誰でもできることを誰にも出来ないレベルに!

平成30年1月5日曇り時々雨

2018年初出。

有限会社すみれ建築工房は本日、18期目のスタートを迎えました。前身である高橋組で創業した時から考えると一応、今年で創業20年周年を迎えることとなり、0.4%しか生き残れないと言われる20年企業の仲間入りを果たすことになりました。これもひとえに長年ご愛顧いただいているお客様のおかげだと、心から感謝をしながら今年も経営方針発表会の朝を迎えました。

新たな改めて決意。

そして、徒手空拳の何もないところからスタートしてこれまでやって来れたのはスタッフのおかげであり、社員20名弱の小さな事業所にも関わらず、勤続年数10年を越すメンバーが6人もいてくれる事が大きな力になっているのは間違いありません。私のような拙い経営者に長年ついてきてくれたスタッフ達のこれまでの貢献に報いるべく、良い会社になるようにさらに精進しなければと新たな決意を固めて気合を入れました。

大事なのはコンセプトと理論構築。

毎年、初出の日の午前中はスタッフ全員を集めて1年間の経営計画の発表を行い、全従業員と目指すべく方向性を共有するようにしています。数値目標やそれに対する根拠などももちろんですが、中心になるのはやっぱりコンセプトであり考え方、事業を持続継続できで、未来を標榜できる理論構築の根底の部分を伝えるようにしています。

事業の目的とそれを叶える在り方。

結局、毎年同じような話になってしまうのですが、経営計画策定において何より重要な事は私たちの事業の目的をスタッフの皆が同じように目指しているかの1点であり、それを果たすために必要なことを理解してくれているかに集約されると思っています。事業の目的とは言わずとしれた「経営理念の実現」であり、そのために必要なこととは創業時から掲げ続けているミッションステートメントの履行です。すみれの経営理念は「ものづくりの本質である担い手を守り育て地域社会に貢献する」であり、ミッションステートメントは設計者として、職人として、建築外車として、現場管理者として、工務店として、そして人として当たり前のことを当たり前に行うと言うシンプルな文言になっています。
すみれのphilosophyはこちら→http://sumireco.co.jp/company-profile/philosophy.php

USPから始める。

マーケティング理論を学ぶと1番初めにUSPが必要だと教えられます。USP(ユニーク・セリング・プロポジション)とは競合に対して差別化できるユニークで自社独自のウリと言う風に訳されますが、実際我々のような中小事業者である工務店に独自の強みなどそんな簡単にできるわけではありません。特に今の情報過多の時代、商材も施工方法もデザインも全てネット上に溢れており、その気になれば誰もが同じようなものを提供できるし作れるようになりました。そんな中で競合他社と圧倒的な違いを見いだすのは至難の業、10数年前に私もずいぶんとその部分を片付けれずに苦しみました。

アタリマエのことをやりきる。

とどのつまり、最後に私がこれしかないと見い出したのは、誰にでもできる当たり前のことを誰にもできないレベルまでやりきる、この1点しかないと言うことです。知っていることとできる事は大違いとよく耳にしますが、溢れかえる情報の中で顧客からの絶対の信頼を得るために行うべきアタリマエの事に的を絞り、それをとことんやり抜くことしか私たちが強みを発揮するのはできないと悟ったのです。

すみれのUSPとは?

今日の経営計画発表会で、スタッフに「すみれの強みとはなんぞや?」と改めて質問をしてみました。その答えはリフォーム事業では自社大工による1番初めの顧客接点である現地調査から見積もりや施工アフターサービスまで一貫して行えること、また、その他の事業でも建築工事を終えて終わりではなく、その後の責任をとってメンテナンスを積極的に行うこと、建物というハコではなく安心な暮らしを提供しているところ。と言う答えが返ってきました。確かに、10年近く前に私たちが考えた卓越の戦略は、一度ご縁を頂いた顧客に対して毎年大工がメンテナンス訪問をずっと無料で続けることでした。それを強みと捉えてくれてくれているのは間違いではありません。

続けることの強み。

これらは一つ一つ個別に見ると大した強みでもなければ大きな特徴でもありません。しかし、一貫して何年にも渡って顧客に対して真摯な姿勢でアフターフォローを続けてきたことで(建築業社としては)顧客からは他に類を見ないかけがえのない存在になって来れたのではないかと思っています。だからこそ徒手空拳、無一文からスタートした大工集団が20年のの長い期間に渡って事業を継続できてきたのだと思うのです。この強みをもっとブラッシュアップするしか今の私たちに未来を作ることはできないと思っています。

強みはブラッシュアップをし続けてやっとと強み。

今年の経営計画の最重点項目は、改めてこれまでご縁を頂いてお付き合いくださっている顧客に対するアフターメンテナンス、メンテナンス提案、無料の住宅診断を挙げています。これまでよりもよりきめ細かなサービスを実践するために組織図を変更、指示系統の整理、全員のスケジュール管理とその共有を一新して、業務の効率化を図ることで昨年と同じ人数でも業務レベルの向上を目指すことにしました。あとは、ズタッフ全員は如何に高い意識を維持して毎日の業務に向き合うかにかかっており、私はそのモチベーションを保つための努力を積み重ねたいと思います。

今日のアタリマエ

  • 事業の目的なくして事業所の持続はない
  • 論理破綻している事業に未来はない
  • わかりやすいコンセプトを繰り返すことで目的の共有を図るべき
  • 競争社会で勝ち残るにはUSPが必要
  • 自社独自の強みはセグメント(市場限定)と顧客との関係性がセット
  • 誰でもできることを誰にも出来ないレベルにブラッシュアップすることが強みになる
  • 顧客にとってかけがえのない存在になることが卓越の戦略
  • 経済のない理念は寝言、理念のない経済は罪悪

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セミナー費用  参加費無料(事前予約制)
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本物時代に必要とされる職人。

1月4日 晴れ時々曇り

完オフとは言えない正月休み最終日。

正月休みの最後の日、昨夜というか今朝方までの徹マンの疲れを若干引きづりながら、今日は完全オフで昼間から飲んだり食ったりとゆっくりした1日を過ごし、明日からの英気を養いました。たまにはこんな日もないとね。(笑)とはいえ、夜は明日からの会社の初出、経営計画発表会に備えて資料の見直しとスタッフに配布する目標設定カードの刷新、会議と共にセクションごとのアクションプランを考えてもらうためのシュミレーションを行いました。いいスタートが切れるように出来るだけのことをやっておかねばといつもどおりの仕事の合間のおやすみといった風情の正月休みになりました。

職人もいらなくなる時代。

AIを始めとする情報処理技術が圧倒的な進化を遂げる中、人がAIに勝てるのはいったいなにかと考えずには居られません。私のような額のない者はコンピューターにかなわない事は星の数ほどあれど、これなら負けないといったものはなかなか見当たらないのが現実です。少し前までは私は職人の出であるから職人的な技術はコンピューターが真似できないとタカを括っており、多くの仕事がAIにとって変わっても職人が必要だと思っておりました。しかし、どうやらそうでもなさそうです。

AI棟梁の出現。

少し前の日経のウェブ記事で「ロボット棟梁は宮大工を超えるか?」という見出しがあり、宮大工の技術をコンピューターにインプットして自ら学習しながらその技術を習得していくと実用実験を行っている言う記事を目にしました。神社や仏閣の屋根の隅木周りの墨付け、刻みと言うと大工としても一流の人しか満足にできないような高等技術ですが、それをプレカットで実現したと言うのです。古くからの知り合いで茶人である小早川氏が学者風情に職人の仕事を真似できるものかとその記事を見て苦言を呈されておりましたが、こと、加工の精度、仕口寸法の計算に関しては職人よりもAIの方が優れているのは明らかです。技術だけの職人はいらなくなりました。

「ロボット棟梁」は宮大工を超えるか?
「ロボット棟梁」は宮大工を超えるか?

