 11 年に国土交通省から告示された省エネルギー基準、いわゆる「次世代省エネルギー基準」(次世代省エネ基準)で断熱性能や気密性能の目安が基準値として示されています。この基準は北海道から沖縄まで日本の国土を地域ごとに分けて必要な住宅断熱性能を数値化して表しておりますが、その施行も随分前のことで、現状に即しているかというと甚だ疑問です。次世代省エネルギー基準の最低限の性能をクリアしているからといって高断熱住宅だとは言えないのが実際のところです。

https://sumika.sumireco.co.jp/work/work01
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寒くない家づくりなんか簡単。

今年の冬は新潟をはじめとする日本海側では観測史上稀に見る大雪に見舞われて水道管の破裂や連日の雪掻きなど、随分と苦労をされた様です。東京でも数回積雪がありましたし、新幹線のダイヤが狂うなど、関西に住まう私たちの生活にも少なからず影響がありました。例年に比べて寒い冬だっただけに、現在、もしくはこれから家づくりを計画していこうとお考えの方は寒くない家にしたいと思われたのではないでしょうか。寒くない家を作ること自体はそんなに難しいことではありません。というのは冬の間、エアコンや石油ストーブ、ガスファンヒーター等を総動員して暖房をかけまくったら家の中は暖かくなるからです。しかし、そんな事をしていたら光熱費の家計への負担は馬鹿になりませんし、世界的に省エネルギー、CO2排出を削減して地球への環境負荷を低減しよう!と叫ばれている今の時代に即しないのは誰もが感じられる事だと思います。できれば少ないエネルギー、コストで暖かな家にしたいと思われるのではないでしょうか。

光熱費を抑えて暖かな住環境を実現するのが高断熱住宅。

では、光熱費を抑えながら、暖かい家にするにはどうすればいいか?その答えこそ高断熱住宅に隠されているのですが、一概に「この家は暖かいですよー」と口で言っただけで高断熱住宅になるわけではもちろんありません。断熱性能が高く、少ないエネルギーコストで暖かい住環境を担保できる住宅には確固たる基準があってしかるべしですよね。ドイツのバウビオロギーという考え方に沿ったパッシブデザイン、パッシブハウスと呼ばれる太陽光などの自然の力を受動的に利用してエネルギーコストを抑える方法論も日本に伝わっておりますが、日本における高断熱住宅の草分けはやっぱり日本で最も寒い地域の北海道にあります。室蘭大学の鎌田元教授が長年かけて住宅性能を高めつつイニシャルコストを抑える建築設計、施工について研究をされて、その研究結果(例えば長期優良住宅の標準規則である外壁の通気口方など)の多くが現在の住宅設計の基本的な考え方になっています。厳しい寒さに晒される北海道で如何に暖房コストを下げて快適な暮らしを実現出来るかを技術的な面から長年研究をされてきて、業界に先駆けて建物の断熱性能の数値化を実現してきました。

地域に合った、自分に合った断熱性能の見極め方

私たちが住まう関西、特に瀬戸内に面した都市は全国的に見ても比較的温暖な地域であり、北海道並みの断熱性能が必要かと問われたら、必ずしもそこまでのスペックは必要ないかもしれません。しかし、近年、住宅内での気温の格差によりヒートショック現象で心筋梗塞などの疾患を発病して亡くなる方が多いことへの注意喚起や、住宅内での気温と相対湿度の低さが気管支系の疾患に結びつくと言うイギリスでの研究結果も続々と発表されています。住宅は最も身近な環境です。健康の面から考えても北海道並みとまでは言わないにしても、関西地域においても真冬は氷点下まで気温が下がる事を考えれば快適で安心な温熱環境を保てる家作りが必要だと思われます。高断熱住宅とは、住宅の外皮(屋根や外壁)の熱貫流率が低い住宅、外気の暑さや寒さを食い止める性能を持った住宅のことであり、ぼんやりと暖かい住宅ではなく明確な数値によってその性能が表されるようになっています。Q値等で表される住宅性能の数値を確認し、実際に出来上がった住宅の住み心地を体感されて性能数値と体感を合わせた上で比較するのが最も間違いなく高い住宅性能の住宅を手に入れる秘訣だと思うのです。それを何件か繰り返すうちに自分が求める数値はこのくらいだと分かってくるのではないでしょうか。
もう一つ付け加えておくと、就寝の際に高級な羽毛ぶとんをかけたとしても、体から離れていて隙間だらけでは全く暖かくないのと同じように、いくら断熱性能を高めたところで、すき間風が通り抜けるような住宅ではその断熱性能が生かされません。C値という数値で計測されるこの性能は建物の隙間面積が表され、高断熱住宅を取得される上では非常に重要なポイントです。高断熱住宅は高気密とセットでなければ宝の持ち腐れになってしまいまう事を念頭におきながら、とにかく、馴染みの無い言葉、基準だとは思いますが、実際に出来上がった住宅でQ値やUA値そしてC値を確認しながら、地域に合った、自分に合ったスペックを探られる事をお勧めします。

