あの日。

5月6日 曇りのち雨の予報

 

一年に一度の修験道。

(私はあまり関係ありませんでしたが、)長い人には長かったGWも終盤戦、今朝は夜明け前に起きだして奈良県の天川村の大嶺山に向かってます。ひょんなご縁が行きたいって、昨年から行き始めた州間執行、何でも行き始めると最低6年は続けていかねばならないらしく、去年から毎年通い続けることになりました。

いまだに女人禁制を守る厳かな雰囲気の大峰山に黙々と登っての修行は日常生活と少し離れて自分を見つめ直す時間にもなり、昨年参加させて頂いてすっかりお気に入りになりました。参加させて頂いている加納講が毎年この時期の参拝担っていると言うことで、当分の間はゴールデンウィークに海外等の遠方に行く事はなさそうです。

 

 

あの日。

今回のゴールデンウィークの間にやっておこうと思っていたタスクでいまいち進んでいないのが、読書です。並行して3冊4冊と読んでいる分、1冊を読み終えるまでに時間がかかり、このところこのブログでもあまり書籍のご紹介をできておりませんが、少し前に読み終えた本を久々にご紹介しておきたいと思います。
最近手に取る本は小説が中心で、たまに難しい哲学書なども読んだりしますが巷で話題になった平積みになるような本を読む事は非常に稀です。しかし、尊敬している人が奨められる本は全て(笑)購入して読むようにしており、とあるメルマガで紹介してるのを見て珍しく手に取ったのは少し前に大きな話題となったスタップ細胞の小保方晴子さんの告白本?「あの日」です。

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リケジョフィーバー

理系女子とかリケジョとかずいぶんとマスコミにもてはやされ、雑誌ネイチャーに論文が掲載された当時はあらゆるメディアで快挙を報じられ、毎日のようにテレビで取り上げられていた小保方晴子さんですが、その後、論文に掲載された表の偽装疑惑が持ち上がり、博士論文のコピペが問題になり、論文撤回騒動があり、嘘つきの権化のように毎日叩かれていたのはまだ記憶に新しいところです。挙句、理化学研究所のエースと目されていた笹井氏が自殺をするという衝撃的なニュースもあり、単なる科学界のスキャンダルに止まらず、大きな利権が絡んでいるのだと感じた方も少なくないと思います。

 

 

報道に対する違和感。

最近になってスタップ細胞がアメリカで特許申請を出されたと言うニュースがありましたが日本国内ではあまり大きく取り上げられる事はありませんでした。その後、日本とアメリカで特許が拒絶されたとか、神戸に本社があるシスメックス社が類似の特許を申請したとか、未だ騒動は完全には収束していないようですが、小保方晴子氏が偽装したとバッシングを受け続けていた時、その報道を見て私は非常に違和感を覚えました。どっからどう見ても聡明そうな若くして博士号を取得して研究に打ち込んできたという彼女が故意にES細胞を混入させたとか、表を偽装して論文を提出したとか信じ難く、もし偽装していたとしてもろくに検証もされないまま日本の最高峰の研究機関である理化学研究所からその論文が発表されたとか、ほんまかいな、というのが正直な感想でした。

 

 

バイアスvsバイアス。

彼女の心の叫びとも取れるような一連の騒動の顛末の一部始終を書き著した本を読んで見ての感想は、真実というのはそんなに単純なものではなく、私のような一般の部外者にはどこまでもわからないのだろうということ。ただ、小保方バッシングが激しくなった時に感じた違和感は、あながち間違いではなく、彼女が(ぬるいところやぼんやりした部分はあったとしても)疑惑まみれの嘘つき女ではなかったのではないか、マスコミが報道するのを鵜呑みにするより、自分の直感を信じた方がいいのではないかということ。ただ、マスコミの報道でバイアスがかかるとしたら、個人的な手記もまたバイアス以外の何者でもなく、どちらが正しいかという判断材料にはなり得ませんし、そもそも、本を読んで真実を知り得ることなどないのかも知れません。

 

 

直感を信じるべきか。

私としてはここ数ヶ月、ファーストインプレッションをその後の情報で打ち消した結果、あまりよろしくない状況を招くことが少なくなく、根拠が明確ではないですが、直感で違和感を覚えるものや人には近づかないようにしようと最近思うことが続いたこともあり、直感を信じる、もしくは直感を研ぎ澄ますことを意識しようと思っていたところで、STAP細胞の真実やこの書籍の良し悪しは置いといて、なんとなく納得できる内容ではありました。
え、そこ?という書評になってしまいましたが、セットで読み進めている「論文捏造」と共に読んで見ると新たに見えるものがあるのかも知れません。
とにかく、今日のところは直感を鍛えるべく、大峰山修行に行ってきます!(笑)

 

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伝説のセミナーでの学び×第45回【元祖】職人起業塾

5月5日 GW真っ只中の端午の節句、子供の日。

 

断捨離アルアル。

最高の天気が続きます。SNSを覗くと皆様、海や山に街に出かけて楽しまれておられるようで、その様子を見ているだけでウキウキした気分になってしまいます。私はここ数年この時期に海外出張が続いておりましたが、今回は昨日、地元で昔からの友人とゴルフを楽しんだくらいで、普段とあまり変わらず過ごしています。

とはいえ、世間様はすっかりお休みモード。自己完結できる仕事が中心ということで研修の資料作りや連載している雑誌の執筆など、事務所でデスクにかじりついております。デスクワークを始める前に、荒れに荒れたデスクの片付けと断捨離を行ったところ、懐かしいモノが続々と出てきて、ふと手を止めてその当時のことを懐かしんでしまいました。(笑)

 

 

伝説のセミナーでの学び

その中の一つが「The Best of Dr.Covey」と題されたノートです。
july30 to july31,2010と日付があり、7年くらい前にセミナーに参加した際に配布されたもので今は亡きスティーブン・R・コヴィー博士がまだご健在の時に来日、元気一杯に話されていた2daysセミナーで学んだことや気付いたことを熱心に書き留めているのを懐かしく思い出しながらページを繰ってみました。今もその当時と同じことを学び続け、発信しているよなー、と進歩も発展もないような、繰り返してきたことで精度が上がり、やっと学びを実践に結びつけられているような、複雑な思いで自分で書き込んだメモを眺めていましたが、ふと目についたのは、Learning is teachingという言葉です。

ボイスを発見するというワークの中で、コヴィー博士が口にされたのを私自身がメモしたようですが、ひょっとしたらこの時からずっと「学びとは教えること」という概念が自分の中に思考として張り付いているのではないか、なんて思いました。メルマガしかり、自社内で開催していた勉強会の公開もしかり、研修事業を立ち上げ講師として壇上に立つこともしかり、全て教えることを通じて自分自身が一番学んでいると、常に感じていますし、塾生さんに対してもそんなことをよく話します。

 

 

アウトプットのススメ

職人起業塾はマーケティングの基礎知識の理解と共に最も重要な「在り方」という土台を見直してもらい、信頼される思考と行動、意識への浸透を大きな目的にしていますが、その元となっているのはコヴィー博士の7つの習慣によるところ大であり、その意味では私自身も今も毎月7つの習慣の理解を深める学びを積み重ねていると言えるかも知れません。このブログやメルマガの読者の方も(その気になれば)同じように学ぶ機会があるわけですから、是非とも少しでも得た学びを人に伝えることで、理解を深めて頂ければ幸いです。

