新会社四方継スタート。〜リブランディングの目的と経緯〜

令和2年1月20日曇り

新会社スタート。

今年の1月1日に第20期目を迎えた有限会社すみれ建築工房は本日をもって社名を変更し、株式会社四方継として新たなスタートを切りました。これまで行ってきた建築事業はつむぎ建築舎と言う屋号で引き継ぎ、この度新しく、つない堂という部署を立ち上げて、これまで社員大工が行ってきたのメンテナンスサービス、毎月開催してきた体験型イベント「すみれ暮らしの学校」の企画運営を引き継ぐとともに、地域で活躍する信頼のおける安心安全な事業所や人、サービスを紹介しマッチングする活動を開始します。今後は建築のみにかかわらずどのようなご相談をいただいても、お役に立てるような体制を整えて参ります。20年間の長きにわたりご縁をいただいた方々に少しでも恩返しができればと考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

社名、業態変更説明会&20周年記念パーティー

昨日は、社名変更と組織改革の内容を取引先の皆さんにご説明する場として、また奇跡とも言える創業20周年を迎えられた事を祝っての小宴を催しました。取引先様を中心として140名近くの方にお越し頂き華やかな雰囲気で執り行えたパーティーの開始前に今回の社名及び組織変更の目的と経緯を説明させてもらいました。昨日の式典にお運びいただいた方々も、「なぜ、これまで20年続けてきて、やっと少しだけ知名度が上がってきた社名を変えなければならないのか?」と疑問に思われていたようで、私の説明を聞いてようやくご納得いただけた方も多かったように見受けられました。本日から、本格的に新しい会社に生まれ変わったと言うことで、以下に昨日説明をした内容をここで再度まとめておきたいと思います。

リブランディングの目的

•今後の厳しい外部環境への備え
•令和時代の激しい変化に対応できる強い企業体制、体質を作る
•次の20年に向けて持続可能なビジネスモデルの構築
•安定的な経営で顧客への責任を果たす
•社員が安心して、楽しく、働き甲斐のある「いい会社」にしたい
•仕事を通じて世の為、人の為になり、存在を許される会社になる

急激な世界の変化に対応すべく、リスクに真っ直ぐに向き合って、今まで培ってきたリソースを最大限に活用しながら、新たな時代を生き残れるビジネスモデルを作り上げるための取り組みです。マーケティング4.0 、 デザイン思考、超地域密着の建築のジャンルを飛び越えた持続可能な自立循環型企業へと生まれ変わります。

リブランディングの流れ

今回のリブランディングを行うにあたって最も重要なことは、集客や認知拡大といった外向けのプロモーションを主とするアウターブランディングよりも、社内に目を向けて、スタッフから良い会社だと思ってもらえ、皆で一緒にブランドを作っていこうと思ってもらえるようにするべくインナーブランディングを丁寧に行うことでした。1年間かけて社内のメンバーに何度も問いを投げかけては答えとして出てきた意見に耳を傾けるのと共に、私がビジョンとして掲げて新しく作り上げたい世界観を融合させる事を目指しました。「社内での問いに対応+既定路線の進化、変容」とは、トップダウンではなくボトムアップであり、今持っているリソースの転用、活用としてコトラー博士がリアルとネットでシームレスに顧客に繋がると言われたマーケティング4.0の実践、そして、お客様の体験に焦点を当てるデザイン思考の浸透と実務への落とし込む3つを重点ポイントとしてきました。

社内への問いかけとその答え

スタッフに繰り返し問いかけた内容とは以下の4つの項目です。

1.事業所内での課題抽出(我々が改善すべき事か何か?)
2.社内でのヒアリング(どの様な会社、どの様な仕事、働き方がいいか?)
3.顧客ニーズの調査(我々は何を求められているのか?)
4.顧客は誰か?(どのような人にサービスを提供すべきか・)

そこから抽出した私達が実現すべき社内ニーズは非常にシンプルでしたが、持続可能なビジネスモデルを作り上げるには非常に重要なことばかりでした。

1.ライフワークバランスの確保

 2.顧客、社内、ステークホルダーと信頼と安心の関係を築く

3.理解を示してくれる人、価値観が合う人。信頼関係に結ばれた人を顧客にする。

それらの社内ニーズを踏まえて、具体的に取り組むべき内容をまとめると以下の5項目となりました。

1.業務効率ではなく効果性を高められる収益性の高い緊急度の低い案件を増加させる

2.ボトムアップ型事業計画の遂行

3.相互理解、信頼関係を構築するコミュニケーションの場作り

4.建築需要が顕在化する前からの親密なお付き合いが出来る仕組みづくり

5.建築計画でのプロセスに重点を置き顕在化していない顧客の要望を汲み取る仕組み作り

社内のヒアリングから抽出した事業案

以上の社内の声を反映して、新しい会社の根幹となる3つの事業案を策定しました。この案をつむぎ建築舎とつない堂の2つの部署で実行していくのがこの度のリブランディングの内容そのものです。「建築、暮らしだけじゃない、その先に」をスローガンに建築会社の枠を取っ払い、広く地域に貢献できる企業を目指します。

1.資金計画、資産運用、リスクヘッジ、終活、経営サポート、旅行、家事代行、庭木の剪定、医療機関等、あらゆる業種、業態の提携先との協業サービス
→専属の担当者を採用してリアルな情報提供専用窓口を設置

2.地域ぐるみで暮らしの質を高める体験型ワークショップイベントの運営
→地域のコラボ先と密に提携し今まで以上に体験型のリアルなイベントを企画運営

3.コミュニケーションビルドの建築手法の提案(プランからアフターフォローまで住まい手×女性デザイナー×大工の三者で共に作り上げる、性能とイメージと使いやすさを叶える新しい建築プロセスの確立)
→ワークショップを通したデザイン、コミュニケーション、提案の質の向上

原理原則の実践企業を目指して。

以上の理由で今回、業態そのものを変えていくと言う大きく舵を切ったわけですが、すべては良き志を掲げ、よき行いをすれば、良き結果が巡ってくると言う原理原則に基づいた思考と行動であり、先行きが見えない、不安定不明確曖昧で混迷を深めるこれからの時代になんとしても事業を継続し、社員に対してもお客様に対しても世間様に対しても責任を果たせる企業となりたいと思う一心での選択です。今後のつむぎ建築者、つない堂、それらを取りまとめる株式会社四方継の挑戦を温かく見守っていただければ幸いです。長文にお付き合い頂きましてありがとうございました。(^ ^)