___________*転載ここまで*____________

数値化とは安心の見える化

そんなこんなで、喉元過ぎれば暑さ忘れるとよく言われますが、日本では四季は回り続けます。もうすぐ暖かく、快適な春がやってきますが、今年の寒かった冬は必ず来年もやってきます。そして、春が過ぎれば暑い夏も地球温暖化の影響か、毎年厳しさを増してやってきます。現在、もしくはこれから住宅の取得を考えられておられる方は1年を通して快適で健康な暮らしを実現するために、住宅の性能をぼんやりとした感覚では無く、数値としてのエビデンスが取れる時代になっていることに興味を持って頂ければ、住み始めてからの後悔が少なくなるのでは無いでしょうか。住宅の性能数値というと、少しとっつき難いかもしれませんが、住宅に限らず、あらゆる事において具体的にすることによって明らかになる事が多くあると考えています。ご参考になれば幸いです。
わかりやすい例はこちら→しっかり、ちゃんと思考が成長を阻む。

 

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心に火をつけて、前に進め。@ 小西忠禮&喜多川泰講演会

平成30年2月24日 快晴

小西忠禮&喜多川泰講演会

今日は大阪。朝一番から事務所を飛び出して午前中はちょっとした?リフォームをお考えの方にアドバイスをしたりと所用を片付け、昼からは大阪スカイビルで開催された【小西忠禮&喜多川泰講演会】に参加。定期的な不定期に?喜多川泰さんファンの集い(全くオフィシャルじゃない勝手に本好きの4名が集まって食事をするだけ)でご一緒させてもらっている「すぎてつ」こと、杉田哲也さんが発起人となって企画運営されたとのことで、そもそも喜多川泰ファンではありますが、お誘い頂いて、一も二もなく参加表明をさせて頂きました。

心に火をつける講演会&パネルディスカッション

すぎてつさんのブログによると今回の講演会は参加者の心の火を灯したいとの意図の元、対象者を「本気で人生を変えたい人」となっており、参加者にお二人のご講演を聴いて、意識を変え、行動を変え、人生を変え、社会に良い影響を与える人になってもらえるように難燃の人(心に火がつかない動けない人)から、衆燃の人(周りの人、注目を集めて火を広げれる人)へ、一つでも駒を進めて欲しいとの想いが込められていました。確かに、先生方のお話を聴きながらメモをとる人の数がハンパなく多く、普通の講演会とは参加者の意気込みが違うと感心しきりでした。杉田さんのブログから引用させてもらうと、

不燃(燃えない)
難燃(燃えにくい)
可燃(燃えやすい)
自燃(自ら火をつけれる、既に燃えている)
他燃(他人の心に火をつけれる)
衆燃(大衆の心に火をつけれる)