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldcolumn/15/00014/121800100/?n_cid=nbpna_fbbn

魂は機械にはない。

大工の世界でのレジェンド、西岡棟梁は適材適所と言う言葉を持って、木材の選別を大工の非常に重要な技量だと言われましたが、それも材のデータ分析を行うことによってAIに取って変わるかもわかりません。では我々職人が守るべきこと、目指すべきものは何かと考えたとき、その答えはAIにはない心と覚悟ではないかと思うのです。心を込めて作った物には魂が宿ると言いますが、それが施主に伝わり工業製品にはない安心や満足につながるのではないかと思うのです。

職人は生き方。

私のような小さな工務店経営者はひと昔で言うところのいわば棟梁のようなもの、私たちが鍛えるべきは心であり、それを若い職人たちに伝えることこそこれからの時代にとって最も重要になると思えてなりません。技術一辺倒ではない職人の育成は職人上がりの経営者にとってなじみの薄いものであり、簡単なことではありません。しかし、それができなければ次の時代に必要とされる職人を生み出すことができないと思うのです。「職人とは単なる職業ではなく生き方」だと小早川氏にはそんな想いを端的に伝えましたが、明日から始まる新しい機に際してそんなことを考えながらスタッフたちへのメッセージをまとめました。非常に難解でハードルの高い命題ではありますが、これからの本物の時代に生き残れる職人を真心を持って育てていきたいと思います。

 

今日のアタリマエ

  • コンピューターは自ら学習する時代になった。
  • データー分析、加工の精度、緻密な計算では人はコンピューターに叶わない。
  • コンピューターにとって変われない特性を磨かねば社会から必要とされなくなる。
  • コンピューターに無いものは心であり魂
  • 技術者は技術ではなく物を生み出す心を鍛えなければならない。
  • 指導者は自ら心を鍛える修練の場に身を置くべき。

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時代の荒波を乗り越える戦略思考。

平成三〇年 1月3日 晴れ

好天続きの三が日

神戸は今日も穏やかな陽射しが差す暖かい1日になりました。ポカポカとしたお天道様に誘われる様に午前中はゴルフ練習場に行って昨日に引き続き汗をかいて身体を鈍らせないようにしておきました。

お正月恒例行事、、

夕方からは毎年恒例の実家へのお年賀、昨年からは麻雀好きの若手スタッフタクミを連れて母親、妹夫婦、叔母や従兄弟、その子供達に新年の挨拶と一年に一度の食事にすき焼きを突いた後は延々と麻雀三昧、ま、私的にはいつも通りお年玉的にお小遣いをばら撒くだけですが、若衆にあまり負けっ放しなのもどうかと思うので今回はちと気合いを入れて望みます。(^_^;)

毎年同じ幸せ

初詣にお年賀、挨拶廻りとランニングなどのエクササイズ、その合間に年賀状を書いたり、仕事を挟んだりしながら毎年正月の3が日は過ぎていきます。毎年同じ事を繰り返せる事に平和やなー、とつくづく思う次第です。幸せってこんなところにあると思うようになったのは歳とったという事なのかも知れません。(苦笑)

平成の終結

元旦に行われた皇居での天皇陛下への一般参賀は今年はいつもに増して多くの人が参ったとTVニュースで報じれれていました。平成の年号が来年で終わることも大きな影響がある様に思いますが、年号が変わるのは私にとっては昭和天皇の崩御以来の出来事で三十年前の朝の新聞の号外を見た時の事を(不謹慎極まりないですが)時代が変わるんだ!となんとなくワクワクしたというか、気分が高揚したのを)よく覚えています。今回は突然の皇位継承ではないのであの当時の衝撃はありませんが、時代の変化という点においては、今起きている情報革命、AIやIotなどの技術革新の大きな変化と相まって今回の方が劇的な変化になるのではなんて思っています。

これまでと全く違う世界

昨年、100回にも及ぶ講演やセミナー、研修講師を務めた際にご参加頂いた方に問い続けたのは「この一年で世界は大きく変わりましたが気づいてますか?」という事でした。ドローンを駆使して室内で行う戦争が日常となり、自動運転車はあっという間に無料タクシーになり、VR技術やSNSの運営会社は今までの十分の一の時間で時価総額10億円のフォーチュン企業に成り上がれる時代への移行はこれまで開発されていた技術が実用レベルに完成し、日本国民の殆ど持つようになったスマホの普及と相まって全く異次元に世界に変わってしまったと言っても過言ではない大きな変化です。

緩やかな破滅への道をひた走る。

昨年からAIが人の仕事の70%を代替でできるようになると言われ、しょっちゅう耳にするようになりました。また、ベストセラーとなった未来の年表ではこのままの状態を継続すると日本は22年後に(2040年)自治体の半数が消滅すると予言されていました。毎年、お正月を迎えて、初詣に行き、おみくじを引いたり、お年賀回りをしてお酒を飲んだり、麻雀を打ったりと同じことを繰り返して、あー幸せやなー、平和やなーとお気楽に言えるようにするには時代の大きな変化を乗り越えて変化に対応しなければならない訳で、今まで通りでは今まで通りの幸せを享受できないのだと、年末年始の合間に今年の事業計画を立てながら厳しい現実に向き合いました。

未来の年表
未来の年表

メタファーを感じ取れ!

昨年、様々な学びをした中で、特に「これや!」と我が意を得たりと得心したのは書籍「模倣の経営学」の中にあった「遠い世界からの模倣がイノベーションを生み出す」という考え方とUX KANSAIの研修で浅野先生が繰り返し説かれた、「調査結果の概念化とパターン化が新たなサービスデザインの基になる」そして「メタファーを感じ取れ!」というデジタル化とは程遠い強烈なメッセージでした。この二つを意識して今年からの激動の時代を乗り越える方策をあれこれと考えた結果、私が見出したのは、「綿密な戦略を立てる。」でした。

模倣の経営学 実践プログラム版 NEW COMBINATIONS 模倣を創造に変えるイノベーションの王道

模倣の経営学 実践プログラム版 NEW COMBINATIONS 模倣を創造に変えるイノベーションの王道

戦わずして勝つ戦略

戦略の最高峰と言われる孫子の兵法に「戦わずして勝つ」という考え方があります。まさに戦いを略するのが戦略となる訳ですが、私達、工務店でも競合他社と血みどろの戦いを繰り返さずとも受注が取れて、売上利益を上げ続けて事業の継続をなし得る方法はあるはずで、以前からそれこそが戦略と言えると考えてマーケティングに取り組んできましたが、(遠い世界からの模倣であり、メタファーを得るための)小説や漫画を読んでそれを改めて思い返し、細かなところまでイメージし、うまくいくシュミレートを綿密にする戦略を立てることを強く意識して今年の計画を立てました。それは、自分だけの力ではなく、スタッフそれぞれの力量を最大限に発揮してもらい、すみれの企業としての力=スタッフの力の集合体を決して無理ではない目標に向かって進ませる取り組みです。参考にした書籍のブログ→火怨北の燿星アテルイベイビーステップに学ぶ戦略思考。

顧客目線×プロとしてのアタリマエ=卓越の戦略

とにかく、2018年はこれまで以上に戦略を立て、ストーリーを練り、イメージを作り上げて実務者と一緒にシュミレーションをするようにします。とはいえ、私たちが目指す「卓越の戦略」はクライアントにとってかけがえのない存在になることの一点に絞っておりますので、実際のアクションプランというとこれまでと大きな転換はありません。ただ、アタリマエのことをアタリマエに、(やろうと思えば)誰にでもできることを誰にも出来ないレベルまで引き上げる、やることはただそれだけです。今年は最高の年末を迎えることができるよう、来年以降も同じようなアタリマエの幸せに浸れるようにスタッフと共に精進して参りたいと思います。