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【元祖】職人起業塾の中身チラ見せ。

いつもはクローズのSNSの非公開グループで配信しているのですが、たまには趣向を変えてすみれ本社で開催している無料の勉強会のコンテンツをこのブログでもご紹介してみたいと思います。
勉強会のイベントページはこちら→第45回元祖職人起業塾イベントページ

それでは、5月30日開催の勉強会の事前課題とメインテーマを以下に記します。奇しくも、今月は私が7つの習慣を読んで一番初めに行動に取り掛かったコンテンツであり、実は創業時に作ったものを今も頑なに守り、ブラッシュアップできるように心がげています。この機会に是非とも、長年に渡って取り組めるモノを作って頂ければと思います。GWの終盤に向かってじっくりと考える時間を確保できれば、ひょっとしたら有意義な休暇になるのではないでしょうか。(笑)

 

 

■第45回職人起業塾課題:ミッション

今だけ、金だけ、自分だけの思考の人に信頼を寄せる者は誰一人いません。未来に向けて、意義のある、人のためになる思考こそがマーケティングを構築する土台となります。要するに、信頼に値する在り方を持っているか否かにかかっています。

職人起業塾的マーケティングとは

・自然に売り上げができる仕組み

・信頼されることがベース

・顧客にとって卓越した存在になること

・在り方が信頼を作り上げる

・顧客に対する想いがあってこそ

・想いを伝えることが出来て初めて発現する

という考え方がその理論を支えています。

在り方とはミッションと深い関係性があり、切っても切り離せない関係と言ってもいいでしょう。そしてミッションは、1.目標 2.役割 3.行動の3つの要素が重なって成り立つものです。
マーケティング構築の第一歩、在り方:ミッション(mission)を明確にして多くの人に知ってもらう。人やグループが果たすべき役割使命、任務を表明・宣言すべきです。
これがいわゆる、ミッションステートメントですね。

今月の課題はミッションステートメントを考えて頂くことです。
あなたの、もしくは御社のミッションステートメントを発表してください。

「私は(弊社は)~の役割を担い~を行うことによって~を実現します。」

「私は(弊社は)~の立場から~を目指して~を変えていきます。」

の形式に則ってご発表頂きます。
ちなみに、私が創業時(18年前!)に作ったミッションステートメントはこちら、http://sumireco.co.jp/company-profile/philosophy.php

 

 

■第45回職人起業塾テーマ:自分を作る

役割、使命から志や理想を掲げると、問題(現状とのギャップ)が発生します。問題解決には表面的な問題と根本的な問題を切り分け、それぞれに対するアプローチが必要です。ミッションを叶えるには、叶えられる自分になるべき。やるべきことが影響力の輪の中に入っているか?入れることができるかこそが問題です(P/PCバランスですね。)

そして、現在の自分自身が持つ影響力はこれまでの人生における選択の結果。間違いなく自分自身で自分を作ってきたのです。

表面的な問題→今の自分で解決

根本的な問題→自分自身を作りあげること。

根本的な問題解決に最も必要なのは自分自身が変化することです。(インサイドアウト)
人は変われます。10年もあれば圧倒的に変われます。しかし、望まなければ変わらないし、望んだだけでは変わらないのも残念な真実です。目先の細かな問題はさておき、人生全体を俯瞰しつつ、10年かけて誰にも負けない力を身につけてミッションを遂行できる自分を作ってみては如何でしょうか。

「10年後、~に、~を叶えてくれる~な人」と言われる自分をどのように作りますか?

今までの延長線上である必要はありません。セルフイメージを書き換えてみてください。

以上が5月度の職人起業塾での課題とテーマとなります。ご参加される方はもちろん、ご参加されない方も普段あまり考えない事柄について想いを巡らせて頂くのも良いのではないでしょうか。

 

 

「人は変われる、変われるんや!」

私自身、この言葉に随分助けられましたし、この言葉のおかげで途絶えかけていた命を拾い、今も人生を楽しむことができています。

ーーー人類に貢献できる偉大な人生を生きたいーーー

誰しも内面の奥深くではそう切望している。本当に意味のある、かけがえのない人生を生きたいと。あなたは自分の能力を疑い、そんなことは無理だと思っているかも知れない。しかし私は、誰でもそのような人生を生きられると心の底から確信している。そのことを是非覚えておいてほしい。あなたの内にには可能性が秘められている。
誰でもそうだ。それは人間が生まれながらにして持っている権利なのだ。

デスク周りの断捨離で出てきたコヴィー博士のセミナーでもらったノートの最後のページに書いてあった文章です。7年前、まだ私は職人起業塾など研修講師など全くしてませんでしたし、事業の先行きに思い悩み、なんとか将来への不安を解決したいとマーケティングを一生懸命学んでいた最中だったと思います。全てを解決できた訳ではありませんが、それでも7年の歳月で大きく運命を変えることができたのは、この時のこの文章を読んで、信じたからかも知れません。

未知なる自分自身の可能性、信じてミッションの遂行に向けて歩みを進めて参りましょう!

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故事に学ぶ、いや、学びすぎない。@女城主直虎

5月4日 みどりの日 快晴

 

みどりの日のグリーンコミュニケーション

1年を通して今日より気持ちのいい日があるんか?と言う位いい天気のみどりの日。今日はゴールデンウィーク中で唯一の完全オフの個人的なレクリエーションで子供の頃からの友人達とみどりの日にちなんでグリーンコミニケーション!先日の土砂降りコンペの続きをしようと同じパーティーのメンバーと一緒に先週と同じオリンピックゴルフ場でのラウンドとなりました。相変わらずあか抜けない私のスコアの事はともかく、最高の天気の下、心易いメンバーと子供の頃の話や、前職の佐川急便時代の思い出話をしながら、ラウンドするのは本当に楽しいもので、五月晴れのゴルフを満喫しました。

 

 

GWのタスク

このゴールデンウィークの予定は今日のゴルフの他の出掛ける予定は毎年恒例になった大峰山に修験道の修行に行くぐらいで後は溜まりきった仕事を片付ける、主に5月6月に行うセミナーや研修の資料作り、いつも締め切りギリギリになってしまう雑誌会の連載の原稿執筆を優先タスクに掲げています。仕事以外で個人的には、放映開始から全く見ていなかった大河ドラマの固め鑑賞。(笑)
軍師官兵衛から見続けている大河ドラマはいつもなかなか学ぶことも多く、今の所全く話題に上ってこない女城主直虎もGWの間に追いつくところまで見ておこうと思っています。あと、出来れば本を数冊読了するくらい、(笑)

女城主直虎

 