と、このレベルを1つでもあげてもらえたらと言うことでした。

日本人で初めて本場パリのリッツ・カールトンで修行した伝説のシェフであり、神戸にある超人気幼稚園での先進的な幼児教育で全国的にご高名の小西忠禮さんの講演も非常に熱く、エネルギッシュで人生で向き合うべき示唆に富んでおりましたが、その内容は氏の自叙伝の書籍を購入したので、その書評と一緒にまたご紹介させてもらう事にして、今日は喜多川泰さんの聴く人の胸を熱くさせ、心に火をつけられたご講演の内容を自分自身への備忘録として以下に書き残しておきたいと思います。

学びが人を強くする

まず、学習塾の経営者でもある立場から、勉強の本質的な意味合いと定義について語られました。勉強、学習は人生を豊かにする道具であり、使い方いかんによっては自分や人を傷つけてしまうこともある。よくも悪くも自分の心がけ次第である。そして、受験に合格するとか、資格を習得するとかが勉強ではなく、その先を見据えること、学びを通して自分の影響力を大きくすること自体に喜びを覚えるべきで、勉強、学習はそれ自体が楽しくなければならない、そのようにあるべきだ。と熱く語られました。

エネルギー

勉強すること、幅広い知識や素晴らしい考え方を身につけることを糧として、自分の人生を豊かにし、目の前の人を幸せにすることができるようになり、ひいては世の中に貢献できる。1人でも多くの人に楽しく学ぶことを通して、そんな素晴らしい人生を送ってもらいたいとのことでした。しかし、人間誰しも毎日ずっと高いモチベーションを保ち続ける事は困難極まりなく、日常の些細な問題や心配事に心に穴を開けてしまい、そこからエネルギーが漏れ出して高い志を維持できなくなったりするもので、それを食い止めなければ学んだ効果も発揮できません。喜多川さんの提案は、毎日、今日だけは心に空いた穴をすぐに繕ってエネルギーの漏れを止めると毎朝心に誓うこと。私的には波動を整えて平常心や健康を保つこととなるのですが、1日1日にコミットすることの重要さを示されました。

挑戦した数だけ成長できる

「一度しかない人生で自分は一体、何をなすべきか?」という大命題を考えて日々行動を続けるといった大げさなものではなくとも、何かしらの目標設定をして、習慣を持ってコツコツと続けることを喜多川泰さんは挑戦することだと言われ、目標設定→習慣化→目標達成こそが人間としての成長を下支えするとのこと、マーケティング理論しかり、マネジメント然り、やはり原理原則に基づいての思考ほど本質的かつ効果的なものはないのだと改めて感じさせられましたし、300名もの人達が皆、その言葉に得心し頷かれているのは、(私も長きに渡って提唱し続けている)アタリマエの思考が多くの人々に広がりを見せていることをまざまざと見せつけられたように感じました。

もっと強くなれる

難しいことはシンプルに、わかりやすく伝える事で挑戦することへのハードルを下げ、人の心に火をつけることができると私も常日頃から根本の部分だけを抽出して人に伝える様に心に留めておりますが、喜多川泰さんの講演を聞くたびにその部分の完成度の高さが本当に長けていると感心をさせられます。また、私も全く同じ意見ですが、「俺はできる」「やってみせる」とモチベーションを上げて、そのモチベーションが下がらないようにネガティブなことが起こることを前提に、今日起こるエネルギーがこぼれだす出来事に対してすぐにその穴を埋める覚悟を持つ事で人は意思の貫徹ができる。もっと強くなれるのだと言う非常にわかりやすい理論は会場全員の心に灯をともしたのではないかと思います。そして、モチベーションを上げるには本を読み、すごい人の人生を間接体験することが最も有効だともおっしゃってました。その部分に関しても激しく同感です。(笑)

前に進み力に変えろ!