株式会社四方継

【理念】

人、街、暮らし、文化を継ぎ「四方良し」を実現する
(四方良しとは、作り手、住み手、協力会社、地域社会を指す)

【2つのビジョン】

1.受け継がれる価値のある丁寧なものづくり。【つむぎ建築舎】

住まい手のまだ気づいていない、知らない望みを形にする、女性建築設計士と大工による細やかなコミュニケーションと専門家としての提案、計画段階から施工までのプロセスの見える化で世代を超えて受け継がれる価値ある建築を行う。

2.人を繋ぎ、ご縁を紡ぎ、いい街を継ぐ【つない堂(TSUNAI*DOU)】

あらゆる分野で卓越した知見を持つ人、事業所、サービスを発掘し、リアルなネットワークを構築、積極的な情報発信、共有を行うメディアとなり、信頼を軸に人と人を繋ぎ、ご縁を紡ぐ。
インターネット検索を必要としない安心な循環地域型社会のハブとなり、いい街を次世代に継ぐ。


アシスタント大募集のお知らせ。

新会社への事業移行に伴い、業務の精度を高めるべく建築設計業務のアシスタントを2名募集しております。業務内容はjwCAD、Walk in homeを使っての建築設計補助、データ入力作業、プレゼンテーションの作成などです。

【勤務地】  神戸市西区池上3丁目6ー7 つむぎ建築舎オフィス
【勤務時間】 出勤日数と共に自由。あなたが決めてください。自宅等でのテレワークも可。
【給与・待遇】時給1000円〜1500円、経験スキル等勘案の上優遇します。
【応募資格】 1級、2級建築士もしくはインテリアコーディネーターの資格要。
【その他】  社員登用制度あり、木の香りに包まれたオフィスです。


有限会社すみれ建築工房は「建築、暮らしだけじゃない、その先へ」をコンセプトに社名と業務内容を2020年1月19日から変更し「株式会社四方継」として再出発します。

新会社「株式会社四方継」は「人、街、暮らし、文化を継ぎ「四方良し」を実現する」を理念に、
建築事業部「つむぎ建築舎」で「受け継がれる価値のある丁寧なものづくり。」
地域コミュニティー事業部「つない堂」では「人を繋ぎ、ご縁を紡ぎ、いい街を継ぐ」
二つの事業部で二つのビジョンの達成を目指します!
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日時:1月28日(火)14時〜18時 終了後懇親会あり
参加費用:5000円 懇親会は別途5000円
場所:スペースアルファ三ノ宮
定員:10名
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現状維持は緩やかな破滅への道。

令和2年1月18日晴れ

心から感謝します。

創立20周年式典、社名変更を明日に控え、長年親しんできたすみれ建築工房と言う名前を使うのも今日まで。何となく寂しいような気分もなきにしもあらずですが、新しいチャレンジにワクワクと胸躍るモチベーションの高い朝を迎えました。この数年間、ほぼ毎年のように新しいことに取り組んできましたが、今年は今までにない位大きな変化をすると言うことで、自分自身にこれまで以上にアクティブに動きまわるようにを発破をかけています。社名変更のリリースをしてから、「なんでまたそんなことを?」と質問されることも多かったですが、創立20周年を機に社名、業態を変える旨の案内を見て、たくさんのお祝いの言葉と、花やグリーンを頂戴しました。社員一同と共にに大いに感謝感激しています。ありがとうございます。

変えた事で変わった事。

この度変えるのはもちろん社名だけではなく、昨年1年間かけて、事業内容の刷新も準備してきました。その中のいくつかは先行して行っており、形を変えてみることで変わることがあるものだと色々と気付かされることがありました。今日もいくつかの気づいた事がありましたので、感じたことをいくつか書き残しておきたいと思います。

読書の習慣。

まず初めに、スタッフが本を読む機会が増えたこと。3年ほど前から私が購入してきた書籍をネット図書館に登録し、地域の方に貸し出しを行うとともに、スタッフにも本を読む習慣を持ってもらいたいと考えて社屋の廊下に作った本棚に陳列をしていました。漫画も含め、私にすれば、ぜひとも読んでもらいたい本ばっかりだったのですが、なかなか貸し出しの冊数は伸びず、残念な思いをしていましたが、事務所改装に合わせて、書棚もリニューアル、社員専用の出入り口の前に目線の高さに合わせて書棚を作ってみたところ、本を持って帰ってくれるスタッフが増えました。置いている本の内容は同じなのに、見え方が違うだけで効果があるものです。

聞くから知る。

2つ目は、今日も昼から行っておりましたが、新築やリノベーションなどの建築の相談をいただいたお客様に対するヒアリングの方法を刷新した事です。対面で質問したり、ヒアリングシートに記入してもらう方法をこれまでとっていましたが、UXデザインを建築プロセスに取り入れることを目指して昨年末からカスタマージャーニーマップなるワークショップをお客様と一緒に行うようにしています。今まで気づくことがなかった暮らしの改善点や、潜在的な課題やニーズ、お客様の趣味嗜好が見えるようになって、提案の内容は確実に変わったと思っています。目的は同じでもプロセスを変えるだけで違うところが見えるものです。

心を変える。

3つ目は、夕方、新規事業部の人材派遣部門の責任者になった若者の相談を受けてアドバイスしたことです。その彼は慣れない営業職に変わり、いろいろ考えて一生懸命取り組んでいるにもかかわらず、全く成果が上がらないと悩んでおられました。私が伝えたのは、誰のための事業なのか?を明確にして、それを伝える事が出来る場に足を運ぶ事でした。「一体何のために仕事してるの?」と質問すると、その彼は「社員やその家族が安心して暮らせるようにです。」と即答されましたが、クライアントはその想いに共感して応援してくれるのかね?と質すと、そんな事はないと思います。とうつむいてしまわれました。サービス対象の相手に、幸せになってもらいたいとの真摯な思いがあり、それを行動に表すことができたら多くの人が君の応援をしてくれるはずなので、その部分を整理してアウトプットする場を持てるようにしたらどうかと、朝の時間を活用してBNIに飛び込んでみるのをアドバイスをしておきました。サービス内容は同じでも目的を明確にすることで周りからの捉え方がガラッと変わり、人に喜ばれ、感謝されるビジネスモデルになるきっかけをつかんでもらったのではないかと思います。手にする成果も大きく変わると思います。