今日のアタリマエ

  • 平成の終焉と共に大きく時代は変わる
  • 今までの延長線上では日本は破滅するし、町の工務店は倒産の憂き目にあうしかない
  • 未来をコントロールするには戦略を立てて遂行すること。
  • 実践を成功させるのは準備であり、イメージングであり、シュミレーションの精度
  • 誰にでも出来ることを誰にも出来ないレベルまで引き上げると、卓越した存在になれる
  • とにかく、まず決める、そして決めたことを実際にやる。それだけ。

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走りながら考える。もしくは、考えるために走る。

平成30年1月2日晴れ

好天の正月二日目。

昨夜の元日の夜はスーパームーンと言うにふさわしい美しい満月でした。その流れか、今朝も昨日に引き続き綺麗な青空が広がる非常に良い天気の新年2日目となりました。ちょうど、年末から今年1年の経営計画や私自身のスローガン、テーマをを考えており、そろそろまとめねばと思っていたところで、爽やかな青空を見てこんなコンディションがいい時は部屋にこもらず走りに行って考えよう!と閃きました。

習慣は見える化とセット。

毎週一度、日曜日の午前中は10キロから20キロ程度のランニングの日としており、自分自身の備忘録の為にランニング中に撮った写真をFacebookのアルバムに残しています。今日も新年一発目のランニングと言うことでRun&Bike2018と言う新しいタイトルで写真アルバムを作りました。ついでに、この習慣はいつからやっているのかとふと気になって紐解いてみると、1番初めは2011年、アルバムのタイトルも「ランニングウォーキング2011」となっておりその当時は半分ぐらいウォーキングだったことを思い出しました。

悪あがきの記録

そのアルバムをよくよく見てみると、2011年の8月14日のお盆休みからスタートしており、当時の私は80キロ台の体重でぶよぶよに太り、肝臓のγ-Gtp値が800位あり(標準の数値は60)そろそろ(医者に宣告されていた)死期をを意識していた頃で、最後に一発、悪あがきをしてみようと運動を始めたのが6年半くらい前だったと言うことのようです。習慣を身につけるには見える化とセットと言うことで走った日の(初めの頃は歩いてた日の)の記録を写真に撮ってSNSにアップし始めたのが今も続いていると言う訳です。

6年間のランニングの景色。

ちなみに、これまでのFacebookに溜めてあったランニングの記録をまとめて見ました。振り返って見てみると季節の移ろいが感じられてなかなか良いものです。それにしても、国内だけじゃなく、いろんなところ走っているもんや、これがランニングの習慣が続いてきた秘訣だったかもしれません。笑

Run&Bike 2017
ランニング&サイクリング2016
ランニング2015
ランニングうおーきんぐ2014
ランニングうおーきんぐ2013
ランニングうおーきんぐ2012
らんにんぐうおーきんぐ。

習慣が運命を変える。

この習慣のおかげもあって、2013年にはなんと!医者には絶対に治らないと言われていた肝臓の機能が回復し、体重は23キロ痩せてすっかりスマートになりました。一時は急激に痩せすぎて取引先の人たちに病気でやばいんじゃないかという噂を立てられたりもしましたが、今ではすっかり健康そのものの体を手に入れています。もちろん、週に1度10キロ程度走るだけでそのような劇的な変化があったわけではなく、毎朝5分の筋トレを1日たりとも欠かさずに続けてきたことが成果の多くを担っていると思いますが、有酸素運動の習慣で基礎代謝を上げ続けてきたのは非常に大きないい影響があったと思っています。私が習慣は運命を、人生を変えるのだと実感した出来事でした。

自分と向き合う時間。

ランニングを始めて健康になったと言うのは非常に大きなメリットでしたが、実はそれ以外にも走ることには大きな効果があり、今では体を整えるだけではなく思考を整えるためにも欠かさぬ習慣になっています。10キロ走れば1時間、20キロ走れば2時間程度全く何の情報も入ってくることなくひたすら自分と向き合う時間を持つことができます。自分の脳の中に格納してある情報や経験、知識を連想ゲームのように(古いか、)繋げながら普段深くまで考えないところを自分自身で深掘りしてみたり、違う角度から問題を見てみたりと思いがけないインスピレーションを得られる事は少なくありません。

考える為に走る。

今日は、今年のテーマを決めるにあたり、考え方を整理するのに走ってみよう!と思いつき、考える為に走ったというのが正直なところです。実際、思った通り、ぼんやりしてまとまらなかったところがしっかりとまとめることができました。実際のところ、事業計画等と言うものは3年前から中長期の計画を立てているし、我々が目指す先は明確なビジョンとして見ているので基本ん的には大きく見直す事はありません。まとるべきは1年間でスタッフと共に取り組むコンセプトであり、実務面の改善のためのわかりやすい説明です。その為には行うべきタスクをシンプルに整理する必要があり、走って考えると言うのはその整理の作業に随分向いているように感じました。

今年のテーマは道

会社の事はさておき、私個人にとっても毎年正月には1年のテーマを決めて書き初めで文字にして心に刻みつけるようにしています。今朝ひとしきり走ってまとまった私の今年のテーマは「道」でした。本来なら道を極める、と言いたいところですが、残念ながらまだまだ私はそんなレベルではなく、道を定めると言う意味で、中学生の子供の頃からずっと自分の人生の選択肢は無数にあると思ってきたのをそろそろ歩む先を絞る年齢になったのではないかと思ったのです。50歳を超えてやっと自分探しの旅から卒業して歩むべき道を明確に決める一年にしたいと思います。

理業一致。

とどのつまり、私一人で切り開けるのは大したこと無いと悟ったとも言えますが、私の人生で歩んできたこれまでの道を振り返り、これからその延長線上伸びていく道をこれからがむしゃらに走り抜けることが出来るように行く先を定めて整える年にしようと思ったのです。ちなみに、書き初めの言葉は「理業一致」とし、これまで学んできて自分の知識や知恵となっている理論や理屈、道理を今の時点で一旦、実際の事業で実践し一致させることを目標にします。

自立循環型ビジネスモデルを目指す、

年末にスタッフと打ち上げの食事に行った際にも熱く語りましたが、今年はあかんやろなぁと思いながらやることを廃し、こうするべきやろなぁと思うことをその通りにする、いわば当たり前のことを完全に当たり前にすると言う原点回帰をもう一度真摯に向き合う年にしたいと思います。創業以来、これまでも散々当たり前のことをあたりまえにしようと言い続けてきましたが、未だやり切れていると言えるには程遠いレベルであることに再度向き合い、私たちが仕事を通じて生み出す価値をお客様にしっかりと届け、安心できる快適な暮らしを届ける建築会社として小さくても濃密な顧客接点を持ち、息の長いお付き合いができる事業所という自立循環型の理想ビジネスモデルの実現を目指したいと思います。すみれスタッフの皆さん、宜しくお願いします!