少しずつ、自分で決めた習慣を積み重ねることで間違いなく前に進み続けることができる。自分との約束を守るために、エネルギーを漏らさない、そして本を読んでエネルギーを増幅させる習慣を身に付けることが人生を大きく前に進め、自分の人生も豊かにして、目の前の人を幸せにできる力に変えることができる。そんな素晴らしい熱いメッセージを最後に口にされました。つまるところ、やはり状態管理の意識を持つことが学ぶことを加速させ、人生を大きく向上させると言う原理原則論に帰着したのは私にとっては大きく背中を押していただいたような、とても勇気をもらえる超人気作家による講演となりました。

謝辞

小西忠禮氏、喜多川泰氏の両先生の素晴らしいご講演には、会のタイトル通り熱く心に火をつけさせてもらうことができました。心より感謝申し上げます。そして、企画運営をいただいた杉田さんをはじめとしたボランティアの皆様にも厚く御礼を申し上げたいと思います、本当にありがとうございました。この講演会はこれからまだ今後も継続して企画されるかもしれないとの事でしたが、ぜひとも定期的な学びの場として何年にもわたって多くの人の心に火をともす活動を続けていただきたいと思います。微力ながら、私もお手伝いできることがあれば参加させてもらいたいと思います。

心謝

今日のアタリマエ

  • 学びのための学びなし。
  • 問題を解決し、目標達成の力を身につけ、人生を豊かにする学びはそれ自体が楽しいものでなければならない。
  • 学ぶことで身に付けた知識や概念は道具と同じであり、使い方によっては自分を傷つけることさえある。
  • 学びによって得た人生を豊かにする力はエネルギーと同じ、漏れないよう、モチベーションを下げないようにする覚悟と、準備が必要である。
  • 毎朝、今日起こるであろうネガティブな出来事に備える決意がモチベーションを維持させる。
  • 学んだ事は実践に、そして習慣化することで一歩ずつ前に進むことができる。
  • 自分との約束(習慣)に取り組み続けることによって人は確実に強くなれる。

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職人のトレーサビリティー

平成30年2月23日快晴

博多を堪能。

昨夜は博多での【第七期】職人起業塾最終講の流れから、博多バスターミナルの居酒屋で懇親会、当然のようにそのまま中洲の街に繰り出して若者達と大いに盛り上がり、中洲の夜のアミューズメントスポット、桝元の激辛ラーメンで締めと博多を堪能させてもらいました。何人もの卒塾生から「職人起業塾に入って人生が変わりました。教わった事を生かしてこれから成果を出せるように頑張りますよ!」と熱い思いを聞かせてもらい感動しきり。研修事業を立ち上げて遠く九州までも全国展開して本当に良かったと改めて思える瞬間でした。少しずつですが創業時に掲げたミッションが進んでいくのを感じると共にご縁に心から感謝するばかりです。

現場へ直行。

今日は新神戸駅に帰ってきてその足で三木にあるクライアント先の工場事務所改装工事の現場へと直行、現場管理者として職人さんにあれこれと指示を出したり施工の出来具合をチェックしたりと昨日の講師業から一転して建築現場実務に励みました。職人や施工管理などの建築実務者ばかりを集めた職人起業塾の研修で塾生さん達が私の話を一生懸命に聞いてくれるのは、私がコンサルタントではなく酸いも甘いも、暑いも寒いも分かっている実業を行っており、皆と同じように現場で汗を流しているからだと思っていて、工務店経営者、大工としてのこれまでの経験、知見をフル活用して現場実務のマネジメント論を論じているからだと思っています。だからこそ、この人は口だけではないと思ってもらえてる。(笑)

職人のトレーサビリティー

話は変わって、、昨日卒業した第7期生の中で非常に面白い取り組みをされている人がおられまして、これからの展開を私も非常に楽しみにしています。それは職人のトレーサビリティーという前代未聞の取り組みであり、これまで世界中で誰もやってこなかった職人が技術や知識を身に付けて一人前の大工、棟梁になるまでの道のりを克明な記録するとともにリアルタイムに公開、そして棟梁になる日までを毎日カウントダウンするという斬新かつ先進的な取り組みで、棟梁になる暁にはお施主様にこれまでの修行で歩んできた道のりを全て包み隠さず示すことができる仕組みです。お施主様に安心して工事を任せてもらえる、生産者の顔が見える野菜ならぬ、修行時代の工事現場がすべて見える棟梁になるのです。