初恋との別れ。

今の所、良い噂も悪い評判も聞かない女城主直虎ですが、まとめて見てみるとこれがなかなか面白く、今まであまりなかった切り口の戦国時代の弱小国の物語は実は私の好きなジャンルでもあり熱心に見てしまいました。第8話ぐらいまで見終わった中で、1番の盛り上がりを見せたのは、「初恋との別れ」と題された主人公のおとわ(次郎法師のちの直虎)の許婚である亀之丞が隠遁生活から井伊家に帰ってきて主人公のおとわと子供の頃の約束を守り一緒になろうとするも、戦国時代の厳しい時代背景の中で井伊家の一人娘であるおとわは本領安堵と引き換えに出家しており、還俗が許されず添い遂げることがが叶わない場面で、「一度死んだことにして一緒になろう」と言う亀之丞に対して出家して預けられた龍潭寺住職南渓和尚に教えられた中国の故事に習いそれを断るシーンです。

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故事にならった決断。

その故事と言うのは、道威という王に、甲乙つけがたい2人の大臣、中と伯がおり、王はどちらか一人を選び取り立てることになった、そこで道威は2人にそれぞれ2個づつ饅頭を渡してその二人を試します。中は一個は自分で食べ、もう一個は子供に分け与えます。伯は1個は自分で食べ、もう一個は持ったままカビさせて捨ててしまいます。
和尚にどちらを選ぶかと問われたおとわは、伯より中の方が大臣にふさわしいと言いますが、和尚は道威が大臣に選んだのは伯だと答えその故事が何を示唆しているのかを問いかけます。

その流れから、結局おとわは腐らすまで饅頭を持ち続けた伯を後継者に選んだとの道威の故事にならって自分が死んだことになるのやめて井伊家の家督を継ぐ亀之丞にもしものことがあったときに私が生きていなければならないと偽装自殺して一緒になろうという亀之丞の申し出を断ります。
なるほどねーと思いながら見ておりましたが、この判断が現代でも正しいかと言うと非常に疑問だと思いました。

 

 

逆説は所詮逆説。

確かに、もしもの時に備えて蓄えを置いておくと言うのは間違いでは無いと思います。しかし、せっかくの資源を腐らして捨ててしまうのはやはりもったいないには変わりがなく、(よくあることですが)この故事はあくまで逆説です。次の饅頭を得る手立てを考えることで今持っている饅頭を腐らせることなく未来を担う子供たちに饅頭を分け与えることのほうがずっと効率的なのはふつーに考えて間違いありません。

要は中と伯もどちらも不正解ではなく正解で、条件によってどちらの方が効果性があるかが変わるだけです。古きを温ね新しきを知ると言う温故知新の精神は、ただ短絡的にはるか昔の故事になぞらえてでそれが正解であると言う単純な判断によることではないと思った次第です。しかも中国に伝わる故事は逆説が多い。(笑)逆説は所詮逆説であり、王道とか原理原則を理解した上での選択だということをよく認識しておくべきだと思うのです。結果論になりますが、もし、おとわが偽造自殺をして数年の隠遁生活を送ったとしても、今川義元が織田信長に滅ぼされた後は何の問題もなく表舞台に舞い戻れたかもしれませんし、自己犠牲をせずにお世継ぎを世に送り出せたかも知れません。所詮、たられば論にはなりますが、、

 

 

真理を示唆するエピソード。

もう一つ、非常に示唆に富んだエピソードは次郎法師(おとわ)が言った一言。
「幟が揺れているのを見て、軍が動いたと言う人がいる、風が吹いたと言う人がいる、本当に揺れているのは人の心ではないのか」事実は一つでも人の感じ方次第でその事実は如何様にも理解、解釈されそれがその人にとっての事実になる。世間を見たとき、良くも悪くも全ては自分自身の持つパラダイム次第、心(意識)の持ちようで世界は全く変わるのだと言う私が信じている真理がドラマの中に散りばめられているのを見て、すこし嬉しくなったりしました。軍師官兵衛、真田丸と続いた大河ドラマ、この2年間大変楽しく観させてもらいましたし、今回はどうかなぁなんて思ってましたが、なかなかどうして女城主直虎も結構面白くなりそうです。

 

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UXD とLTと日記の破壊力。

5月3日晴れのち曇り

 

GW絶賛営業中。

ゴールデンウィーク真っ只中の水曜日、すみれ事務所の定休日と重なって人気のない事業所に今日も籠ってデスクワーク。と言うよりも荒れに荒れてたデスク周りの片付けと断捨離を行いました。普段、あまり会社にいることがなく、出歩きっぱなしなので世間様が休みの時位は会社で整理整頓を心がけ、あれこれとリセットする時間としました。

昼からはネットのポータルサイトに書き込みのあった近所のお客様宅にウッドデッキの補修の相談にあがりました。書き込みの内容から、ゴールデンウィークの間に家のメンテナンスをしようとしていて、デッキ材が傷んでいるの気づいたんだろうな。と思って行ってみたところ見事予想が的中、結局材料の手配ができなくて補修自体はできませんでしたが相談に乗らせていただくだけで随分と喜んでいただきました。リフォームの仕事っていい仕事ですね。(笑)

 

 

ライトニングトーク

さて、話は変わって昨日はあれこれと資料作りに励んでおりまして、実は5月13日のUX KANSAI主催のサービスデザイン概論のセミナーにて、ライトニングトークのスピーカーとして5分間だけ登壇させてもらうことになりその資料を作っていました。ちなみに、ライトニングトークとは、

ライトニングトークLightning Talks)とはカンファレンスフォーラムなどで行われる短いプレゼンテーションのこと。様々な形式があるが、持ち時間が5分という制約が広く共有されている。出典:ウィキペディア

昨年1年間UXデザインを学んでみての気づきや変化をわかりやすく短時間で纏めて発表して欲しいと運営メンバーさんからご依頼を受けて、少しでもご恩返しができればとお受けしたのですが、5〜7分でそこそこ意味のあるプレゼンテーションを作るって、なかなか難しいもので、いつも講演では1時間半〜2時間、研修では7時間、ダラダラと喋り続けるのにすっかり慣れてしまった私には(思っていたよりも)非常にハードルの高いものでした。

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日記の破壊力!

それでもなんとか作って見たのですが、関西人としてはまず、クスッとした少しの笑いで掴んでおいて、えー事の一つも織り交ぜながら、最後はオッサンらしいほんわかした雰囲気で締めくくりたいと欲張りなことを考えた上に、テーマを「UXDの建築における可能性」と壮大に決めてしまいなかなかの苦戦を強いられました。

スライドを作ってみて感じたというか、よかったーと思ったのはブログを書きずーっと書き続けてきたことです。一年間に渡って学んだ事のあらかたが過去の自分のブログを紐解くと記録してあり、しかもその時の気づきや学びも写真と一緒に残っているのはこれ以上ない強い味方でした。