OSをアップデートする。

現状維持は破滅への緩やかな道だととよく言われますが、常に前進、改革を繰り返すのは正直大変です。問題点を1つずつ拾い上げ、改善と問題解決を繰り返すことも重要ではありますが、リフレーミングやリブランディングといった、もっと根っこの部分から見直してみることが急激なスピードで変化を続ける今の時代にはとても大事なことだと思うのと、本質的な目的を明確にして(心を変えて)それが伝わるように見え方を変えてみるだけでも大きな意味があると思っています。明日から私たちは株式会社四方継に名前を変えて、新たなスタートを切りますが、文字通りスタートラインに立ったところであり、これからまだまだ変化を続けていくつもりです。関係各位におかれましては、温かい目で今もっていただきながら今まで以上のご支援、ご鞭撻をいただければ幸いです。(^ ^)


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25年と20年。

令和二年一月十七日 曇り

25年。

突然、神戸を襲ったあの震災から25年目の朝。今朝は朝活BNIの他チャプターのイベントの応援に始発の電車に乗り込んで西宮北口へと向かいました。夜明け前の三宮はまるで元旦の朝かと見紛うくらいにもの凄い人でごった返しており、神戸に住う人にとって1.17が特別な朝なのを改めて実感させられました。あれから25年。震災をきっかけに色んな事があったし、良くも悪くも私の人生は大きく変わりました。今振り返ってみると、当時では想像も出来なかった人生を送っているのが何か不思議な感じさえします。

20周年のリブランディング。

さて、今週末はいよいよ、創業20周年記念&社名、組織変革の説明会です。社名の変更は思っていたよりも大変と言うか、ずいぶん細々とやる事が多く、記念式典の事前準備もギリギリまでかかってしまいました。今日も席次を決めたり、夕方からは会場の神戸オリエンタルホテルに動画DVDの動作確認に行ったり、定款や印鑑登録変更の手続きの依頼をお願いしている神戸司法書士法人に書類を持って行ったりと忙しく動き回りました。リブランディングって華やかなイメージがありましたが、結構地味な作業です。。

原点を忘れない。

私たちがリブランディングを掲げて新たなサービス、今までにない業態、新社名に変わって全てを仕切り直して新たな船出を迎えるにあたり、絶対に忘れてはならないことがあります。それは創業時からの想いで、何のために私たちは仕事をするのか?という問いに対する答えです。この部分だけはどんなに時代が変わり、それに対応して私たちも変化したにしても守り続けようと思っています。長年すみれのHPに掲載してあった「初めての方へ」という私からの長文のメッセージに集約しており、この度、20周年記念の動画にも反映しています。
こちら→https://sumireco.co.jp/company/greeting
良かったら、社史をまとめた動画もご覧ください。


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何を学ぶかではなく、どのように学ぶか。#終わりが始まり。

令和二年一月一六日 晴

終わりが始まり。

今日は第14期職人起業塾の最終講でした。今回も終わって見れば半年の研修はあっという間の出来事で、ほぼ全員が職人と言う、史上最高に職人比率が高かった今回の第14期研修。終わってしまうのが少し残念というか、寂しい気持ちになるのはいつも通りですが、今までにも増してその思いが強かった様に思います。兎にも角にも、建築現場で働く若者達が未来を標榜し、希望を持って日々の業務に取り組んで貰えるきっかけを渡す事が出来ればと、今日も一日熱く語り続けました。

伝えたいのは状態管理意識。

私が主宰する建築現場実務者向けの研修の中で最も伝えたいのは「状態管理」の概念です。どの様な目標もそれを妨げるあらゆる問題も、状態を整える事に意識を集中して継続した連続性のある行動を起こす事が出来れば、達成もしくは解決出来ることを認識して貰いたいと思って研修を行なっています。そして、一歩を踏み出す勇気ときっかけを渡すことが出来れば私の最低限の役割は全う出来ると思っています。もちろん、研修に参加しただけの成果は手にして貰いたいですが、半年程度の座学とその実践で出来る事はたかが知れています。本番はこれから、研修の終わりは実務のスタートだと今日も繰り返し伝えました。

コンテンツに価値なし。

研修事業を行っていて、また私自身も様々な研修に参加する中でいつも感じるのは、何を学ぶかよりもどのように学ぶかの方がずっと重要であり、学ぶ姿勢が学びの質を決定すると常日頃から思っています。世の中にはたくさんの成功法則や事業改善、問題解決のための方法論やノウハウが溢れています。セミナーや研修も高額なものから無料のものまで様々で、学びたい気持ちがあり、それを行動にうつせば情報化社会の今なら、インターネットを介していとも簡単にそれらは手に入ります。極端に言ってしまえば、学習のコンテンツ自体は価値になり得ない時代になったと言うことです。

学ぶモチベーション。

実際、私が主催している半年間にも及ぶ研修で塾生に伝えているのは、書籍として販売している建築現場で活用すべきマーケティング理論をまとめたテキストの内容を1項目ずつ丁寧に説明し直して、実践してもらうことであり、研修会場に足を運ばなくても書籍を読んで自分で実践すればその効果は同じになるかもしれません。しかし、自らモチベーションを燃やして、学び、実践を延々と繰り返すのは簡単な事ではなく、ましてや技術以外の学びの場が皆無と言っても大きく違わない、一般的な社会人が常識として身に付けるマネジメントやマーケティングの基本すら学ぶ必要性を感じる機会も無い建築現場実務者にそれを求めるのはあまりにも高いハードルです。

超えなければならない山。

実際、職人や施工管理等の現場実務者達を集めて研修を行なっておりますが、塾生自らが率先して研修に参加したいと申し出て来られる方は稀で、殆どは経営者に指示されて研修に参加されます。「仕方なく来ました」とか「社長に言われたから」等の答えが返ってくる事も珍しくありません。学ぶ姿勢が全くない者に教えるのはなかなかタフな状況ではありますが、建築実務者に人はものづくりの道具ではない、人として決められた事を決められた通りに作業するだけでは無く、自ら考えて現場にしか無い知見を駆使して付加価値を生み出して貰える様になって貰う為には必ず超えなければならない山だと思っています。

一期一会。

本日、最終講を終えた第14期生のメンバーも決して全員が自分から希望して研修に参加した訳ではありませんでした。どちらかと言うと行きたくないのに無理やり参加させられた、と言う雰囲気の塾生の方が多い位だった様に思います。しかし、自ら学ぶ姿勢がない者が半年間の研修を終えて、どれだけの学びを得て、成長できるかが、職人育成に取り組む私たちの価値であり、これができなければ職人向けの研修をやる意味はありません。今回の塾生たちに、大きな気づきと成果を与えられたか?と問われたら、完璧にできました。とは口が裂けても言えませんが、半年間の付き合いをしてきた上で、これからも毎年フォローアップ研修で職人起業塾で学んだマーケティング理論と現場マネジメント改革についての実践を行っているかを問い続け、長い時間をかけて少しずつ学ぶ姿勢を浸透させて行くのが私の勤めだと思っています。研修は終わりがスタート、そしてご縁を大切にする一期一会の概念を持てと塾生達に言いましたが、実はそれは私も同じ。気の遠くなるくらいの多くの塾生との長い付き合いがまた明日からスタートします。14期生の皆さん、今後とも宜しく!