トレーサビリティー【traceability

 〔追跡可能性の意〕
① 食品の安全を確保するために、栽培や飼育から加工・製造・流通などの過程を明確にすること。また、その仕組み。
② ある測定結果が必要な精度を満たすために、その測定機器の校正手段が、国際標準や国家標準などに対する連続した比較校正の流れの中に位置づけられていること。

                                 大辞林 第三版の解説

トレーサビリティー大工
トレーサビリティー大工

人は人から買うし、人を買う。

よく、何を買うかよりも誰から買うかの方が重要だと言われますが、住宅取得者にアンケートをとると工務店やハウスメーカーを選んだ際の理由のトップにいつも上がるのは、「担当者がいい人だったから」であり「工務店の経営者が信頼できたから」と言った「人」にフォーカスした理由が常に上位を占めています。ありとあらゆる情報が錯綜する情報革命が急激に進む中、これからはその人に対してももっと情報の開示が求められるようになる事は想像に難くありません。そんな時、これから家づくりを任せる大工さんが修行時代から経験してきた現場や技術を全て見れるようになっているとなれば工事が始まる前の段階で既に圧倒的な信頼を得ることができるかもしれません。

リアルタイムはやっぱりリアル。

IT革命、SNSの普及により老若男女男あらゆる人が情報の発信者となった現代、毎日圧倒的な数の情報が飛び交います。それらはマスメディアではないだけに、リアルな情報もありますが、逆にエビデンスが確かでは無い、いかがわしいフェイクニュースなる嘘の情報も少なからず混じっています。そのフェイクニュースも非常に巧妙になってきており、本物と偽物の情報の見極めは非常に難しい時代に入っております。これは完全に私個人的な視点ではありますが、本物を見分ける方法の1つに、毎日の更新であるかどうかというのことがあります。自分自身の経験として10年以上も毎日ブログを書き続けてわかったことですが、毎日の配信で嘘や取り繕いを続けていくのは非常に難しく、リアルタイムに毎日情報を発信するというのはやはりリアルなものになるということです。

やっぱり、何をやるか、ではなくどうやるか。

そんな視点から見ると、上述のトレーサビリティー大工は750日以上も毎日成長の過程を配信し続けるのですから、それを後から振り返ってみたときに、非常にリアルな記録として目に映るでしょうし、それはそのまま彼の信頼性へとつながると思うのです。ただ、少しだけ気になるのは、何をやるかよりもどうやるかが問題だと言うことで、毎日のfacebookへの投稿が自己満足の情報発信になることなく、未来のお客様が見て信頼に値すると感じられるものであるか、大工を目指そうとする若者が彼の投稿を見てカッコイイ、やり甲斐がありそう、大工になってみたい!と思ってくれるような実のある、魂がこもった投稿をしてくれればと思います。Tさん、AIにはなくて人間にあるものを意識して私達が見てもワクワクするような投稿を是非ともお願いします。見事目標達成して棟梁になった暁には私も上棟式に参列してTさんの祝詞を聞きたいと思っています。頑張って!

今日のアタリマエ

  • トレーサビリティー(流通の見える化)は安心と安全の重要な指針
  • これからは商品だけではなく人としてもトレーサビリティーが必要になる
  • SNSは日々刻々の記録にも使うことが出来る。
  • でも、毎日情報発信することよりも、その内容の方がずっと重要
  • AIにできなくて人に出来るのは熱い想いを伝えること。

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しっかり、ちゃんと思考が成長を阻む。

平成30年2月22日 曇り

第七期職人起業塾最終講

今日は福岡、博多にて【第七期】職人起業塾の最終講の講師役、今朝も夜明け前から起きだして早朝の新幹線に飛び乗りました。半年間にも渡って通い続けた(大好きな)博多での講座も今日が最後かと思うと、少し寂しくもありますが、終わりは始まり。卒塾の今日を起点にして研修を終えた塾生の皆さんがそれぞれの事業所に戻り地域で、お客様先で大いに活躍してくれる事を期待しておりますし、また楽しみでなりません。第七期生の皆さん、半年間の学びを糧に明日からいっちょ気張ってみて下さい。