ちなみに、ちょうど一年前から学び出したUXデザインにまつわるブログはこちら、

UXデザイン概論。by ファースト オッサンペンギン

リフレーミングのワークショップ。@UXデザイン。

UXデザイン #2 フィールドワークとKA法。

建築屋がUXデザインを学ぶ意味と意義。

アウトサイド・インがインサイド・アウトを支える。@UX design

ビジネスモデルキャンバス@UX KANSAI#4

UX KANSAI #5 エクストリームユーザーとしてのオッサン。

UX JAPAN FORUM in KANSAIでの確信。

マーケティングのその先へ。UX KANSAI #6

迷ったら、原点に戻れ!@UX KANSAI#7

古くて、狭くて、サービスが悪い繁盛店。UX KANSAI 2016 #8

そのビジネスは尊敬されるのか?UX KANSAI#10 サービスサファリ

日記が知力を向上させる。

あと四ヶ月程で、雨の日も風の日も飲み会の日も出張の日も欠かさず書き続けてきたこのブログも11年目に突入します。(最近は日曜日はお休みにしましたが、、)
ブログを始めた当初は、「〜なところに行きました、楽しかったです。」といった小学生の日記にも負けるような稚拙、陳腐さでしたが、大の大人がそんな事ではまずいのではないかと思い直し、日々の気づきや学び、新たに知った事、感じたことをまとめ、書き残す習慣へとブラッシュアップを私なりに繰り返してきました。

その積み重ねの結果、多くの人と繋がったり、メディアから注目されたり、私の元で学びたいと言ってくれる同志が集まってきたりで今の私がある訳で、日記(ブログ)を書き続けてきたから今の私があると言っても過言ではないと思っています。今回、一年間のUXデザインの学びをまとめる機会を得たことで、改めてそのことを再認識することとなりました。

自分の考え、経験、思いつき、学んだことなどを記録として日記につけることは、知力の明瞭性、正確さなどを向上させるだろう。
by スティーブン・コヴィー

 

 

読まれるべきことを書くか、書くべきことを行う。

そして、毎日の振り返りを繰り返す習慣は、現状に対する危機感や問題意識をあぶり出して行きます。こんなことしてていいのか、もっと行うべきことがあるのではないのか、自分自身との約束はどうなった?と大げさに言っちゃうと、セルフコーチングの効果性が認められると思っています。日々を振り返り、足元を見つめ直すことで、明日の行動が変わる。誰しも億劫に感じてしまいがちな新しいことへチャレンジするモチベーションも、その前の段階の情報収集にアンテナを張ることも、全て日記をしっかりと書くことで生み出すことが出来ると思っています。

 

 

UX サービスデザイン概論セミナーに参加しませんか?

UXデザインを受講した内容がほぼ全てを網羅してしっかりと残っているのにはもう一つ理由があります。それは講座の中で講師の浅野先生が「研修はブログを書くまでが学び。」と振り返りを書き残すように言われたこと。本当に勉強になりました。
そんなこんなで、今年も大人気のセミナー、UX サービスデザイン概論が開催されます。
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【初学者〜中級者向け】関西唯一! UX デザイン連続セミナー2017
申し込み、詳細はこちら→UX KANSAI 年間プログラム

わかりやすいPDF資料もありますよー→https://drive.google.com/file/d/0B5igmsiklVRdLTA3N1NQUzlFMmc/view

 

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第9期生【中国地区:広島会場 10月13日~4月12日 申込〆切7月末まで】

各開催、定員20名です。現在続々と申し込み頂いております。

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リフレーミングとBMC@ひょうご木づかい王国学校総会

5月2日 快晴

キックオフ!

最高にいい天気が続きます。GWの谷間?の平日は意外と平常営業をされている事業所が多い様で、1日事務所に籠っていたら、結局な数の来客がありました。世の中で私たちだけが働いている訳ではないことに少しほっとしています。(笑)

昨日は昼過ぎから、兵庫県から運営を引き継いだひょうご木づかい王国学校の木の住まい相談カウンターが任意団体としてのキックオフとなる第一回定時総会を開催しました。昨年の10月から助成金の打ち切りによって継続が困難となった大人気の施設の存続を叶えるべく、あの手この手を模索して資金調達に走り回ってきた結果、半年間の多くの方のご支援と努力が実り、なんとか資金を調達、漸く一年間の事業計画を立てて、腰を据えて自立して継続できる事業に転換するスタートラインに立つことが出来ました。志を分かち合って集ってくれた正会員、賛助会員の皆様、そしてこれまでご支援頂いた多くの方々には心から感謝しています。

 

木づかい王国 総会 ワークショップ4

何のためにあるのか?

総会ではこれまでの活動報告や収支報告と共に、この一年の事業計画の骨子を議案として提出、満場一致で同意を頂きました。総会に出席いただけなかった一般の支援者の方へのご報告も兼ねて、ここにも転記して置きたいと思います。

まず、会則に謳ったこの団体の理念、目的です。

本会は、兵庫県林務課、兵庫県木材業協同組合連合会並びに株式会社神戸新聞事業社との協働関係をもとに、有志の兵庫県内及び近隣県の地域建材流通業者並びに地域工務店等が連携協力して、兵庫県の森林整備に不可欠な県産木材利用の普及啓発活動、木育及びセミナー等のイベント、並びに建築にまつわる相談等を通して、消費者へ安心できる住環境を提供し、地域を活性化するコミュニティーを形成する拠点として機能することを目的とする。

要するに、地域を活性化するコミュニティー作りによって、豊かな森林資源の活用と保護を通して、私たち自身も地域住民の一人として豊かな暮らしを享受したい、自助の精神がその根底となっています。

 

木づかい王国 総会 ワークショップ

どうやってやるのか?

前述の目的を達成するために今年一年を通して実際に活動する内容が今年度の事業計画となる訳です。こちら、

  1. ひょうご木づかい王国学校の目的の認知拡大

神戸新聞事業者との連携での神戸新聞紙面広告を施設のPRから新築、リフォーム等の設計施工及び資金計画、ライププランまでの住宅関連の総合的相談窓口であることの認知拡大へと転換する。

 

  1. 会員の公平な紹介とブランド化

雑誌「木の住まい相談窓口」(仮称)の創刊を行い、施設での配布、書店流通での販売にて地財地消、地域活性化を目指す理念と共に安心で快適な住宅供給業者の団体が兵庫県に存在することの認知を広げる。

 

  1. 地域型グリーン化事業団体登録

兵庫県産材利用のグリーン化事業を立ち上げ、ZEHと共に補助金を利用したお得な家づくりを新聞雑誌等の告知を通じて消費者に広くアピール、需要喚起を目指す。

 

  1. ZEH登録、申請サポート

今後の住宅業界で必須となってくる住宅性能の数値化及び事業者登録、補助金の申請までの業務のサポートを図る。

 

  1. 学校(教育施設)としての活動による認知の拡大

リトミック、木育、多様なワークショップ等のイベント、教室を継続的に行うことで集客の拡大とコミュニティー作りを推し進める。

 

  1. 山を知り、知らしめる活動

森林伐採ツアー、木材利用のワークショップ等を通じて一般消費者、会員各社従業員にも兵庫県産木材とその活用に興味を持ってもらい、建築における地域産材利用を促進する。

 

  1. 兵庫県、兵庫県木材連合会との連携

兵庫県関連施設での告知、認知拡大のための広報活動を行う。

木づかい王国 総会 ワークショップ2

 