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1月16日(金) 卓越の戦略 現場マネジメント改革【6ヶ月研修】
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やさしい社会をつくる暴言市長の講話。

令和二年一月十五日 晴れ

安全基地(セーフティー・ベース)

水曜日も朝活の日。今朝も夜明け前からBNIドリームチャプター の朝の定例会へと向かいました。一日の初めを明るく元気でポジティブな人達にまみれてスタートすると、なんとなく一日中テンション高めのいい感じの一日になります。しかも、他者貢献することを目的に据えた同じ価値観の人が集まるチームメンバーは心理学で言うところの「安全基地(セーフティー・ベース)」であり、安心できて心を開ける「場」でもあります。古から、自らの在り方を正し、先義後利の心構えで人に尽くす者が富を得ると言う日本的な商売感を現代で体現しようとしているメンバーと共に活動出来ることを毎週本当に嬉しく感じており、今日もいい一日のスタートを切る事ができました。

二つの朝活。

ちなみに、私は水曜日のBNIだけではなく、火曜日の朝にも経営者モーニングセミナーを毎週開催している神戸市倫理法人会にも所属しており、2日間連続で朝活に通い続けています。BNIはリファーラルマーケティング(相互紹介の仕組み)に特化したメンバーのみの朝のビジネス交流会で、メンバーに仕事を提供して仲間に売り上げアップしてもらうのが目的です。それに比して倫理法人会は全くその逆で、経営者向けの厳粛な学びの場であり、モーニングセミナーの場で商売の話題はご法度になっています。古典的マーケティング論の信奉者である私としては、ビジネスに特化したBNIと、姿勢を正し原理原則を学び続ける倫理法人会での学びは両輪だと思っていて、二日続けて朝活に行く意味は非常に深いと思っています。実際、両方の朝会に所属しているメンバーも数名おられて、皆さんきっと同じように考えられているのだと思います。

生涯学習の時代。

ちなみに、BNIも「生涯学習」を大きなテーマに掲げており、リファーラル(紹介)をメンバーから受けるには自分自身の信頼度を高める事、メンバー間の相互理解を深める事が仕組みとしてあり、繰り返しトレーニングプログラムを受けて、常にブラッシュアップが図れる様になっており、倫理法人会とは少し違う切り口で学び続けられる様になっています。これがなかなか素晴らしく、私の様に自分で研修事業を立ち上げてセミナーや講演を行なっている者でも、参加する度に新たな気づきを得る事が出来たりもします。とにかく、現状維持は緩やかな破滅への道と言われる通り、世の中のスピードが加速度的に速さを増している今、学び続ける姿勢と、それに割く時間を持つ事が、混迷の時代を生き抜くには何より重要だと言う事だと思います。

一歩を踏み出すキッカケ。

とはいえ、朝早くから学びの時間を持てと言われても、その内容がよく分からないし、と一歩を踏み出すのに躊躇われている方に、非常にいい機会がありまして、ご紹介したいと思います。今日の神戸新聞のウェブ版ニュースで(また暴言を吐いたとの報道で)ランキングトップになった旬の人、暴言を吐いては物議を醸しながらもその功績を市民が認める全国的にも有名な明石市長の泉房穂氏の登壇が神戸市倫理法人会のモーニングセミナーで企画されておりまして、私も非常に楽しみにしています。なんと、参加費無料で卓越した手腕で自治体運営における実績を次々と上げておられる泉市長の講話を聞く事ができます。非常に稀な機会ですので、朝起きが苦手だと思われている方もこの日は是非参加されることをお勧めします。定員がありますので、ご興味がある方は早めに私(髙橋)までご連絡を頂ければと思います。
詳しくはこちら→http://www.hyogo-rinri.jp/info/kobe/schedule.html

リークした人の意図が見えるニュースの是非。

ただ、少しだけ心配なのは、今日の暴言報道がさらに炎上して泉市長の講話が中止になったりしないか?という事です。私としては、上述の泉市長の講話がある事を耳にして、ずいぶん楽しみにしておりまして、知り合いにもお声がけをしようと思っていた矢先の今日の報道だったので、すこし驚きましたが、報道の内容を聞いて、(決して自治体の首長が暴言を吐くことを容認する訳ではありませんが、)そんなに騒ぎ立てる程の事では無いと感じましたし、多分大丈夫だと思い、エールを送る意味も込めて、告知の記事を書くことにしました。そもそも、昨年、大きな問題になり一躍全国的に有名になった「火いつけてこんかい!」騒動も、前後の文脈を無視して、激昂して怒鳴った部分だけを切り取ったいわばフェイクニュースの類だと思っていますし、決して上品とは言えない言動を肯定する気はありませんが、出直し選挙で大差で勝利した事を鑑みれば、地元明石の人たちも私と同じ様に感じられていたのだと思います。

不易流行と温故知新。

IT,インターネットの急激な進化と普及による情報革命は世界に圧倒的な変化をもたらせました。あらゆる情報がインターネット上にあり、誰もが世界に向けて発言する自由を手に入れました。私自身も少なからずその恩恵に預かっておりますが、同時に少し前までバーチャルと言われていたインターネットが作り出す虚構に対する危うさも感じずにはいられません。なんでもすぐに知れる時代になりましたが、同時にまことしやかな情報も鵜呑みにすると騙されてしまう危険も大きく膨らんでいると感じます。最近とみに思うのは、表面的な情報に惑わされず、真偽の程を自分自身で判断できる様にならねばならないという事で、その為に判断基準の芯を持つ事が必要になります。昨日のブログにも書きましたが、今の世界では日々、価値観の大きな転換が行われており、その時代の潮流を敏感に察知する事も絶対に必要です。しかし、真理はそんなに変わる者では無いと思いますし、古代から綿々と人類が取り組み、見出してきた叡智に学び、時代に照らし合わしながら自分の信念を固めたり、刷新したりするべきだと思うのです。松尾芭蕉の不易流行、孔子の言葉として論語に書かれている「古きを温ね新しきを知る」は時代が変われども大事にすべき概念だと思うのです。