走りながら整える、走りながら考える。

中小企業は整えてから走る程、体力も余裕もない、整うのを待つのではなく走りながら整えるのだ!と随分昔、まだ企業したての頃に誰かの講演で耳にしてなるほど、確かに!と感銘を受けた覚えがありますが、整える以前に考えをまとめたり、もしくは考えること自体のために走ることが効果的なのは私が自分自身の経験でこの6年間の間に身につけた知恵です。よく、音楽を聴きながら走っている人を見かけますが、いつももったいないことをしているなー、と思ってしまいます。年の初めにあたり、この機会に自分自身を見つめ直したいとお考えの方は騙されたと思ってスニーカーを履いて外に飛び出して見てはいかがでしょうか、きっと新たな発見があると思います。(笑)

今日のアタリマエ

  • 地道な努力は裏切らない
  • 習慣は見える化とセットにすることで継続が容易くなる
  • 振り返るデーターベースを持つことは未来への財産になる
  • 計画や目標はまず内省するところから
  • 情報過多の時代に自分にだけ向き合う時間を持てるのは貴重
  • 型ができれば実がついてくる
  • 習慣は人生を変える

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【謹賀新年】平成30年新春のご挨拶。

2018年1月1日 元旦

謹賀新年。

元日の朝は綺麗な朝日が昇り、めでたさマックスで平成30年がスタートしました。昨年中も多くの方にご支援を頂き大過なく新しいを迎えることが出来たことに心から感謝しつつ、新年を迎えました。
本年も自分たちの存在意義、生み出せる価値に焦点を当て真摯に向き合い、一人でも多くの人の幸せに寄与できるように精進を積み重ねて参りたいと存じます。引き続き有限会社すみれ建築工房、一般社団法人職人起業塾、菫菫国際設計有限公司を宜しくお願い申し上げます。
新年を迎えるにあたり、コラムを書きました。ご挨拶を兼ねて以下に転載をいたします。ご一読頂ければ幸いです。


新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりありがとうございました。4名の大工職人の集団から始まったすみれもおかげさまで 今期で18期目を迎えることとなりました。国税庁の調査で設立後20年間存続する企業は僅か0.4%というデーターがありますが、私たちすみれは法人化する個人営業の時期を含めると今年で20年、1000社に4社しか残らない希少な事業所の仲間入りをすることができました。これも全てはご縁を頂いたお客様皆様に温かなご支援を頂いたお陰です。大過なく新しい年を迎えられたことを心より感謝申し上げると共に、本年も変わらぬご愛顧を賜りますよう宜しくお願い致します。

今年は戌年ということで、すみれではアイドル犬チャックの年だということになっており、年犬として1年間大活躍してもらいたいと思っています。我が家にチャックがやってきたのは2011年1月23日のことで、もうすぐ丸6年が過ぎて7年目になります。今ではすっかり大人になって、知らない人がやってくるとワンワンと威勢良く吠える優秀な番犬としてとても頼もしい存在になりました。当時、塾を経営されていたお客様宅で子犬が生まれたのを、その塾に通っていた娘が噂を聞きつけ「何が何でも飼いたい!」と言い出して、朝夕の散歩やご飯の世話などを娘が行うことを絶対条件に引き取ってきたときはチャックは本当にまだ小さく、コロコロとした可愛い子犬でした。下の写真はチャックを引き取りに行った当日のもので、本当に可愛かったなー、と今見ると感慨もひとしおです。

結局、(わかっていたことではありますが、)あっという間に娘との固い約束はサクッと反故にされ、チャックの世話は朝の散歩は私、妻が夕方の散歩に連れて行くのがすっかり日課になってしまいましたが、暑い日も寒い日も、毎朝伊川の河川敷を散歩する習慣が身につき、季節の移ろいを感じられる時間を毎朝持てるということで、それはそれで悪くないと思ったりしています。(笑)

チャックが来た日の写真
チャックが来た日の写真

この様な古い写真がすぐに出てきたり、チャックを引き取りに行った日にちが簡単に分かるのは、10年以上にも渡って毎日書き続けているブログのお陰です。この10年内に私の身の回りに起こった出来事は、全てと言ってもいいくらい、毎日ブログに書き留めていて、今回の様に何か事あるごとにブログの検索窓に単語を入力するとサクッと検索結果が表示されて、懐かしい写真と共に当時の日記が現れて懐かしい気持ちに浸ることができます。私があの世に逝った後も公開された日記がこの世に残り続けると考えると少し不思議な気持ちになりますが、楽しかった想い出やあれこれと想いを巡らせたことを文章と画像にして残しておくのは悪くない。と更新し始めて10年が経った今になり、漸く思える様になってきました。

先日、とある研修で「体験と経験は全く違う、体験を経験に転換することが大切だ」と学ばせてもらいました。その講師曰く、100軒の家を体験した大工と10軒の家の経験をした大工のどちらに仕事を頼みたいか?」という問いと共に、表面的に得る体験を自分の知見に取り込んで、経験にそして知恵として身につけるべきだと言われました。また、その体験を経験に転換する手法はまさに私の経験にも当てはまり甚く得心した次第で、それこそが、「日記をつけるべし」というものでした。

煩雑な毎日を過ごしながら圧倒的な量の情報が入ってくる今の時代、うっかりしていると大事なこともそうでないことも入ってはそのまま流れ去ってしまいます。その日に起こったことを振り返り、日記に書き留めることで情報や体験の取捨選択を行い、これというモノやコトを経験として蓄積し、後で振り返り確認することも出来る状態にすることこそが体験を経験にする最も分かりやすく確かな方法とのことでした。それを聞いて、拙い文章ながらも10年間毎日ブログを書き続けて来たのは私の経験の蓄積であり、財産になっているのだと思い返し、毎日の更新時にそんなことを考えることはありませんでしたが、一つずつは取るに足らない記事だとしても、10年間の蓄積はそれなりの価値となり私にとってはかけがえのない人生の記録であり財産なのだと改めて感じた次第です。新たな年を迎えるに際してもこれからもコツコツと日々刻々の気付きや得た学びを書き続けようと決意を新たにしました。新年を迎え、一年の始まりに何か新しいことを始めようと考えられている方は日記をつけるのも付け足されて見ては如何でしょうか。一日一日はさしたる価値も変化もありませんが、一年の終わりに今年を振り返ってみたら大きな経験を身につけたと実感されるかも知れません。人生は日々の積み重ね、もし皆様が少しの日記をつけることで毎日を丁寧に過ごすきっかけになれば私にとってはこれ以上嬉しいことはありません。どうか佳き一年をお過ごしください。そして、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。


平成30年も引き続きこのブログでは私の学びと気づき、経験で裏打ちした知恵を言葉に乗せて発信して参ります。ご購読いただく皆様に少しでもご参考にして頂ければ幸甚です。
本年も一年間、宜しくお願いいたします!

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2017最後の感謝とミッションとコミットメント。

2017年12月31日 曇り一時雨

大晦日。

2017年、平成29年も今日でおしまい。一年の最後の日は毎年同じパターンの墓参りと温泉に浸かって一年の垢を落として年末のドタバタの疲れをリセット、夕方からは家族と一緒に(娘がチャンネル権を支配するくだらない)TV特番を見たりと、いつになくゆっくりとした時間を過ごして新しく迎える年に備えました。

人生へのコミットメント。

大晦日という日を迎えてみると、あっという間の1年間だったように思いますが、墓参りへの道すがら、今年の出来事を振り返って見たら、様々な出来事が頭によぎり、あっという間というにはあまりにも色々なことがあった、思いの外充実した長かった一年だったと思いました。毎年、年末になると墓参りに行き、墓前に手を合わせながら今年一年の報告と共に、これで良かったか?と、あの世の友に一年自分が行っていたことへの評価を訊きます。もちろん答えは返ってきませんが「出来るだけのことを悔いを残さずにやれ!」と励まされるような気がして、来年は今年にも増して人生の目的の達成に近づくことを誓います。今年も誓いました。

2017年振り返り

今年を振り返って最も大きな出来事は何と言っても職人起業塾の全国展開で、それに伴い人前で話すこと(アウトプット)が圧倒的に増えたことです。先日の振り返りブログでその量を計測して見たところ、100回近く研修講師や講演等で話してきたことが明らかになり、自分ながら少し驚いたくらいですが、神戸の片田舎の小さな工務店を営む大工上がりの経営者の話をこんなに多くの人に聞いてもらえる機会が出来たことは驚くばかりです。これも全てご縁を頂いた皆様、各地に私を呼んで頂いた方々、そして運営を支えてくださった神戸の本部事務局と各地の現地事務局の皆様のお陰さまです。本当にありがとうございました。心から感謝申し上げると共に、来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
今年の振り返りブログはこちら→