自分の言葉で熱く語れ。

私が担当する最終講ではいつも、講座の中盤から塾生自身が考案して取り組んで来たアクションプランの発表とその検証、そしてこれまで半年間もの長きに渡り学び、塾生自身に思考を巡らせてもらったマーケティング基礎理論のおさらいを中心に要点とまとめのレクチャーを行った後、自分の言葉、自分の文脈でマーケティングやそれを下支えする信頼について各々に語ってもらいます。概念として学んだ事を自分自身の中で咀嚼し、具体的な事例に当て嵌め、理解を深められてこそ、オリジナルの言葉が発せられる訳で、今日の塾生諸氏のマーケティングの定義に対する独自の解釈での発表も皆さん独自性溢れる素晴らしい発表をしてくれました。

しっかりと言う麻薬

アクションプランやまとめのワーク等で塾生さんの発表を聴きながら、以前からずっと気になっていたのにもかかわらず言ってなかった事に気がつきました。それは「しっかり」と「ちゃんと」という言葉をNGワードにする事です。この手の言葉を目標や計画をコミットする文脈の中に入れてしまうだけで肝心の質とか量とか期限とか、目標として掲げる、「〜をします。」という言葉の具体性がぼやけてしまい、とりあえず言ってみただけ的な実効性のない目標や計画になってしまうからです。にも拘らず、この手の言葉は一般的に非常によく使われ、多くの人の中に根強く染み付いてしまっています。

何をやるかよりもどうやるか。

このところ、私がグループコーチングに研修で口を酸っぱくして繰り返し言い続けているのは「何をやるのかよりもどうやるかの方がはるかに重要だ」と言う事で、例えば「顧客接点で信頼を得る」と言う目標を立てた際に「具体的な行動は?」と問いかけると「コミュニケーションをしっかりとる」と返ってきます。「全然具体的ちゃうやんけ、」とツッコミを入れつつ「どの様に?」と再度聞きなおす事になるのですが、しっかりと言う言葉を使わずに信頼という成果を得られるコミュニケーションを考えてもらうと、「着工時には1日の予定をお客様に説明し、工事中は気になる点がないかを伺い、工事終了後は明日の予定を伝えてから現場を離れます」のようになります。しっかりの一言で具体性が全部ぼやけてなんとなく満足してしまうのは非常にまずいと思うのです。

根深いしっかり思考。

繰り返し続く塾生たちの発表の合間に「しっかり」「ちゃんと」と言うのをやめなさいと私が口を挟んだ後も、繰り返し塾生の口からそのNGワードが繰り返し出てくるのを聞きながら、なかなかしっかり思考は根が深いものだとつくづくと感じてしまいました。私はブログ等でアウトプットする際にできるだけしっかりと言う言葉を使わないように心に留めておりますが、普段からそんな意識付けをしなければ「しっかりします」「ちゃんとします」と言ってぼんやりごまかしてしまう癖は治らないのかもしれません。

(具体的な)行動計画なくして成功なし。

第七期職人起業塾の塾生さん達はその辺、ずいぶんとくどくどと繰り返しお伝えしたので、今後は「しっかりと」などといったボンヤリしたことでは無い具体的で明確な目標設定や行動計画を立てられるようになると思いますし、そうでなければ半年間もかけて学びに来た甲斐がないと言うもの。行動なくして成功なしの大原則に基づいて大いに気張ってもらいたいと思います。第7期生のみなさん、しっかりと言わずがっちりと頑張ってください。(笑)

今日のアタリマエ

  • しっかり、ちゃんとと言う言葉に人は根拠ない安心感を覚える。
  • しっかりしますと口にした時点で本来目指すべき事柄を全てぼんやりと明確にできなくなる。
  • 具体的な計画なくして行動も目標達成もありえない。
  • しっかりと言う言葉をやめれば行動に対して具体的な質や量を織り交ぜなければならなくなる。
  • 普段からしっかり生NGワードとして気に留めることで具体的な行動計画を立てる思考が身に付くようになる。

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