脊髄反射はやめよう。

令和時代のメガトレンドはVUCA化(不安定、不確実、複雑、曖昧)と言われ、急激な変化と予測不可能な世界へと突入しているとベストセラー「Newtypeの時代」にありましたが、そんな時こぞ、原理原則に立ち戻り、せめて自分の中だけでも確固たる信じられるものを作り上げ、自分自身の物差しで世の中で起こるあらゆる事象に対して判断できる様にしなければならないと思います。それが、正解か不正解かはわかりませんが、少なくとも表面的かつ大量に拡散されるインターネット上の情報に脊髄反射的に反応すべきでは無いと思います。明石市の近隣に住む者として、泉氏が市長に就任してから行われてきた事をずっと近くで見てきましたし、口は悪いし、アンガーマネジメントに問題があるとしても、自分の直感を信じて、泉市長にエールを送りたいと思います。2月25日のモーニングセミナーをとても楽しみにしていますし、このブログをご覧頂いた方で私と重なる部分があると思われた方は是非私(髙橋)までご連絡を頂ければと思います。ちなみに、泉市長による講話のテーマは「やさしい社会を明石から」です、是非どうぞ。(笑)

 


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僕はイエローでホワイトでちょっとブルー

では2年1月13日快晴

娘、成人の日。

昨日の神戸は雲1つない晴れ間が広がり、まさにハレの日にふさわしい成人の日になりました。20歳になった娘が成人式に出席するのに振袖の着付けをしてもらう近所の美容室を朝の6時半から予約しているとかで、ゴルフコンペに行こうと早起きしていた私が送っていくことになりました。娘が17歳になった時に、もう自分で物事を判断できる歳なので、パパは今後は何にも言わんので自分で考えて判断した通りに生きていきなさい。と申し渡しているので、今更成人式とか私にはあまり関係ないと思っておりましたが、聞くところによると美容室等の送迎は世のお父さん方のお役目なのが一般的になっているらしく、私も少しだけ父親らしいことができたと内心喜びました。これまでもほぼ完全な放任主義でしたし、これまで何一つ父親らしいことをしておりませんが、それでもこれで本格的に子育てを終えたのだと少しの感慨となんとか無事に親の最低限の責任を果たせたのを実感する朝になりました。

クールかアンクールか。

話は変わって、少し前に私のセミナーを評して「パンクでかっこいい」と言ってくれた宍粟の大工工務店の松本社長が超絶いいからと勧めてくれた、「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」と言う今、話題の本を勧められるままに読みました。内容は、EU離脱やナショナリズムの勃興に揺れるイギリスに住む日本人の奥さんがアイルランド人の旦那さんとの間にできた子供を育てながら感じた事を書き綴ったエッセイ的な読み物でした。私がほとんど読まないジャンルの本だけに、とても新鮮で、先進国に暮らすデジタルネイティブの子供たちの暮らしぶりやクールかアンクールで全てを判断する思考を垣間見ることができ、我々が子供の頃とは圧倒的に違う今の時代のスタンダードを感じる事ができました。

ナショナリズムは理想の逆?

イギリスではEU離脱をめぐる国民投票が行われ、離脱派と残留派で国全体の意見が真っ二つに意見が割れる結果になり、僅差でEUから離脱することが決まりました。成熟した世界の理想、二度と戦争の悲劇を繰り返す事が無いように、国境を無くして通貨を統合するという高い理想を掲げて作られたヨーロッパ連合をイギリスが離脱を検討し始めた原因は主に大量の移民流入の問題と経済的な行き詰まりが理由だと言われており、国民がEU離脱を決めたのは要するに保護主義とナショナリズムの台頭だと言われていますし、私もそのような認識をしていました。正直、成熟していく社会とは逆の方向ではないのかと残念に感じています。

マルチカルチャルな社会と言う理想。

最近も、王子と結婚してロイヤルファミリーの一員となった黒人の血が入った女性が差別問題にさらされていると物議をかもしておりますが、この本を読むと、イギリスのティーンエイジャー向けの教育はマルチカルチュラルな社会、ポリティカル・コレクトネスに対する成熟したフラットで多様性を認め、受け入れるフラットでリベラルな思想を根付かせようとしている反面、人種差別や民族ごとの強いナショナリズムも社会に深く根を張っており、国境を無くす事の難しさ、多様性を切れて認める社会を実現することの難しさも同時に強く感じさせられました。

保護主義ではないローカリゼーション。

私は自分がティーンエイジャーの頃、自分は一体何者なのか?と言うアイデンティティーを探す時期があり、その当時「自分探しの旅」とよく言われていましたが、自分自身の存在の意味や意義を熱心に考えた期間があります。娘もティーンエイジャーではなくなり、そんな事はすっかり忘却の彼方に消え去っておりましたが、今回この本を読んで、いまだに世界中のあちこちで人間の根本的な課題としてアイデンティティーを求めている人たちがいることを改めて知る事になりました。自分自身がローカリゼーションに特化したビジネスを標榜していることもあり、マルチカルチャル、多様性を受け入れ認める事の両立を意識しなければならないと考えさせられた次第です。松本社長、良い本のご紹介をありがとうございました。とてもパンクで読みやすい良性でした。子育てに取り組まれている方には特にオススメします。(笑)


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凡ゆる問題を解決する状態管理論。#コーチングとは運用 #再定義の時代

令和元年1月11日 快晴

忙しい充実の週末。

いつもの週末は比較的ゆっくり寝ててもいい日なのですが、今日は早朝から夜までびっしりと予定が目白押しで、自分自身で忙しくなるのを自覚したのか、いつに無く目覚ましが鳴る前に目を覚ましてしまいました。早朝は夜明け前から大工スタッフと隔週で行っている早朝コーチング、その後、いつもの筋トレ、犬と散歩、新習慣の論語の素読をしてから、午前中は毎年恒例の新春餅つき&書き初め大会をTOTO西神ショールームで開催する準備に行きました。せっかくなので、ひと臼だけ餅も搗いて、サラサラっとなんちゃって書き初めもしてから会場を後にして大阪へ。午後はUXデザインを学ばせてもらっているXデザイン学校のスクーリング&夜遅くまで懇親会と1日中全力疾走のような一日になりました。(笑)