アウトプットを支えたインプット

アウトプット量が圧倒的に増えることを意識して、インプット量も今年は意識的に増やしました。様々な学びの中で一番大きな影響を受けたのは昨年に続いて一年近くの連続セミナーに参加したUXデザインセミナーで、振り返りブログにも書きましたが講師の浅野先生にはUXデザインのみならず本当に多岐に渡った幅の広い教えを頂きました。来年の目標の一つとしてUXDの理論を建築実務に落とし込み、建築業界に絶対に必要だと思っているUXの視点を業界に紹介したいと思っています。今年を振り返ってみるとUX関連の学びのアウトプットはこんなにもあり、本当に素晴らしい学びを頂けたと感謝しています。

UX KANSAI #8 ペーパープロトタイピング

UX KANSAI #7ストーリーテリング

UX KANSAI #6 ユーザー情報の可視化と日本絶滅。

UX KANSAI #4/5 質的調査(記述と分析)その2

UX KANSAI #4/5 質的調査(記述と分析)

UX KANSAI #3 ビジネスインタビュー 目指すのは新しい顧客体験

天命を知る日と、UX KANSAI #2 オブザベーション

UX/サービスデザイン概論 2017

UXD LTと日記の破壊力。

第3の活動。

もう一つ、建築業でも、建築関連企業への研修事業でもない(全く商売になっていない)大きな取り組みとしては、初めてのクラウドファンディングへのチャレンジと目標達成を含めて、地元の山と街を繋ぎ、林業と工務店の地場産業が盛り上がることで地域活性、そして私たちが長年目指してきた循環型社会への足掛かりとして、自治体と共に「ひょうご木づかい王国学校」の運営を続けてきたことがあります。工務店の正会員25社、関連企業による賛助会員25社の50社もの方々にご賛同、ご協力を頂き、またクラウドファンディングでは地元神戸のみならず、全国各地から支援を頂けたこと、本当に有り難く、感謝してもしきれない貴重な体験となりました。皆様にはいくらお礼の言葉を繰り返しても足りませんが、本当に感謝しています。有難うございました。
年明けからは専任の女性スタッフに業務を委託して里山住宅博in神戸のモデルルームに拠点を移しますが、これからも第三者の立場から安心してかしこくお得な家づくりをできる、気軽に相談してもらえる場として活躍してもらいたいと思っています。今年一年、熱い気持ちで書き綴った木づかい王国学校関連のブログはこちら、

思えば招く。#ひょうご木づかい王国学校

ひょうご木づかい王国学校、里山に。

青天の霹靂!約束するしか無い約束は強制やろ。

考え得る限り安心でお得な家づくり@ひょうご木づかい王国学校

未来へのタネ植え@出張!ひょうご木づかい王国学校イベント。

ひょうご木づかい王国学校の役割について。

資金計画とライフプランと持続的循環型社会。@ひょうご木づかい王国学校

自立循環型社会への取り組み@ひょうご木づかい王国学校

リフレーミングとBMC@ひょうご木づかい王国学校総会

Event Report】多可町産桧伐採ツアー&棚田でBBQ@ひょうご木づかい王国学校

ひょうご木づかい王国学校クラウドファウンディング立ち上げました!ご支援お願いいたします!

ひょうご木づかい王国学校でやってること。

地産地消とひょうご木づかい王国学校。

感謝とミッション。

今日の墓参りの際に、若くして亡くなった友に対してコミットしたのは、どうしようもない悪ガキの不良少年だった私が周りの人とのご縁とその応援をもらい、なんとかかんとか人並みの暮らしをできるようになったことにとにかく感謝して、自分だけ良けりゃいいってもんじゃない。と私たちのような今の社会に馴染めず、つまはじきにされるような若者たちでも将来に夢と希望を持って生きられる場所を作るってこと。その為に来年も今年にも増して精力的な活動を続けて行きたいと思います。哲よ、見といてくれ。

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芸人はモノやない!〜わろてんかで泣いた話〜

12月29日 曇り

いつもの年末風情。

今年も残りはあと三日、いよいよ年の瀬も押し迫って来ました。今日から大晦日までは事務所でコツコツとデスクワークに励み、積み残したタスクを(少しでも)片付けるべく電話番がてら席替えをして新しい風景になったデスクでPCに向き合いました。すみれ事務所も昨日で納会を済ませて一応、冬期休暇に入っておりますが、今朝も朝から店舗のクライアントからドアが壊れたとの連絡が入って応急処置を依頼されたり、来年に向けて事業所を大きく増築してリニューアルしたいとのご連絡を受けて打ち合わせに出かけたり、年明け早々の店舗改装工事の打ち合わせに来客があったりと、なんら特別感のない、フツーに営業している感覚でした。さすがに電話が鳴る本数は少なかったですが。(笑)

わろてんか
わろてんか

朝ドラ「わろてんか」の総集編

今朝は出社前に少しだけゆっくりしていて、何の気なしにテレビから流れていた(殆ど見れていない)朝ドラ「わろてんか」の総集編を見てしまいました。「毎朝15分の忙しい時間を使わなくても一気にストーリーが観れるこの総集編ってお得感満載やなー」なんて思いながらつい見入ってしまいましたが、今まで全くと言っていいほど興味がなかったこのドラマを見て不覚にも朝から目に涙を浮かべてしまいました。年齢を重ねると自分自身の経験が蓄積されていき、小説を読んだりドラマを見て自分自身のことと想いを重ねる部分が増えていくので涙もろくなるというのを聞いたことがありますが、50歳を過ぎて最近、本当にその通りだと思うことが少なからずあります。今日の「わろてんか」のシーンもそんなことで、じわっと熱いものがこみ上げて来ました。

わろてんか
わろてんか

エンターテイメント界の巨人 吉本興業の創業物語。

ご存知かと思いますが、念のため簡単に説明しておくと、わろてんかは日本の芸能界を牛耳っていると言っても過言ではないエンターテイメント界の巨人、吉本興業の創業者吉本せいをモデルにしたドラマで、明治、大正、昭和と日本の社会が根本的に大きく変わった時代に寄席を経営し、日本で初めて多店舗化、今のエンターテイメント界を牛耳る大企業に発展する土台を作った時の物語です。全く芸能と関係のない家に生まれながらも、笑うこと、人に笑ってもらうことの素晴らしさに魅了され、一から起業して、夫婦で斬新なアイデアを形にしながら商売を発展させていく話です。あらすじはこちら→https://ja.wikipedia.org/wiki/わろてんか

わろてんか
わろてんか

芸人に月給制の衝撃。

そんなストーリー展開の中で私がグッと来ちゃったのは、主人公てんが興行師の元締め寺ギンに対して言い放った「芸人はモノやない!家族みたいなもんやし、困っている時は助けたらなあかん!」という一言と、日当で生活をする大道芸人が舞台で足を挫いてから生活に困る姿を見て、いつ収入が途絶えるか分からない芸人という職が未来を見れず、その家族も常に不安を抱えたまま暮らしているのをなんとかしたいと、芸人に対して月給制を取り入れるというシーンでした。その結果、芸人を安定した職業にしたことで、多くの芸人が移籍を希望して来て、その芸人の借金を肩代わりしてまで信念を貫いたことで多店舗での興業が成功するようになったという最高の展開。胸がすっとしました。

わろてんか
わろてんか

芸人と職人はよく似ている。

私がなぜ、この「わろてんか」を見て泣いてしまったかというと、時代も業種も違いますが、私にも主人公てんと同じような想いがあり、このドラマと同じような選択をした経験があったからです。それは若かりし頃、私自身が職人をしていて、半年先さえも収入が確定しない、いつ職を失うかも分からない状態で家族を養っていたからであり、同じ不安を部下にさせたくないと想いから十数年前から職人の正規雇用、月給制に取り組んできたからに他なりません。その根底には、「職人は道具じゃない、人や。使い捨てにするのもされるのも絶対にあかん」との想いが強くありました。

職人は道具から脱皮しろ!