隠れている大きな可能性。

兵庫県林務課、兵庫県木材業協同組合連合会から依頼され、この施設を何とか存続させたいと思ったから熱心な活動を行なってきた訳ですが、資本主義社会の市場原理から考えると、存続を決めるのは最終的には消費者であり、顧客です。その顧客にベネフィット、バリュー(価値)を感じてもらえなければ、いくら私たちが熱心に活動したとしても撤退、廃校を余儀なくされます。事業計画では消費者に価値を提供できる体制作りとその価値に焦点を合わせて一年間に行うべき活動を考案しました。

地域に貢献するという目的が明確であり、地域の人に価値を伝え、渡すことができれば自ずと事業は成立するはずだと信じて、これから事業計画を通してビジネスモデルの構築を目指すことになりましたが、実は事業計画を立案しながら、気づいていたことがあります。それは、50社近くの建築関係の事業社が集まっているこの会には多種多様の顧客がおり、複雑で多様性に富んだ様々なビジネスモデルの可能性があること。総会終了後の運営会議ではその可能性を探るべく、ビジネスモデルキャンバスを使ったワークショップを行い、40数名もの方々から広くアイデアを募りました。

木づかい王国 総会 ワークショップBMC

 

ビジネスモデルキャンバス

今までのひょうご木づかい王国学校の施設、そして会の運営をもう一度リフレーミングして、年間2万人の来場者だけではなく運営側も50社近くの企業が関わっており、ここに関わる非常に多くの人が全て顧客になる可能性を考えるところから9つのパーツを組み立てるワークショップを行いました。

顧 客 組織が作り出す 価 値 を 届 け る 相 手: 人、他の組織

与える価値 顧客の抱える問題を解決し、ニーズを満たすもの

チャネル 顧客の求める価値を 提供していることを 告知する方法、 その価値を届ける 様々なルート

顧客との関係 顧客との関係性を 構築、維持、展開 するための 様々な仕組み

収入 顧客に、 与える価値が 届けられる際、 支払われるお金

キーリソース これまでにあげた要素を提供するのに必要となる資源(リソース)

キーアクティビティ ビジネスモデルが機能するよう 組織が取組まなければ ならない活動

キーパートナー 外部に委託 (アウトソース)される活動や、外部から 調達されるリソース

コスト キーリソースを調達し、 キーアクティビティを 行ない、 キーパートナーと働く ために支払うコスト

 

予感通りの着地。

当初の予定では1時間程度でアイデア出しが出来ればいいか、と考えておりましたが、いざ始めてみるとご参加頂いた経営者、経営幹部の皆さん熱心に取り組んでくださいまして、1時間オーバーしての長時間ワークとなりました。そこから導き出されたビジネスモデルの案は非常に素晴らしく、発案してくれたチームの方にお願いしてプロジェクトを立ち上げたいと思えるものも数多くありました。私としては思った通りの結果にすっかりご満悦です。(笑)

その後の懇親会では賛助会員さんのショートプレゼン大会と称して1社5分ずつくらいの尺で自社のサービス、商品についての案内をして頂きました。業界屈指、と言われるサービスや商品を提供されている会社も少なくなく、ご参加頂いた皆様にはここでも今後に向けた大きな可能性を見出して頂けたのではないかと思います。

木づかい王国 総会懇親会

 

緊急性のない重要な未来を作る活動。

兎にも角にも、この半年間、とにかく運営資金確保に注力してきたこの取り組み、漸く本当のスタートを切ることができました。もう無理か、諦めようか、と正直何度も思いましたし、実際自分でも小さいながらも3つの企業の経営者として実業を行なっている身で暇でもなければ、潤沢な資産を持って悠々自適の生活を送っている訳ではありません。一年間通してほとんど休みもなく働きづめの毎日を送っていながら、こんな(ボランティアの様な)活動に時間とお金を費やしていていいんだろうか、と悩んだこともモチロンあります。

しかし、目先の利益や稼ぎではなく、未来を作り、次世代を担う人たちにいい環境を残す事こそ、本当に(緊急性は全くないが)重要な事であり、第二領域の活動の最たるものだと考え直してここまでやってきました。

もう一踏ん張り、なんとかこのひょうご木づかい王国学校を自立循環型の持続性のあるビジネスモデルにできるところまで気張って見たいと思います。関係者の皆様、ご支援を頂いた皆様、引き続き宜しくお願い致します!

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卓越の戦略@街の自転車屋さん

5月1日 御朔日 晴れ

 

お朔日参りと木づかい王国学校総会から。

GWの谷間の平日のお朔日、いつもより少し早めにアイドル犬チャックと共に毎月決まった総社へのお参りと、あんまりにもいい天気なので、近くのゴルフ練習場にて少しだけの朝練。少し動くだけで汗ばむ季節になりました。春過ぎて夏来にけらし、といったところでしょうか。一年で最高の季節、満喫したいと思います。

今日はひょうご木づかい王国学校木の家運営委員会の総会、県から施設の運営の委託を受けてからこれまで活動メンバー、資金の両方を集めて体制を整えてきました。資金の足らない分はクラウドファンディングまで立ち上げて、一般の方や兵庫県と関係のない県外の方まで、山と街を繋ぎ、地場産業の活性化を啓蒙する施設の存続に広く支援をお願いしたりと、準備も結構大変でしたが、なんとか小さな目標達成を積み重ね、本格的な活動を行う状態になりました。気合を入れて総会に臨みたいと思います。総会の模様はまた明日のブログにでも書いてみたいと思います。

 

 

問題解決の奥義。

昨日は、そんな総会の下準備の打ち合わせを兼ねて、(チャリンコのトレーニングがてら)ハーバーランドのひょうご木づかい王国学校まで往復50km弱の道のりを自転車で行ってみました。冬の間全く乗っていなかった自転車はやっぱり全然スピードが乗らなくなっており、帰りの坂道ではへたへたの状態でしたが、今後の課題や問題点も多く発見できたので、悪くなかったと思います。

久しぶりに走ってみてあたらめて気ついたのは、
1、後輪のタイヤがそろそろヤバそう、2、ギアの調整がうまく行っていない、3、やっぱりお尻が痛い、4、サドルの高さの調整をすべきでは?、チェーンのメンテナンスをやらんといけん。
の5点。帰ってきてギアの調整からゴソゴソやってみましたが、今時のギアは非常に精密かつ複雑になっており、あまり上手く行きません。ここは、問題解決の奥義、自分でできないことは人に頼むや!と思いつき早速、近所の自転車専門店サカイさんへ。(笑)

 

 

絶対の信頼。

いまくいかんなー、と思い悩んでいたこともプロフェッショナルの手にかかるとあっという間。ギアの調整完璧、タイヤ交換あっという間、サドルの高さもシャフトを切って一瞬にて調整、サドルもお尻が痛くないと一番人気のものに交換、チェーンのメンテナンスぐらいは自分でやります、とリムーバーオイルを購入して、全てがサクサク片付きスッキリして帰ってきました。(笑)

この街の小さな自転車専門店に私は絶大な信頼を置いており、マスターに言われたことは基本的に全て鵜呑みにして勧められた通りになんでも購入します。(笑)マスターがその気になればボッタクリもし放題。しかし、私が購入したいと言ったモノに対して、必要がないので購入しなくていいと止められることが殆どという誠実すぎる対応で、買ったほうがいいかなー、と思うモノをなかなか購入できずに若干欲求不満がたまりがちなくらいです。(笑)

 

 

自転車屋さんのリスクリバーサル!