システムシンキング。

さて、お題目は最近、ビジネスコンサル業界でシステムシンキングという聞き慣れない名前で密かに見直されているらしい、私が長年取り組んでいる状態管理なる概念の実践と運用について。そもそも私たちはこの20年来、状態管理に取り組んできましたが、今朝のスタッフとのOne on Oneコーチングセッションでも(また)そのことを繰り返し説明した事もあり、誰もが分かっている(と思っている)当たり前すぎる事も本当は実務で使えるレベルまで深く理解出来ていないのだと改めて痛感しました。(年頭のブログでも書きましたが)今一度、分かりやすく説明しておこうと思います。とにかく、実践できない理論や知識は犬も食わないゴミも同然。分かりやすい言葉で、思考を現実化する圧倒的なパフォーマンスの元を今一度、書き連ねてみたいと思います。

目標は信頼度を高める。

スタッフとの今朝のコーチングでは、昨年末に一つ目標をクリアして、気分よく次の目標(社内での信頼度を高める)を設定した先々週の検証からスタートしました。成果の程を訊いてみると、それなりに取り組んでみたのでそれなりに良くなったはずだが、どの程度の成果があがったのかはハッキリわかりません。との事。よくありがちなパターンの返答で、報告する方も、される方も取り組んだ結果と効果性がよくわからず、気持ちは分かるけど、成果はどうなん?と、なってしまいがちです。ロジカルに考えると、アクションの量と質を測定出来る数値目標を設定してストロークの数を増やす事で、確実にコミュニケーション量を増やし、成果に結びつけよう。となるのですが、実際はそんなに思う通りの成果に結びつかないのが現実です。

全てはコミュニケーション

心理学の大家のアドラーは人間が抱える全ての問題は全て人間関係に起因すると言われました。マズローが提唱した人間の5段階欲求の最上位、自己実現とは他者貢献によって叶えられるとコミュニケーションがある事を人は幸せを感じる大前提に据えられているのは有名です。この考え方に拠ると、仕事上の問題は全てコミュニケーションを見直す事で改善が図れることになりますが、私はあながち間違いではないと思っています。集客も受注も品質管理も顧客満足度及び従業員満足度の向上も、ステークホルダーとの関係性は全てコミュニケーションの質と量に由来すると言っても過言ではありません。

何をするか、よりも誰とするか。

丁寧なコミュニケーションこそが人間関係をいい状態に保ち高いパフォーマンスを生み出す状態管理である事は間違いありません。しかし、誰でも意識的にコミュニケーションを取る様に心掛ければ、いい状態が作れて、成果に結びつける事が出来る様になるかと言うと、決してそんな簡単なモノでは無い事も誰しも気付かれると思います。そこで気付かされるのは、どの様なコミュニケーションを取るかよりも、誰がコミュニケーションを取るかの方が人間関係においてはずっと重要であるという事です。そもそも信頼度が低い人にいくらにこやかに話しかけられてもうざいだけなのが現実です。

信頼は4つの核で構成されている。

ここで再度、状態管理の概念に立ち戻って考えると、信頼度を高める為のコミュニケーションが機能するにはベースとなる信頼関係が不可欠であり、これは自分自身の内面に目を向けて信頼度を高めるしかありません。私が主宰する私塾、職人起業塾では信頼性は4つの核で構成されており、それぞれについて真摯に向き合い、高める事で時間はかかっても確実に信頼度を高める事が出来ると伝えています。4つの核とは「誠実」「意図」「力量」「結果」であり、まずは自分で決めた事を必ずやり切る誠実さを持ち、何のために?との問いに対する答えが自分だけの利ではなく、相手に共感されるものでなければ話にならない、在り方からはじめよと言い続けています。

原理原則論からの状態管理。

要約すると、成果を上げるには社内外の人との固い信頼関係が必要で、コミュニケーションがその鍵を握っている。しかし、自分自身の信頼性を高めねばそれも効果を発揮せず、まずは自分の内面に向き合い、信頼性の4つの核を高めて行く努力を地道に継続する必要がある。目的意識を持って、努力を積み重ねる決心をし、誠実さが取り組みを継続させ、習慣を形成する。長年の習慣は知識や知見を確実に身につけてくれて、資格取得等に代表される力量を与えてくれて、自ずと結果に結びつく。これがスティーブン・R・コヴィー博士が提唱された原理原則に則った状態管理のアプローチであり、私が二十年前から試行錯誤を繰り返しながらも取り組みを続けてきた基本的な考え方です。ちなみに、職人を正規雇用して現場作業以外の業務を担ってもらうシステムを運用出来る様に教育してきたのも、この考え方に拠るものです。当たり前の積み重ねではありますが、スタッフの皆がこの理論を行動に、習慣に落とし込んでくれたら凄いパフォーマンスを生み出す集団になると信じて来ましたし、これからも繰り返し伝え続けていこうと思っています。


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「きく」とは?#再定義の時代。

令和2年1月10日晴れ

ドライブ日和。

今朝の神戸は気温も8度とそんなに低くなく、気持ちの良い青空が広がる穏やかな冬の1日となりました。絶好のドライブ日和と言うことで、昼からはご紹介いただいた丹波の古民家の改修工事をしたいと言うお客さんからの相談を伺いにダンプに梯子を積み込んで片道1時間20分かけて播州平野の下道を走ってきました。私は基本的に車の運転はあまり好きではありませんが、たまには田舎道のドライブもいいものです。

技術顧問として初出張!

昨日は、今年初めての東京への出張でした。昨年、知り合いの職人育成団体が申請した厚生労働省所管の人材開発育成助成金の運用をめぐって、各自治体の労働局の判断に大きく差異が生じており、判断基準の指針を厚生労働省に求めたところ的を得た回答を得られないことから、この度意見書を提出することになりました。申請業務を代行している社労士事務所の技術顧問である私がその書面を作成した流れで、行きがかり上、私も教育機関の事業主と、業界団体の理事長と一緒に厚生労働省に意見書を提出するのに同行することになりました。

話が違う!