自分自身の経験から、道具のように使い捨てにされないようにするには、ただ決まった作業を黙々とこなすだけでは全然だめで、体力が落ちたり、怪我や病気で現場での肉体労働が出来なくなっても活躍できる人材に職人もなるべきだと考えました。そんな使い捨てにされない職人を育てる取り組みが今のすみれの社員大工が現場で顧客とコミュニケーションを取り、現場満足を勝ち取って次の仕事をもらってくる現場マネジメントであり、すみれの社内勉強会から発展して今年は関西だけに止まらず、鹿児島、東京、福岡と全国に展開することとなった職人起業塾の研修事業の内容でもあります。

新しい業界スタンダードを作りませんか!

わろてんかの総集編を見て、自分のやって来たことは本質的に間違っていないんや、と勇気をもらったような気分になりました。私の取り組みは吉本興業のように日本中を牛耳る巨大企業になることはありませんが、10年先に、職人の正規雇用、月給制、そして技術だけではない人間力、コミュニケーション能力を身につけさせる教育を行うのがあたりまえになればいいなと思っています。一般社団法人職人起業塾の厚生労働大臣認定6ヶ月コースの研修は2018年度も今年に引き続き、鹿児島、大阪、広島、仙台、東京、で開講する予定となっております。新たな業界スタンダードになる(はずの)現場へのマーケティング理論とマネジメント改革にご興味がある方はお気軽にお声掛けください、全国どこにでもてんに負けない情熱と信念を持って説明に行きますよ!

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今日のアタリマエ

  • 世界はこの一年で圧倒的に変わった
  • Twitterは完全にインフラとなった
  • 真実がツイッターにあると信じる人も少なくない
  • 作られたストーリーに感動を覚えない
  • 本物の時代
  • 時代に合わせた変化と本物志向の両立が生き残るキーワード

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フューチャークロちゃん考。〜正直なものが大事な時代〜

12月28日 晴れ

仕事納め。

風が冷たい寒い1日になりました。いよいよ今年も今日を含めてあと4日、世間的にも今日で仕事納めとなり、明日から正月休みに入られるのが一般的なようですが、一応、本日をもって私たちすみれ事務所も冬季休暇に入らせて頂きます。来年一月五日の初出まで私がほぼ緊急対応の電話番をするのが通例ですが、明日もまだ年明け着工の現場の設計打ち合わせが入っていたり、現場もいくつか動いていたりと今年もわさわさした年末になりそうです。

 

SNSと席替え。

それでも一応、夕方からはスタッフ全員集めて納会を開催、一年の労を労いながらも年頭からスタートする2018年の経営計画に向けての下準備をしておくようにと年末年始の少しゆっくりした時に片付けておくべきことの指示を出しました。大まかにいうと、社内の役割分担の見直しと、全員が気持ちよく働ける環境を目指して作業量の平準化と効率化を進めようという取り組みです。工務部はこれまでスケジュール管理と情報共有に使っていたMicrosoft社のoffice365がスマートフォンでのユーザビリティーがいつまでたっても改善されないことを受けて、Google+に移行して緻密なシケジュールの共有と情報共有を進めること、設計部の方は夏から進めて来たチーム編成に合わせて年末年始で席替えをするという至ってアナログではありますが、仕事は人と人で行うもの、コミュニケーションの型を整えることで変わるものがあると思っています。(笑)

 

世界が大きく変わった2017年。

さて、話は変わって、今年1年間で世界は大きく様変わりしました。AIとかIotとかの技術革新は情報化革命を一気に加速させ、今まで夢物語だったことを次々と現実に変えて来ました。ドローンの進化を見ると、タケコプターで自由に空を飛び回れるようになるのもそんなに遠い未来ではないように思えましたし、東京のみでなく神戸市でもコミュニティーバスの実証実験が始まった自動運転技術は近い将来、無料タクシーが走り回り(都会では)車を所持することが必要でない時代の到来を感じさせられました。特にスマートフォンの普及と全体的なリテラシーの向上は劇的な変化をもたらしました。私たちのような職人集団、アナログの代表者のような企業が大工をまとめ、業務効率を向上させるためにクラウドやSNSを駆使するのが当たり前になりましたし、大工自身の発信を含めて全員が使いこなす時代が等々やって来た、本当の革命が始まったのだと実感した一年となりました。

 

おっさんとレベルが違うITリテラシー。

私はこのブログを10年以上毎日更新し続けている、また、Facebookが普及し出してからはSNSを活用して仲間を増やし、情報の取得や発信を定期的に行って来ました。インターネットを介した世界にどちらかというと積極的に足を踏み入れた方だと思いますが、そんな私でも今の若者の世代というか、私より1世代若い人たちとは圧倒的なITリテラシーの差を感じています。それを最も強く感じたのはTwitterで自殺志願者を募って実際に殺人を犯した首吊り士の事件でしたが、私たちの知らない巨大な常識の世界がインターネット上に出来上がっているのを感じて、ぞっとするのと同時に、ついていけそうにない危機感を感じています。

クロちゃんツイッターより拝借、https://twitter.com/kurochan96wawa
クロちゃんツイッターより拝借、https://twitter.com/kurochan96wawa

フューチャークロちゃん。

先日、娘が見ていたTV番組を何気無く見ていると、非常に興味深い仮説を検証していました。それはダウンタウンの番組で「クロちゃんは予告された未来を変えられるのか、嘘と恋描くTwitter企画再び」と題されたコーナーで、なんでもスタッフが勝手にアップする明日のことをツイートした通りにクロちゃんを誘導して予告通りの行動をさせるという企画で、最近、仲間内で流行っていて、私自身も良く行っている思考を現実化する予知ブログ(明日のブログを前日に書いておいて、その通りの行動をする)と同じメソッドやんか!と食いついてしまいました。(笑)
「へー、これって面白い企画やっとんねんなー、ツイートはスタッフがアカウント乗っ取ってやるん?」と娘に聞いたところ、「えっ、知らんの!クロちゃんのTwitter見て見たら?」とそんな常識も知らないなんて、、と呆れられながら言われちゃいました。

クロちゃんツイッターより拝借、https://twitter.com/kurochan96wawa
クロちゃんツイッターより拝借、https://twitter.com/kurochan96wawa

Twitterは情報インフラ。

初めて知ったのですが、クロちゃんはTwitterの世界で超有名で大活躍をしているようで、くだらない投稿(失礼!)を日々繰り返すことで大人気を博しているとのこと。芸人の評価がネットの声で決まる時代に知らない間になっていたようで、Twitterが情報インフラとして確立されてから久しいと思いながらも、どうも馴染めない関西人のおっさんにはついていけない時代になってしまっているようです。クロちゃんのアカウントを除いて見てもナンノコッチャようわからんし、、って状態。ちなみに、クロちゃんのTwitterアカウントはこちら→https://twitter.com/kurochan96wawa

 

リアル感が誘う笑い。

この番組はクロちゃんがあらかじめスタッフに決められた運命に逆らえるか?という視点と共に、そもそもTwitterで嘘のつぶやきを繰り返すクロちゃんの闇の部分を暴くことで笑いを誘うという構成になっているようで、番組途中のテロップで「迷惑禁止条例違反寸前」などと流れたりもして、なんとか笑えるギリギリの線を守っているのが人気の秘訣なのかと思いました。あと一歩踏み込めば、(実態はどうかわかりませんが)クロちゃんはバッシングの嵐にさらされ芸能社会から抹殺される可能性も否めないのでは、と思うハラハラ感がいいのかも知れません。

 

正直なものが大事な時代

この番組を制作しているプロヂューサー、演出を手掛けている藤井健太郎氏はオリコンニュースのインタビューで「今は正直なものが大事な時代」という言い回しで今の時代のバラエティー番組の人気の博し方を語られておられました。情報化革命真っ只中の世間一般的なニーズが無理やり作られた美談やお笑いではなく、普段着のままでもいいので本当に感動するドキュメンタリーやバラエティーを求めるようになって来ているのを肌で感じておられるようで、まさに本物時代に突入したのだと私も実感した次第です。印象的だった藤井氏のコメントは以下、