昨日も、以前から細かなヒビが入ってきているタイヤを変えたほうがいいのでは、と何度も相談していたのに、まだ大丈夫と交換を断られていたのをやっと後輪に変形がみられ交換することになりました。(見た目も悪いし)ついでに前輪も交換してくださいと頼むと、ひび割れくらい全く問題ないからとまたもや頑なに断られ、ついでに、とサドルをお尻への負担が少ないものに交換をお願いしたら、なんと!テスト用のサドルを取り付けてくれて、実際に長距離走って試してから購入するように、と諭されました。なんて親切、なんと真っ当なご商売をされているのかと感心することしきりです。ちなみに、自転車の世界に私を引っ張り込んでくれた散髪屋さんフカセのマスターにこの話をすると、そんな親切なシステム聞いたことがない!と言ってました。大体、無駄なサドルをいくつか買うようです。笑)

 

 

スモールビジネスの鉄則

決して人通りの多いわけではない、交通の便も悪い、しかも坂道だらけの街の小さな自転車専門店が長年営業を続けておられる訳がはっきりとわかりました。自分自身が自転車を乗り始める前までもこのお店の存在を知っていましたが、商売っ気のなさそうな小さなお店がどうして潰れることなくずっとあるのか正直不思議でしたが、スモールビジネスの鉄則をきっちりと守っておられたようで、まさに、相互にお互いを必要とする顧客のみにセグメントした卓越の戦略です。

仕事とは、顧客の問題を解決し、顕在化していない願望を見出して叶えること。そして経営資源の少ないスモールビジネスでは、ご縁を大事に紡ぎ、縁を持った顧客に一生、全てお任せします、と言われることで繰り返し、事あるごとに来店され、競合との戦いにまみれることも、値切られることもなく適正な利益を得ることを繰り返す、あの店は本当にいい!と口コミされ、紹介で信頼関係の構築が容易な新しい顧客を獲得することこそが、持続継続できるビジネスモデルを作り上げるのだと実際に自分自身の体験を通して改めて理解を深めた次第です。特に、口数の少ない、寡黙な職人タイプの自転車屋さんのマスターには売り込みが上手、下手など全く関係がないことを教えてもらい、売り込みが苦手な自分自身への勇気を頂けた気がします。(笑)

 

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家は性能。んな訳ないやろ。(笑)

4月29日 快晴

 

GW突入!

待ちに待ったGWに突入!と、世間様は随分と盛り上がっている様ですが、(残念ながら)私といえば全くいつも通りの週末というか、今日もフツーの営業日です。まあ、年がら年中仕事漬けの私でもGWに全く予定がない訳でもなく、終盤には昨年から通い始めた奈良県吉野郡天川村の大峯山寺への修験道の修行に行ったり、先日の雨に祟られた社内ゴルフコンペの続き?に行ったりと、果たして休日の行楽と言えるかどうか、微妙な感じではありますが楽しみな予定も入っております。爽やかな天気が続くことを祈ります。(^ ^)

 

 

家は(見た目だけじゃなく、)性能。

今日は朝から事務所を飛び出して知り合いの同業の社長にご紹介頂いたお客様宅へリフォームチームのオーサカさんと一緒にご相談内容を伺いに行きました。キッチンを中心とした間取り変更のご希望でしたが、お話を伺って見ると間取りやデザインも大事ですが、冬に寒いのもなんとかしたい、とのご要望。

築20年までのそんなに古くはない建物ですが、イマドキの建物に比べると断熱、機密性能は全く違い、床下をのぞいて見ると  100mmのグラスウールがあちこちで垂れ下がっており、確かに断熱効果が薄そうな施工となっておりました。見た目や便利さだけではなく、住宅としての基本性能をアップさせるご提案をオーサカさんには頑張って作ってもらいたいと思います。

 

 

見た目が100%!がトレンド?

我が家の娘も熱心に観ている「人は見た目が100%」なるテレビドラマが人気を博しているらしいですが、やっぱり人は中身やろ派の私としてはどー考えてもそんな訳はないと思ってしまいます。まあ、ドラマを観ていないので内容もストーリーもよくは知りませんが、最終的には見た目が100%は逆説だった、という結末になるのではないでしょうか。

とはいえ、見た目の美しさやかっこよさというのは決しておざなりにするべきではないのも確かで、私たちの様に(一応)建物や内装のデザインを考える建築業に携わっていると、見た目に対する意識も欠かせません。そんなこともあり、先日、3DパースのCADソフトのリニューアルを機に、お客様に対するデザイン提案、内観パースの見せ方を学ぶ研修会をすみれ事務所の設計部全員で受講しました。(私は電話番をしてました、、)今日伺ったお客様にもわかりやすくで、「いいわね!」と言われる見た目にもしっかりと拘った提案をしてもらいたいと思います。

 

 

 

見た目を体感。

最近の建築業界におけるツールの技術革新は凄まじく、今回のパース研修では現状写真と同じアングルでリフォーム後のパースを作ることでビフォアフターがとてもわかりやすく出来たりとか、3D画像をさらに進化させてVR(バーチャルリアリティー)のゴーグルをつけて臨場感いっぱいの体験をしてもらえるなど、使いこなすことが出来れば、ものすごい武器になる機器やサービスが一杯です。すみれではこの度、CADソフトのリニューアルと一緒に色々と最新機器を導入して、現物の確認を頂くことができない、絵に描いたモノを販売するしかない建築業でもできるだけ出来上がりのイメージを鮮明に持って頂き、後悔のない家づくりをしてもらえる様にサービスを充実させる取り組みをスタートします。そんな中の一つがこれ、https://theta360.com/ja/about/theta/s.html
建築会社って色々やること、あるもんです。(笑)

 

 

家は性能。

このところ売上利益に苦戦しているといわれている大手ハウスメーカーの中で唯一気勢をあげている一条工務店は「家は性能。」と圧倒的な高性能を謳うことで消費者の関心と人気を集めています。エネルギー資源に乏しい日本では省エネ性能は非常に重要です。また、断熱、気密に優れて住宅に住むと風邪を引きにくい等、呼吸器系の疾患を大幅に抑えられることがイギリスなどヨーロッパを中心に既に検証されていますし、日本でもウエルネス住宅という名称で国の予算を使って取り組みを進めています。ヒートショック現象と言われる家の中での気温差によって亡くなる人数は交通事故よりも多いことを考えると、暖かな家は健康にも大きく寄与してくれる訳で、住まいは最も身近な環境だと考えると性能は確かに重要です。

 

 