私が事前に聞いていたのは、助成金の運用に関する指針を厚生労働省が各労働局に発布するにあたり、その前に我々業界団体の意見を聴取してくれるとの事でしたが、いざ行ってみると全く違うことになっていてひっくり返る位驚きました。なんと、冒頭から省内で討議を重ねた結果の結論を聞かされて、今までの労働局とのやりとりの結果、保留されている事案の判断については今回の意見聴取はなんら反映される事はなく、今後の参考までに話を聞いておきましょう。と言うスタンスだったのです。しかし、最終的には我々の意見にも耳を傾けてくれて、誠意ある対応をしていただけたのでよかったのですが、「意見を聞く」ことについての意味、定義を考えさせられる霞ヶ関への訪問になりました。

「きく」定義。

「きく」と言う動詞を漢字にすると聴く、聞く、訊く、と幾通りもあります。同じ「きく」と言う行動もその態度や姿勢によって全く違った意味合いになるのは誰もが認めるところだと思います。私たち建築業界では、顧客の要望を聞くところから仕事が始まるわけで、そのヒアリングの精度によって提案する成果物の質は大きく変わることから、傾聴のスキルを身に付けるべきだと近年言われてきましたし、その能力が提案の質に大きく反映されるといっても過言ではありません。そんな私たちの立場からすると「意見を聞く」と言うのは相手の話に耳を傾け、自分たちの考えに反映することが基本だと思っておりましたが、どうやらお役所ではそんな定義になっていないようです。

役人の慣習。

昨年、前述の助成金の運用にめぐって某労働局と申請者の間で意見の相違があった際に、詳細な説明をするので、労働局を訪問して意見を聞いてもらいたいと伝えて行ってみたら、その担当官は全く聞く耳は持たず、ただ、形だけ意見を聞く場を持ったのだからそれで良いだろうという態度だった、鼻であしらわれたと今日も教育機関の代表者が随分と憤っておられましたが、結論ありきで対面して意見や説明をを聞いてもらったところで、説明する方としては全くの時間の無駄です。そんな当たり前のことが世の中の共通認識=常識として成り立っていないというのは私にとっては衝撃的でしたが、意見を聞かないで大きな反発を招くのは避けて、形式だけ聞くと言うのがお役所仕事の慣習としてあるのかもしれません。

本物の時代。

時代は令和に変わり、IT、AI等のテクノロジーの急激な進歩で、世界は革命的な変化を遂げています。建築の世界ではこの数年、工事や製品のの品質は高くなっているにも関わらず、クレーム、紛争の件数が加速度的に増えており、これまで潜在的に燻っていたユーザーの不満や不安が一気に表面化、爆発し始めている様です。嘘、偽り、誤魔化しが通用しない時代になり、インターネット上ではこれまで流されていた、気にも留なかった様な些細な過ちが「人としてどうか?」と人格否定の書き込みで炎上するのも日常茶飯事です。人と人のコミュニケーションは今までまかり通ってきた、形式上だけのおざなりな対応をすると、大きな問題になる危険をはらんでいると思うのです。

今こそ古典に学ぶべし。

ちなみに、同じような意味合いで、「みる」の場合では、見る、観る、視る、覧る、診ると、更に多くの漢字があります。孔子は論語の中で、視観察と3つのみるについて言及しており、相手の立場になって心の中を深く察することが重要であると言葉を残されています。個人メディアの一般化によって声なき声が拡散され、弱き者が共感を集めて権力者を追い詰める今の時代こそ、今一度、古典に学び、観る聴く話すといった人のコミュニケーションの基本を今一度、丁寧に定義しなおし、自らの姿勢を省みる必要があるのではないでしょうか。やっぱり、(私が今年から新たな毎日の習慣として取り組み始めた、)論語の素読を強くオススメします。(笑)


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建築、暮らしだけじゃない、ソノサキニ。

令和2年1月9日晴れ

今年初の東京出張。

昨日の土砂降り&暴風から一転、今朝は穏やかな青青空に薄い雲が広がる冬らしい朝になりました。今日は今年一発目の東京出張、職人業界団体の代表者と共に霞ヶ関に乗り込んで、建設業界が抱える深刻かつ喫緊の課題である職人不足問題、若者の建設業界離れを食い止めて、日本の経済をした支えする建設業界の衰退を避け、盛り上がる様に意見を述べてきます。とにかく人が集まらない、人材を育てられない業界に未来は無く、職人を雇用する中小零細企業は人材育成にかける資本を潤沢に持っていない現状を鑑みて、若者が活き活きと働ける環境づくりへの支援をお願いしようと思います。

9年目の書道教室。

話は変わって、仕事初めの1週間という事で今年初!のが続きます。昨夜は新年一発目の書道のお稽古日でした。書家の大山先生に自社社屋にお越し頂いて教えて頂いている、今年で9年目を迎えるすみれ書道教室はいつものセミナールームでの開催ではなく、年末年始でリニューアル工事を行った事務所のワークスペースで行ないました。屋久島由来のヤクイタの強い杉の香りと柔らかな足触り、そして広々とした空間でそれぞれが思いおもいに習字に向き合うのは非常にご好評を頂きました。お正月休み返上で工事をした甲斐があったというものです。(^ ^)

事務所改装の目的。

設計スタッフからの強い要望で暖かい、オシャレで働きやすい環境整備の為に行う事になった今回の事務所の改装工事は、本社ビル竣工時は貸事務所として区切ってあった部屋と元の事務所を繋げて20坪と広い空間に繋げた事で、単なる建築会社の設計室から幅広い用途に対応出来る多目的スペースにするのも目的の一つでした。今期新しく立ち上げる新事業部の「つない堂」は地域コミュニティの創成、地域の人や事業所の支援を主たる目的としており、その流れからすると事務所の定義を見直し、オープンな人が集まる場にして様々な人が交流出来る様にしたいと思っておりまして、昨日の書道教室はその第一歩となりました。

ゲームチェンジ。

今月20日付で20年間慣れ親しんだすみれ建築工房から株式会社四方継へと社名を変更するのは単に名称と建築会社としてのサービスのブラッシュアップを図る為のリブランディングというよりも、建築会社の枠を取り払い、地域と共生するコミュニティ企業へのゲームチェンジとの位置付けです。地域に暮らす人達の「くらしが良くなる」様に私たちが持つありとあらゆる人脈、リソース、そして信頼に値する幅広い業種業態の専門家の知見を集約し提供するハブ的な存在になる事を目指しています。

多目的スペースとしての建築事務所。

今はまだ改装工事後の後片付けも全て終えておらず、また、事務所に常駐している設計メンバーもフリーアクセスの働き方に馴染んでおりませんので、誰でも気軽に中に入って仕事や読書をできる環境は整っておりませんが、これから徐々にグリーンを増やし、コーヒーメーカーや冷蔵庫などを設置して行きます。また建築だけではなく、マーケティングや自己啓発系などの書籍や、私が厳選した読むべき漫画なども書棚に充実させて、書道教室だけでは無く、マーケティングの勉強会の開催等を含めて学べる場として認知して貰える様に活用したいと思っています。