「例えば、失敗した時に失敗したと言うとか。昔は失敗と認めずに成功に見せるのが多かった気がするけど、今は失敗したことを認めたうえで、どう見せるか。隠したりすることが好かれない、という気がします。別に特別なことじゃなく、みんな潜在的に分かっていることだと思いますが。もし2択で迷ったら、今は正直なほうがいいよね、というジャッジはするようにしています」。

不易流行と状態管理。

まさに革命が起こり、世界が大きく変容した2017年から、来年はその大きな変化を礎にさらに時代は急激な流れとなって私たちを濁流の中に押し流そうとするのだと思います。そんな中、時代の変化に対応して変わるべきこと、そして本物の時代に価値を見出してもらえるように守るべきことの両方の軸を持ちながら、未来に向けたタネを植えることが出来るようにとにかく状態を整えることに全力を傾けたいと考えていた年末に、とてもタイムリーなTV番組を見かけたと思います。くだらない娘のとった録画に付き合うのもたまには悪くないものです。(笑)

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8つの資質と10年プロジェクト。

12月27日 晴れ

今朝も朝活からスタート。

さすがに朝は冷え込んで、昨夜の【元祖】職人起業塾とその後の忘年会で大盛り上がりして消耗していたのもあり、ベッドから抜け出すのに一苦労でしたが、なんとか気力を振り絞って夜明け前から走り回りました。朝のビジネスミーティングを終えて、所用をいくつか片付けた後は事務所に戻って来年への準備を着々と進めながら各所に連絡等、年末らしい慌ただしい気分のまま、夕方からはJBN京阪神木造住宅協議会の理事会(というかほぼ忘年会)に出席、今年を振り返りながら、ある意味母体団体として絡んでいる一般社団法人職人起業塾の報告や、今日でハーバーランドモザイクでの営業を終えて移転するひょうご木づかい王国学校の進捗や来年以降の展望を理事の皆様に報告しました。

10年計画のスタート。

JBN京阪神木造住宅協議会として今年最も大きな出来事は現役理事だった徳永さんの急逝で、忘年会的な理事会でも繰り返しその話題になり、空気も沈みがちになりました。私と同じ年の経営者が亡くなるという衝撃の事実を目の当たりにして工務店経営者の集まりである理事メンバーでのもっぱらの関心、話題は事業継承になっており、先代から引き継いだ社長も、私のように創業者として会社を引っ張って来た経営者も同じようにそんなに長くない先に必ずやってくる引退とその際の事業の継承をどのようにスムースに行うかに思い悩んでおられました。中には、ご子息を同業の会社に修行に出させており、帰ってくるのを待っておられる盤石の計画を持たれている方もおられますが、そのような例は非常に稀で、これから10年ほどの時間をかけて、最善の策を見出し、実行するしかないと考えておられるのが圧倒的多数です。私も来年から10年の計画を立てて進めて行こうと思っています。

事業継続は責任

私たちのような住宅やお店の建築を生業としているモノは、その建物がなくなってしまうまで建てた後の責任がついて回ります。法的な責任もさることながら、建物は作った状態が永遠と続く訳ではなく、経年と共に劣化が確実に進みますし、建物の使い方も住まい手のライフスタイルの変化に合わせて変わります。その度に建築業者がハード面の対応をしなければならない訳で、快適に暮らし続けるには元々建てた業者に気軽に相談できる環境や、専門家の観点から定期的なメンテナンスの注意喚起や提案を行われることは不可欠です。住まい手が安心できる、快適で健康的な暮らしを守る責任が私たち建築業者にはあり、そのためには事業を持続、継続しなければなりません。提供する商品、サービスが高額で、長期に渡って使うものだけに社会的な責任が強いと感じています。

企業の寿命30年説。

国の統計では、現在の企業の寿命は約30年だと言われています。以前はなんとなく、そんなものなのか、と他人事のように聞いていましたが、ここ最近になってそれはそのまま創業者が年老いて、リタイヤするタイミングで事業継承が出来ないことを指しているのだと思うようになりました。確かに自分自身を俯瞰してみると30代で起業して無我夢中で売り上げを作れるようにと走り回り、40代で事業を持続できるようにとマーケティングを学び、ビジネスモデルを形にして、これからの50代で本当の意味で持続可能な体制を整えなければ、通説通り10年後に私たちの事業は無くなって、私たちを信じて建物を造ることを依頼してくださったクライアントを裏切ることになってしまいます。それを防ぎ、クライアントとの約束を守るには私の想いや、私たちすみれが作って来た価値、その価値を生み出す知的資産を継承してくれる人材を育てることしかありません。もうすぐやってくる新たな年に向けて、今一度気合を入れて人づくり、リーダーの育成に注力しなければならないと気を引き締めた次第です。

8つの資質。

少し前のことですが、現代の日本で最も優れた経営者であり、生きるレジェンドと言われる稲盛和夫会長が京セラが30周年を迎える時に、考え、社内に向けて発した言葉を平和堂の50周年記念式典の基調講演に登壇された際に紹介された記事を目にしました。そこにはフィロソフィー(企業哲学)を理解して実践してくれるリーダーを社内に育成することが企業が永続的に発展する秘訣だと書いてあり、そのリーダーの条件がまとめられていました。確かにその通りだと激しく共感したと同時にその困難さを目の当たりにして、はるか遠い道を歩まねばならぬと覚悟を決める必要を感じた次第です。その稲盛会長の訓示を以下に自戒を込めて備忘録として抜粋、転機しておきます。

第一に、自分の担当した部門に対して夢、理想をもった人でなければなりません。

二番目は、担当した部門に対して自分がこうしたい、ああしたいと抱いた夢、理想を実現させるための強い信念、勇気、情熱をもった人でなければいけません。

三番目は、自分の担当する職務を達成するために、必要なそれぞれの職務を分解し、まとめ上げられる人です。

四番目は、自分の担当する職務を達成するために細心の神経をもつ人、つまり、非常に神経の細かい人です。

五番目は、自分が担当する職務全体を達成することは自分一人ではできませんから、自分の代わりになってその職務を遂行できる人、つまり自分の分身を選んで、その人を職務別に配置することができる人でなければならないと思います。

六番目は、自分が仕事を任せた分身が信頼できるかどうかを常に確認する人でなければなりません。

七番目として、長になる人は、部下から信頼をされる人でなければいけません。

八番目は、自分が担当する命題に対して常にチャレンジをしていく人です。新しい命題を自分自身で見つけて、常に果敢に挑戦をしていくような積極的な人でなければなりません。

10年プロジェクト。

この8つの資質を読んでみて、社内にリーダーを育てるどころか、自分自身がこの資質、条件を十二分に満たしているのか?という疑問が頭をもたげてしまいましたが、私のような駆け出しの経営者は人材育成と言いながらもスタッフと一緒に成長していくイメージで共に学ぶ姿勢が必要だということなのだと思います。上述の心がけ的なマインドセットと同時に、業務品質、顧客とのコミュニケーション、関係者、ステークホルダーとの関係構築等々、実務のマネジメント面を同時にブラッシュアップして地域で、クライアントから、そして共に物作りをする仲間から必要とされる事業所として存続を許される事業所になるべく、精進していきたいと思います。まずはすみれのスタッフに私たちが掲げて来た理念、ミッションステートメントを完全に理解してもらい、その価値観に沿った判断基準で毎日の業務に向き合ってもらえるところから。これからの10年プロジェクト、スタートさせることにします。

今日のアタリマエ

  • 準備なくして事業継承は難しい。
  • 責任を全うするには責任を取れる人になるべし。
  • リーダーになるには持つべき資質がある。
  • 人づくりは一朝一夕ではできるものではない
  • 10年継続して時間をかければできないことなどそんなにない。
  • 技術系の事業所は想いだけでは話にならない。
  • 後継者作りは自分自身も学びながら想いと品質の両方を共有するべし。

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質量転化の法則。〜アウトプット量の計測〜

12月25日 曇り時々晴れ

メリークリスマス!