逆説は所詮逆説。

しかし、「家は性能」というのは逆説でしかないのは、誰でもわかること。というかわかっているはずで、特に神戸や明石といった瀬戸内海に面した温暖な地域では、夏は海からの風が吹き真夏でもエアコンを使わない日は珍しくなく、冬も氷点下になることは稀、春秋は窓を開け放して外気を取り入れる暮らしの中で、高性能が活躍するのは一年間を通してほんの少しの期間だけ。そこに焦点を当てて性能を上げることのみに固執してイニシャルコストをかけ過ぎるのはどう考えても健全ではありません。家の性能が大事なことは当たり前、その上で、暮らし始めてからの生活が安心で快適、そして楽しくなるような家づくりの計画をするべきで、モチロン、デザインや見た目も大事、結局はトータルデザインというか、資金計画をベースにしたバランスが最も重要だと、新住協のようなマニアックな断熱気密設計の研修会に参加したり、デザインの研修会を開催したり、最新のソフトやハードを研究したりしながらも思うのです。私たちは新築、リフォーム、店舗改装と様々なジャンルの建物の設計、施工を行いますが、そのベースは全て同じで、「その後の暮らし」に如何にコミットできるかに尽きると思っています。顧客にお渡しするベネフィット、まだまだ磨いていかなければと思う、今日この頃です。(笑)

 

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「紹介に頼っていて不安じゃないですか?」

4月28日 快晴

GW前夜

世間様では明日からGWに突入ということで、今日からもっぱら浮かれ気分?になっておられる方も少なく無いようで、相変わらず普段通りの予定の私は少し置いてけぼりを食らったような気分です。天気も良いし、爽やかな風が吹いているし、遊びに行きたいのはヤマヤマですが、散々溜めてきたタスクをここらで一度リセットする機会にしたいと思います。とにかく、良い天気の週末になりました。

 

 

ご紹介。

今日は朝から、10年近く前に新築で家を建てさせていただいたお客様から電話があり、知り合いが新しく店舗を出店するのに工事業者を探しているので、紹介させてもらえないか、との電話がありました。その方は大手ゼネコンに勤められており、同じ建設業界ということで知人から相談を受けたとのことですが、実は土木畑を歩んできたし、ゼネコンに出入りされている業者さんは町の店舗の工事が得意でなさそうということで、昔自宅を建ててくれた工務店を紹介したいと言ってくれたとのことでした。ずいぶん長い間お会いしていないにも拘らず、私のことを思い出して連絡を頂いたのには、いたく感激した次第で、二つ返事で相談に乗らせていただきます!とお答えしました。

 

 

昨日もご紹介。

そういえば、昨日もずいぶん前に東京でマーケティングのセミナー講師として登壇した際にご縁を頂いた同業の社長から電話があり、神戸近郊の町で知り合いの知り合いがリフォーム工事を計画されており、相談に乗ってもらえないか、と言われました。はて、何年前にお会いしたかわからないくらい長い間なんのやり取りもなかったにも拘らず、私のことを思い出してもらえたのは本当に嬉しいもの。そして、ご紹介頂いたお客様と電話で話してみると非常にフレンドリーな好感を持てる雰囲気で、どのようなご紹介を頂いたかは知る由もありませんが、信頼できる先と言って頂いているのは間違い内容で、本当に感謝することしきりです。

 

 

農家住宅もご紹介。

昨日のブログに書いたゼロエネルギー住宅の農家住宅も実はご紹介のご紹介でして、すみれ本社で開催している元祖職人起業塾にご参加頂いている方からご紹介を頂きました。(実務は私はほとんどノータッチですが、)初回面談からご希望のヒアリング、設計、見積もり、ご契約と市街化調整区域ということで手続きがずいぶんと煩雑だったようですが、非常にスムースに進めさせて頂けたようです。信頼している人から信頼できる先だと紹介頂くと、その期待?に沿わねばならぬ、というプレッシャーはありますが、「ここで大丈夫か?」と疑心暗鬼に陥りながら話を進めていくのとは導かれる結果には天と地ほどの違いがあります。

 

 

18年間の蓄積。

これらのケースのように、スミレでは兎に角今までお付き合い頂いた方からのリピートとご紹介で事業の殆どの受注を頂いています。要するに、ご縁を頂いた方、お付き合いを頂いた方に生かされていると言っても過言ではありません。ふと、冷静に過去を振り返った時、起業した18年前には、このような紹介もリピートも一切なかった訳で、必死になってどうしたら新しいお客さんと出会うことができるか、どうしたら受注できるのか、と、集客の方法ばかりを考えていたように思います。そんな風に考えると、現在私たちが置かれている環境はなんて素晴らしいんだ!と思わずにはいられませんし、長きに渡ってお付き合い頂ける方々に感謝するばかりです。

 

 

「紹介に頼っていては不安じゃないですか?」

十数年前、とあるコンサルティング会社の営業マンがやってきて言われたのは、「紹介、リピートに頼っていては不安じゃないですか?」という言葉。その当時は未だお客様も多くなく、紹介がなかった訳ではありませんが、今のように毎日ひっきりなしに電話がかかってくる訳ではありませんでした。自分の心の中を見透かされてようなトークにすっかり騙され?(大した成果を出せる訳でもなかった)結構な金額の営業支援を申し込んだのは苦い思い出ではありますが、今となってはその経験も必要だったのかと思います。それは、セールスノウハウをお金で買っても、そんな簡単に売り上げができる訳ではないことを学ばせてもらったからで、そもそも売り込みが苦手な自分はセールスではなく、マーケティングを学ばなければいけないと痛感させてもらえたから。

 

 

人とのご縁は宝

そして、原理原則に基づいたマーケティングとは一人ずつのお客様に真摯に向き合い、満足頂けるまで責任をもって相対することで信頼を貯めて、将来、お客様の身の回りで何かしら建築にまつわることが起きたとき、必ず声をかけてもらえるようにすること。「紹介やリピートだけで不安じゃないですか?」という問いに胸を張って「ええ、大丈夫です。」と言えるようになることに尽きます。

言い古された言い方ではありますが、やっぱり、「人とのご縁は宝物。」これからもスタッフ共々、ご縁を紡ぎ、毎日の現場で未来への種を撒けるような仕事をしていきたいと思います。

ご縁に心から感謝します。

心謝。

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(ほんまもんの)自立循環型住宅上棟。

4月27日 快晴

昨日の荒天は何処へやら、

神戸は爽やかな風が吹き青空が広がりました。今日は昼過ぎまでじっくりとデスクワークに励み、期限が迫ってきた団体の総会に向けての今年度の事業計画のまとめや、研修の資料作りにどっぷりとはまり、昼からは建前を行なっている新築現場に様子を見にいく予定でしたが、いつも社内におらなすぎるからか、兎に角次から次へと用事や電話、来社があったりして結局、思うようにタスクを片付けることはかないませんでした。
が、しかし、思いかけず入ってくる予定は大体新しいご縁を頂くことが多く、今日も新築やリノベーションのご相談、ご紹介を頂くことが出来ました。皆様、ありがとうございました。

 

社内研修花盛り

昼からさっさと現場に行こうと思っていたのに、行きそびれた原因の一つは、すみれ事務所の設計スタッフ達が全員、3階のセミナー室(私のオフィスです、、)で研修を受けていたことです。
下階の事務所に追い出されての流れで、ひっきりになしにかかってくる電話の番をすることになり、すっかり出遅れてしまいました。。ま、そのおかげで新しくお問い合わせを頂いたお客様とお会いできる機会を持てたので、結果は完全にオールライトでした。(笑)

 

本物の自立循環型住宅!