建築だけじゃない。その先に、

建築は単なる箱、インフラ構築だけではなく、そこに集う人たちの楽しい、嬉しいと言った感情や、健康、個人的もしくは組織やコミュニティの成長を支えるコミュニケーションの場としての役割を持ち得ます。私たちが建築を通して生み出す「モノ」は生き物の様にその姿と共に意味や意義を変えて「最も身近な環境」をつくり、整える力を持っていると私は信じています。そんな「建築はモノではなくコトづくり」の考え方を今後、自社の事務所で体現できればいいなと思っている次第です。2月リリース予定の新規事業、会員サービスのつない堂のメンバー特典として、事務所をコワーキングスペースとして利用できる特典も提供したいと思っていますので、お付き合いいただいている皆様には楽しみにしておいて頂ければと思います。(^ ^)


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実際の帳票や運用のファイル等を共有しながら、現場実務者に特化した人事制度の構築の足掛かりを掴んで頂けるワークショップです。職人育成に取り組まれている、もしくは今後、職人の採用、育成に注力したいと思われている経営者の方は是非ご参加下さい。

日時:1月28日(火)14時〜18時 終了後懇親会あり
参加費用:5000円 懇親会は別途5000円
場所:スペースアルファ三ノ宮
定員:10名
https://www.facebook.com/events/2742407679131715/


2020年1月東京塾締め切り間近、お急ぎ下さい!
2月福岡塾6ヶ月コース開講予定、塾生若干名募集中!
助成金活用等、お気軽にお問い合わせください!

https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/wp-content/uploads/2018/08/f4f7901fe4fbf822cb614821800a2e7f.pdf


1月16日(金) 卓越の戦略 現場マネジメント改革【6ヶ月研修】
最終講オブザーバー参加受付中!

https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/news/13th-nagasaki-2-4/


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般社団法人職人起業塾オフィシャルサイトに情報を集約しています。 原理原則系マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。 実践型現場マネジメント理論、動画なども公開しています。 その他、研修のお申し込み、問い合わせ、補助金の活用などの情報も集約しています。 https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

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刃を研ぐ時間と論語の素読。

令和2年1月8日 雨のち晴れ

荒天の朝。

水曜日も朝活の日。相変わらず5時前に目を覚ましてベッドから起き出してみると、珍しく窓の外で激しく雨が打ち付ける音がしていました。いつもの様に朝活BNIの定例会に参加すべく、高速道路で車を走らせているとワイパーが追いつかない位、対向車からの水しぶきで全く前が見えなくなる位の激しい雨が降っていました。荒れ模様の1日のスタートというか、荒天の中の今年一発目のBNIの定例会の幕開けに、なんとなくぼんやりとした不安を胸に抱きながら定例会場の神戸オリエンタルホテルへと向かいました。

刃を研ぐ時間。

新年になって第一回目の定例会と言うことで、今日のBN愛ビジネスミーティングはノービジターデーとしてメンバーのみでのミーティングにして、私たちがかけるビジョンをどのように実現するかについて話し合い、目的を達成することができる状態をいかにして作り上げるかについて考え、意見を共有する時間にしました。状態管理の概念はよく木こりの話に例えられますが、刃のこぼれた切れない斧で力任せに木を倒そうとしても労力ばかりがかかって一向に進みませんが、少し斧を振る手を休めて、刃を研げば、一気に効果性が高まり却って早く、サクサクと木を倒せるようになります。

A目標とB目標。

BNIも異業種交流会とはいえ、クローズドなメンバー間でビジネスネットワークを構築する組織である以上、目標設定とその達成を繰り返す必要があります。そうすることでチームとしての効果性がより高くなるのは明らかで、年末でちょうど期の半分を終えたタイミングでもあり、現在の状況把握と、残りの期間に達成すべき目標数値を共有するとともに、全員がその目標を自分ごととして捉え、チーム全体の状態を良くするために個別にどんな貢献ができるかについて考えてもらいました。メンバー全員で絶対に達成すべきB目標と、出来ることならこんな姿になったらいいよね、と言うワクワクするようなA目標の両方を共有認識として持てたのは非常に良かったと思います。

成果は状態次第。

昨日のブログにも同じようなことを書きましたが、状態管理の肝は習慣です。成果を担保するには状態を整える必要があり、状態を良くするには行動が必要で、行動に移すにはモチベーションを保つ意識が重要で、習慣として毎日繰り返すことができれば最終的な成果に必ず結びつくと言うのが原理原則型の古典的マーケティング理論の根幹であり、習慣が人生を変えると多くの先人が言われた所以です。今日の締めくくりで、メンバー全員が状態管理に対する具体的で主体性に溢れたな行動目標をコミットメントして、全員の前で発表されたのは非常に大きな意義があったのではないかと思っています。全員で刃を磨ぐ時間を持ったことでドリームチャプターは今後、一気に加速するような気がします。

学びの元は論語にあり。

ちなみに、私自身はとどのようなコミットメントをしたかと言うと、とてもシンプルな新習慣に取り組むことを宣言しました。BNIは“Giver’s Gain”と言う理念を掲げており、与えるものは与えられる。と言う理想論とも言える価値観をビジネスシーンで体現しようとするグループです。これを日本式に言い換えると二宮尊徳先生が実践されたバケツの法則であり、その思考の元は論語の教えにあることから、私は改めて、毎日、論語の素読を行い、人の道の学びに触れ続ける事で潜在的な影響力を高めると、年明けの閑谷学校で決めた新たな習慣をメンバー全員の前で発表しました。以前からやろうと思っていたにも拘わらず、なかなか取り組めなかった論語の素読、今年は年間通してやりきって見ます。


有限会社すみれ建築工房は「建築、暮らしだけじゃない、その先へ」をコンセプトに社名と業務内容を2020年1月19日から変更し「株式会社四方継」として再出発します。

新会社「株式会社四方継」は「人、街、暮らし、文化を継ぎ「四方良し」を実現する」を理念に、
建築事業部「つむぎ建築舎」で「受け継がれる価値のある丁寧なものづくり。」
地域コミュニティー事業部「つない堂」では「人を繋ぎ、ご縁を紡ぎ、いい街を継ぐ」
二つの事業部で二つのビジョンの達成を目指します!


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日時:1月28日(火)14時〜18時 終了後懇親会あり
参加費用:5000円 懇親会は別途5000円
場所:スペースアルファ三ノ宮
定員:10名
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2020年1月東京塾締め切り間近、お急ぎ下さい!
2月福岡塾6ヶ月コース開講予定、塾生若干名募集中!
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1月16日(金) 卓越の戦略 現場マネジメント改革【6ヶ月研修】
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