って言っても娘には何年か前に「サンタなんかおらんわっ」とカミングアウトしてしまいましたし、そもそもクリスチャンでもなければ、キリスト教とも小学生の日曜学校以来ご縁がないし、クリスマスイブは昔読んだ小説(鬼畜!)を思い出しながら松本清張の暗いTVドラマに見入ってしまったし、要は私にはクリスマスなど殆ど関係ありませんが、世の中の人たちが楽しそうなのを見るのはいいものですね。SNSを覗いてみると世界中が赤とグリーンで埋め尽くされているかと思いました。(笑)

断捨離の副産物。

今日は夕方から今年最後のNPO法人ひょうご安心リフォーム推進委員会の定例会、運営会議に出席、その前までは昨日に引き続きデスク周りの断捨離を1年間の垢を落とすかの如く目の色変えて行いました。この1年間、あちこちに顔出して行きまくったセミナーや講演会、勉強会の資料を一通り整理するのと共にその中で気づきや学びになった、大事だった部分を振り返るいい時間になりました。毎年、何かしら新たな取り組みとして研修に参加するようになって久しいですが、今年は(昨年に引き続き)UX KANSAI 主宰のUXデザインセミナー&ワークショップとアクティブ・ブレイン・セミナーの講師養成講座に参加した2つがが強く印象に残った学びです。

UX KANSAIでの学び

UXデザインを学ばせて頂いた浅野先生には狭義のUXデザインの理論やそれを導く思考法、ワークショップの方法など、実務面で生かせる学びを多く頂きましたが、そんなことよりもこれまでの延長線上にない、これからの激動の時代を生きるにあたっての心構えや思想、もしくは哲学やあり方を学ばせて頂けたように思います。今年の初めの鹿児島での講座開講を皮切りに一気に全国に活動の場を広げた一般社団法人職人起業塾では研修講座以外にも団体の総会や協力業社会での講演の依頼を随分たくさん頂きましたが、人前で話すに当たって浅野先生に教えて頂いたことを(そのまま、笑)使わせてもらえたことは本当に申し訳ないくらいに有り難く、UX KANSAIの運営スタッフと共にご縁を頂けたことに感謝しかありません。本当に1年間お世話になりました。

ABS講師養成講座での学び

もう一つの東京での泊まり込み合宿的な研修を受講したアクティブ・ブレイン・セミナーの講師養成講座は曲がりなりにも(というか、勢いだけで)講師業を始めてしまった私にとっては本当に衝撃的な内容でした。人にものを伝えるというのはこんなにも緻密かつ厳密なもので表面的に見えるものとは別にバックボーンで計算と段取りをこと細やかに計算し尽くしておかなければならないのを思い知らされ、自分自身が行ってきたことの雑さやいい加減さを改めて思い知らされることになりました。講座の終盤、(またしても)勢いだけで認定講師の資格取得を宣言してしまったにもかかわらず、全くカリキュラムの消化が進んでいないことを思い出し、この1年間の積み残しの多さに愕然とした次第です。(苦笑)
私のこれまでの人生で成功パタンと失敗パタンを振り返ってみたとき、どちらも勢いだけで突っ走ってきた感が否めません。結果オーライ的に思いのほかうまくいったこともありますが、表面的に成功したように見えても実は再現性の低い薄っぺらい成功だったことも少なくなかったように思います。氷山が海面から現れているのがほんの一角の様に、表面に現れていない部分の実力をもっと養わなければと気付かされました。

大きな学びはやっぱり、アウトプット。

そんな一年を振り返りながら、自分の中で成長できた部分にスポットを当ててみると、やはりアウトプットの数が増えたことにより、自分の中でいろんな整理を行うことが出来て、特にマーケティングの分野での理論構築が進んだ様に思います。今更ながら、「建築業におけるマーケティングとは現場マネジメントのことだ。」と明確に言える様になったのは、人様にマーケティング理論を伝え、実践してもらい、成果を上げられた事例を数多く見て来たからだと思います。1年の終わりに際し、今年どれくらいのアウトプットの機会を持たせてもらえたかを振り返ってみました。

2017年のアウトプット量

1月 研修講師2回 セミナー、講演6回 主催の勉強会2回
2月 研修講師4回 セミナー、講演3回 主催の勉強会1回
3月 研修講師2回 セミナー、講演3回 主催の勉強会2回
4月 研修講師4回 セミナー、講演4回 主催の勉強会1回 ラジオ出演1回
5月 研修講師1回 セミナー、講演2回 主催の勉強会2回
6月 研修講師3回 セミナー、講演7回 主催の勉強会1回
7月 研修講師3回 セミナー、講演1回 主催の勉強会2回
8月 研修講師2回 セミナー、講演2回 主催の勉強会2回
9月 研修講師4回 セミナー、講演3回 主催の勉強会1回
10月  研修講師4回 セミナー、講演2回 主催の勉強会2回 ラジオ出演1回
11月  研修講師3回 セミナー、講演2回 主催の勉強会2回
12月  研修講師2回 セミナー、講演4回 主催の勉強会2回 ネットTV出演1回

フィードバックと言う宝。

曲がりなりにも人前で話させて頂く機会を与えてもらえるのは、少なからず、私に求められているモノがある訳で、その期待に全て応えられて来たかというと、正直、満額回答とはならないと思っています。しかし、この様な多くの機会を頂けることが次の新たなご縁に繋がり、また私自身の成長の糧にして来たことで、多少なりとも私に期待を頂いた方へのお返しをできる様になったのではないかなんて思っています。また、講演やセミナーの後でもらえるフィードバックは自分自身では気付かない、もしくは薄々気付いているが先送りしていたり、見て見ぬ振りをしている事柄を鮮明に浮き彫りにし、深い反省と共に求められていることを提供するチャレンジを掻き立てられたりすることも少なからずありました。まさに量が増えたことで質を見直す機会も増える質量転化の法則が働くのを実感させられましたし、今年もブログやアンケート、もしくは対面で頂いた多くの感想やご意見は私のかけがえのない宝になりました。皆様、本当にありがとうございました。

LIFE WORK

それにしても今年は多くの人に私の当たり前の話を聴いてもらいました。「建築の仕事の答えは現場にしかない。その答えを持って顧客に満足してもらい、確実に次の仕事に結びつける、そのためには現場に携わる一人ひとり、全員が主体性を持って顧客の立場に立った選択を繰り返さなければならない。」という当たり前すぎる理論をしつこく繰り返す、拙い私の話を聴いて、現場での意識を変え、行動を変え、結果を変える職人をはじめとする現場実務者が一人でも増えて、そこで作り出された価値が三方良しのビジネスモデルや社会を作る礎になれば、私にとってこんなに嬉しいことはありません。自分自身が職人として働いていた頃の将来への不安から目先のことしか考えられなくなったり、スタッフやその家族に対する後ろめたい気持ちを消し去るために昼も夜も家庭もなくがむしゃらに働き続けていたことを思い出す度、長期的に安定して稼げる方法であるマーケティング理論を一人でも多くの職人に伝えたいと思いますし、ミッションの達成を目指しlifeworkとして来年以降も精力的な活動を続けて行きたいと思います。今年ご縁を頂いたたくさんの方々には心から御礼を申し上げると共に、来年も引き続き、一般社団法人職人起業塾、そしてすみれ建築工房に応援の程、宜しくお願いいたします。

今日のアタリマエ

  • 自ら意識的に外の世界を見に行かなければ井の中の蛙になってしまう。
  • インプットした知識は使わなくては(アウトプット)一切の価値がない
  • 圧倒的な数をこなすことで自然に質が上がっていく
  • 自省、振り返り、フィードバックこそが成長の種
  • 時間をかけてでも成したいことこそ、lifeworkになる。

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