そんな若干、出遅れて上棟現場に到着してみると、すっかり屋根仕舞いまで終わってしまっており、建前工事というよりは、雨仕舞いの工事に立会いにいった感じになってしまいました。。

今回、新築工事を(ご紹介のご紹介で)ご依頼頂いたのは、脱サラして新たに就農された農家の方がお住まいになる住宅で、いわゆる農家住宅(市街化調整区域で農家を生業にしていないと建築出来ない地域での新築)です。もちろん、周りは一面畑。裏手には竹林と湧水による池、さらに裏庭には井戸があるという、まさに自立循環型の環境で、ご自身が食べたいと思う作物を作って販売したり、加工して商品化したりしながらスローライフを楽しみながら農家をしていくと言われている方がお客様です。正直、私の憧れている暮らしを実現されていると言っても過言ではなく、今回御縁を頂いて家づくりのお手伝いをさせて頂けることを本当に感謝しています。(Sさん、ご紹介頂き、本当にありがとうございます。)

 

ゼロエネルギー住宅 〜sumika zero〜

長年、自立循環型の社会を目指す、またその価値観の建築を標榜してきた私たちにとってはまさに理想的なお客様な訳で、食や農業への興味も相まって現地に行ってお話を聞かせて頂くだけでも非常に嬉しく感じています。そんなお客様に提案したのはモチロン、ゼロエネルギー住宅の規格商品であるsumika zeroです。建物の断熱性能、気密性能を高めてエネルギー損失を軽減して太陽光発電で住宅で消費する一次エネルギーを全て賄える住宅は蓄電池を備えれば、関西電力からの引き込み電線を切り離しても生活ができる、まさに自立循環型設計の住宅です。ちなみに、今回も国交相からのゼロエネルギー助成金を活用させて頂いて、太陽光パネルの費用も(ほぼ)ゼロという優れもの。(笑)

 

永々棟〜!

そんな現場に私が到着した時はそろそろ日が落ち始めておりましたが、ちょうど屋根仕舞いと外壁のボード貼り付け作業を終えて、綺麗に掃除と片付けをしているタイミングでした。暫しお客様と雑談の後は工務店のオヤジの大事な仕事である、上棟祭の仕切をさせて頂きました。
四方清め払いや末長くこの家が栄えるようにと永々棟の掛け声と共に祝い鎚を打ったり、大工の紹介を終えてお客様からの一言をいただいて乾杯!と恙無く上棟の儀を終えることが出来ました。

Y様、本日は誠におめでとうございました。これから竣工までの順調な工事は当たり前ですが、建物が出来上がった後の大地の恵と共にあるスローライフな暮らしを、安心して、心地よく過ごして頂けるようにスタッフ共々、精一杯の努力をして工事もアフターフォローも行うことをお約束いたします。工事が始まったところではありますが、末永いお付き合いを宜しくお願いいたします。

本日の上棟、誠におめでとうございました!

 

 

おまけ

今日も大好きな掘りたて筍頂いてしまいました。(神戸の片)田舎暮らしサイコーです。(^ ^)


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やめる勇気。

4月26日 土砂降り。

今日は半年に一回、春と秋のトップシーズンに開催しているすみれ建築工房、職人起業塾合同のゴルコンペの開催日。先週末から5月かと思うような爽やかな好天が続き、最高に気持ちのいい天気の下で日頃お世話になっている方々とグリーンコミュニケーションをとって、懇親を深めようととても楽しみにしておりました。

が、しかし、、

一週間前くらいに週間天気予報をチェックして見ると、不思議なことに今日の当日だけが雨マークになっており、まるでピンスポットで狙いを定めたかのようにその前後はずっと晴れの予報。
そんなアホなこと、あるかいな。なんて冗談を言ったおりましたし、天気予報が変わることを祈っておりましたが、結果、やっぱり(今まで経験したことないくらいの)土砂降り。(涙、)

朝、ゴルフ場に行って見ると、一般のゴルファーのキャンセルが続出して、早めにスタートしてもらってもいいですよ、と言われるくらいの酷さでした。

雨宿りしながらの朝礼
雨宿りしながらの朝礼

 

 

コンペスタート前の朝の挨拶で、「今日はいくらぶっ叩いてもいくらでも言い訳できますので、皆さん気楽に雨の中のゴルフを楽しんでください。」と言ってみたものの、いざラウンドして見るとどんどんと雨足が強くなり、もう全身ずぶ濡れ、中学校の時の後輩で、前職でも後輩だったYさんなどはスイングの際に手を滑らせ、ボールだけではなくゴルフクラブまで飛ばしてしまうという過酷な状況となってしまいました。。

それでもなんとか傘をさし、カッパを着込んで午前中のラウンドを終えましたが、メンタルのスポーツと言われるゴルフなのに、皆さん大まか心を折って、やる気ゼロ状態になっておりました。
私といえば、カッパを持っていくのを忘れて、下着までずぶ濡れになり、寒さで手が震える始末。どうしたものかと考え込んでしまいました。。

 

 

プライベートでのゴルフならサッサと中止して温かな風呂に浸かって帰るところですが、30名近くの人に集まってもらってのゴルフコンペを途中で中止したなどということはこれまで聞いたことがなく、やめるべきなのか、それとも続けるべきなのか、悩みながら昼食に食堂に行って見ると先に上がった組の実行委員長である大西さんは「サッパリと中止して午前中の成績で表彰式を繰り上げましょう、」とやめる気満々、同じパーティーのメンバーさんも大きくうなずいておられたこともあり、即断即決で中止を決めました。そんなこんなで、前代未聞のハーフラウンドのゴルフコンペとなってしまった次第です。

非常に懇意にしており、尊敬するカリスマ社長、K氏が私のことを評して、「高橋社長の唯一の欠点はやめれないこと。」と、一度取り組んだことに対する執着心の強さを指摘されたことがあります。自らも習慣の奴隷だと自分自身を自虐的に言い表したりもしますが、なんの才能も資質もなく、経営資源を持たない私が無一文から起業してなんとかビジネスを続けてこれたのは、地道な積み重ねをすることだけに注力してきたからだと思っています。しかし、確かに無駄なことへの執着がなかったかというと、そんなことはなく、やめる勇気を持っていなかったことを反省するべきだと思うところは少なくありません。

岸さん優勝おめでとうございます。(^ ^)
岸さん優勝おめでとうございます。(^ ^)

 

 

今日の前代未聞のハーフラウンドのゴルフコンペを主催してしまったことは、参加者の皆様に非常にご迷惑をおかけしてしまいましたが、大きく間違った選択だとは思いませんし、これを機にやめる勇気を持つことを覚えたいと思います。奇しくも、やめるべきか、続けるべきかと思い悩んでいることも少なからずあり、継続は力なり。だけではなく、継続することに意味はなく、目的を達することに注力する姿勢にシフトしたいと思います。

今回の記憶に残るゴルフコンペを私の中のパラダイムシフトのきっかけにさせていただきます。
ご参加頂きました皆様、本日は本当にありがとうございました。(笑)

 

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